ほんとは原作キャラにイタズラするつもりだったんです。
個性【ポータル】
空間と空間をつなぐポータルを作成することができる。
教室のエアコンが壊れたらしく、今週はクソ暑い中扇風機だけを頼りに授業を行うらしい。
クラス全員の額には汗がにじんでおり、教室内はムワッとした汗のにおいと、女子の制汗剤の過剰にさわやかなにおいが混じりあっている。
「~であるからして…エックスが~」
前の席の松本さんの背中も汗でにじんでいた。目を凝らせば、薄いブラウスの向こうに肌色がぼんやり見える。
そんな背中から目を離せなかった。
俺はそんな松木さんが気になっていた。
松本さんは「無個性』だ。クラスの女子グループには入っていないらしく、いつも静かに本を読んでいる。
先生の配ったプリントを渡すとき必ずこちらを向いて渡してくれることとか、俺に「おはよ」って挨拶してくれることとか。
退屈な学校を彩るような、朝会えるだけで少しうれしい人。
「好き」なんだろうか?
━━━ふと、のどが渇く。
水筒のお茶を飲もうと顔に近づけた時、なぜかツンとしたにおいがして、腐っていたのかと視点を水筒に戻せば「ワレメ」があった。
ぴったりと閉じたそのワレメはネットでチラッと見たことのあるそれよりも小さく、毛も産毛程度しか生えていなかった。
中学三年生といっても所詮マセガキだ。パンツだとかでよろこぶし、「そういう知識」も知って間もない。
ただそれでも、目の前にあるものが女子についている体の一部だということは理解できた。
ゴクリとつぱを飲み込む
退屈な教師の声はもはや耳に入らない。
俺は初めて見るそれにひどく興奮した。
お茶を飲むつもりだったのだ。
目と鼻の先にある、【まんこ】に先ほどまで口をつけようとしていたのだ。
ツンとした匂いは汗だったのかおしっこだったのか。
一度口をつけようとした、という事実は脳を揺らすほどの衝撃である。
もし、匂いに気が付かず、お茶を飲むように口をつけたらどんな味がしたんだろうか。
そんな考えは、なんの躊躇いもなく「お茶を飲む」動作を続行させた。
俺の体で初めて【まんこ】にふれるのが『唇』になるとは、思ってもいなかった。
お茶を飲むように、上唇だけがその皮膚に触れる。
思ったよりも体温というのは高いようで、唇から感じる温度が、本物の【まんこ】であることを確信させる。
興奮は加速する。
まるでキスをしているようだった。
プツッと何かが切れるような気がした。
興奮はもはや、躊躇をかき消した。
水筒を鼻と口に押し当てる。
赤ちゃんがなんでも舐めて物を確認するように、舌の繊細な触覚はその形状と温度、そして味を鮮明に感じ取る。
汗なのかおしっこなのかわからないが、少ししょっぱい。でもなぜかそれがものすごくエッチな味に思えて、ねぶるように、味わうように、舌はぺろぺろと止まることはない。
鼻の先には未だ産毛の域をでないだろう【まんげ】がサワサワと当たっている。
至近距離に対象がある場合の嗅覚というのは、思ったよりもいろんな情報を伝えてくる。初めてかぐ独特な生臭い匂いと、汗ほような匂い、アンモニア臭、そしてほのか鉄のような匂い。
「ひっ!・・・ゃ」
何かが聞こえたような気がしたが、俺の意識はすでに目の前の柔肌にしか向いていなかった、
保健体育で習ったことを思い出す。
イラストでの説明だったが、この中には尿道とまんこで穴が二つあると言っていた気がする。
本当だろうか?
だんだん荒ぶる興奮は落ち着いてきて、好奇心が混じっていく。
舌で割れ目をなぞってみれば、なるほど確かに穴は一つじゃないのがわかる。
ただ、ピッタリと閉じている穴はどちらも舌をそれ以上奥には入れさせてくれない。
授業ではここにちんこを入れるとか言っていたけど、本当だろうか。
そんなことを考えながらも、舌は動き続ける。
この突起は陰核?とかクリトリスとかいうやつだったかな。
まるで気分は保健体育の復習である。
気がつけば、舐めてないところはないぐらい周りも含めてテラテラになっていた。
顔を上げればちょうどチャイムが鳴り始めたところであり、気がつけば10分ほど経っていたらしい。
「じゃあ、授業おわるぞー、委員長号令ー」
「きりーつ」
ふと我に返って、水筒の蓋を閉める。
幸いにも1番後ろの席だったこともあって周りにはバレていないだろう。たぶん。
周りの奴らにバレていないか表情を見つつ立ち上がる。
そういえば、興奮で頭が回っていなかったが、だれのまんこと繋がったんだろう。
肌の感じからしてババァじゃないとは思うが、ヤバいモノ舐めてたのかも。
そう考えると急ににゾッとしてきた。
「きをつけー、れー」
あれ?珍しい。松本さんがイスに座ったまま、立ち上がってない。
背中を丸めてるし、腹痛だろうか。
「「「ありがとーございましたー」」」
心配だが、ここで「大丈夫?」なんて女子に話しかけに行けるほど俺は陽じゃない。
次の授業までの間、水筒の謎をコッソリ調べるためにトイレで確認してみよう。
そう考えて席を立つ。
松本さんはかなり体調が悪いようで内股で何かを堪えるように震えていたが、トイレだろうか?
廊下に出てからも気になって目で追っていると、教室を出て数歩のところで崩れ落ちてしまった。
お漏らしかな?なんて最低な興奮が湧いた。
目が離せなかった。
まだ我慢しているようだが、もう立ち上がることはできないようで、時間の問題なのだろう。
今にそのスカートの内側からじわじわと水溜りが広がるんじゃないかとワクワクしていた。
その時なぜか水筒を持っている右手に熱いお湯がかかる。
水筒を見るとタラリと蓋の淵から何かが溢れていて、それは明らかにお茶ではない。
急いでトイレに駆け込む。
漏れ出る液体は段々と勢いを増している。
これは、おしっこの匂いだ。
嫌な予感は、最悪な可能性を導き出した。
そして同時に興奮は先ほど以上に膨れ上がる。
蓋を開けて確かめなければいけない。
衝動的に蓋を開けてしまう。
チョロチョロという我慢はもう、持たなかったようで。
勢いを増したおしっこに、
俺は、水筒を手に取った当初の目的を思い出した。
文才のなさよね、俺の作品はどうだっていい!
俺を興奮させれるのは、ワームホールだけだぁ!()