未来に転生!? 人類のためにセックスします!━スワンプマンは過去の性交に思いを馳せるか?━ 作:紫 和春
廊下を歩いて少し進んだところの部屋に案内される。
その部屋に入ると、ベッドとシャワー室だけがある小さな部屋だった。
「ここはファッションヘルスの内装を参考に作られた、大統領専用ソープランドになります」
「大統領が出入りする建物にそんな設備を作っちゃっていいんですか?」
「大統領の権限は、その気になれば共和国軍を総動員することも可能です。もちろん、大統領の伴侶を連れてくることも、ここ大統領官邸に専用ソープランドの設備を作ることも可能です」
「ここ大統領官邸だったんだ……」
「それだけ大統領の権限も責任も大きいということですよ」
そんな話をしていると、部屋の扉が開く。そこには、ベビードールのランジェリーを着たジュリアの姿があった。
「それでは、我々は退室します。あとはお二人でゆっくりとお楽しみください」
そういって私兵は部屋を出ていく。
扉が閉まると、門原とジュリアの二人きりになる。数秒ほど、無言の時間が生まれた。
先に言葉を発したのは門原のほうだった。
「その……似合ってますよ、その服」
「そ、そうか?」
それを聞いたジュリアは照れた。
「それでな門原……」
「はい」
「本当にいいのか? 俺とセックスして……」
「まぁ……。ぶっちゃけ俺としては減るものもないし、別にいいかなぁって」
「……そうか」
「それに……」
「それに?」
「自分のことを求めてくれるのは、すごい嬉しいですから」
そういって門原は、ジュリアにニコッと笑う。それを見たジュリアは、顔が真っ赤になっていた。
そしてそのまま門原の腹に向かって突進する。
「ごはっ」
そのままジュリアは門原のことをギューッと抱きしめる。何かしらの思いがあふれ出してきているのだろう。
その思いに応えるように、門原も彼女の背中に腕を回してハグをする。
ハグをしてみて分かったが、ジュリアは少女という言葉が似合うくらい背が低い。門原より頭一つ分も低い。
するとジュリアが顔を上げて門原のことを見る。
「そ、その……、チュー、しても、いいか?」
視線を外しつつ、赤面状態で尋ねるジュリア。
門原はクスッと笑ってしまう。
「な、何笑ってるんだ!」
「いやぁ、カワイイなぁと思って」
「う、うぐ……」
「いいですよ、キスしても」
「そっ、そうか……。じゃあ……」
そういって、ジュリアはグッと顔を近づける。しかし、身長差で門原の唇まで届いていない。
そんな様子を愛おしく思いながら、門原はジュリアと唇を重ねる。
「ん……」
最初は唇同士が触れる程度のリップキス。一度唇を離して、視線を合わせた後、今度はディープキスに移る。
「んちゅ、ちゅぶ、んあっ……、ちゅう」
艶めかしい水音が部屋に響く。舌同士が絡み合って、門原は非常に興奮する。だんだんとチンポが勃起していった。
「んはっ……」
やがて口同士が離れる。お互い、興奮と緊張が合わさって息が少し上がっている。
「シャワー、浴びていいか……?」
ジュリアから提案される。
「いいですよ」
そういって門原は腕をひっこめ、シャワー室に向かおうとする。その門原を、ジュリアは袖を引っ張って止めた。
「あと、その……、敬語じゃなくていいし、名前で呼んでほしい……」
「……分かった、ジュリア」
そういって二人はシャワー室に入る。
シャワー室でも、お互いに体を洗いながらキスをする。
「んあ……、キスっていいな……。頭がポーッとしてふわふわして、すごい好きだ……」
そのようなことをジュリアが言う。
「そうだな……。俺も不思議な感じがして好きだよ」
門原はそんなことを言いながら、ジュリアのおっぱいを揉む。
「んっ……。揉むほどのおっぱいなんてないだろ……」
「いや、どんなおっぱいであっても揉むべきだと思ってる」
「男はおっぱいが好きって聞いたことあるけど、本当なんだな……。んんっ……」
そういってジュリアは少し身をよじりながらも、門原には抵抗しない。
「吸ってもいいか?」
「いいけどよ……」
ジュリアの返事を聞いた門原は、すぐに乳首に吸い付く。
小さく出っ張った乳首を舌で執拗に嫐り、コリコリとした感触を楽しむ。そしてチュウチュウと赤ん坊のように吸い出す。
「んっ……。おい、そんなにがっつくなって……。母乳なんて出ねぇぞ?」
「出なくてもいいよ。ロマンがあるし」
「なんだそりゃ……。あっ……」
門原は乳首を吸いながら引っ張る。そして限界に達したところでポンッと外れる。
「ぅうんっ……。やめろって、意外と痛いんだよ」
「わ、悪い……」
「これから気持ちよくしてくれたら許す」
そんなことを言いながら、ジュリアは門原のチンポを優しく扱く。
二人はシャワーを浴びてボディーソープの泡を流し、シャワー室から出る。
そしてベッドに上がり、ジュリアは脚を開いた。
「ほら……、もう濡れ濡れだから、早く気持ちよくしてくれよ」
そういってジュリアは自分でマンコを広げる。
その姿に興奮を覚えた門原は、ギンギンに勃起したチンポを手で支えつつ、亀頭をマンコへとあてがう。
そしてゆっくりと体全体を前に押していく。
「おぉぉぉ……」
ジュリアは思わず白目になりながら、獣のような喘ぎ声を出す。
「くっ……、これはキツいな……」
「俺も……、バイブでオナニーしてた時よりおっきくてビビってる……」
「じゃあ慣れるまでこのままにしとくか?」
「いや……。ゆっくり動かしてくれ。そうじゃないと慣れる気がしねぇ」
「……分かった」
ジュリアのご要望通りに、門原はゆっくりと抽挿を開始する。
ぬぷ、ぬぷ、ぬぷ、ぬぷ
程よく優しいオーガズムが、二人の性器を刺激する。
数分ほど経過しただろうか。
「少し、慣れてきた気がする……」
「そうか……。じゃあ、少し激しくする?」
「あぁ、頼む」
ジュリアに頼まれ、門原は抽挿の速度を上げる。
ぱちゅっぱちゅっぱちゅっぱちゅっ
「んっ、あっ、んっ、いぃっ……!」
心地よいリズム感が、二人のボルテージを上げていく。
門原もジュリアもオーガズムが次第に上昇していき、門原は無意識のうちに腰を振る速度が上がっていく。
「け、健治……っ。イキそうなのか……っ?」
「割とイキそうになってる……」
「
「ジュリアはどこに出してほしい?」
「お、俺は……」
ジュリアは横に視線を外して、恥ずかしそうに言う。
「な……、
「分かった。じゃあもう手加減しないからなっ」
そういって門原は、ジュリアに覆いかぶさって抽挿の速度をもっと上げる。
「ちょっ……! 健治……! あぁっ! だめっ……!」
ジュリアが否定的な言葉を使っても、門原は腰の動きを止めない。
やがて門原のチンポに快感が蓄積し、今にでもイキそうな状態になる。
「ジュリア……ッ! イキそう! もうイク!」
「健治……! 俺もイキそう! 出してくれ!」
「ジュリア! イクッ!」
「んぁあっ!」
びゅるるるっ、びゅるるっ
二人は同時に絶頂した。
門原はジュリアの腰に自身の腰をピッタリと当て、精液の一滴すら全てジュリアの
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「健治……」
門原とジュリアの視線が合う。そして言葉を交わす必要もなく二人はキスをした。
その時、部屋の扉がバンッと開け放たれる。
「健治さんっ! なんでそんなラブラブな雰囲気を出しているんですかっ!?」
そこにいたのはエミだった。
「なっ……! なんで入ってきてんの!?」
「ずっとドアの前で聞き耳立ててたんですよ! そしたらなんですか!? 私以上にイチャラブしちゃって!」
「それは……、その場の空気に流されちゃって……」
そんな言い争いをしていると、馬場も部屋の中に入ってくる。
「まぁ、二人とも。夫婦喧嘩はそのあたりにしなさい。青久保が変な顔しているわよ」
「えっ」
門原がジュリアの顔を見てみると、まるで虚無状態になった猫が虚無状態になっているような顔をしていた。
「快楽とカオスな現場に巻き込まれて、そういう顔になっちゃったのね」
「ジュリア? 大丈夫か?」
「なんで大統領を名前呼びしているんですか!? 私だってまださん付けで呼ばれてるのに!」
ギャーギャー言いながらも、門原はその場を鎮めることに注力した。
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かくして、門原の存在は世間に知られることになった。門原の精液は妊娠を希望する女性に少量ずつ配布され、体外受精ののち受精卵を体内に戻す不妊治療のような計画が行われる。
こうして門原は、36世紀の世界の救世主となったのであった。