スレンダー角っ娘はデカ尻ドスケベ雌山羊~クーデレ敬語ヒロインとイチャイチャする~ 作:灰鉄蝸@機甲猟兵エルフリーデ発売中
「きゃっ♥♥」
寝台の上のやわらかなシーツの上に、仰向けの姿勢になるよう突き飛ばされた。
少し挑発しすぎたかもしれないという後悔、これからどんな風に犯されるのかへの期待、そして手荒なハジメへの不満。
すべてが混ざり合った複雑な感情を口にしようとして──
「乱暴です、よ……♥」
ハジメの男性器が下着から顔を出した途端、何もかもどうでもよくなった。
それはたくましく勃起していて、張り出したカリの深さも竿に浮き出た血管も記憶通り──ヤシェロの膣と子宮と卵巣と肛門と腸管と舌と咽頭をオーダーメイドのチンポしごき穴に作りかえた男根。
自分から望んでそうしたことを棚に上げ、被虐快楽のためそういうことにしながら、服従絶頂し始める少女の内臓。
へその下あたりで臓器が放つ熱は強烈で、だらだらと玉のような汗が股下の太もも付け根を伝っていく。
「これぇ♥♥♥ これです♥♥♥ わたしをマゾ雌にして♥ わたしを堕としたハジメのおチンポ♥♥♥ はぁぁッ……♥ こんなに立派になって♥ カリ高おチンポすきぃ♥♥♥」
熱病のように浮かされながら、ヤシェロは羞恥心の概念が頭から消えた言葉で伴侶のチンポを褒めそやす。
男根の大きさや形状など問題にならないと言った直後に男性器を褒めそやす矛盾した言動──脳みそまで色ボケした変態雌畜がいかに品性下劣な生き物であるかの証明──それでいて根幹の一途さが変わらないのだから、恋人あらため夫、あるいは飼い主のハジメにはたまらなかった。
ますます硬度を増して反り返る陰茎を見て、少女は淫蕩な笑みを浮かべる。
──わたしの人生めちゃくちゃにしたおチンポ♥♥♥ すごくかっこよくなっちゃいました♥♥♥
成熟した雄の男性器なのに垢一つなく、つるつるとしてピンク色の亀頭。
その肉体がヤシェロと交わるために新造されたまっさらな新品である証──その童貞を奪うかと思うと興奮した。
しかし男根をいきり立たせつつ、衣服を脱ぎ捨てたハジメは悩ましそうに眉根を寄せて。
とうとうため息と共に少女を
「……いろいろ気にしてるから尋ねるんだけど。俺が〈クルクス〉で今まで愛し合っていた相手だって気づいたとき、どう思った?」
「そ、それは……あらためて言わないとダメですか?」
無言。
じっと見つめられると耐えられない。
「わっ、わかりました♥ 言います、言いますからぁ♥♥」
彼のその気があろうとなかろうと、ヤシェロの変態性を自白する結果になるのだから。
ぞくぞくと背筋を震わせ、瞳を涙でうるませながら少女は口を開く。
その口の端がつり上がっていることにも気づかずに。
「こ、興奮しました……♥ 胸がときめいた日々も♥ しあわせでいっぱいになった初めての夜も♥♥ 一般居住区でデートしたことも♥ 思い出の海辺でお尻から精液ひりだしたのも♥♥ ぜーんぶ苦しくなって♥♥ 興奮しすぎて頭がおかしくなっちゃうかと思いました♥♥♥ 胸がドキドキして止まらなくなっちゃうんです♥♥♥」
思い出しながら興奮したのか、ヤシェロの股間から愛蜜の飛沫。
とろとろと流れ出す分泌液の水気はローライズのエグいショーツを湿った布きれに変えて、今では太ももの内側を濡らす有様。
挙げ句の果てに尻肉を伝い落ちてシーツにシミを作り始めている。
はっはっと体温の上昇した犬のように浅い息を繰り返すヤシェロ──発情しきった雌を眺めると、しみじみとハジメは言った。
「本当に、ヤシェロは終わってる変態だね。お嫁さんがこれって思うと前途多難だ」
「軽蔑しますよね」
「ヤシェロ」
ハジメの身体が覆い被さってくる。
仰向けの少女に顔を近づけて、耳元でささやくように一言。
「──愛してる」
心臓が跳ねあがった。
「────────────────―♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」
こんなにもうれしい気持ちすら、快楽に変換してしまう角人の性が恨めしくなった。
どれだけ蔑んでも、卑しいと罵られても、それがヤシェロの望みだから叶えているに過ぎないと。
だから安心して堕ち続けろと祝福されている。
「ハジメ……んむぅ!? はむっ♥♥ んちゅる♥♥♥」
不意打ちのキスだった。
仰向けの身体を押しつぶすように抱きしめられ、彼のたくましい腕力と体温を感じながら舌を差し込まれる。
それは恋人同士の愛を確かめあう優しい接吻ではなく、舌と舌を絡め合い、唾液と空気を混ぜあってすすり合う淫猥な性行為だった。
挿入された舌を舐めあげたお返しにぞりぞりと歯茎や頬の内側、上顎の裏を舐め取られ、流し込まれた唾液をごくごくと飲み干していく。
舌に淫紋が刻まれて改造済みのヤシェロには、これだけで至福の快楽が与えられてしまう。
「じゅぷぅ♥♥ じゅぽぽっ♥ んじゅぷっ♥ ほひっ♥ いきなりキスなんてひきょーれふよ♥♥♥」
つうっと唾液の糸が二人の口の間にかかる──狂ってしまいそうな歓喜の中で、ヤシェロの中に芽生えたのは彼にすべてを伝えたいという欲求だった。
そっと彼の胸板を押し返して、密着していた身体を離すように要求。
身体を起こして少女と距離を取った彼を見て、こんな自分を信頼してくれることに愛おしさがこみ上げてくる。
「わたしのおまんこ見てください……はい、相変わらず無毛ですよ♥ ハジメはそっちの方が好きですよね♥ あんっ♥ や、ちょっ♥ 距離ぃ近いです♥ 息吹きかけるのダメェ♥♥」
挑発するような物言いをついしてしまうのは、血走った目で獣欲を向けてくるハジメが可愛いからだが、このまま流れで犯されては惜しすぎる。
もっと彼には興奮を高めてもらって、最高の状態の
被虐嗜好の変態でありながら他者を支配する人種の傲慢な発想──それゆえに本気で一途な愛情が、恥も外聞もない淫語を言わせていく。
両手を股間へと伸ばして、愛液塗れの白のショーツを横にずらす。元々、セックスを盛り上げるためのセクシーランジェリーだったので簡単に秘所が露出した。
すっかり充血してはれぼったくなっているが、それでも乙女のような慎ましさを保った割れ目──色素の薄い肌によく生えるピンク色の秘裂が、下品にぱくぱくと開閉していなければ、だが。
ヤシェロの身体の中でも特に、膣口は弄った部位だ。本来、人体には存在しない筋肉と快楽信号専用神経を追加した女性器は、ハジメの陰茎に最適化された異形の膣壁運動を可能としている。
上辺の見かけこそ清楚だが、中身はどうしようもなくスケベな持ち主そっくりの恥ずかしい場所だ。
「ん……♥ 見えますか……ハジメにずっぽりハメハメされて♥♥ 伴侶おチンポ専用に躾けられちゃったおまんこ♥♥♥」
その割れ目に指を差し込み、ヤシェロが秘所を割り開く──ぬちょっと粘液質な音がして、興奮で分泌されている白く濁った本気汁がどぷりとあふれ出した。
淡いサーモンピンクの女性器が、遠慮のない男の視線にさらされていく。
膣道の隅々まで作りかえて、今では凹凸のある
子宮口まで見えてしまいそうなほど広げられた穴だが、ハジメの視線がそれを映すことはない。
「ヤシェロ、これ……」
何故なら。
「はいっ♥ あなた専用におまんこも子宮も卵巣も造りなおしちゃいましたから♥♥♥ 処女膜も二回目です♥♥ かわいいですか……♥」
粘膜から伸びた薄い筋が皮膜のように伸びて、膣の入り口にかかった蜘蛛の巣のようになっている。
なるほど、それは紛れもない純潔の証だったが、これほど無意味で悪趣味なものはないだろう。
散々に男性器に穴を蹂躙され媚びへつらい、とうとう臓器まで捧げて作りかえるような淫乱の処女膜など質の悪い冗談にしかならない。
つまるところは処女ごっこをして男根にぶち破られるためのトロフィー、身も心も生まれ変わった二人の初夜ごっこを盛り上げるマゾ女の倒錯した趣味。
「ぜーったい感覚忘れないように疑似神経たくさん通しておきましたから♥♥ 痛いのも気持ちいいのもすごいと思います♥♥ わたしが泣き叫んでも遠慮なく破ってくださいね♥♥♥」
ごくり、とハジメが息を飲むのがわかった。股間の陰茎がさらに硬度を増して、先走り汁で亀頭が濡れ始めている。きつい雄の性臭を嗅ぎつけて、ヤシェロは嗅覚だけで達しそうになった。
彼に性の対象として意識されるのがうれしい。
おチンポしごき穴として膣をほじくられたい願望で頭がいっぱいになりながら、自身の雌畜としての性能を旦那様にお伝えする。
「わたしの身体、とっくの昔にあなたの
全身に浮かび上がった光り輝くタトゥーは、独自の疑似神経網を持つ微小機械──身体改変構造体が定着した証。今まで潜在的に存在していたが無意識に封じ込まれていた欲望と共に発現、ヤシェロの身も心も淫らに作りかえていった淫紋である。
もしかしたら今の言葉は、少女の心身と完全に融合しきったそれからの求愛だったのかもしれない。
どこまでが元々のヤシェロでどこからが改変体によって顕在化した性質だったのか、もう誰にもわからないけれど。
蕩けきった顔で笑い、少女は誘う。
「理性も本能も選んじゃうんです……♥♥ 恋愛も♥ 結婚も♥ 交尾も♥ 子作りも♥ この人じゃないとダメだって♥♥♥」
紡がれる言葉はひたすらに一途で淫らだった。
熱に浮かされたような言葉を裏付けるように、両手の指で広げられた秘裂がうごめき、どぷっとまた愛液を吐き出す。
セミロングの黒髪が汗でうなじに張り付き、切れ長の目の奥で黄金の
「……ハジメ♥ じっくり……刻み込んでください♥♥ わたし一人じゃ絶対にできないセックスで……♥ おまんこの奥の……発情して媚びへつらってるザコ雌の子宮口まで♥♥ あなたのたくましいおチンポ届けてください……♥♥♥」
後悔があるとすれば、もっと普通の関係を彼と築けなかったのかということだけ。
けれどそれはヤシェロがヤシェロである限り、叶うはずもない願望。
少女の手が届くのは堕落と背徳に彩られた恋だけだった。
寂しそうに目を細めたヤシェロを見て、一瞬、ハジメは懐かしいものを見るような顔をして。
「入れるよ」
すぐに少女の股を開いて、正常位の姿勢で挿入すべく股間と股間を近づけていく。
勃起した男根の熱と圧迫感に、きゅうっと下腹部がうずいた。
「は、はい♥ あなたのおチンポで……トドメさしてくだひゃうぅぅぅうううん♥♥♥」
愛液でふやけきった膣口は何の抵抗もなく、にゅるりと亀頭を飲み込んでしまった。
そこまでは順調だったが、問題は再生された処女膜。どろどろに濡れそぼって男性器を歓迎する膣壁と異なり、決して薄くない皮膜で作られた処女膜は、血管も通っている生きた体組織だ。
ヤシェロの被虐嗜好で疑似神経まで追加されたそれは、あっさりと突き破るには頑丈すぎる。
最初に比べてはるかに苦痛を伴う処女喪失であった。
押し入ってきた男性器が、膣口をふさぐ生意気な雌粘膜を引き裂いていく。ぶちぶちと音を立て血管が千切れ、疑似神経が断裂する──ヤシェロの脳が受信したのは純然たる激痛だった。
「ほひっいぎゃあああああぁぁああん♥♥♥ いっぎ♥♥ いだっ♥♥ いだい♥♥♥ きもひっいいんっ♥♥♥ ほっへ♥ ほぉおおおおぉおお♥♥♥」
にもかかわらず無様な
──痛い♥ 痛いぃ♥♥ 痛いから気持ちいい♥♥♥
度重なる改変体の肉体改造によって、少女の神経組織は苦痛を感じるとそれを快楽に変換する仕組みができあがっている。
みっしりと疑似神経が通った処女膜を男根で突き破られ、引き裂かれてずたぼろの残骸に成り下がる激痛。常人であれば失神するかもしれないそれは、そのまま絶大な快楽に変換されてヤシェロの脳を震わせていた。
泣き叫ぶようにイキ声で喉を震わせ、ぽろぽろと涙を流す顔は快楽の
男根と膣口の結合部から流れ出す鮮血と愛液が混じり、朱色の混淆液になってシーツのシミを広げていく。
「おっおぉお……はひっ♥♥ わ、わたひの処女♥♥♥ 奪ってくださってありがとうごあいまっ♥♥ ひゃおおぉぉおん♥♥♥」
だらしのない顔でお礼を述べようとしたヤシェロに対して容赦ない腰ふり。
こんな淫乱女の偽物の処女を奪ったのがなんだというのか──そう言いたげな苛立ち混じりのピストン運動は、少女の細腰をへし折りそうな勢いで苛烈だった。
ずこずこと膣壁を掘削する亀頭が子宮口を叩き、そのたびに奇妙なスイッチを入れられたかのように震える肢体。
「おほっ♥♥ あ゛はぁっ♥ んぉっ♥ ほっ……本気の種付け交尾っ♥♥ 動物みたいな声っ♥ 出ちゃうからぁ♥♥ ひぎっ♥」
「今さら過ぎるだろ! 自分のあえぎ声聞いたことないのか!」
「はひっ♥♥ 下品な声であえいでごめんなひゃいぃ♥♥♥ き、きもちいいから無理ぃ♥」
叱られて謝罪する間にもぴしゃぴしゃと下品な水音を立て、べっとりと男性器に絡みつく愛液を分泌し続ける膣。
亀頭のカリにこそぎ取られた蜜が、ヤシェロの体臭と同じ甘ったるい性フェロモンをまき散らし、飛沫が飛ぶたびににおいが充満していく。
スリットの入った花嫁衣装の裾はすでにシーツ共々、彼女自身の分泌液で濡れてしまっており、挿入の邪魔になる前垂れをハジメがずらしてしまった。
元々、雄の寵愛を受けるためのスケベ衣装に着付けも何もあったものではないが。
「そういえば子宮改造したって聞いたけど、どう変わったのかな」
尋ねつつ腰使いを変えて、ぐりぐりと回転するように亀頭で膣壁をこすりつけるハジメ──肉襞の一つ一つに味覚と快楽神経を増設したヤシェロは、文字通り下の口でチンポを頬張っていた。肉襞を意のままにうごめかせ、亀頭を舐めしゃぶり、竿で愛撫されて嬌声をあげる。
味覚と直結した性感帯が膣に何千個とある感覚に、唾液がだらだらと分泌されてしまう。
美味しいチンポをはむはむと食べる下の口に、上の口が嫉妬しているのだ。
そうして分泌された唾液をぽたぽたと口の端からこぼし、ヤシェロはよがり狂う。
「おっ♥ おおぉ~~~♥♥ や、やめへ♥♥ しゃべれまひぇんからぁ♥♥♥ もっとやさし──きゃひっ♥♥♥」
小うるさい口を黙らせるように、ヤシェロの尖った胸の先端に吸い付くハジメ。薄手のインナー生地に包まれた小ぶりな乳房は、あの豊満な巨尻に比べればずいぶんと控えめだった。細身の少女が持ってバランスが取れる尻肉の限界に挑戦したようなデカケツに対して、ヤシェロの胸はいかにも慎ましい。
彼女自身は胸の大きさに思うところはない。むしろ大きすぎて性的な目で見られる元凶のお尻に比べれば、理想の自分に近しい部位だとすら思っていた。
だがそんな余裕のある自己認識も、こうして最愛の人に舐めしゃぶられると霧散してしまう。薄いインナー生地はほとんど少女のボディラインを隠すことがなく、つんと立った桃色の乳頭も丸わかりだった。
ぴちゃぴちゃとわざと音が立つよう、インナーを唾液で汚すハジメに乳首を甘噛みされる──バチバチと脳裏で弾ける快楽の電流。
「んおっ♥ おおぉぉおおん♥♥ ほおおおお゛お゛♥♥ いぐぅ♥ いっぐぅぅぅう♥♥♥」
限界まで背筋を反り返らせ、迎え腰でぎゅっと股間をチンポに押しつけながら
それと同時にきゅうっと締め付けられている男根の先端は、膣壁に誘われて子宮口に到達。
散々に雌を鳴かせたことがわかる、べっとりと愛液に塗れた雄の象徴が子宮口を小突く。
すると針を通すかどうかの子宮への入り口がぱっくりと開く──むちむちとした肉厚の子宮口が、むしゃむしゃと亀頭を包み込んで。
──じゅぽ♥ じゅるるるるる♥♥ じゅぷぅううぅうううう♥♥ じゅろろろろぉ♥♥♥
強烈な
こんなものを不意打ちされて、こらえきれるはずもない。
そして生まれたての身体であるハジメにとって、この射精は精通を意味していた。
「うっ、あっ……ああああぁあああ」
性的な機能そのものは常人以上に強化され、成熟している少年の二度目の精通。
それは想像を絶する快楽だった。
たっぷりと精液を貯蔵していた
一度目の精通は自慰だった。ヤシェロのお尻に欲情して、自室で手淫の末に吐き出してしまったのだ。それに比べてもこの二度目の精通の快楽は桁違いだった。
それも当然か。
快楽に堕ちきり、ハジメの男根をもてなすことに最適化されたヤシェロと交わっているのだから。
つたない
とうとう亀頭にまで達した精液が鈴口を押し広げ──
──びゅぷ、びゅぷるるるる、どぷぷぷぷぷぷ♥♥♥
たまらず射精するハジメ。
それは女を知らなかった二つ目の身体が、ヤシェロの色に染められたことを意味していた。
うめき声を上げる彼の頭を両腕で抱きしめ、角ある少女は幸せそうに微笑む。
子宮に直接精液を注がれ、想像を絶する快楽を感じながらも──それ以上の多幸感と愛情が、精液の味を塗りつぶしていた。
「はぁぁああ……ハジメの
慈母のように優しい表情と、淫魔のように蠱惑的な声音が混じった姿。それはこの交尾において、誰が誰を捕食しているのかを如実に表していた。
「ヤシェロ……これ、は!?」
射精を終えてしぼむ陰茎を膣道で締め付け、子宮口でくわえ込む。
やわやわとチンポを愛撫して硬度を取り戻させながら、ヤシェロは淫魔のような笑みを浮かべた。
「はい♥ 子宮口でハジメのおチンポ食べちゃってますよ……♥♥ くすっ♥ わたしの子宮ぜーんぶ溶かしてぇ♥♥ 微小機械でおチンポ奉仕臓器にしちゃいました♥♥♥ 今みたいにおチンポのことはむはむって頬張って
自身の薄い胸に顔を埋めて息を整える少年を、愛おしげに見下ろしながら。
ヤシェロは救いようがなく逸脱した言葉で愛をささやくのだ。
「あっ、でも♥ ハジメがわたしを孕ませたくなったら言ってくださいね……♥♥ 今は避妊状態ですけどすぐ切り替えられます♥ 受精卵もお腹の中で時間凍結して保存できますから♥ 赤ちゃん産ませたいときまで取っておけるんですよ♥♥」
自分の子宮の都合の良さをアピールする間にも、ヤシェロは倒錯した興奮を覚えている。
彼女の常識が書き換えられているのではない。それがどれだけ異常な行いで、自身の生殖器がどれほど異形であるかを理解しているから、少女は一連の自分の言葉に興奮できた。
あまりにも末期的な倒錯マゾの姿がそこにあった。
「女の子の卵って普通は有限なんですけど……わたしの卵巣は絶えず生まれたての卵子を作ってずーっと排卵できるようになったんです♥♥ 数も四つに増やしましたから改造中でもどれか一つは使えます♥ あと卵子が受精したときは……連動して全身の性感帯で気持ちよくなっちゃうよう条件付けもしてぇ……♥♥ きゃっ♥ またおチンポ大きくして♥♥」
膣内で再び大きくなっていく男根を感じ、ヤシェロはとろりと微笑む。
「赤ちゃん産ませたいときって……まさか自分の身体で育てるつもりなの?」
「……たしかに生身の女の子の身体で生殖する意味なんてないですよね。むしろデメリットばっかりです。何のための人工子宮かって考えたら非効率的ですよね」
驚いたようなハジメの問いかけ──宇宙時代において人間の生殖は自動化され、人工子宮による生育が基本である。
性行為によって受精した受精卵や胎児を安全に摘出、人工子宮へと移して定着させる技術は使い古されたものだし安全性も高い。
よほど懐古主義のコミュニティでなければ、まず子作りの主流はそういう形になるし、この〈天啓号〉においてもそれは変わらない。生身の出産のための医療施設も用意されてはいるが、人口維持のための生殖行為は人工子宮を前提とした体制なのである。
それをわかっているからこそ、ヤシェロの淫欲は昂ぶっていた。腕の中の愛おしい彼に、自分の身体を完膚なきまでに征服して作りかえて欲しいと願ってしまう。
「でもぉ……♥ 見たくないですか♥ ハジメの赤ちゃん植え付けられてお腹がどんどん大きくなっていくんです♥♥♥ おっぱいも膨れて♥ 体つきが崩れていって♥ 骨盤も今より広がっちゃって♥♥ 日常生活に支障来すぐらい何もかも変えられちゃうんです♥ これから赤ちゃん産みまーすって身体で自己紹介してる女の子♥♥ あなたの種でこの雌を母親にしてやったってトロフィーにするんです♥♥♥」
異様な興奮を宿した目で、うっとりと自身が孕まされたときの光景を語るヤシェロ──女性的に成熟していく肉体を疎み、男装趣味に走った少女とは思えない言葉だった。性的奉仕の一環として妊娠を語るというネジの外れた言動に、さしものハジメもあきれ果ててしまう。
彼女の提案にひどく興奮し、男根を硬く勃起させているのはさておいて。
少女の胸から顔を上げ──唾液が乳首と唇の間に橋を作る──て、身体を起こしながらため息一つ。
「あのさ、ヤシェロ──俺は君と違って良識が生きてるんだ。そんなセックスのスパイスみたいなノリで生まれたらかわいそうだろ。赤ちゃんのことを真面目に考えようか」
冷たい目で正論を述べつつ、すっかり大きさを取り戻した挿入済みチンポで、少女の腹を内側から小突いた。
先ほどの絶頂の余韻に浸っていて、ガニ股で足を開きっぱなしのヤシェロにはなすすべもなかった。
「ひぅ!? ちゃ、ちゃんといいママになりますからぁ♥♥ やぁ♥ おチンポでお腹小突くのやめてぇ♥ き、きもちいいのやぁ♥♥」
「そういう問題じゃないからね。経緯を聞いた時点で傷つくよ、普通は。いくらヤシェロが変態でも限度があるよ。君が産むとしても、それは俺の子供でもあるんだよ? ド変態の淫乱マゾ女の趣味で生まれてくるなんてかわいそうな境遇にしたくないよ」
「ご、ごめんなひゃいっ♥♥♥ ひうぅぅっ♥ やぁ♥ おチンポ強くなりすぎぃ♥♥」
涙ぐんでヤシェロが震えているのは、快楽が閾値を超えたせいだった。怯えているわけでも罪悪感に押しつぶされそうなわけでもない。むしろわざわざ自己嫌悪や罪悪感が呼び起こされそうな言い回しを選んでいる節があった。
本当にどうしようもない被虐嗜好であり、こんなものに付き合わされる側はたまったものではない。
「お仕置きが必要だな」
ぐいっと腰を引いて、元通りの大きさを取り戻した陰茎を引き抜く──子宮口が亀頭を逃すまいとくわえ込み、膣壁がきゅうきゅうと竿に吸い付いてくるせいでそれだけのことに一苦労だった。
亀頭で子宮口──いっそチンポ奉仕宮とでも改名すべきかもしれない──をこじ開け、ぱちゅんっと大きな音を立てながら男根を膣から引きずり出す。
どろどろの愛液と精液の混淆液、白く濁ったねばつく液体をカリがたっぷりこそぎ取り、その感触だけでヤシェロは軽く達したのかビクビクと震えていた。
がに股で足を不格好に開ききり、だらしなく開いた口元からは唾液がこぼれ、股間から蜜を垂れ流し続ける雌畜。男装の麗人としてのヤシェロを知っている人間が見ても、とても同一人物とは思えないであろう痴態だ。
「ヤシェロ、お尻こっちに向けようか」
「はい……♥♥♥」
言われるがまま身を起こし、四つん這いでハジメにその卑猥なデカ尻を向けるヤシェロ。その頬は上気しており、何かを期待するように後ろを振り返ってはちらちらと少年に流し目を送っている。
大きく豊満な尻肉だった。全体的に細身で肩幅の小ささや腰の細さなどから
ちょうどハートマークを逆さにしたような桃尻は尻肉の谷間も深く、その奥ではぷっくりと膨らんだ菊の穴が一つ。散々にハジメの男根で掘削され拡張された肛門はチンポを楽しませるための穴として最適化され、ゴムのように伸縮してどんな怒張も受け入れるだろう。
もう少し大きければヒップサイズだけで一メートルに届くのではないかと思えるデカ尻だが、その形は一切崩れておらず、張りのいい尻肉のやわっこさは衣装の布地ごしにも丸わかりだった。先ほどからの情交でヤシェロとハジメの体液に塗れた着物はべちょべちょに汚れていて、ヤシェロの尻肉の汗を吸ってぴっちりと張り付いていた。
甘ったるい雌臭と精液の生臭さが嗅覚にしみこみ、ハジメに異様な興奮を与えていく──ぎんぎんに勃起した男性器を、生意気な雌の尻に打ち付けてやれという欲望に火が灯る。
「邪魔だね、これ」
「あっ♥」
尻肉に覆い被さっていた裾をめくりあげ、デカ尻をあらわにする。
色白のヤシェロらしく水菓子のように透き通っていて、悩ましい曲線を描くお尻。その肉付きはよく、汗と愛液と精液でしっとりと濡れる尻の谷間からはたまらぬ淫臭がした。骨盤から発達しているせいか、横にしっかりと広がり、それでいて後ろにも盛り上がった安産型の巨尻──その骨盤の内側にはチンポに奉仕するためのマゾ臓器に成り果てた子宮と卵巣、膣が詰まっている。
ぷっくり盛り上がった肛門がひくひくと物欲しげにうごめいていたが無視。
ハジメは勢いよく腰を打ち付けて、一息に後ろからヤシェロの性器を刺し貫いた。どちゅんっと子宮口を不意打ちしチンポに叩かれるサンドバッグにしてやると、悲鳴のような嬌声が喉からほとばしる。
「お゛っ────!? お゛っお゛っお゛ほぉおおぉぉおおおん♥♥♥」
キックミットのように肉厚の尻肉が男の腰を受け止め、ぱぁんと気持ちのいい音を鳴らした。細腰に対して豊満すぎるデカケツの正しい使い道ですと言わんばかりの、卑猥な尻肉の音。
その衝撃をもろに内臓で、マゾ雌畜子宮で受け止めたヤシェロは背筋をのけぞらせ、股間から何度目かもわからない潮噴き。
高度な超空間通信素子が詰まっているエメラルドグリーンの山羊角は狂ったように『強い快楽』『歓喜』『混乱』を示す発光信号をランダムに表示。
ハジメから見えないヤシェロの顔は涙とぐちゃぐちゃで、半開きの口からは唾液塗れの赤い舌が突き出されている。
下品すぎて雌犬と呼ぶことすらはばかられる
つうっと背筋を指先でなぞると、ヤシェロの身体がびくりと震えた。
「ひぃん♥ は、ハジメ♥♥ そこ、やぁ♥ やさしいのだめぇ♥♥」
「俺のお嫁さんなんだからさ、優しくするのは当然だよ」
ぞくぞくと背筋を駆け上がる高揚感に襲われるヤシェロ──どれほど否定しても膣は正直で、きゅんきゅんと締め付けを強くしている。ぞりぞりと円を描くように腰を動かして、ゆっくりと優しく女性器をほじくりかえされ、少女は身もだえするしかない。
強い苦痛や屈辱を快楽にしていた直後に優しい恋人同士のセックスをされて、そのギャップにやられているのだ。
「ヤシェロの色白デカケツ、本当にいやらしくてエロくて可愛いよ。いつ見ても興奮する。これが俺のモノってだけで気分がいい」
「やぁああ♥♥ い、いつからそんな目で見てたんですかぁ♥♥♥」
「ずっと。君のデカケツで精通した」
「うぅ~~~~♥♥♥」
背筋をなぞる指がうなじに達すると、ハジメはゆっくりと指先を動かして、汗で肌に張り付いていた頭髪に触れた。セミロングヘアの黒髪はここ最近のヤシェロの定番の髪型だった。女性として成熟していく身体を疎みながらも、好きな人に女の子として見て欲しいという屈折した感情が、ロングヘアでもショートヘアでもない中間の長さを選ばせていた。
頭に被った頭巾のようなベールをずらし、ハジメはその髪に触れる。
「この黒い髪、いつ見てもさらさらで綺麗だ。ずっと見てたせいか、おれの好みもこのぐらいの長さになった気がするよ」
神妙な顔で淡々とヤシェロの容姿を褒め続けるハジメ──恥ずかしすぎて頭がどうにかなってしまいそうなのに、少女は胸のときめきが止まらなくなってしまう。
「ほ、褒め殺しはダメです♥♥♥ あの、もっと普通に……♥」
「罵られるのが好きなのはヤシェロの趣味だし普通じゃないから却下」
「そんなぁ♥♥♥」
いやいやとかぶりを振るヤシェロが逃げられないよう、空いている方の腕を腹の方に回してぎゅっと胴体を固定するハジメ。
挿入中の下腹部を圧迫されたヤシェロはたまらず嬌声をあげた。
「ひゃうぅ♥♥ おチンポ入ってるお腹ぁ♥ そんな風に掴まないでぇ♥♥」
「君の優しいまなざしが好きだ。涼しげな顔立ちが好きだ。微笑む口元が好きだ。君の声が好きだ。形のいい耳が好きだ。本音ばっかり話す山羊角が好きだ」
「あうぅう♥♥♥ はずかしいからぁ♥ やぁあ♥♥♥」
ずちゅずちゅと水音を立てて膣をかき回し、子宮口を小突いては吸い付かれる男根。お腹の上から子宮と膣を圧迫して密着してくるたくましい男の腕。ぷんぷんと顔って嗅覚に染みついた雄の体臭。聴覚から脳に染みこんでいくヤシェロへの愛の言葉。
脳みそがぐらぐらにゆだってしまう。
どろどろに煮溶けて被虐と背徳の中に混ざった少女の恋情が、つい不満をもらしてしまうぐらいに。
「……な、中身は褒めてくれないんですか♥」
その問いかけを待っていたように顔を寄せ、ハジメはそっと耳元でささやいた。
「ヤシェロのぜんぶが大好きだ」
「────────────────────────♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」
もう条件付けされた犬と同じだった。
絶頂──ぷしゃぷしゃと性懲りもなく愛液を噴き出し、彼の股間を雌汁塗れにしていく。背筋が弓なりにしなって、腰を浮かせて
少しでも気を抜いたらへばってしまうのはわかっている。
ついまた子宮口で亀頭を頬張ると、お仕置きするように尻を叩かれた。ぴしゃり、と軽いビンタだったが、淫紋で快楽神経が増設された尻肉にとっては刺激が強すぎた。
「いっぎゃあぁ♥♥♥ ハジメ♥♥ なんでぇ♥」
「これはお仕置きだって言ったよ、ヤシェロ。君がしたいように交尾する時間じゃない」
優しい声で諭される。
その声音にたまらない安心感を覚える自分を見つけて、ヤシェロは悟ってしまう。
──ああ♥ これが
普通に恋人として自分を愛してくれている人に歪んだ性的嗜好を押しつける罪悪感と背徳感で、何もしなくても軽く絶頂できた。
あらゆる責任を放棄してどうしようもないマゾ雌として雄にかしずく充実感──自分を慕ってくれている
そしてその絶頂は、膣壁の
「叱っても気持ちよくなるんじゃお仕置きのしようがないよ、本当」
あきれ果てたそぶりを見せているが、髪をすいてくれるハジメの手つきはとても優しくて。
愛情を実感できた。
さらり、と耳にかかった髪を指ですいて、少年は愛おしそうに呟いた。
「さっきも言ったとおり……俺は君をこんな変態にしちゃった責任を取らないとね。恋愛も……婚約も……子供産ませるのも……これからのヤシェロの人生すべて奪ってあげるからさ」
刹那。
ずんっ、と奥に重たい一撃が加えられて。
もう一撃。息が止まった。
もう一撃。悲鳴をあげた。
もう一撃。豚のように鳴いた。
まるでセックスというのはヤシェロの子宮をサンドバッグにしてチンポで殴る競技だとでも言いたげな
「えうっ……ほぎぃ! あ゛うっ! これっ♥ ダメ♥ おチンポ暴力覚えちゃうぅう♥ きゃうんっ♥♥」
「ヤシェロ、お礼は? ちゃんと自分が誰のメスか誓ってくれないか」
先ほどまでの甘い
心の底からのよろこびとともに。
「はひぃ♥♥ わらひぉ♥ おひんぽしゃまで♥♥ こわしてくれて♥ ありがとうございまひゅううう♥♥♥ ハジメのおチンポ♥♥♥ 最高ですっ♥♥ んひっ♥ はぁぁあ♥ 奥イイッ♥♥♥」
言ってしまうともうダメだった。
頭がぼやける。心臓が高鳴る。お腹が熱い。
チンポで殴打され続ける子宮が気持ちいい、気持ちいいとよがり狂い、チンポで殴られるたびに亀頭へ感謝のキスを捧げて先走り汁をすすっている。
そのたびに腰をくねらせ、デカ尻で卑猥なダンスを踊ってハジメの腰使いに追従してしまう。
ばちん、とスイッチが入った。
脳裏をよぎる父母と手を繋いだ思い出──人間として言うべきではないことを、何度でも言いたくなってしまう。
「ほひっ♥ はっへぇええ♥♥ おっきぃ♥ もっとぉ♥ もっと壊してくだひゃいっ♥♥♥ わたしの人生めちゃくちゃにして♥♥♥ わたしの何もかも奪ったハジメ♥♥♥」
どごっ、と亀頭が子宮口に直撃。
苛立ちとともに子宮を突き上げられる──ぐりぐりとポルチオ性感帯を押しつぶされ、ぱふぁと開いた子宮口が受け止めようとするのも構わずに突き進む亀頭。
それはあっさりと肉厚の子宮口の唇を突破して。
──ずぼっ、じゅぼぼぼぼっ♥♥♥
あっさりと子宮の内部に突き刺さってしまった。なまじ
これまで精液以外、何者も侵入したことのない子宮に、ぐりぐりとハジメの男性器が入り込んで。
それが痛みなのか、快楽なのかわからなかった。
汗腺が開く。
玉のような汗が噴き出る。
「お゛っ お゛っ お゛お゛お゛お゛お゛お゛♥♥♥♥ ほぉぉおおおおおおぉぉおおおぉおおお♥♥♥♥♥♥」
獣のようなよがり声をあげるヤシェロの身体を抱きしめ、体重で押しつぶすようにしながら。
ハジメは怒りに満ちた声を絞り出す。
「どうかしてるな! 自分の親を殺されてよがるか普通!」
半ば罵倒に等しい言葉もまた、間違いなくハジメの本心だった。
ばちばちと頭の奥で火花が散って、それが気持ちいいのだと気づく──視界が真っ白に焼ける──あれほど優しくしてくれた恋人からの本物の怒りに心が打ち震える。
悲しくて、苦しくて、うれしくて。
「はひっ♥♥ すごくわるいことですっ♥♥♥ だからきもちいいのぉ♥♥」
ハジメがいなければ、あらゆる意味で今のヤシェロは生まれていなかっただろう。そこには複雑な愛憎が宿って然るべきだったが、少女にとってそれはもう通り過ぎた問題だった。
父母の死も、銀河に吹き荒れた殺戮の嵐も、その元凶が自身の伴侶であることも、すべてを自身の被虐嗜好を満たすために消費する。
──最悪です♥♥♥ ハジメもわたし自身も傷つけて♥♥♥ こんなのが気持ちいいから最低っ♥♥♥
自傷行為に等しいからこそ得られる破滅的な快楽。
この行いが、どれほど自他の尊厳を傷つけるかわかっている。だからこれ以上、外界にこの快楽の種を求めようとは思わない。
それに、とヤシェロは思う。
この世界は彼女が望んで壊さなくても理不尽と痛みに満ちているから、ただ懸命に生きるだけでひどい目に遭うだろう。
生きることは罰であり、存在こそが最も罪深く痛みに満ちた快楽の源泉なのだ。
この快楽がある限り、ヤシェロはどんな悪逆も背負うことができる。
人間として最悪の行いの中に運命への愛があった。それはヤシェロの中でだけ明白な真実であり、他者から見れば狂気と大差ない論理だ。
──体重かけて♥ ハジメに奥突かれるの好き♥♥♥
──ダメになる♥♥♥ 子宮もおチンポに媚びちゃってるぅ♥♥♥
子宮口をこじあけたチンポは、そのままぐりぐりと子宮の内側にねっとりと体液をこすりつけていた。チンポ奉仕臓器として改造済みのマゾ子宮は、精液を拭き取るティッシュのように雑に使われていることによろこんでしまっている。
ハジメの肉竿に貫通された子宮口は、開けっぱなしと言うわけにもいかず、今度はチンポの幹の部分をぱっくりくわえ込み、血管の浮き出た竿を頬張って満足そうにしている。
子宮だけでなく自分たちも使って欲しいと哀願する膣壁は、その
精液をたっぷりため込んでぱんぱんに膨れ上がった
「
ハジメが動かない分、ヤシェロからの求愛行動は激しい。
くねくねと腰をくねらせてチンポを楽しませようと淫らなダンスを踊るたび、豊満な尻の谷間に汗の雫が何粒も流れ落ち、股間の結合部からじゅぷじゅぷと粘っこい水音。
デカ尻をゆすって射精をねだる卑しい雌畜の姿から、〈天啓号〉シップマスターに相応しい知性を感じるのは難しかった。
「いいんですよ♥ わたしもすごく悪い子ですからぁ♥♥ わたしのぜんぶ♥♥♥ はひっ♥ ほぉお♥ 一生捧げます♥♥♥ わたしが愛してるのは♥♥ ハジメだけです♥♥♥」
瞬間、びゅるっと熱。
一際多い先走りが子宮の中に放たれたのだと理解する。
「あんっ♥♥ 先走りたくさん♥ 精液くるんですね♥♥♥ 好き♥ 大好きぃ♥♥♥」
「ヤシェロッ」
四つん這いでハジメの男根を受け止めるヤシェロ──声をかけられて思わず振り向くと、舌を差し込まれ唇をむさぼられた。
二人でぬちゃぬちゃと舌を噛め合い、互いの鼻息を浴びながら見つめ合う。
胸がドキドキした。
「んぅー♥♥ あむっ♥ ちゅぷぅ♥♥♥ んふぅうん♥♥ やぁ♥ キスはひきょーです♥♥♥」
舌を引き抜き、唾液の糸を絶ち切りながら。
両手でヤシェロのお腹を締め上げて抱きつきながら、ハジメは天使のように笑った。
「
──びゅるうるるっびゅるるるるるるるるるる♥♥♥ びゅるうぅ♥♥♥ どぴゅるるるるるるううううう♥♥♥
それは種付けですらなかった。
まるで排尿でもするかのような気安さで注がれる、熱くてさらさらの新鮮精子たっぷり精液。
どぽぽぽぽ、とヒトの射精にしては長すぎる時間、彼のそれを注がれ続ける──以前と同じ作りの肉体なんて嘘だったと身体で理解させられる。
彼の二つ目の身体は、ヤシェロを犯し抜くためだけに生殖能力が強化されている。
一度目の射精のとき、情けない顔のハジメを可愛いなどと上から目線で見たことを後悔した。
──こんなの勝てるわけないじゃないですか♥♥♥
腕の力が抜ける。
肘からへにゃっと崩れ落ちて、頭で上半身を支えているような姿勢に。
そのくせ下半身はチンポに夢中で食いついているので、デカ尻を頭より高く掲げてぶるぶると
ベッドに顔を押しつけ、これ以上みっともない
「ひぁ♥ ほおぉぉおおおおっ♥♥♥ んおぉ……♥♥ こりぇ♥ しゅごい♥♥♥ ほぉっ♥ おっ…………♥ はぁあ♥ お……お射精ありがとうございました♥♥♥」
涙と唾液でべとべとになった顔をシーツに押しつけ、土下座するようにして、気持ちよくおチンポを使っていただいたことにお礼を言う。
ヤシェロが花嫁装束と称して着込んでいたスケベな着物は、彼女自身が垂れ流した体液を吸って異臭を放つ布きれになっていた。
これを見て白無垢などと思う人間はいないはずだ。
「きゃっ♥」
ぐっと身体を引っ張られ、上半身を起こされる。股間に男根を挿入されたまま、背面座位の姿勢へと導かれ、優しく彼の胸板に背中を預けるよううながされた。
たまらない安心感があった。
「わ、わたしの角、大丈夫ですか……♥ その、尖ってて危ないですよ」
安心するように耳元でささやかれ、また顔が熱くなる。
耳ばっかり甘やかされたからだろうか、ささやかれるだけでドキドキするよう躾けられてしまった。
すりすりと山羊角を彼の肌にこすりつけながら、ヤシェロはとろりと微笑む。
「子宮の中、あなたの精液でいっぱいにされちゃいました……♥♥♥ もぅ……♥♥ あんまり見ないでください♥ 子宮からもれないようにがんばってるんですから♥♥ 妊娠禁止中ですから……ハジメのおチンポ汁♥♥♥ わたしの身体の栄養にしちゃいますね♥」
ちゃぷちゃぷと水っぽい音を立てるお腹は、少しぽっこりと膨らんでいる。搾精臓器として最適化された子宮は、たっぷりと注がれた精液を味わいながら消化吸収し、養分として取り込んでいく。ハジメの許しも出ていないのに孕むほど、彼女の子宮は卑しくないのだ。
「やっ♥ あふれちゃいます……♥♥ あんっ♥ また大きくなってぇ♥♥」
媚びた甘ったるい声を出しながら、ヤシェロは唇をぺろりと舐める。
もっと、もっと、彼と交われるよろこびに蕩けた顔に思慕の情をにじませて。
「やぁん♥ わたしをめちゃくちゃにした悪ぅいおチンポ♥♥♥ こらしめちゃいますから♥♥♥」
◆
文字通り、互いの体力が尽きるまで交わり合ったその日の夜。
少年はそっとかたわらの少女に言葉をかけた。
「ヤシェロ。起きてる?」
「はい、なんですかハジメ」
互いをなぶり合い、捕食しあうような交尾のあとに、ぽつりと少年は自らの願いをこぼす。
それは、自身を堕落しきった異常者と定義した少女へのいたわりの言葉だった。
「……俺たちにはきっと、別の道もあるよ。俺も君も過去に呪われているから、こんな形になってしまっただけだ」
少女は震える。
堕落と背徳に彩られた恋以外に、この手に届くものはないと思っていた。
目の前の現実すべてを快楽のため消費する自分は、きっと、彼に恋をしたころの少女とは違う生き物だから。
「戦争機械のままだった俺の運命を……君が変えてくれた。今の心と体がヤシェロの運命なら、俺もそれを変えてみせるよ」
なのに彼は夢みたいな物語を聞かせてくれる。
叶うはずがないと思っているのに、きっとその言葉は
だから優しい夢を信じたくなってしまう。
「約束する。こうなってしまう前の俺たちの初恋を、もう一度取り返せるいつかまで──君を連れていく」
うれしくて微笑んでいるのに、涙がこぼれた。
「──約束、ですからね」