※この作品はR-18です。

未来に転生!? 人類のためにセックスします!━スワンプマンは過去の性交に思いを馳せるか?━   作:紫 和春

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第12話

 二日後。さわやかな風が吹いているある日。

 門原が自宅の玄関で待っているところに、エミが運転する車が到着する。家の前に車が停車すると、後部座席が開く。中から資料に掲載されていた通りの女性が現れる。

 

「初めまして。アンナさんですか?」

「はい、アンナです」

 

 見た目に反して結構素直で清楚な感じを、門原は感じ取った。

 そこに車から降りてきたエミが、何かカンペのような物をポケットから取り出す。

 

「えーと、念のため本人確認をしますので、個人認証カードを提示してください……っと」

「あっ、はい」

 

 アンナはスマホカバーに入っていた個人認証カードを取り出す。それをエミは、自分のとは異なる研究事業用のスマホで読み込む。

 

「……はい、確認が取れました。アンナさん本人ですね。事前の問診やアンケートに相違はありませんか?」

「ありません」

「妊娠出産を希望していますが、間違いはありませんね?」

「はい」

「では、今日と明日の二日間、頑張ってセックスしてください。セックス以外の日常生活に関しては、私が担当します。そして、種付けをしてもらう男性が、こちらの健治さんです」

「よろしくお願いします」

 

 門原は少々緊張した面持ちで頭を下げる。

 

「はい、よろしくお願いします」

 

 アンナも頭を下げた。

 三人は家の中に入り、リビングへと進む。

 

「では、これから種付け交尾をしてもらいます。ここで服を脱いで、お風呂に入ってください」

 

 エミの指示通り、門原はさっさとTシャツを脱ぐ。一方のアンナは、少し恥ずかしさが残っているのか、シャツを脱ぐ手がなかなか進まない。

 そんなアンナに、エミがスススッと近寄って耳打ちする。

 

「アンナさん、もしここでセックスを止めるなんて言い出したら、一生かかっても払いきれない違約金が発生しますよ……」

 

 その言葉を聞いて、アンナは思わず目を見開く。

 

「わ、分かってます……! でもちょっとだけ……、ちょっとだけ待ってください……」

 

 そういって小さく深呼吸をする。

 その間に、上裸になっている門原がエミに小声で話しかける。

 

「あそこまで脅かさなくたっていいんじゃ……? 違約金の話だって嘘(ブラフ)でしょ?」

「嘘じゃないですよ。ちゃんとマニュアルには違約金の発生について書かれてますから」

「マジかよ……。ちなみにいくら?」

「120億円です」

 

 物価の違いなどを考慮したとしても、門原の感覚では軽く億は超えている。それだけの違約金が発生するとなると、もはや命を絶つほかに楽になる方法はないのだろう。

 門原は違約金の大きさに唖然としていると、アンナが意を決して服を脱ぎ始める。シャツを下から脱いだことによって、ブラジャーを付けていてもその巨大なおっぱいが揺れるだろう。

 ズボンを脱ぎ、下着姿になるアンナ。その光景に、門原のチンポは半分ほど起き上がる。

 アンナはブラジャーの後ろのホックを外し、豊満なおっぱいをさらけ出す。重力によって少し垂れたものの、ハリのある年相応のおっぱいであることが一目で分かるだろう。

 そんなアンナの様子に見惚れていると、エミが門原の小脇をつつく。

 

「ほら、健治さんも脱いで」

「あ、うん……」

 

 アンナがパンツをゆっくり脱いでいる時に、門原はなんの躊躇もなくズボンとパンツを脱ぎ捨てる。

 半分勃起したチンポが、アンナの目の前にまろび出る。それを見て、アンナは思わず目を反らした。

 

「じゃあ、アンナさん。お風呂行きましょうか」

 

 そういって門原は、アンナに手を差し出す。全裸であることを除けば、実に紳士的な行動だろう。

 

「はい……」

 

 アンナは恥ずかしがりながらも、門原の手を取った。

 浴室に入ると、門原はアンナを椅子に座らせる。そしてボディーソープを手に出して、軽く泡立てる。

 

「それじゃあ体を洗っていきますね」

 

 門原はアンナの背中に優しく触れる。そして泡を伸ばすように手を滑らせていく。

 

(よし、ここまではマニュアル通り……。慎重に、不快な思いをさせないように……)

 

 門原は、馬場からもらっていた女性との接し方についての資料に目を通していた。門原もアンナも、お互い異性のことについてはほとんど知らない。そんなギクシャクした状況でセックスするよりは、どちらかがリードしたほうがセックスしやすいのだ。

 門原は背中を洗い終えると、声をかける。

 

「次は前のほう洗っていきますねー」

「えっ!?」

 

 アンナは予想してなかったのか、驚きの声を上げる。しかし、何かを思い、グッと唇を噛む。

 

「はい……大丈夫です……」

 

 その反応を見て、門原はあることに気が付く。

 

(この様子……、緊張しているのか……。確かにこの時代の女性なら、ほとんどが男性と関わったことないだろうし……)

 

 それならばやることは一つ。

 門原は恥ずかしがる自分を抑え込んで、アンナの耳の近くに顔を持ってくる。そして小声で囁いた。

 

「大丈夫だよ、一緒に気持ちよくなろう?」

 

 その言葉を聞いたアンナは、思わず耳が赤くなった。

 

(うっわはっず!)

 

 その一方で門原も恥ずかしさで悶えそうになっていた。しかしここで門原が恥ずかしそうにしているのがバレると、アンナとのセックスに支障をきたす可能性がある。門原は意地でもポーカーフェイスを続けざるを得ない。

 すると、アンナにも変化があった。門原の方を向いた目には少し涙があったが、それでも自分の中にある高揚感と背徳感が抑えられないような表情だった。

 

「……はい、お願いします」

 

 それを聞いた門原は、両手を彼女の脇に移動させ、そのまま前へと突き出す。そして優しく彼女のおっぱいへと触れた。

 

「ぅうん……っ」

 

 恥ずかしさと共に、慣れない男性の手がおっぱいに触れているという未知の体験が、彼女のボルテージを上げていくだろう。

 

「どう? 男の人におっぱい触られる感じは?」

「どうって……。なんか……不思議な感じです……」

「自分で触っているのと、どっちが気持ちいい?」

「それは……」

 

 アンナは答えを出し渋る。その様子を見た門原は、ちょっとだけイタズラをしたくなった。

 

「口で言えないのなら、体に直接聞いちゃおうかなぁ?」

 

 そういって門原は、彼女の乳首をつまみだす。クリクリとした乳首は、まさに興奮によってビンビンに勃っていた。

 

「あぁん……!」

「体は気持ちいいって言ってるようだね」

 

 そういって片手では乳首の先をカリカリと掻き、もう片方の手は下へと伸ばしていく。彼女の恥部であるマンコに到着すると、そこはすでに愛液でトロトロになっていた。

 

「おマンコもグチャグチャだね。この辺りも丁寧に洗っていかないと……」

「うぅ……」

 

 そこまで来ると、緊張して強張っていたアンナの体も、だんだんと緩くなってくる。そしてアンナは、体を門原に預ける状態になった。

 この状態で門原は、特にお互いの接触が多くなるであろうおっぱいとマンコを中心に、優しく、しかし清潔になるように洗っていく。数分もすれば満足のいく状態になるだろう。

 

「それじゃあ流していくよ」

 

 門原は温度調節したシャワーでアンナの体を洗い流していく。

 

「熱くない?」

「熱くない……です」

 

 そんな簡単な会話を挟みつつ、アンナの体についていた泡が流れ切る。

 

「じゃあ、お風呂入っててね。体冷やしちゃうと大変だから」

「はい」

 

 アンナが湯舟に浸かったのを確認した門原は、素早く自分のチンポを洗う。皮を剥き、それの内側や亀頭を綺麗にしていく。

 その泡をシャワーで流したところで、門原も湯舟へと浸かる。

 

「ちょっと失礼するね」

「はい……」

 

 門原は、アンナと対面になるように入る。一般的な家庭の湯舟であるため、大人二人で入ると少々手狭だ。門原の足がアンナの尻に触れる。

 無言になりがちなこの場面で、門原は積極的に話を振る。

 

「アンナさんはどちらの出身なんですか?」

「えっと、岐阜県です」

「岐阜かぁ……」

 

 ちなみに、門原がいるこの一軒家は埼玉県にあるという。共和国となったこの国だが、州は誕生せずに国、県、市町村という基本的な地方行政体制はそのままのようだ。

 

「結構遠かったんじゃない?」

「いえ、今は横浜で一人暮らしをしているので、そこまで遠くはないです」

「そっか。一人暮らししてるんだ。俺も一人暮らしとかしてたけど、色々とやること多くて大変だよね」

「そうですね……」

 

 そして少々の沈黙。

 

(あの話題を切り出すには、今ここしかない……!)

 

 門原は馬場から貰ったマニュアルのセリフを口に出す。

 

「ところで、今日はどんなセックスがしてみたい?」

「……ふぇっ?」

 

 思わぬ質問だったのか、アンナは素っ頓狂な声を出す。

 

「俺が叶えられる範囲なら、お望み通りのセックスとかできるよ」

「……そ、それじゃあ」

 

 アンナは願望を口に出した。

 

「その……、ちょっとだけ、乱暴にしてほしい……かなぁ……、なんて」

 

 その言葉に、門原は少し驚く。このような清楚系の見た目でも、そういうサディズムな面が存在していることを知ったからだ。

 しかし、こうして願望としてお出しされてしまったからには、それを叶えないことは門原の良心に傷がつく。加虐心と良心の間で揺れ動いた門原の手加減は、あるところで止まった。

 

「分かった。なるべくそうできるようにするよ」

 

 マイルドヤンキーを憑依させたように振る舞う。これが門原の答えだ。

 

「じゃ、セックス部屋に行こうぜ」

 

 こうして二人は浴室を出るのだった。

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