ザナック視点から。
※R18シーン
なんで…………
なんでこんなことに……。
「ぁ、あぅ……あっ」
昼下がり。ナザリックの壮麗な庭園の中、俺は主人の膝に乗せられていた。骨の指が乳輪をくるくるなぞっている。シャツ越しに。
「ひにゃ、あ、あ…………あ……」
「乳首がつんと上向いているな……期待してるのか、可愛いなぁ……ザナック?」
砂糖をどろどろに煮詰めたような甘い囁きが落ちる。
「ここもこんなに張り詰めて、可哀想に。興奮してるのか」
アインズ様が俺の股間に手の甲を擦り寄せた。
「あっ……ぁあッ」
ふ、と骨の指が離れたかと思うと、俺の両胸の先に柔らかく指が触れた。
「あ、ゃあ……あっ」
くりくり押される。快感が胸の中にじわりと広がって、胎が疼いたような錯覚に襲われた。
「ぁ、やっ……! これ以上、だめっ、です……」
俺が身を捩ると、
「あ、足音がするぞ───………ふふ、」
アインズ様は意地悪くほほえんだ。
「や、やめ……ぁあッ……ひっ、」
この人からは、逃げられない。
─────『アインズ視点』
指をほんの少し動かすだけで腰をビクつかせた。思わずクスッと笑うと、ザナックは上目遣いで見てくる。
「どうした?」
「あいんず様、やめてください……お願い、します……」
きゅう……と
白くてまん丸の手が俺の手に被さる。
(手……すごい小さい…………)
指を絡めとって恋人繋ぎをすると、彼は目を見開いた。存在を確かめるように何度か握ってあげると、小さな手の力が抜けていく。人差し指の先にちょんと歯をつける。舐めてぴちゃぴちゃと音をさせると彼のふっくらした頬が赤くなった。
「あいんず様……っ」
同時に硬くなった胸の先端を擦り撫でる。
「は、あんッ……ぁ……」
繋いだ手を太ももの横に下ろした。ザナックは目を逸らして小動物みたいに震えた。乳首の上で指を浮かせる。触って欲しそうに彼は見詰めてきた。かりかりかり。指の側面で引っ掻く。
「あ……! やぁぁ……ふぁ〜っ」
甘ったるい喘ぎ声に、俺の下半身も熱を持ってくる。
「大好きだよ、ザナック」
ズボン越しの彼のお尻に、興奮ですっかり硬くなったちんこを押し付けた。ぐりぐりと胸の先を触って。
「んぁ、う……あっ、それ、あ〜〜っ……あっ」
「分かってくれよ、ザナック。君ひとりの為こんなに嫉妬に狂った男が居るって事を。好きだ、君を心の底から愛してる……ほら、こっちを見て」
目が合うと、彼は顔の前に手を出して隠れようとする。
「君からも聞きたい。聞かせて。」
薬指の赤い宝石に口付けると、ザナックは困り眉に今にも決壊しそうな潤目で口を開く。
「貴方をあいしてます…………ずっとお側にいたいです……」
ほろほろと涙をこぼしながらの健気な告白に俺は胸を打たれた。
「すき………」
「そうか、俺も好きだ」
彼の両の乳首を指で摘む。そのままぐにぐにと指で挟んで優しく潰すようにこする。
「んっ、やあっ……」
「君はもっと自覚した方がいい。君はすごく魅力的な人間なんだと、こんなにかわいくて、綺麗な目をしてて、誠実な心を持っている」
「ぁ……俺、はっ……そん、な」
「君は俺の婚約者なんだから……俺の、…………俺のモノだから」
「は、い……」
「君は俺のお嫁さん。だから誰かに気安く触れられようとしないでくれ。俺は君の旦那様だ。分かってるか?」
「は、はい……すみ、ませんっ……あっ、次からは、きをつけ、ましゅ……ひゃんっ」
「じゃあ、繰り返して……"俺は可愛い"…はい」
「……お、おれは可愛い…?」
ぱちん、と固まって。ザナックはこてんと首を傾げる。
「俺はアインズ様のお嫁さんです、言って」
「おれは、あいんず様の…お嫁さんです……っ!」
「……いい子だ」
満足した俺は、彼の唇にキスをする。舌で強引に口を開かせて、さらに口内をすみずみまで舐った。
「ん、あ……い……んず、さま……ふ、う……んん」
口を離すと、唾液の糸がプツンと切れた。先程より硬くなった先端をくにくにと弄る。
「あん、やぁ……あんっ……んんぅ」
ぐっぐっ、と勃起したモノを抽挿するように動かす。「ひっ」と高い声が聞こえて、小さな体が震え出す。
「ぁ、あ……や、止め……いっちゃ、いく、いく……!」
「いいよ、好きなだけイッて」
「いや、こんなところで……あ、あっ!」
彼は、ぎゅうっと下腹部を押さえてはひいひい泣いている。
「そこ、疼くのか?」
「あああ〜ッ、いくっ……ひゃああ」
ぐちゅ、と下着の中からこもった音が鳴る。
「ふあ……ぁ……」
「……終わった、みたいな顔してるけど、まだ終わらないからな?」
「はえ?」
再び、ぐりぐりと人差し指を両胸に押し込むようにした。
「君はなんでこんなに乳首が敏感なんだろう……自分で触ったことはあるのか?」
ザナックは頭を左右に振る。が、想像してみた。自慰中に乳首を触るザナックを。本人が否定してるし、そういう余裕もなかったらしいから残念ながら可能性は無い。なので、俺だけが知っている弱点ということだ。ザナックの乳首は綺麗なピンク色。男の子なのでやはり豆みたいに小さく、立ってもくりんとしていてとても可愛い。今はシャツ越しに弄ってるので見えないが。シルエットを確かめる。まるくてぷにっとした柔らかさが指に抵抗を残す。
「ん、アッ……ひ、いくっ……! あいんずさまぁっ……もう、きちゃ……う」
「ふぁ〜〜〜ッ……!」
腰を震わせる彼を見届けて、乳首を刺激するのを再開するとぐすぐすと泣き出される。指の腹で優しく慰めてあげよう。
「も、いけない……です、あいんずさま……ぁ、はんっ……あぁんッ」
ここでやめては、ザナックへの愛はその程度だったという事になる。
「安心してくれ、ザナック。君の身体に"俺が君をどれだけ愛してるか"を教えてあげるからな」
摘んでこりこりと指の間で転がし愛撫する。
「や、もう……あっ、あっ……じゅうぶん、れす……あんッ」
「駄目だ。俺はまだ納得してない」
「あ、やぁッ……! ……それぇ、きもち、よすぎて…………………」
ザナックの微かな囁きを聞き逃さず、両の乳首を捏ねくり回す。
「ひ、ぁぁっ……ぁんッ、あ!」
ベルトを緩めてズボンを開放してあげると、羞恥からか彼は顔を逸らした。中では、可愛いらしい黒ショーツが彼のカウパー液と、とろとろの精子で塗れていた。ズボンを少し触るだけで、ぐちょ……と音が鳴る。
「少しは楽になったか……」
窮屈そうにリボンとレースに包まれる彼のおちんちんを出してあげた。勢いでぷるんと揺れて、俺の指に少し当たるだけで、また透明な汁を垂らしている。
「あいんずさま……あいんずさま………もう、やめてください……………せめて、お部屋に……」
放心した彼の唇から意味の無い言葉が繰り返される。
「うーん、恥ずかしがる割には君もまだまだ勃ってるじゃないか……」
「ふや!? アッ、らめっ……あう、あひゃ!」
指で簡単に扱くと、ザナックは腰を淫らに揺らし、心底気持ちよさそうな顔をして無防備に開けた小さな口から子犬のように舌を出している。
「……いい子だ」
仰け反って胸を前に突き出すので、つんと先端をつつく。
「んひゃっ」
摘んでくりっと可愛がってやると泣き出してしまう。
「ひぁん……! なんれ…………ろ、うして、こんな……」
「強いて言えばお仕置きだ。……まぁ、俺は君に一切怒ってないがな。今後気を付けて欲しいとだけ思ってるよ」
「……う」
運命を受け入れるしかない。そんなふうに悟ってそうな顔で彼は眉を顰めた。俺は手を止める事なく、むしろ強めに引っ掻いてみた。
「あ、アッ……ひぁああ〜〜……っ」
ザナックの絹を裂くような甘く啼く声が静かな庭園の中に響いた。肩をビクつかせて、がくがくと脚を震わせ、確実に絶頂させたと思ったが、先程拭き取った鈴口からは一滴も何も出なかった。
「おかしいな……」
「……え? きもちい、のにっ……! へん、に……ふあッ、あンっ……や、また、きひゃう、くゆっ…………も、らめ」
ぐしゃっ、と袖を掴まれる。
「ぁ、は……あああッ」
彼は、快感を身体から逃がそうと一生懸命に腰を動かしている。結果的に俺の股間におしりを押し付けているだけだが。混乱して泣きながらも解決しようとする健気な姿はやはり彼をここまで追い詰めて良かったと思える光景だった。
「やぁ……あっ、ふぁぁッ……ひア、や、らぁ……んんんゥっ」
腰を揺らして、切なげに「んっんっ」とぐずるザナック。柔らかい肌が俺の骨に食い込む度にゴリゴリと理性が削られていってる気がする。いや、これは気のせいでは無い。痛いほど張り詰めたそこに彼のとても可愛いおしりが密着させられて俺はドキドキが止まらない。挿入て欲しいと強請られているみたいでこれ以上耐えていると体がおかしくなりそうだ。俺の膝上で、ザナックは何度も何度も何度もイッている。たぶん、ドライというやつだ。
「む…………女の子みたいだな」
「ぁ、いんずさまっ……ひゃあぁあっ……いく、のやらっ……」
可哀想だな。
だからと言って、彼の乳首を弄る手は止めないが。
「ザナック。どうだ?」
「きもちい、れしゅ…あいんずさまのゆび……。も……ゆるひてくらしゃい……浮気ひて、ごめんらひゃい……ごめんらひゃいぃ…………」
「…………そこまでは言ってないんだが。……なんだか俺が悪いことをしてる気分になってくる……」
泣きべそかいて腰を揺らす彼の胸を揉みながら、思案する。別に浮気だなんて疑ってない。ただ俺がイラついて、ザナックに八つ当たりしているだけだ。だからこそ心が痛い。
(どうしたら泣き止んでくれるか)