※R18シーン
俺は前回と同様、手袋を着ける。ソファにちょこんと座ったザナックは一瞬目を逸らした。骨の指先で腰を撫でると、手を取られ、「もう、ほぐしてありますよ」と言われた。
「シャワーを浴びた時に……やっておいたんです。いつでもどうぞ」
ザナックは下腹部に手を添えた。どこか自分を道具として見下している様な言い方だった。
「……そうか、ありがとう。ザナック」
今日は挿入するつもりは無い。こんな凶器とも言えるモノを出し入れされていれば彼の身体に負担がかかってるのは明らかだ。彼の言葉を無視して胸を揉み動かすと、ザナックは困惑している。
「んふ、ぁ……え?」
首元に指を差し入れると、ザナックはシャツを開けやすいように大人しく頭を傾けた。徐々に真っ白な肌が見えてきて、そっと肩からシャツを落とす。控えめに膨らんだ胸がそこにあった。
「ンっ……んっ……」
乳輪をくるくる摩る。ビクッと肩が跳ねて、彼の身体が捩られるたびに胸上まで伸びた金色の髪がたおやかに揺れた。
「すまない…痛くないか?」
「………はい、大丈夫です」
ザナックは目を瞑ったまま答えた。
睫毛が濡れて震えていた。
つむっ、と指で両の先端を捕まえ、くりくりとすり潰すようにいじくる。
「あんっ……! ぁ、ああ……っ」
俺は背を伏せて胸元に顔を近づけ、右胸に舌を這わせて乳首を舐め上げた。
甘い匂いと、滑らかな舌触り。
「あ、あいんずさま………ァあっ……あッ、ひ……ぁ、」
ちう……ッ、ちゅっ、ちゅ……。
彼の乳首を吸っていて、それが立ち始めているのに気が付いた。舌でころころ転がすと、その尖りは増していく。
「や……ぁぁ、ん! そこぉ……っひ、ぅん……ッ……」
ちゅうちゅうと吸い付くと腰を引いて逃げようとされる。
「ぁ、あんっ……ふ、ぁ……あ〜っ、あ」
離れて逃がしてあげて、肩で息をする彼を見守った。
「………はふ、っ、はふ……はっ」
「下、脱がせていいか?」
「あ、う………はい」
「少し立って、俺に掴まるといい」
膝で立ってもらい、ズボンに手をかけてゆっくりと下ろしていく。そこに現れたものに俺は驚いた。いつものドロワーズではなく、ガーターベルト付きの純白の女性物ショーツを彼は履いていた。俺は思わず、同じく真っ白なサイハイソックスに包まれた太ももをガッ、と両手で掴んでショーツに顔を近づけた。
「うわあっ……! えっ、ええと、前々回のブライダルランジェリーが好評でしたので……こういうのがお好きなのかと、でも上は恥ずかしくて、あ……俺の勘違いでしたら…すみません……」
何故か申し訳無さそうにしている彼をよそに俺は、中のモノがゆるく勃ち上がって膨らんだショーツを凝視していた。見上げると、顔を真っ赤にして目を瞑るザナックの姿。何だこの可愛い生き物は。
「……好きだ」
「そ、そうですか……良かった」
ザナックは胸を撫で下ろした。
「んひゃんッ!?」
陰嚢を布越しに舐め、そっとキスをした。ザナックが目を見開いて俺を見詰めてくる。
「ン、あ…ふぅ、ひゃああ……」
先っぽをちゅるちゅると舐め吸うと、彼の脚が震え、腰が抜けてソファにぺたんと座った。
「あっ、あっ……あんっ、だめぇ」
ギシッ。俺はソファに上がり、背を伏せてザナックのショーツを脱がせた。彼は困り眉でそれをただ眺めている。陰嚢を手の中で揉み転がす。とても可愛いサイズ感でふにふにしててとても良い。そして、彼のモノを咥え直した。
「あ、あぁ……ちょっ、」
ザナックの陰茎も慎ましい。彼の身体の部位の中で結構お気に入りなところだ。優しく触れてあげると、一生懸命上向いて勃起してくれるところが特に大好きだ。彼のモノに舌を絡みつかせて扱くように動かす。
「や、アんっ……ぁぁぁ! あ、あう、ソレ、や……です……やめ、」
(……嫌がってるならやめよう)
口から出すと、ザナックは目尻の涙を拭っていた。我慢できず、ぷるりと震えたモノに触れようとして、でも許可を求めるように俺をちらちらと見ている。
(あぁー……かわいいかわいい……)
「……ザナック、どうしたい?」
「イきたい……です……っ………」
彼は小動物みたいに訴えた。
「そうか、自分でやりたいか……?
それとも、俺が手伝った方がいいかな?」
眉を下げ、目を見開いてザナックは耳まで真っ赤になった。口を半開きでわなわなと震え出す。目を泳がせて、迷っているようだ。
「アインズさまが、いいっ……アインズさまの手で、指で……イかせて欲しいです……………すみません」
自分がわがままを言って困らせている……と思っていそうな表情をする。
「……むしろ、俺なんかの手でいいのか? 骨で硬いし、痛いだろう」
「そ、そんなことないですっ」
小さくて柔らかな手が骨を包んだ。
「アインズ様の触り方はすごく繊細で俺を絶対に傷付けないようにと配慮してくださってるのがわかります……それに、骨の指が硬くて大きくて……俺の気持ちいいところぜんぶ知ってるから………なので、その」
(か、か、可愛いいい)
ザナックはきゅっと縮こまりながらも必死に説明してくれた。気持ちいいところを全部知ってるつもりは無かった。君が敏感で正直に反応してくれるだけじゃないか……? とは言えないが。
「そうか、うん、嬉しい。……冷たいから、少し我慢できるか?」
こくりと頷くのを確認して、彼の陰茎を握り込んだ。
「ぁ、ひゃう……」
既に先走り液でぬるぬるだが、念の為舌を絡めながら唾液を混ぜ、下部はゆっくり焦らすように扱く。
「ぁンっ、あん……あん、」
カリ首の小さなくびれに舌を這わせてこりこりと動かした。
「あっ! だめぇ! いくっ、出ひゃう、れひゃうぅっ……」
先っぽを舌で刺激し、人差し指と中指と親指でそれを激しく扱くと、ダメと言いつつ彼は腰をぐっと押し付けてとろとろと表情を崩していく。
「ぁあッ、あんっ……あいんずさま、好きッ……いくいくいくっ、やだ、あいんずさま、ぁ〜〜〜ッ」
ピュクッ。射精直前、口を離して手で包み込むと、手のひらにささやかな抵抗感があった。白い精液が付いていて、俺は無意識にそれを舐めた。
「………」
「ふぇっ……な、なめ…ちゃ、ダメ、です……」
力無くソファに沈み込み、ぐったりしたザナックが呟いた。
俺は、そんなザナックの身体に覆いかぶさり、ぷくりと立った乳首に吸い付いた。
「んッッ……やぁ……っ……ぁ、はぁんっ」
もじもじと膝が動くので、密着して押さえつけた。胸の先端を吸うと、口内全体に彼の香りが広がった。
「……甘い」
「……んゥ、そんな、わけ……っ」
ザナックがいじらしく呟いたのを見て、俺は無い口角がぐっと上がった気がした。
「…いちごみたいな味がする……」
「もう…なにを言ってるんですかっ……」
彼は顔を逸らして、緩く握りこんだ手で口元を隠した。金色の髪がシーツに散らばる。とてもかわいい。むくれてる顔がかわいい。俺は、ザナックの首筋に鼻を埋めた。
「はぁ……………かわいぃ…」
この骸骨の身体に肺は存在しないが、思い切り息を吸って彼の香りを身体に取り入れた。
「ひあ……っ、ちょっ」
やばい。これはくせになりそうだ。バニラ…花、薔薇?……とにかく甘い匂いがする。なんでだ?シャンプーか?衣服の洗剤か?フェロモンか?
吸って。興奮で息が荒くなる。
「ハァ、ハァっ……」
スーー。ハーー。
スーーーッ。ハーーー。
「あ、あの………アインズさま……?
どうされました?」
何度も吸って、彼の匂いを無いはずの肺にめいっぱい取り込んだ。
腕の中に収まって動かない小さな温もり。それがどうしようもなく愛おしい。
「ハァ、ハァっ……ザナック、可愛い。可愛いよ……かわいい……ふふ……なんでこんなに小さくて可愛いんだ……ぷにぷにしてるし……ホントかわいいっ、ザナックは可愛いなあ」
「アインズさま……?? ほ、本当に大丈夫ですか?」
頭か? もう君のせいでどうにかなってる。すんすんとザナックの首筋を嗅ぎ尽くしながら、音を立てて耳の裏まで少しづつ舐めていく。
「あ……そこぉ、んん……くすぐ、った……」
脇と下腹の肉を揉むと、ザナックは甲高い喘ぎ声をあげた。
「ひゃんっ!? んぁ……だめ…で、す……」
「あぁ、可愛い……かわいいなぁ……小さくて可愛い……」
「………そんなに、か、か……かわいいって、いわないでくださ……っ」
俺の体に敷かれたザナックはもぞもぞと動いて逃げ出そうとしていた。
押さえてるんだから無理なのに。
恥ずかしくて逃げたいのに、身動きが取れなくて、小さいのに一生懸命抵抗してる感じがなんとも健気だ。
「なんで? 君はこんなに可愛いのに」
「………〜〜っ」
あーー。可愛い。その、"どうしたらいいか本当に分からない"みたいな困惑顔。いじめたい。かわいい。もっと、可愛いって言ったらどんな反応をするんだろう。
「その顔も可愛いな」
「や、だから……俺は、か…わいくなんて……なぃ、ですから………っ」
エメラルドグリーンの瞳に涙の膜が張る。あれ、コレは泣いてしまうのでは? やばい。鼻先が赤くなって、唇が震えてる。かわいいかわいいかわいいかわいい。今にも泣きそうな彼を見ていると胸のあたりがもやもやする。この気持ちはなんだろう。泣かせたくないのに、彼のことが大好きで、こんなに愛してるのに、顔を赤くして困ってる彼はすごく魅力的だ。何なんだ、このどうしようもない嗜虐心は。
──きゅっ。ザナックの桃色の乳首を摘む。こりこり、と指の間で捏ねくり回すとザナックは掠れた声で啼く。
「ぁん、あっ……ッ。あいんずさま……」
やっぱり……コレは抑えられない。
「………アインズさま、先程からどうしたんですか? ぼーっとして………どこか悪いところでも?」
ザナックをずっと見詰めていたら、彼の手が頬に触れた。心配するようにさする。
「………ごめん」
こんなに心の綺麗な子を……俺は。
「え……っ、謝らないでください……!」
「いや………本当に……すまない」
俺が続けて謝ると、ザナックはかあぁっと赤くなってぎこちなく微笑みを見せた。
「…………あの、怒らないですよ。さっきから"当たってる"ことですよね……別に、生理現象ですし……俺に、その、興奮して、いただけてる……ってことですから……嬉しいです…………」
彼は、目を伏せて俺の膨れ上がった股間を布越しに指で撫でた。完全に忘れていた。今の体には、"ついてる"んだった。しばらく骸骨の体で慣れていたせいだな。待てよ。いつの間にか彼のお腹に押し付けてしまっていたのか?
「い……挿入れたいなら、俺は拒みません。また、奥深くまで突いてくださるのなら……俺………」
ザナックはへその下あたりに手を置いた。目を何度も逸らして照れつつも神妙に呟く。俺の中の悪魔と言おうか、本能的な部分が抱き潰せと囁いている。いや、今日は挿入れないんだ。そう下半身で行動してるから彼の口から"側室"、"愛されてない"等と出てくるんだ。この骸骨の身体になって、肉体も性器も失って、ずっと恋しく思っていたはずだった。だが、今はこんなにも忌まわしい。