※この作品はR-18です。

平凡な転生者はシリオンに愛される。   作:にゃんたるとうふ

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13·5,この輝かしい黄金の日に、甘美な祝福を

澄輝坪全体を巻き込んだラマニアンホロウの暴走と始まりの主との謁見を撃退して乗り越えたリンとアキラは、当初の目的であるカローレ・アルナの行方と情報が途絶えたことに頭を悩ませながらも適当観を後にして六分街へと帰還する。

「お弟子ちゃんたちが帰っちゃうのも寂しいですけど、ジャスミンちゃんも来なくなっちゃうなんて・・・お師匠さまっ、どうにかならないんですか!?なんなら毎週、あたしが迎えに行きますけどっ!」

「無茶を言うものじゃないぞ、福福。お前さんも任務で忙しいだろうに、そもそもどうやって送り迎えする気なんだ?」

夏季休暇を経て週末に澄輝坪へと出張という名目で訪れていた彼女も送り迎えが無くなったことで六分街に戻り、自身の体質の検査・実験も今回の経験で多少進展はしたものの抑える術は見つからず今後の研究結果を待つ流れとなった。

「そんなに落ち込む必要もないさ、占いではすぐに会うことになると出ているからな。気ままに待てばいい」

「う~っ・・・お師匠さまぁ」

別れ際の項垂れる福福を元気づけるように頭にポンッと軽く手を置く儀玄の言葉が心に強く印象として残しながら、今までの日常へと戻った彼女は深く考えずに日々を過ごしていたが両親の提案に目を瞬かせることとなる。

 

ちなみにエンゾウに修理を頼んだロックスプリングも澄輝坪から六分街のカスタムショップに運ばれ、完璧にとはいかなくともある程度の修理を終えて意思疎通は可能になるまで回復している。

まだ連れ歩くことはできないが近い内に最終調整が行われ、それが終われば一度家に連れて帰ることが決まって彼女はその日を楽しみにしていた。

 

 

そんな彼女は両親の提案通り『黄金の日』の数日前に再びの衛非地区の大地を踏み締め、ロープウェイから降りると伸びをしてから澄輝坪の街並みを眺めるように左右に顔を向ける。

「(こうしてまたすぐ、戻ってくることになるなんて思わなかったなぁ・・・ってなんだか、前にも言った気がする。それにしてもお父さんとお母さんから黄金の日は澄輝坪で過ごそう、なんて提案されるとは思わなかったな。私がお世話になった人にもお礼がしたいって言ってたから、案内しようと思ってたのに・・・)まさかお仕事で少し遅れるなんて、迷うことはないと思うけど大丈夫かな?」

そんなことを呟きながら通行人の間をすり抜けて見慣れた景色に鮮やかな装飾が加わった様子に微笑みを浮かべつつ、目的地の適当観の門前で顎に手を当てて右往左往する見慣れた人物を見つけて声を掛ける。

「瞬光さん、もしかして出迎えてっ「ジャスミンっ!」――――ぅひゃっ」

彼女の声を耳にした瞬間に顔を上げて姿を捉えると飛び付く勢いで距離を詰めて抱き締め、頭頂部に鼻を押し付けて何度も深呼吸を行う瞬光に苦笑いを浮かべる。

「しゅっ、瞬光さん・・・!落ち着いて下さっ、ひゃんっ!?」

「すうぅぅーっ・・・!はぁ・・・っ♪やっぱりジャスミンは良い匂いね、会えなかった時間の分だけ堪能しないとっ♪」

「えぇっと、昨日もビデオ屋で会いましたよね?ひぅっ!おっ、お尻撫でちゃダメぇ♡瞬光さっ、んんぅ・・・っ♡」

彼女の匂いで肺を満たす中で抱き締めるために回した手を臀部に添えると撫でるように揉みしだき、甘い吐息を漏らしながら身動ぎする彼女が離れられないように抱き寄せて身体の柔らかさを堪能する。

「あーっ!なかなか来ないと思ったら、瞬光ちゃんだけズルいですよっ!あたしもジャスミンちゃんを抱き締めて、匂いと柔らかさを堪能したいですっ!」

「わっ、福姉さんっ!?」

「福福さん!?ひゃんっ♡おっぱいをそんな乱暴にっ、触っちゃダメですよぉ・・・っ!♡」

約束の時間が過ぎても姿を見せない彼女を心配して適当観から姿を見せた福福は抱き合う二人の様子に、頬を膨らませて不満を口にすると二人の間に身体を滑り込ませると彼女の膨らみに顔を埋めて揉みしだく。

「むむっ!前回触った時よりもさらに大きくなってますね、いったいどこの雄に触らせたんですかっ!これはお仕置きとして、またおっぱいを食べちゃわないといけませんねっ♪」

「そんなっ、ひぐぅ・・・っ♡私なんか食べてもっ、美味しくないですよぉ♡――――ひぎゅっ!?♡」

服越しに膨らみを下から持ち上げるようにして触る福福のお叱りに身震いしつつ、返す言葉は甘い吐息を含んで期待していることが分かり、そのことに不満を抱く瞬光は手を這わせている臀部を強く掴んで指を食い込ませる。

「しゅっ、瞬光さんっ!♡お尻をそんなにっ、強く揉んじゃダメですぅ♡・・・むちゅっ!?♡」

身を捩ってなんとか逃れようと試みる彼女に対して、臀部を掴む力を強めて身動きを封じる瞬光は自身を見上げる雌の唇を奪う。

「んぷっ、ぶぢゅぅ・・・っ♡瞬光しゃっ、こんにゃところできしゅなんてしちゃぁ♡んぢゅ、じゅぶぷっ・・・♡誰かにぃ、見られちゃいましゅよぉ♡」

「あーっ!瞬光ちゃん、また抜け駆けですかっ!?あたしもジャスミンちゃんとキスしたいですっ、早く代わってください!」

頭上で交わされる口付けに気付いて膨らみから顔を覗かせて苦言を呈する福福に、瞬光は唇を離して唾液のアーチを作りながら視線を向けて不満げな表情を浮かべる。

「福姉さんは私よりも先にジャスミンと会って、私よりも多くエッチしてるんだから!ここは大姉弟子として、妹弟子に譲ってくれてもいいと思うんだけど!」

「たしかにそうですけどっ、それとこれとは話が違いますよ!あたしの時はまだ、ジャスミンちゃんが子作りできない身体だったんですから!」

「ふっ、二人とも落ち着いてくださいね!?あとエッチとか、子作りとか大声で言わないでぇ・・・!って、あ」

瞬光と福福の言い合いを耳にして集まり始めた野次馬の視線を背後から感じながら、どうにか事態を収めようと声をかける彼女はふと視線を向けた先の見知った人物に声を漏らす。

「だいたい福姉さんはっ――――あうっ!」

「瞬光ちゃんだってっ――――うにゃっ!?」

軽く頭を小突かれて水を差された二人は少しムッとしながら振り返ると、腕を組んで呆れた表情を浮かべる儀玄と目が合って慌てて姿勢を正す。

「そこまでだ、お前さんたち。痴話喧嘩は室内か見えない所でするものだ、周りのことも少しは考えないか・・・まったく、中々戻ってこないと思ったら何をやってるんだ」

タメ息を漏らしながら周囲に視線を向けてヒラヒラと軽く手を振って騒動が治まったことを知らせると、野次馬も疎らにバラけていっていつもの喧騒へと戻ったことで視線を弟子たちに向ける。

「リンとアキラのように、相変わらずお前さんの周りは賑やかだな」

「わ、私は何もしてないんですけどね・・・あははっ」

スルリと瞬光と福福から彼女の手を握って引き寄せるとそのまま適当観の門を潜る儀玄に、慌てて彼女の腰に福福が抱き着いて空いた片手を瞬光が握り締めて後に続く。

「たとえ師匠でも、ジャスミンはあげないからねっ!」

「心配せずともそんな気はないさ、一番若い末弟子を気に掛けているだけだ。それより瞬光、お前さんは確か任務があるんじゃなかったか?」

牽制するような視線を向ける瞬光を軽く流す儀玄だが、不意に思い出したように告げる事柄に福福も声を上げる。

「そうですよ、瞬光ちゃん!ジャスミンちゃんは大姉弟子に任せて、お仕事をちゃちゃっと片付けてきてくださいっ!」

「うっ、でもせっかくジャスミンと会えたのにっ・・・往復だけで結構時間が掛かっちゃうから、明日会えるかどうかもわからないし・・・っ」

繋いだ手を握り締めて名残惜しそうに見つめる瞬光の様子に胸を締め付けられる気持ちを抱いた彼女は、周りを見渡して儀玄と福福の視線だけであることを確認するとそっと瞬光に歩み寄る。

「? ジャスミン、どうしっ――――」

葛藤する瞬光は側に立つ彼女に気付くと張り付けた笑顔を浮かべて問い掛けようと口を開くが、その前に頬に手を添えた彼女は背伸びをして軽く唇同士が触れる口付けを交わす。

「いっ、いってらっしゃいのチュー・・・ですよっ♡おかえりなさいのチューもありますから、期待してくださいねっ♡」

「~~~っ!!パパっと終わらせてくるから待っててねっ、ジャスミン!!」

一度強く彼女を抱き締めてからそう宣言した瞬光は凄まじい速度で適当観を後にして、予想以上の効果に彼女自身も目を瞬かせてキョトンと呆けた顔を浮かべる。

「まぁ、結果良ければ全て良し・・・っということにしておこう」

「あたしは良くないんですけどっ!?あたしともキスしましょうっ、ジャスミンちゃん!」

深く考えることをやめた儀玄は荒ぶる福福の首根っこを掴んで押さえつつ、騒ぎを聞きつけて集まる弟子たちを手を振って解散させながら彼女に声を掛ける。

「ところでジャスミン、お前さん一人だけか?今日は両親も一緒に来ると、嬉しそうに話していた気がするが?」

「あっ、そうでした!実は急な仕事が入って遅れるみたいです、連絡するのをすっかり忘れてました・・・お忙しいのにすみません、儀玄さんっ」

落ち込んだ様子で肩を落として頭を下げる彼女に口元を緩ませながら手を伸ばすと、下げられた頭に置いて割れ物を扱うような優しい手付きで撫でながら口を開く。

「なに、お前さんが謝る必要はないさ。遅れるだけで来れないというわけでもないんだろう、忙しいと言っても弟子を構えないほどじゃない・・・お前さんはそんなことは気にせず、いつも通り過ごしていればいい」

「そうですよっ、ジャスミンちゃんはいつも通り雄に媚びっ――――笑っていてくれればいいんですっ!」

「最初から言えてれば良かったんだがなぁ・・・」

儀玄に続いて口を開く福福の言いかけた言葉に呆れた視線を向け、彼女も苦笑を漏らしながらも気持ちが軽くなったのを感じてお礼を口にする。

「あ、あはは・・・でもありがとうございます、お二人のおかげで少し元気が出てきました!」

「お前さんが気にしていないならいいんだが、ただ客人にはもう少し待っていてもらうことになるな」

「? お客さん、ですか?」

適当観の奥に建つ本殿の前に顔を向ける儀玄につられて視線を向けると、黒枝の裁決官である照と盤岳が談笑する姿があり二人は彼女の姿に気付くと、大きく手を振って再会を喜ぶ姿に彼女も手を振り返して応えるのだった。

 

所変わって適当観にある自室へと帰ってきた彼女は立ち去った日から内装がそのままなことに驚きつつ、部屋に足を踏み入れてベッドに腰を下ろすと一息ついてつい先程の会話を思い出す。

「まさかお父さんとお母さんが盤岳さんの道場の門下生だったなんて、ビックリしちゃいましたねっ」

「ザオちゃんも最近知って驚いたよ、思ったより世界は狭いのかもねえ・・・もっと早く知っていれば、いろいろ活用できたのになあ

思っていたよりも瞬光と福福との戯れで時間が経っていたらしく照と盤岳に会って一言二言話をしている間に彼女の両親が仕事を終えて駆け付け、二人が盤岳の姿を目にすると先生と呼んで頭を下げたことでかつての門下生であることが分かった。

「この前に澄輝坪で会ったのが初めてだと思っていましたけど・・・幼い頃に挨拶のために私を道場に連れて行ったから、盤岳さんは既視感を覚えたんでしょうね。照さんの言う通り、世界って狭いのかもしれませんねっ」

隣に腰掛ける照の言葉に同意するように口にする彼女は今頃儀玄を交えて話をする両親のことを思い浮かべて、昔の思い出話から現在の近況報告などを伝えるとのことで彼女は自室へと移動したのであった。

「お母さんにホテルの鍵を渡して場所も教えたから大丈夫だよね、スイートルームだって伝えたら驚いていたけど・・・友達からの贈り物だって伝えたら、もっと驚かれて心配されちゃったけどっ」

両肩を掴まれて悪い大人に騙されていないかと本気で問い質す両親に慌てて弁解する光景を思い出して、つい苦笑を漏らしてしまう彼女に対して両親の心境に同意するように照の反対側に腰掛ける福福が声を上げる。

「そりゃあ普通の高校生が、ホテルのスイートルームの鍵をポンッて渡してきたらビックリしますよ!あたしもビックリしたんですからっ、たまに部屋にいないと思ったら他の雄とホテルに泊まってたんですよね?」

「うっ・・・それはその、不可抗力というか並々ならぬ事情といいますか・・・っ」

福福からの問い掛けに身体を震わせてしどろもどろな弁解を口にする彼女だが、肯定を意味する返事で墓穴を掘ったことに気付いてない様子に照は口角を上げる。

「泊まったことは認めるんだね、これはお仕置きが必要かなあ?」

「あたしもジャスミンちゃんの旦那様として、しっかりと躾け直してあげないといけませんねっ♪」

「えぅ、それはっ――――ひゃっ♡」

左右を挟む照と福福の雰囲気が変わったことに気付いて状況を打開しようと思考を巡らせた矢先、示し合わせたように二人同時に下半身を覆う衣服を脱ぎ捨てて男性器を露にしたことで、視線が釘付けになった彼女は思考を打ち切って雌の本能を刺激されて生唾を飲むのだった。

 

 

―――Z♡Z♡Z―――

 

 

左右に座る二人に衣服を剥ぎ取られた彼女は床に正座するように腰を下ろし、両頬に押し付けられる肉棒の熱と()せ返るような雄の匂いに深呼吸を繰り返して甘い吐息を漏らす。

「むむむっ・・・照ちゃんのおち〇ぽは大きいですね、あたしもそこそこ自信はあったんですけどっ」

「そお?福福ちゃんのおち〇ぽも、十分大きいと思うけどなあ・・・ジャスミンちゃんはどう思う?」

「すぅーっ、すぅぅーっ・・・!♡はぁぁ・・・っ♡ふぁっ?♡――――ぶぎゅっ!?♡」

問い掛けられた彼女は肉棒に夢中で瞳を蕩けさせながら呆けた顔を晒しており、照と福福は視線を交差させると息を合わせて肉棒を振って彼女の頬に打ち付ける。

「ジャスミンちゃん?ちゃあんとザオちゃんたちのお話聞かないと、これは君へのお仕置きで躾けなんだよお?」

「そうですよ、ジャスミンちゃんっ!しっかり言い付けを守れないと、ご褒美はお預けですからねっ!」

自身を見下すように向けられる視線に背筋を震わせる彼女は、すぐさまその場で床に三つ指立てると深々と頭を下げて土下座する。

「すみませんっ、照さんっ♡旦那様っ♡お二人のおち〇ぽがとっても素敵でカッコ良すぎてっ、つい夢中になってしまいましたぁ♡お叱りは甘んじて受け入れますから、どうか許していただけませんかっ?♡」

「ふぅん・・・どうしよっか、福福ちゃん?」

床に頭を擦り付けて許しを請う彼女を見下ろしながら下げられた頭に足を乗せ、足首を捻って踏み付ける照は隣に座る福福に顔を向けて意見を求める。

「そうですねぇ、あっ・・・じゃあさっき照ちゃんから、聞いたことをやってもらいましょうかっ」

「はぁいっ♡何でもお申し付けくださいっ、旦那様♡」

福福の言葉に照に頭を踏み付けられながら秘部から軽く潮を吹いて肯定の返事をする彼女は、指示された行動に一切の抵抗を示すことなく頷きを返すと床に擦り付ける頭を上げる。

 

身体を起こした彼女は二人に良く見えるように犬の芸の一つであるちんちんのポーズを取ると、自身の膨らみの先端を指で抓り上げて引っ張り、もう片方の手を秘部に這わせると指を滑り込ませて自慰行為を始める。

「んっ、はぁ・・・っ♡どうっ、ですかぁ・・・?♡ふぅ、はひゅっ・・・♡私のオナニー姿っ、じっくりと視姦し()て楽しんでください♡ふんぐっ、ほぐぅ・・・っ♡」

二人の雄に見られていることに興奮して普段よりも激しく秘部に指を出し入れして、膨らみの先端を指で押し潰しながら引っ張ることでいつもより早く絶頂の波が押し寄せる。

「ふぐっ、ぐうぅっ・・・!♡お二人に視姦されながらの、オナニー最っ高♡んぎっ、ぐふぅ・・・っ!♡こんなの覚えちゃったらっ、普通のオナニーじゃ満足できなくなっちゃうっ――――んおっ!?♡イッグウゥぅぅぅぅっ!!?♡」

そう言いながらも指を止めずに膣内を掻き乱していた彼女は見事に絶頂を迎え、身体を仰け反らせながら噴き出した潮を床に撒き散らして身体を痙攣させる。

「はへっ、んひ・・・っ♡こりぇで満足っ、していただけましたかぁ・・・?♡んほっ♡」

だらしなく蕩けた顔を晒しながらそう問い掛ける彼女に、血管の浮き出た肉棒が二本も突き付けられたことで喜色の籠った鳴き声を漏らす。

「お二人とも満足、してくれたんですねっ♡なら次はそのガッチガチに勃起したおち〇ぽをぉ、スッキリさせないといけませんねっ♡ひゃんっ♡」

「御託は良いですからっ、早くおま〇こ使わせなさい!今日こそ孕ませますから、雌の責務を全うするようにっ・・・いいですねっ!」

「こんな下品なオナニー見せられたら、我慢できなくなるのもしょうがないよお・・・ちゃんと責任取って孕んでねっ、ジャスミンちゃん♪」

頬を叩くように突き付けられる肉棒に下腹部を疼かせる彼女は、二人の要求通りにベッドに仰向けに寝転がると足を大きく開いて身体の使用権を明け渡す。

 

秘部を曝け出したと同時に覆い被さった福福の肉棒によって貫かれ、膣内を押し広げる剛直の熱と硬さに甘い吐息を漏らしていると腰を打ち付けられる。

「くっ、ふぅ・・・!いつ使ってもおち〇ぽ締め付けてきてっ、どれだけ使っても飽きませんね♪」

「んごっ、ほぎゅ・・・っ♡旦那様に喜んでもらえてっ、お嫁さん冥利に尽きますぅ♡ふごっ!?♡ぶぢゅっ、じゅぼぶっ・・・!♡」

腰振りを始める福福の肉棒で膣内を擦られて最奥を叩かれる衝撃に嬌声を上げる彼女の口が開いたところで、喉を塞ぐように突き入れられた照の肉棒に驚きの声を上げながらも舌を這わせてしゃぶりつく。

「ほらほらっ!福福ちゃんにばっかり構ってないで、ザオちゃんのおち〇ぽも気持ち良くしてくれないとねえ♪」

「んぢゅっ、ぢゅるぅ・・・っ!♡ぶじゅっ、ぢゅぽっ・・・!♡ぶぷっ、ぢゅぢゅぅ・・・っ!♡」

肉棒を根元まで突き入れられて喉を塞がれて呼吸が出来なくなっても唇を突き出して吸い付きながら舌を這わせる彼女に、嗜虐心を刺激された照は喉を掴むと腰振りを行って口内だけでなく喉も使って肉棒を扱いていく。

「んんっ・・・!喉を使われて膣内を締め付けるなんてっ、ジャスミンちゃんはやっぱり変態なんですね♪」

「ジャスミンちゃんがマゾの変態なのは、元からだと思うよお?だって普通の女の子は、軽々しく土下座しないし頭を踏まれて興奮したりしないもんねえ♪」

「っ・・・♡ぼぢゅっ、ぢゅぶぅ・・・っ!♡ぶぼっ、ぶぢゅるっ・・・!♡」

身体をいいように使われて自身の本質を見透かされて身震いする彼女は口角を上げて肉棒への吸い付きを強め、膣内の肉棒の先端に子宮口が吸い付いて子種を強請るように搾り取ろうと蠢く。

「うにゃ・・・!もしかして図星を突かれて、興奮しちゃったんですか?おま〇こがおち〇ぽに吸い付いてきてっ、そんなにされたら射精ちゃいますよ・・・っ!」

「んぅ・・・!ザオちゃんの方の吸い付きも強くってえ、こっちも我慢できないっ・・・!」

「ぐぶっ!?♡ごぶっ、ごぼぼ・・・っ!♡ぶぽっ、ぶぢゅるるっ・・・!♡ごぎゅっ、ぶぐぷっ・・・!♡」

同時に口内と膣内を満たしていく射精の勢いに潮を吹く彼女は大きく喉を鳴らして精液を飲み込んでいき、膣内射精を一滴も逃すまいと吸い付いた子宮口によって精液を子宮内で受け止める。

「ふにゃぁ・・・やっぱりジャスミンちゃんのおま〇こ、気持ち良いですぅ♪最近は使う機会が少なくなってたので、まだまだ射精し足りませんっ・・・!」

「ぢゅうぅぅ・・・っぽ!♡もちろんお二人が満足するまでっ、私の身体を使っておち〇ぽスッキリしてください♡んおっ、ほおぉ・・・っ!♡」

唇が伸びるほど強く吸い付いていた肉棒が引き抜かれたことで雄に甘えるように媚を売る彼女に、初めからそのつもりだとばかりに腰振りを再開する福福に照は少し不満げな声を漏らす。

「もお~っ、福福ちゃん?一回射精したら交代って言ったのにい・・・」

「ごめんなさいっ、照ちゃん!でもジャスミンちゃんのおま〇こが離してくれなくって、何回か射精したら交代しますからっ・・・!」

謝罪を口にしながら彼女の腰をしっかりと掴んで腰振りを続ける福福にタメ息を漏らしつつ、自身も同じ状況なら同じ行動を取ると考えて視線を下げると彼女の膨らみに目を付ける。

「もお、絶対だよお?とりあえず気を取り直してっ、ザオちゃんはこのデカパイを使おっかな・・・よいしょっとお♪」

「んごっ、ほひゅっ・・・!♡はぇ?♡照さっ――――んぶっ!?♡」

その場から立ち上がる照に疑問符を浮かべて声を掛けようとする彼女だが、顔面に腰を下ろされて続きを発することができずに目を白黒させる。

「うんっ、ちょうどいい椅子があってよかったよお♪これで心置きなくデカパイを使って、おち〇ぽ扱くことができるよお♪」

「ふーっ、んふぅーっ・・・!♡ん゛ん゛っ、んぶふーっ・・・!♡」

照の臀部に視界を塞がれて呼吸する度に雄の匂いを肺一杯に取り込む彼女は瞳を蕩けさせ、視覚を奪われたことで膣内を抉る肉棒の感覚を鮮明に脳に叩きこまれて軽く絶頂に達して潮を吹く。

「相変わらずジャスミンちゃんのおっぱいは大っきいねっ、持ち上げるだけでも一苦労だよお♪んしょっ、とお・・・!ふゃあっ、おち〇ぽを挟むだけでも気持ち良いよお♪」

「ぶふぅーっ、ん゛ぶぅーっ・・・!♡ふんぐっ、ぶひゅぅぅーっ・・・!♡」

横から膨らみを持ち上げて肉棒を挟み込んで擦り付けるようにして扱く照は心地よい柔らかさに身を震わせ、彼女も膨らみから伝わる肉棒の熱と硬さに疼く下腹部を福福の肉棒で押し潰されて身体を跳ねさせる。

「くぁっ、急に膣内の締め付けが強く・・・っ!射精したばっかりなのにっ、もう射精ちゃいます・・・っ!」

「ん゛ぶっ!?♡ん゛ん゛ん゛んんんぅぅぅぅぅぅっ!!?♡」

二回目にも拘らず一回目と変わらない射精を行う福福の精液を受け止めた腹部は大きく膨れ上がり、突然膣内を襲う衝撃と快感に腰を浮かせる彼女は盛大に潮を噴き上げて絶頂を知らせる。

「ジャスミンちゃんの下品な潮吹き見てたら、ザオちゃんも我慢できないからこのまま射精すねえ・・・っ!」

「ん゛ぶぅっ、ふぶっ・・・!♡んふぅーっ、ぶふぅぅーっ・・・!♡」

自身の肉棒の先端を膨らみで包み込んだ照はそのまま高まった情欲を解き放ち、勢いよく吐き出される精液をどうにか受け止めていた膨らみの許容量を超えて隙間からとめどなく溢れ出す。

「はーっ、はぁーっ・・・!このおま〇こ気持ち良いっ、孕ませる・・・っ!絶対赤ちゃん孕ませてっ、あたしだけの雌にしてやりますっ・・・!」

「これはすぐに変わってくれなさそうだね、しょうがないからこのデカパイで遊んどこうかなあ♪」

「ふーっ、ぶふーっ・・・!♡んふっ♡」

福福と照から休みなく快感を与えられる彼女は何度も絶頂を迎えて潮を撒き散らし、自身が求められていることにだらしない笑みを浮かべて射精を受け止め続けるのだった。

 

十回に迫る回数の射精を行った福福によって妊婦を超える大きさに膨れ上がった腹部を気にせず、交代で秘部に肉棒を突き入れた照は彼女の足を踏み台にして、腰を大きく振り上げて力強く振り下ろす腰振りを繰り返す。

「んごっ、ほごっ・・・!♡ふぎっ、ぐほぉ・・・っ!♡」

「やっぱりジャスミンちゃんとは、生エッチするのが一番だよねえ♪おち〇ぽに絡み付くように締め付けてきてっ、子種よこせ―って催促してるみたいだよお♪」

楽しそうに声を弾ませながら激しく腰を打ち付けて最奥を押し潰す照に対して、連続膣内射精で情欲が一旦落ち着いた福福は彼女の頭上に腰を下ろして深く息を吐く。

「我ながらいっぱい出しましたねぇ、おっぱいも照ちゃんの精液でドロドロですし・・・見てたらまたおち〇ぽが元気にっ――――うん?」

自身の精液で膨らんだ腹部を叩きながら照の精液で染め上げられた膨らみを眺める福福は、肉棒が再び頭を上げるように反り返って硬さを取り戻す様子に腰を浮かせたところで物音に気付いて耳をピンッと立てる。

「扉がノックされてるみたいだね、ザオちゃんは今手が離せないから代わりに対応してくれるう?」

「んぎゅっ、ふほおぉぉ・・・っ♡おぎょっ!?♡」

「むむっ、仕方ありませんね・・・はーいっ、どちらさまですか?」

肉棒を秘部に根本まで押し込んで彼女に覆い被さる照の言葉に、膨らんだ腹部に平手打ちをしてから立ち上がった福福は部屋の入り口に駆け寄る。

「その声は、福福か。お前さんがいるということは、ジャスミンと照もそこに居るんだな?」

「おっ、お師匠さま!?えぇっと二人はそのっ、ベッドで仲良く寝てるんですよ!だから何か用事があるなら、あたしが伝えておきますよっ!」

「ほう、そうなのか?といってもジャスミンの両親がホテルに戻ると伝えに来たんだが、寝てるのなら仕方ないな」

何処か慌てた様子で声を上げる福福に扉越しにだが中の状態を何となく察した儀玄は、気付いたことをお首にも出さずに伝えるべき事情を口にすると照に押し倒される彼女が反応を示す。

「ふゃぁ・・・?♡お父さんとお母さん、帰っちゃうんですかっ・・・?」

儀玄の来訪に膣内に肉棒を挿入したまま息を潜めていた照は、顔を上げて身動ぎする彼女に驚きつつも冷静に手足に力を込めて押さえつける。

「ジャスミンちゃん、今は静かにしててねえ?もしかしたら君のご両親が外にいて、エッチなことしてるのがバレちゃうかもしれないでしょっ?」

「でっ、でもぉ・・・お父さんとお母さんのお見送りぐらい、しても問題ないですよねっ?」

「むっ、聞き分けの悪い娘には・・・お仕置きっ!」

尚も身体を起こそうと藻掻く彼女に少しの苛立ちを覚えた照は、肉棒を半ばまで引き抜いて腰を振り上げると全体重を乗せて一気に振り下ろす。

「んごっ!?♡ふっごお゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉぉぉぉっ!!?♡」

少しの間動かなかった反動で敏感になった膣内を擦り上げて最奥を押し潰されたことで、彼女は身体を大きく跳ねさせると獣のような嬌声を上げて両足をピンッ♡と伸ばして絶頂と共に潮を噴き上げる。

「ん?今の声は・・・」

「ねっ、寝言ですよ!久し振りに澄輝坪まで来たから、疲れちゃったんでしょうねっ!ジャスミンちゃんも寝言を言っちゃうくらいっ、ぐっすりみたいなんですよ!」

上ずった声色で矢継ぎ早に説明する福福の必死な様子に、怪しさが隠せていないぞと思いながら話を続ける。

「まだ何も言ってないんだがな、まぁいい。それより福福、お前さんには明日ジャスミンの親御さんの澄輝坪の案内を頼めるか?」

「えっ、でもそれはジャスミンちゃんがするんじゃないんですか?」

「本来ならそうなんだがな、久しぶりにジャスミンがこっちに帰ってきたんだ・・・それを知ってお前さんはどうした、福福?」

「それはもちろん、ジャスミンちゃんに会いにっ――――あ」

「そういうことだ、今日はまだ気付いていないが明日には知れ渡っているだろうしな」

儀玄の言いたいことを察した福福はベッドの上で照に押し倒されて性行為に耽る彼女の姿に目を向けて、他の陣営のエージェントに迫られる姿を思い出して不満げに眉を顰める。

「だったらあたしがジャスミンちゃんを独り占めっ・・・もとい側にいるので、お師匠さまがご両親の案内をしたらいいんじゃないですか?」

「悪いが私も少し用事があって案内はできそうにない、それにお前さん一人で他の面々を抑えるのは無理がある。それと福福、これはお前さんにとってもチャンスではあるんだぞ?」

「チャンス、ですか?」

福福の疑問の声に短い返事をした儀玄は、少しだけ間を空けて注意を引いてから口を開く。

「ジャスミンと夫婦となればお前さんの家族とも言える存在になる、そんな二人と仲良くなって外堀を埋めておけば何かと有利だろうと思ったんだがっ――――」

「任せてください、お師匠さまっ!あたしの輝かしい夫婦生活のためっ、案内役を完璧にこなしてみせますよ!」

「邪気と打算が漏れ出ているが・・・まぁ、お前さんなら上手くやれるだろう。私はもう寝るが、お前さんたちも程々にな」

若干私欲に塗れたやる気を燃やす福福に呆れた声色で軽く諭してから、その場を後にする儀玄の足音が遠ざかるのを聞き取ると安堵の息を吐いて部屋の中に視線を戻す。

「あの感じっ、お師匠さまにはバレちゃったかも・・・もうっ、それもこれもジャスミンちゃんが喘ぎ声を上げるからですよっ!」

頬を膨らませて不服そうな声を上げながら衝立越しにベッドを覗き込むと、ちょうど照が足を伸ばして高く上げた腰を振り下ろす瞬間だった。

「うんしょ・・・っとお!」

「ほごぉ゛お゛お゛ぉ゛ぉぉぉぉっ!!?♡照さんの太っとくて、なっがいおち〇ぽにぃ!♡子宮潰されてぇ、イギュウ゛ゥ゛ぅ゛ぅぅぅぅぅっ!!?♡」

掛け声と共に叩き付けられた肉棒で最奥を押し潰されて腹部に溜まった精液を秘部から溢れさせ、雄叫びのような嬌声を上げながら漏れ出た精液と一緒に潮を撒き散らして絶頂を迎える。

「ジャスミンちゃん、さっきからイキっぱなしだねえ♪そんなにザオちゃんのおち〇ぽ、気に入っちゃったのかなあ?」

「はひゅ、はいぃっ♡照さんの太っとくて逞しいおち〇ぽっ、とっても気持ち良くて大しゅきっ――――んおぉっ!?♡」

「なに他の雄に色目を使ってるんですか!あたしが一番ってこと、またその身体に理解(わか)らせないといけませんねっ!」

蕩け切った雌の顔を晒して照に媚びを売る彼女の顔に苛立ちでいきり立った肉棒を叩き付ける勢いで押し付け、鼻息荒く言葉を浴びせる福福に彼女は押し付けられた肉棒から伝わる熱と匂いにだらしなく口元を緩ませる。

「旦那様のおち〇ぽもっ、大っきくて素敵っ――――んほおぉっ!?♡」

「おち〇ぽを目にするとすぅぐ尻尾振って、これは躾け直すのが大変だねえ」

「あたしも手伝いますよ!ジャスミンちゃんを理解らせないと、あたしの気が済みませんからっ!」

「ぁっ♡・・・ふへっ♡」

犯る気に満ち溢れる二人の雄に睨まれる彼女は後の展開を予想して身震いし、軽い絶頂を迎えて潮を吹くと四肢を投げ出して抵抗の意思がないことを証明して雄の情欲を受け止めるのだった。

 

 

―――Z♡Z♡Z―――

 

 

微睡みから覚醒した彼女は周囲に視線を向けて誰もいないことに気付くと、重たい腹部を支えながら上体を起こすと軽く伸びをして身体を解してベッドから立ち上がる。

「旦那様も照さんも、私をヤリ捨てていくなんて・・・ヒドい人っ♡」

言葉とは裏腹に熱に浮かされた甘い吐息を漏らす彼女は情欲の詰まった腹部を優しく撫でつつ、身嗜みを整えるためにまずはシャワーを浴びようと着替えを持って風呂場へと移動する。

 

身体と膣内をスッキリさせて道着に着替えた彼女が適当観の本殿前に立ち寄ると、見知った人物が揺れる尻尾の先端に付いた銃と言い争うように会話する姿を目にする。

「オルペウスさんと「鬼火」さんっ、おはようございます!今日はどうされたんですか?」

「あっ、「鬼火」姉さん!やりましたっ、自分の予想通りであります!」

「殆どまぐれみたいなものだっただろっ、まったく・・・!それはさておき久し振りだな、店員君。前回の体質研究以来だが、元気そうで何よりだ」

瞳を輝かせて興奮した様子で彼女を指差すオルペウスを窘める「鬼火」は、呆れるタメ息を漏らしつつも彼女に向き直って挨拶を交わす。

「はいっ、お二人もお元気そうで嬉しいです!それで今日はどうしたんですか、リンさんたちは六分街にいますけど・・・?」

「今日はプロキシ君に用があってきたわけではない、ちょうどまとまった休みが取れたからな。黄金の日に備えて澄輝坪を訪れたというわけなんだが、オルペウスの奴が適当観に行くと聞かなくてな・・・」

「ですがそのおかげでこうして、ジャスミンさんと再会することができたでありますよ!自分の勘に従って正解でしたねっ!」

「さっきまで不安そうに右往左往していたのは誰だ、もう少しで落ち込んで帰るところだっただろっ!」

「おっ、「鬼火」姉さん!それは言わないでほしいでありますよっ!」

「鬼火」の言葉にアタフタと焦るオルペウスに口元を緩ませながら、口ぶりから自身に会いに来てくれたことを察して喜びを感じる。

「それじゃあ、お二人は私に会いに来てくれたんですね!とっても嬉しいですっ!」

「私たちだけではないがな、っと噂をすれば戻ってきたか」

「鬼火」が顔を向ける先に同じく顔を向けると見知った三人が門を潜る姿があり、その内の一人は彼女の視線に気付くと乗ったキックボードのスピードを上げて一気に距離を詰める。

「ジャスミーンっ!久し振りンナーっ!」

「「シード」さっ――――ひゃあっ!?」

爆速で距離を詰めた「シード」はその勢いのままキックボードから手を離すと彼女に飛び付くように抱き着き、その行動をある程度予期していたように彼女も足に力を込めてどうにか踏ん張って倒れることなく抱き留める。

「「シード」っ、なんて危ない真似を・・・っ!ジャスミンさん、大丈夫ですか?」

「素晴らしい体幹ね、さらに鍛えれば良い兵士になれるわ」

「「トリガー」さん、私は大丈夫ですよ・・・!「11号」さんっ、私は兵士には向かないと思いますぅ・・・っ!」

心配して駆け寄る「トリガー」と彼女の可能性を垣間見て頷きを見せる「11号」を尻目に、コアラのように全身を使って抱き着いた「シード」は彼女の膨らみに顔を埋めて頬擦りする。

「ンナンナ~、やっぱり"ママ"に抱き着いてると安心するンナ~♪」

「「"ママ"?」」

「しっ、「シード」さん!?それはオルペウスさんと私だけの時に使う呼び方でっ、えっとあのそのぉ・・・っ!」

体重を預けて安心しきった様子で甘える「シード」の口から出た単語に、疑問の声を漏らす「トリガー」と「11号」は事情を知っていそうなオルペウスと「鬼火」へと視線を向ける。

「おいっ・・・どういうことだ、オルペウス。私も呼び方については初耳だぞっ?」

「あれは「シード」が勝手に言い出したといいますかっ、自分は関与していないことでありますよ!」

「あーっ!オルペウスが嘘付いてるっ、自分のことは"パパ"って呼ぶように言ってきたくせにーっ!」

「ちょおっ!?「シード」っ、それは言わない約束っ――――」

慌てるオルペウスにべーっと舌を出す「シード」は彼女に向き直ると笑顔を咲かせて再び膨らみに顔を埋めて頬擦りを始め、そろそろ足が限界だった彼女は適当観の本殿前の階段に腰を下ろして「シード」の頭を優しく撫でて宥める。

「そこまで関係が進んでいるとは知りませんでした、だから真っ先に適当観へ足を運んだのですね」

「護るべき者がいる兵士は強くなるわ、その分会える時間を大切にするべきね」

「たっ、たしかにジャスミンさんは大切な存在でありますが・・・「シード」のあれは、勝手に言ってるだけでっ――――」

「私たちは家族団欒(だんらん)のお邪魔になりそうですから、先に失礼しますね・・・私もプロキシさんといずれっ

「それなら飲茶仙に寄るのはどうかしら、少し気になる料理を見つけたの」

オルペウスの弁明を聞き流して適当観を後にする二人を為す術もなく見送って肩を落とすが、すぐに顔を上げると未だに彼女に頬擦りして甘える「シード」へと声を掛ける。

「「シード」、どういうつもりでありますか!お二人に変な誤解を与えたじゃないですか、どうしてくれるでありますかっ!」

「なにが~?僕は間違ったことなんて言ってないし、全部事実を口にしてるだけだよ~?ねっ、ママ~♪」

「へっ?うぅ~ん・・・たしかに間違ってはなかった、かも?」

「ジャスミンさんまでっ・・・!「シード」を甘やかすのはダメでありますよっ!」

彼女の賛同を受けてドヤ顔を浮かべる「シード」に悔しさで歯を食い縛るオルペウスに対して、「鬼火」は呆れた様子でタメ息を漏らすと二人の睨み合いを無視して彼女に声を掛ける。

「騒がしくしてすまないな、店員君。君もご家族と過ごす予定だっただろうに、我々に気を遣わずともいいんだぞ?」

「気にしないでください、「鬼火」さんっ!お父さんとお母さんの方は、儀玄さんがどうにかしてくれてるみたいなので大丈夫だと思います!」

前日に儀玄が訪ねてきたことは覚えているが照にハメ潰されていて話の内容までは朧げにしか覚えておらず、自身の代わりに誰かが両親の案内をしていることしか覚えていないが儀玄の采配なら問題ないと頷いて見せる。

「ならこのまま、ママと過ごしても大丈夫だよね~♪お部屋に戻って添い寝して~、いつものヤツしてほしいなぁ~♪」

「ひゃっ♡う、うんっ♡「シード」さんが望むなら、いくらでもしてあげるねっ♡それじゃあ、えぇっと・・・いきましょうか、オルペウスさんっ♡」

「はっ、はいであります!」

自身の膨らみに下から掬い上げるようにして顔を埋める「シード」の言葉に胸を高鳴らせて肯定の返事をする彼女は、オルペウスに声を掛けると座る自身に向けて差し出された手を繋いで立ち上がって先程後にした自室に向けて歩き出すのだった。

 

 

自室へと戻ってきた彼女は自身に抱き着く「シード」をベッドに座らせると、道着の胸元を緩めてブラジャーを外すと膨らみを衣服から取り出して曝け出す。

「わぁ~、相変わらずママのおっぱい大きいねぇ♪ねっねっ、もう触っていいよねっ♪えいっ♪」

「もうっ、こうなったのは「シード」ちゃんも原因の一つなんだからねぇ♡ぁっ、ひゃんっ♡」

彼女の許可も待たずに手を伸ばして膨らみに指を食い込ませて揉みしだく「シード」に、注意することなく慈しむような優しい眼差しを向けて嬌声を漏らしながら触りやすいように胸を突き出す。

「少し前から気になってはいたが「シード」、なぜ店員君をそう呼んでいるんだ?」

何とも言えない視線を向けていた「鬼火」からの問い掛けに、キョトンとした表情を浮かべる「シード」は彼女と顔を見合わせる。

「なんでって・・・ジャスミンが僕の"生みの親"だから、かな〜?」

「???」

「あぁっ、「鬼火」姉さんが処理しきれずに宇宙を背負って!?じっ、自分が簡潔に説明するであります!」

謎だらけの回答を受け取った「鬼火」が宇宙猫となる中で、慌てて名乗りを上げたオルペウスが事の経緯を説明する。

「・・・つまり、あれか?店員君とオルペウスの性行為を見学していた「シード」が彼女の胸に興味を持ち、触ったり吸ったりしている間に甘やかされて母性を感じた結果・・・店員君を生みの親であると認識した(との存在しない記憶が溢れ出した)と?」

説明を受けた「鬼火」は頭痛が痛いというような理解できない現象を何とか飲み込もうと聞き返し、オルペウスが相違がないことを確認して頷くのを確認すると何とも言えない感情を抱いて深く考えるのをやめる。

「あっ、ちなみに育ての親は「ビック・シード」だよ♪僕が小さい頃に、ホロウでママとはぐれたところを助けてくれたんだ〜♪」

「え、そっ・・・そうだっけ?そうだった、かも?」

「・・・・・・まぁ、そういうこともあるだろう。私は休眠モードに入る、後は好きにしろ」

存在しない記憶を語る「シード」に少なからず動揺する彼女の姿を横目に、「鬼火」は話を打ち切るように投げやりな返事をしてから眠りにつく。

「「鬼火」隊長も納得してくれたことだし、ママにもっと甘やかしてもらお〜っと♪」

「納得というより諦めっ――――って、「シード」!ジャスミンさんの独り占めはズルいでありますよ!」

「鬼火」から視線を彼女に戻した「シード」は笑顔を咲かせて膨らみに飛び込むように顔を埋め、そのことに苦言を呈するオルペウスが詰め寄るのを手で制する彼女は柔和な笑みを向ける。

「オルペウスさん、落ち着いてください。娘のすることですから、ここは親として寛大な心で許してあげないと♡ねっ、パ〜パ♡」

自身の隣を叩いて座るように促してから腰を下ろすオルペウスのテントを張る股間部分へと手を伸ばし、撫で上げるように優しく触れながら衣服越しにも感じる熱と硬さに口元を緩ませる。

「くぁっ・・・♪なら「シード」を許すかわりにっ、ママであるジャスミンさんに責任を取ってもらうであります♪」

「きゃっ、もう♡パパったら、せっかちなんですからっ♡」

腰に回された腕で抱き寄せられた彼女は瞳を蕩けさせながら下腹部を疼かせ、これから行われるオルペウスとの交わりを想像して期待に胸を高鳴らせるのだった。

 

 

―――Z♡Z♡Z―――

 

 

着ている道着を脱ぎ捨ててベッドに仰向けで寝転がる彼女に続いて「シード」とオルペウスも衣服を脱ぎ捨てると、「シード」は彼女の隣に寝転がって膨らみの先端を口に含んで吸い付き、オルペウスは彼女に覆い被さるようにして秘部に猛り立つ肉棒を躊躇なく挿入する。

「んっ、おおぉ・・・っ!♡相変わらずパパのおち〇ぽっ、太っとくて熱々でぇ♡おま〇この形がパパのおち〇ぽに合うように、熱で解されて変えられちゃってますぅ♡んおぉっ・・・!?♡」

膣内を押し広げて満たす肉棒からの熱に口元をだらしなく緩ませて恍惚とした笑みを浮かべる彼女の様子に、ムスッと不満気に頬を膨らませる「シード」は吸い付く先端に噛み付いて膨らみを掴んで引っ張って伸ばす。

「「シード」ちゃんっ、乳首噛んだりおっぱい引っ張っちゃダメェ・・・っ♡変な癖っ、付いちゃうからぁ♡ふほおぉぉぉ、ぶぎっ・・・!?♡」

自身の膨らみを玩具のように扱う「シード」に注意という名の催促をする彼女が膣内から意識を逸らしたことに、不満を抱いたオルペウスはゆっくりと肉棒を引き抜くと一気に最奥まで突き入れる。

「おっ、オルペウスさっ・・・パパ?♡おち〇ぽジュポジュポするのはいいですけど、一言だけでも声を掛けてくれるとっ――――んごっ!?♡ほぐっ、ふひょおぉぉぉ・・・っ!?♡」

「ふーっ、ふぅーっ・・・!」

突如襲ってきた子宮を押し潰す衝撃と快感に目を白黒させつつ指摘する彼女に対して、荒い呼吸を漏らしながら顔を俯かせて腰を掴むオルペウスはそれを無視して強く腰を打ち付ける。

「ふごっ!?♡ぱっ、パパぁ♡もしかしてっ、娘に意識を向けたからぁ♡嫉妬っ、しちゃったのぉ?♡ふぐっ、ごひゅっ・・・!♡心配しなくてもっ、パパが一番っ――――んぎいぃぃぃぃっ!?♡」

力強く腰を打ち付けるオルペウスの心情を察して愛を囁こうと口を開いた彼女だが、乳首を噛み潰される痛みと一際強く引っ張られる膨らみから伝わる快感によって愛の囁きは嬌声へと変化する。

「んむ〜っ・・・!」

「むむむっ・・・!」

自らの気を引くために快感を与えて鳴かせ合うオルペウスと「シード」に挟まれる彼女は、睨み合う二人のうちどちらかに味方することもできずに視線を彷徨わせるが不意に妙案を思い付く。

「パパっ、ん〜ちゅっ♡「シード」ちゃんっ、んっちゅ♡」

「んんっ、ジャスミンさん?」

「ほえ?ママ?」

唐突に彼女から口付けを交わされたことに呆けた顔を浮かべるオルペウスと「シード」に、うまくいったと内心で考えながら視線を向ける二人に声を掛ける。

「仲直りのチューだよ♡喧嘩なんてやめて、今は私に集中してほしいなっ♡」

「ジャスミンさん・・・っ」

「ママっ・・・!」

驚いたように目を見開いて自身を呼ぶ二人の様子に成功したと内心でほくそ笑む彼女は、この流れで甘く愛を囁きながらの性交を期待して胸を躍らせつつ顔を見合わせる二人に微笑みを浮かべる。

 

「いやっ、元はといえばハッキリしないジャスミンが悪いでありますよ!反省しろっ、この淫売!」

声を荒げながら彼女の足首を掴んで持ち上げながら腰を振り下ろして秘部を肉棒で貫くオルペウスに、子宮を押し潰される快感と状況を飲み込めずに目を白黒させる彼女は嬌声交じりの疑問を問い掛ける。

「んほおおぉぉぉぉぉっ!!?♡にゃんでっ、納得してくれたんじゃっ♡ふごぉおぉぉぉぉぉぉっ!!?♡ないん、でしゅかぁ・・・っ!?♡」

腰を打ち付けられる度に大きな嬌声を上げて身体を跳ねさせて絶頂を迎えて潮を吹く彼女を尻目に、片方の膨らみを枕にしながらもう片方の先端を口に含んで咀嚼する「シード」が呆れた様子で口を開く。

「ママが原因なのに他人事みたいに言うから、自業自得だよね~♪理解(わか)らせるお仕置きはオルペウスに任せて、僕はママのおっぱいで一眠りするねっ♪おやすみンナ〜♪」

そう口にして本当に彼女の膨らみに頭を預けて眠りに落ちる「シード」に、オルペウスを宥めてもらおうと慌てて上体を起こして声を掛ける。

「しっ、「シード」ちゃん待っ――――ぅごひょおぉぉっ!?♡」

「なに余所見してるでありますかっ、自分の雌ならしっかりと雄に媚びるために気を配れっ!」

しかし自身から気を逸らしたことに気分を害したオルペウスが荒い口調で腰を深く落とし、肉棒で子宮を捏ねるように押し潰したことで逸れた意識を強制的に戻される。

「うぎっ、ぐぎゅぅぅ・・・っ!♡ごっ、ごめんなさいパパ♡今からはおま〇こに集中してっ、おち〇ぽが気持ちよぉく射精出来るように努めますぅ♡ふんぎっ、ふほおぉぉっ・・・!♡」

「くっ・・・!いいぞっ、その調子であります!次からは自分を見たら、おま〇こ濡らしておち〇ぽを受け入れる準備してっ・・・生ハメしやすいように身体を差し出すこと、いいですねっ♪・・・?あっ、こら!理解したのなら返事をするでありますよっ!」

自身の言葉を肉棒に夢中で聞き逃して返事のない彼女を躾ける目的で、肉棒で押し上げられて盛り上がった下腹部に躊躇なく拳を振り下ろす。

「お゛びょ゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉぉぉぉぉっ!!?♡子宮ぶっ叩かれ゛でっ、イ゛グゥ゛う゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅぅぅぅっ!!?♡」

拳が下腹部に打ち付けられた衝撃に身体を大きく跳ねらせると同時に天高く潮を噴き上げて絶頂に達して獣のような嬌声を上げ、下腹部にめり込む拳をグリグリッと捻られる度に子宮を磨り潰されて潮を撒き散らしながら身体を仰け反らせて何度も絶頂を迎える。

「わかっひゃっ、理解りましたからぁ!♡ぶぎゅっ、ほごぉ・・・っ!?♡女の子の大事なトコロっ、乱暴に扱わにゃいでぇ・・・っ!♡んぎっ、ぶごぉぉっ・・・!?♡」

「理解したのなら口答えせずに、甘んじて受けるでありますよっ!これはジャスミンに理解させると同時に、お仕置きも兼ねているんですからねっ♪」

そう言うと拳を下腹部に押し当てたまま腰振りを再開するオルペウスに、彼女は膣内からも外からも子宮を挟み込むように押し潰される感覚に四肢をピンッと伸ばして潮を吹く。

「これヤッベ、変なイキ癖つくっ!♡子作り部屋を潰されないと、イケない変態になっちゃうぅ!♡」

「元から色々なおち〇ぽ摘み食いする変態なんですから、今さら変なイキ癖付いても変わらないでありますよっ♪」

「っ、ふへ・・・っ♡ありぇはっ、私のせいじゃっ――――ぬほぉぉお゛お゛ぉ゛ぉぉぉっ!!?♡」

弁解しようと口を開いた彼女だが最奥に突き立てられた肉棒から前触れもなく射精が行われたことで、言葉は嬌声へと変貌して子宮内を満たす熱く固形に近い精を感じて腰を痙攣させて潮を撒き散らす。

「くっ、はぁ・・・っ♪突然締め付けを強めるから、我慢出来ずに射精ちゃったでありますよっ♪ってその顔はもしかして、自分の言葉で前回の乱交騒ぎを思い出したでありますね!?」

「っ、そんにゃこと・・・っ♡あの時は死んじゃうかと思ったんですからっ、思い出して子宮が疼いて膣内を締め付けるわけないじゃないですかぁ♡」

言葉とは裏腹に甘い吐息を含む媚びた声色で話す彼女はオルペウスの口にした乱交騒ぎ―――生殖機能を(微量に)回復した直後に起こった雅を始めとした澄輝坪に来てから関係を持った面々から代わる代わる輪姦(まわ)されたこと―――を想起させた彼女が頬を上気させて熱の籠もった吐息を漏らす様子には期待の色がありありと透けて見える。

「そんな顔で言っても、説得力が無いでありますよっ!そういえばジャスミンは、乱暴にされて喜ぶマゾメスでしたねっ♪ならもっとお腹を叩いてほしいでしょうし、おねだりすればたっくさん叩いてあげますけど・・・どうするでありますか?」

「そんなっ、そんにゃのぉ・・・っ♡」

自身の下腹部に拳を押し当てながらの意地の悪い問い掛けに荒い呼吸を漏らす彼女は、ゴクッと喉を鳴らすと両手足を大きく広げて動物の服従ポーズのように腹部を晒して鳴き声を上げる。

「――――するに決まってるじゃないですかぁ♡この卑しいマゾメスに御慈悲をくださいっ♡おま〇こもおっぱい・・・は今は「シード」ちゃんが使ってますけど・・・身も心も全て差し出しますからぁ、女の子の大事な子宮(トコロ)をボッコボコにぶっ叩いてっ♡マゾイキしか出来ないクソ雑魚マゾメスにぃ、調教してくださいっ♡」

彼女が快楽のために自らの身体を明け渡す宣言を言い終えるのとほぼ同時のタイミングで、腕を引き絞ったオルペウスは自身の肉棒で押し上げられて形が浮き彫りになった彼女の子宮へと手加減せずに拳を叩きつける。

「ほへ?――――お゛っ゛っっ!!?♡」

身体を揺らす衝撃に呆けた声を漏らすのも束の間で盛り上がった腹部に拳が叩き付けられて、子宮が形を変えているのを目にしてようやく状況を認識する。

「ぶぎっ゛、ん゛ほぉ゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉっ!!?♡」

視界から伝わる情報を脳が理解すると仰け反らせた身体が浮き上がるほど飛び上がり、喉が張り裂けそうなほど大きな嬌声を上げながら秘部から潮を撒き散らして絶頂に達する。

「わぷっ・・・お腹を叩かれて痛みより先に快感で打ち震えるなんて、さすがはマゾメスであります♪これだけ反応が良いなら、まだまだ愉しめそうでありますねっ♪」

顔まで飛んできた潮を拭って愉しげに口角を上げるオルペウスの言葉も耳に届いている様子はなく、ただ壊れた機械のように絶頂を繰り返して潮を吹く彼女もだらしなく頬を緩ませて悦に入っていた。

 

「シード」が彼女の膨らみを枕にして眠りについてから少しの時間が流れた頃、激しくベッドが揺れる振動で微睡みから覚めた「シード」は寝惚け眼で周囲を確認する。

「さぁっ、また膣内射精してあげますから・・・!しっかりおま〇こ締め付けて、全部受け止めるでありますよっ!」

「んごおぉぉっ!!?♡膣内射精されて膨らんだお腹ぶっ叩かれてっ、イ゛グゥ゛ウ゛ぅ゛ぅぅぅぅぅっ!!?♡」

両足を伸ばして腰を浮かせながら突き出した秘部から潮を噴き上げる彼女に配慮することなく、肉棒を最奥に押し付けて射精を行うオルペウスは振り上げた拳を妊婦と見紛うほど膨らんだ腹部に打ち付ける。

「なんだぁ、いつものママとパパか~・・・ふぁあっ」

何度も拳を打ち付けられたことが分かるほど腹部が無数の痣で赤く腫れる彼女を心配する様子もなく、日常の何でもないことのように受け止める「シード」は欠伸を漏らすとそのまま再び眠りにつく。

「ほらほらっ、自分はまだ満足してないでありますよ!ちゃんと膣内を締め付けておち〇ぽに媚びないと、お腹だけじゃ済まなくなりますよっ♪」

「はへっ、わかってましゅよぉ♡いーっぱいおち〇ぽ気持ち良くしてっ、射精できるように努めますからぁ♡ご褒美の腹パンでぇ、私の子宮をボッコボコに躾けてパパ無しじゃイケない身体にしてくださいっ♡」

「ご褒美じゃなくて、お仕置きでありますっ・・・よっ!」

「ふん゛ごっ!!?♡ぐぴぎぃ゛い゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃぃぃぃっ!!?♡」

膣内で肉棒を締め付けながら腰を左右に振って催促する彼女に口元を緩ませるオルペウスは、腹部に押し当てていた拳を振り上げて叩き付けながら腰振りを再開して肉欲を貪るのだった。

 

 

―――Z♡Z♡Z―――

 

 

起床してから部屋に戻ってオルペウスとの性行為に没頭している内に太陽が真上に昇り、休眠モードから覚めた「鬼火」は未だ繋がる彼女と部下の姿を目にして声を上げる。

「オルペウス隊員っ、いつまで性行為をしているつもりだ!昼から洇瓏囲(しゅうろうい)に向かう予定だろう、「シード」も胸を枕にしてないで起きろっ!」

「うひゃぁっ!?おっ、「鬼火」姉さん!?急に大きな声を出さないでほしいであります、ビックリして射精ちゃったじゃないですかっ!せっかくもう少し堪能しようと思っていたのにっ、台無しでありますよ!」

「んん~っ・・・僕はここでママとお昼寝してるから、「鬼火」隊長だけ行ってきてよぉ~」

我が儘な振る舞いをする部下の様子に「鬼火」の怒りのボルテージが上がるのを目敏く察知した彼女は、精液が詰まって重くなった腹部を揺らしながらオルペウスと「シード」に声を掛ける。

「ぱっ、オルペウスさん!「シード」ちゃっ、さんも!予定があるならそっちを優先してください、私は逃げも隠れもせずに二人の帰りを待ってますからっ♡」

「気遣いはありがたいが・・・元はといえば原因は君にあるんだからな、店員君っ!」

「・・・えっ、私のせいなんですか!?」

自覚がない様子に呆れながらも彼女に説教している間にオルペウスと「シード」には身支度を済ませるように伝え、お叱りを受けてシュンとする彼女に見送られながら「鬼火」は二人を連れて適当観を後にする。

「私から誘ってるわけじゃないのに、けど「鬼火」さんの言うことももっともだよねっ・・・よしっ!次からはちゃんと断るようにしないと、まずは次に会った人からっ――――ってあれ?なんだか前も同じことを思ったような?」

そんなことを考えながら潘が不在であることを確認して飲茶仙で昼食を摂ろうと適当観を出る彼女は、ついでに両親が泊まるホテルに立ち寄ろうと決めて少し軽い足取りで歩を進める。

 

両親の泊まるホテルのスイートルームを訪れた彼女は福福からの案内で澄輝坪を見て回ったことを聞いて後日一緒に回る約束をして、少しの家族団欒の時間を過ごしてから部屋を後にして適当観に戻ろうと足を踏み出したところで横から伸びてきた腕の触手に身体を絡め捕られ、声を上げる間もなく隣の部屋に引き摺り込まれて廊下に施錠の音が虚しく響くのだった。

 

 

―――Z♡Z♡Z―――

 

 

部屋に引き摺り込まれた彼女は抵抗する間もなく衣服を全て剥ぎ取られてベッドに放り投げられ、状況を把握する前に何者かが覆い被さると露になった秘部に肉棒を突き立てて最奥を叩く。

「んおぉぉぉっ!?♡一気におま〇こがおち〇ぽで満たされてっ、ダメなのにおま〇こ喜んじゃってるぅ♡」

「ふはぁぁ・・・っ♪久しぶりの雌犬(ワン)ちゃんのおま〇こ、暖かくて気持ち良いよぉ♪早起きすると良いことあるって、本当なんだねっ!」

「もう、リュシアちゃん?私が先に襲おうと思ってたのに、抜け駆けしちゃダメよ?」

彼女を攫うように部屋に招き入れたイドリーと秘部に肉棒を挿入して交尾するリュシアの二人に襲われたことをようやく理解した彼女は、困惑した様子で膣壁を削りながら最奥を押し潰す肉棒の快感に嬌声を漏らしながら疑問を口にする。

「リュシアさんに、イドリーさんっ♡ふぐっ、ぉほっ・・・!♡どうして、こんなことをっ?♡ふぎっ、んぐぅぅ・・・っ!♡」

「どうしてって、ジャスミンと愛し合うため・・・かしら?」

「最近は雌犬ちゃんと会う機会も少なくなっちゃったからね、こっちに戻ってきてる間にジャスミンは雌犬ちゃんだってことを思い出させてあげないといけないと思ったんだ♪」

ベッドに腰を下ろすイドリーは問い掛けに顎に手を添えながら返答しつつ触手は彼女の膨らみに巻き付いて締め上げたり引っ張ったりを繰り返し、リュシアは彼女の両足を掴んで押さえ付けながら腰を打ち付けて膣内を味わいながら無邪気な笑みを浮かべて声を弾ませる。

「あら、雌犬ちゃんになったジャスミンなら私も見てみたいわっ♪」

「あっ、じゃあそこの棚に入ってる犬耳と尻尾・・・それから首輪とリードも取ってほしいなっ♪」

「ひぐっ、それってぇ・・・っ♡けどまだ真夜中じゃっ、ないですよぉ・・・?♡」

「うんっ、だから一旦この部屋でだけ雌犬ちゃんになってくれればいいよ!夜のお散歩はまたの機会にお預けだね、六分街の散歩コースも考えておかないとねっ♪」

澄輝坪だけでなく六分街でも全裸露出雌犬散歩(真夜中の大冒険)をさせようと企てるリュシアに、想像した彼女は秘部から止めどなく愛液を垂れ流しながら軽く潮を吹いて喜びを表していた。

 

リュシアの言葉通りに犬耳などを見つけたイドリーは迷うことなく彼女に全てを身に着けさせ、一度膣内射精をしてから肉棒を引き抜いたリュシアは彼女と共にベッドから降りて指示を出す。

「それじゃあ雌犬ちゃん、おすわりっ!」

「わっ、わん・・・っ♡」

指示通り両手を床につけて座り込む彼女は恥じらいながら鳴き声を上げてリードを握る飼い主を見上げ、それを見下ろすリュシアは満足げに頷いて口元を緩ませながら隣に立つイドリーに顔を向ける。

「どうっ、イドちゃん!あたしの雌犬ちゃん、可愛いでしょっ♪」

「たしかにそうね、リュシアちゃん。とっても可愛いと思うわ、食べちゃいたいくらいっ♪」

「っ、くぅ~ん♡」

頭を撫でるリュシアに肯定の返事をするイドリーも彼女の頭を撫でながら触手を恥部に這わせて擦り上げ、くすぐったそうに身を捩りながら甘えた声で鳴く彼女の姿に肉棒が怒張して衣服を押し上げる。

「ねぇ、リュシアちゃん?私も雌犬ちゃんと遊びたいんだけど、いいかしら?」

「もちろんっ、大丈夫だよ!あたしも我慢できないから、一緒に遊んであげたらきっと喜ぶよっ♪」

「わぅ・・・?ひゃっ♡」

リュシアの了承を得て衣服を脱ぎ捨てて肉棒を眼前に突き付けるイドリーに、彼女は驚いた声を漏らしつつも喉を鳴らして顔を近付けて鼻を動かして匂いを確かめる。

「はっ、はぁ・・・っ♡すうぅぅっ・・・!♡んはあぁぁぁ、わうぅんっ♡」

「ぁんっ、雌犬ちゃんも発情しちゃったみたいね♪それにとってもおち〇ちんが大好きみたい、全然顔を離そうとしないわっ♪」

肉棒に鼻を擦り付けながら匂いを嗅いで恍惚とした笑みを浮かべる雌犬の姿に楽しげな声を漏らすイドリーは、半開きになった口の端から涎が垂れているにも拘らず舐めようとしない彼女に疑問符を浮かべる。

「いつもならすぐ食いつくのに、今日は我慢してるみたいだけど・・・どうしたのかしら?」

「あぁ~っ、それはたぶんケアンちゃんと一緒に躾け直したからじゃないかな?イドちゃんとシてる時は分からないけど、今みたいに雌犬ちゃんとして過ごす間は無闇におち〇ぽに吸い付いたりしないんだよ!上手くできるまで何度も何度も叱っちゃったけど、飼い主のことを嫌いにはならなかったもんねっ・・・雌犬ちゃんっ♪」

「わふっ、わんわんっ・・・!♡くぅん、くぅ~んっ♡」

スッと手を振り上げるリュシアを視界の隅に捉えるとすぐさま床に寝転がって腹部を晒して、鳴き声を上げる彼女にイドリーはしっかりと主従関係が構築されていることに感嘆の声を漏らす。

「そういうわけだから、次はイドちゃんがおま〇こを使う番だねっ!あたしはさっき膣内射精したし、ケアンちゃん以外の他の雄にも粗相しないか確認しないといけないからねっ♪」

「そう?なら、お言葉に甘えようかしら?」

返事をしたと同時に待っていたとばかりに触手が彼女の身体に殺到すると二本がそれぞれの膨らみに巻き付いて引っ張り上げ、残った二本が彼女の足を絡め捕ると動かせないように固定している間に露になった秘部に肉棒を挿入する。

「くぁ・・・っ♪最近は執筆活動で忙しくて抜く暇が無かったから、膣内がとっても気持ち良くてすぐに射精しちゃいそうっ♪んっ、はぁっ・・・♪」

「ふぐっ、わふっ・・・!♡くぅっ、んひょぉ・・・っ!♡わうっ、ぁおおぉぉぉんっ!?♡」

膨らみ全体を締め上げながら無遠慮に引っ張る触手と最奥を執拗に叩くイドリーの腰振りに、彼女は先程のリュシアの膣内射精と肉棒の匂いで昂った情欲を刺激されてあっさりと潮を吹いて絶頂を知らせる。

「もうイッちゃったの?おま〇こ(こっち)はまだ躾けられてないのね、それともおち〇ちんの匂いに興奮しちゃったのかしら?」

「はひっ、わふぅ・・・っ♡わぅ、くぅ~んっ・・・♡」

「そんな不安そうな顔しないで、別に貴女がすぐにイッちゃう雌犬ちゃんだったとしても・・・見捨てずにずっと側に居て、このすぐ濡れちゃうおま〇こをおち〇ぽで可愛がってあげるからっ♪」

「むっ!この雌犬ちゃんはあたしのだからっ、いくらイドちゃんでも横取りはダメだよ!可愛がるならジャスミンちゃんに戻った時にしてね!」

縋りつくような視線を向ける彼女を安心させるように柔和な笑みを浮かべて頬を撫でるイドリーを尻目に、和やかな雰囲気を斬り裂くように割って入るリュシアの言葉に思わず口元を緩ませる。

「飼い主さんに怒られちゃった、ふふっ・・・♪可愛がってはあげられないけれど、このままおま〇こは堪能させてもらうわね♪」

「わふっ、わぅん・・・っ♡ふごっ、んぎゅぅぅ・・・っ!?♡」

イドリーの言葉と共に触手もその動きを再開して膨らみを引っ張りながら締め付け、腰を打ち付けられて最奥を肉棒で押し潰される感覚に彼女は嬌声交じりの鳴き声を上げる。

「んぅっ・・・♪膣内の締め付けが強くなって、子種が欲しいっておま〇こが催促してくるわっ♪私も我慢できないからっ、このまま射精するわね・・・っ!」

「くんっ、くぅ~ん・・・!♡ふひょおおぉぉぉぉぉぉっ!!?♡」

触手を巻き付けた膨らみと両足を引っ張って身体を密着させて抱き寄せるイドリーはそのまま最奥に肉棒を押し付けながら射精を行い、先に注がれていたリュシアの精液と混ざり合いながら彼女の腹部をさらに大きく膨れ上がらせる。

「ふぅ、はぁっ・・・とっても良かったわっ、雌犬ちゃん♪またお願いね、んちゅっ♪」

「はひゅっ、わふぅ・・・っ♡はぷっ、むちゅぅ・・・♡れるっ、ちゅぱっ・・・♡」

射精を終えて彼女を抱き寄せて床に腰を下ろすイドリーは身体を密着させながら口付けを交わし、口内に入り込む舌同士を絡めて唾液を混ぜ合わせながらお互いに絶頂の余韻を味わう。

「あーっ!ズルいよ、イドちゃんっ!あたしも雌犬ちゃんを使いたいからっ、早く抜いて抜いてーっ!」

「んはぁ・・・♪もうっ、リュシアちゃん。もう少しムードを大切にしないと、まだ雌犬ちゃんを堪能してるのにっ「あーっ!?」――――って、あら?」

駄々を捏ねるリュシアを宥めようとしていたイドリーの言葉を遮るように、大きな叫び声が部屋に響いたことで全員の視線が部屋の入口へと集中する。

「抜け駆けしてっ、二人だけズルいのだわ!私もジャスミンの身体を弄んで孕ませてっ、子宝に恵まれて素敵な家庭を築きたいのだわっ!」

「う~ん、随分未来を見てやがる・・・っでいいのかな?」

「少し違う気もするけれど、でも()ることは同じでしょう?」

「わっ、わぅ~ん・・・♡」

部屋の扉を施錠して近付いてくるにつれて衣服を脱ぎ捨てていくアリスの姿を眺めながら、これから三人に可愛がられることを察した彼女は生唾を飲んで期待に胸を高鳴らせる。

 

アリスが合流してから数時間が経過して陽が傾き始めた頃・・・秘部から抜かずに数度目の射精を行ったイドリーが彼女から離れるのを見計らい、入れ違いざまに未だヒクつく秘部に自身の肉棒を挿入したアリスはすぐさま腰を振って膣内を擦り上げる。

「ジャスミン、ジャスミンっ!必ず私の子種で孕ませてっ、伴侶として迎えてみせるのだわ・・・っ!ふくっ、もう射精ちゃうっ・・・!」

「んほぉおおぉぉぉぉぉっ!!?♡アリスちゃんの精子っ、あっつぅ♡私のおま〇こも、アリスちゃんの子供欲しい~♡・・・っておねだりしてるみたい、ぉほっ!?♡」

彼女の誘うような言葉に乗って射精が終わる前に腰振りを再開するアリスに、膣内を締め付けて喜びを露わにすると肉棒が二度目の射精を行って腹部をさらに膨らませる。

「アリスちゃん張り切ってるねー、これはあたしたちも負けてられないねっ!」

「ふふっ、そうね♪時間はまだまだたっぷりあるから、ジャスミンと一緒にたくさん気持ち良くなりましょう♪」

イドリーの言葉に大きな頷きを見せるリュシアは重なり合って繋がる彼女とアリスに視線を向けると、雌の痴態でさらに肉棒が硬くなるのを感じながら交わり合う二人に参加するために歩み寄るのだった。

 

 

―――Z♡Z♡Z―――

 

 

途中参加のアリスを含めた三人と次の日の朝まで性行為を繰り返した彼女は、疲労によってその日の夕方まで両親の泊まるスイートルームの隣の部屋で休息を取っていた。

 

陽が沈んで夜の帳が下りた頃に目を覚ますと慌ててホテルを後にする彼女は、黄金の日を彩り様々な明かりを目にしながら目的の人物を見つけて声を掛ける。

「瞬光さんっ、おかえりなさい!」

「っ、ジャスミンっ!えぇ、ただいまっ」

そわそわと周りに視線を向けていた瞬光は彼女の声を耳にすると顔を綻ばせて駆け寄るとその勢いのまま、抱き着いて彼女の髪に顔を埋めると何度か深呼吸を行ってから下半身は抱き寄せたまま上半身を離す。

「数日ぶりのジャスミンの匂い、やっぱり落ち着くぅ・・・♪あっ、そうだ!約束っ、もちろん覚えてるわよね!?」

「ふぇ?約束、ですか・・・?っあ」

ズイッと顔を近付けて問い掛ける瞬光に呆けた声を漏らす彼女だが、すぐに思い当たる行動に気付いて頬を朱に染めて周囲に顔を向ける。

「もっ、もしかしてここでするん・・・ですかっ?」

「だってジャスミンがここでお出迎えしてくれたんだもの、それに適当観に戻るには少しだけ距離があるでしょ?」

「そっ、それはそうですけどぉ・・・っ」

周りを行き交う人々の姿に目を向けて耳まで真っ赤に染めて視線を右往左往させる彼女の恥じらう様子に、背筋に走る電流に身を震わせながらもこれ以上に意地悪は良くないと考えて咳払いを挟む。

「なんてねっ、さすがに人が多いから場所を移動しまっ「んっ、ちゅぅ・・・っ♡」――――・・・へぁっ!?じじっ、ジャスミンっ!?」

声を掛けて場所を変えようとする瞬光よりも先に動いた彼女は意を決した様子で尖らせた唇を押し当てて、予想外の行動に慌てる瞬光に俯かせていた顔を上げると妖艶な笑みを浮かべて人差し指を自身の唇に当てる。

「ぇへへっ、油断しましたね♡おかえりなさいのチュー、ですよっ♡瞬光さっ――――ひゃんっ♡」

羞恥で頬を朱に染めながらも微笑みを浮かべて口にする彼女の姿に我慢できず、抱き寄せた瞬光は片手は腰に回してもう片手で彼女の臀部を鷲掴みにする。

「可愛すぎでしょっ、ジャスミン・・・!皆との合流は後にして、一旦ジャスミンが出てきたホテルにっ――――ぁいたっ!?」

「いいわけないだろう、お前さんたちを待つ者も大勢いるんだ・・・もちろん私もその一人だがな」

小突かれた頭を押さえながら振り返った瞬光は自身の師匠である儀玄がいることに驚きの表情を浮かべ、彼女は先程のやり取りを見られて聞かれたことを察して顔全体をリンゴのように赤らめる。

「ぁっ、儀玄さん・・・っ!今のは、そのっ・・・!」

「大体の事情は察しているから無理に言う必要はない、ただするなとは言わんが場所は選んだ方がいいぞ」

「は、はいぃ・・・っ」

周囲に顔を向けると何人かの通行人から視線を逸らされたことで見られたことに気付いて顔を俯かせる彼女はか細い返事をして、その様子に口元を緩ませた儀玄は軽く項垂れる頭を撫でてから知り合いたちが待っている適当観前に向けて歩き出す。

「そういえばさっきまでリンが来ていてな、ジャスミン宛てに荷物を預かっているんだ。後で取りに行くといい、お前さんの部屋に置いておいたからな」

「え、そうなんですか?なんだろ、っとそれよりも・・・ありがとうございます、儀玄さんっ」

「私は荷物を受け取っただけだ、礼を言われるほどのことじゃないさ」

ポンポンッと再度手を頭に置いて軽く叩いた儀玄に頬を緩ませる彼女の様子に、頬を膨らませた瞬光は彼女を後ろから抱き締めて儀玄から距離を取るように引き離す。

「なんだか師匠の方が私より、ジャスミンとの距離が自然で接し方が気安いんだけどっ・・・!いくら師匠といえどもジャスミンは渡さないからねっ!?」

「まだ言ってるのか、お前さんは・・・安心しろ、心配しなくても瞬光の未来の伴侶を取ったりしないさ」

「は、伴侶だなんてっ・・・!師匠は気が早いんだからっ、でもいずれはそうなるから間違ってないんだけど・・・えへへぇ♪」

頬に手を当ててだらしない笑みを浮かべる瞬光に少しばかり呆れた表情を浮かべる儀玄だが、気にしてもしょうがないと二人の手を取ると人だかりの間をすり抜けて目的地を目指すのだった。

 

 

特別なステージで歌声を披露する『妄想エンジェル』のマネージャー兼『歌姫セルシー』の肩書を持つ六分街にある『404_ERROR』のオーナーである『セシリア』に耳を傾ける彼女は、他の観客たちと同様に大きく手を振って楽しんでいると不意に柔和な笑みを浮かべるセシリアがウィンクをして軽く手を振る姿を目にする。

「(セシリアさんも楽しめてるみたいでよかったぁ、なんだか目が合ってる気がするけど・・・見に来てくれた皆を見てるんだろうし、きっと気のせいだよね)ひゃっ、瞬光さん?それに福福さんに照さん、わわっ・・・!この触手っ、イドリーさん?リュシアさんにアリスちゃん、オルペウスさんまで?皆さん、何だか近くないですか?」

彼女を囲むように寄り添っていた瞬光を始めとした関係を持った面々が示し合わせたように、身体を密着させて体温を感じる状況に疑問を口にすると身を寄せる面々が一様に口を開く。

「ちょっとした牽制みたいなものだから、ジャスミンは気にしないでっ」

「そうだよお、ジャスミンちゃん。ザオちゃんたちのことは気にせず、いつも通りで居てくれたらいいんだよお?」

「あたしはっ、えぇっと・・・!ジャスミンちゃんの大っきなチャーシューまんが恋しくなっちゃって!」

「私はジャスミンが恋しくなっちゃった♪」

「雌犬ちゃんのリードはあたしが握ってるんだから、他の()に目移りしちゃダメだからねっ!」

「歌姫まで虜にするなんてっ、これは計画を早めたほうがいいのだわ・・・っ!」

「自分とジャスミンさんの間には切っても切れない絆がありますから、大丈夫でありますねっ!」

自身の疑問に囲むように身を寄せる面々からの三者三様の返事を耳にしてさらに疑問符を浮かべつつ、ステージに視線を戻すと頬を引き攣らせるセシリアの様子に首を傾げながら不意に視線を適当観の方向へと向ける。

「ぁっ、えへへぇ・・・」

適当観の門前で儀玄と盤岳と談笑を交えながら自身の視線に気付いて軽く手を振って応える両親の姿についつい頬を緩ませる彼女の様子に、周りに集まる瞬光たちも自然と口元を緩ませて笑みを浮かべながらさらに身体を密着させて共に黄金の日を祝福するのだった。

 

 

黄金の日を締め括るに相応しい『歌姫セルシー』のライブを、雲嶽山の面々を始めとした澄輝坪に訪れてから出会って関わりを持った人々と堪能した高揚感の余韻に浸りながら、自身の部屋に戻ってきた彼女はリンの置いていった荷物を思い出す。

「そういえば儀玄さんが、荷物を受け取ったって言ってたけど・・・あ、これかな?」

テーブルの上に見覚えのない平たい鞄が置かれていることに気付いて手に取って中を確認すると、ノートパソコンが入っていて鞄から取り出して開いてみると独りでに電源が起動する。

「最近のパソコンって自動で起動するのね、さすがは新エリー都って感じなのかしら?」

「少なくとも私は見たことありませんけど、ってあれ?このマーク、もしかしてFairy・・・?」

デスクトップが立ち上がると背景に見覚えのあるAIのマークが浮かび上がったことに疑問符を浮かべる彼女を尻目に、とあるブラウザが起動すると最近リンとアキラと一緒に訪ねて見慣れた『404_ERROR』のライブ会場が映し出される。

「あっ、ジャスミンここ見て!リンとアキラがいるわよ!」

「え、あっ!本当ですね、これってもしかして・・・今日のライブの映像?」

<肯定。妄想エンジェルのリーダーからの強い要望により、マスターの指示でライブ映像の録画を行い、スムーズに視聴できるように調整をしておきました。少なからず私の方で編集をしてテロップや字幕などを付けています、楽しんでいただければ幸いです>

説明を終えてFairyのアイコンが画面外に消えたと同時に映像も再生されると同時に姿勢を正す彼女だが、隣に腰を下ろす瞬光から伸びてきた尻尾が腰に巻き付いて抱き寄せられる。

「わわっ、瞬光さん?」

「? ジャスミン、どうかしたの?」

彼女の疑問の声に不思議そうな表情を浮かべる瞬光の様子に無意識の行動であることを考えて、指摘するかどうか思案する彼女だったが尻尾から伝わる体温と柔らかい毛並みの手触りに思わず首を左右に振る。

「いえっ、ただ瞬光さんの側に居たいと思って・・・ダメ、ですか?」

「ぜっ、全然!むしろもっとくっついてくれても大丈夫だからっ、私に身も心も預けてくれていいのよ?」

「えへへっ、じゃあお言葉に甘えますね♡」

両腕を広げる瞬光の胸元に飛び込むように体重を預ける彼女は上目遣いで視線を交差させると、だらしなく口元を緩ませながら身体を擦り付けるように頬擦りしながらパソコンに視線を戻す。

「んぐっ・・・!可愛っ・・・!」

「・・・っ?」

頭上から聞こえる耐えるような声を不思議に思いながらも心地良い瞬光の体温と匂いに包まれる彼女は、微睡みそうになる思考をどうにか働かせてライブ映像を見逃すまいと集中する。

 

ライブが終わると物静かなBGMとエンドロールが流れて映像が終わり、自動で電源の落ちたパソコンを閉じた瞬光は深く息を吐いて両腕を上げて伸びをする。

「んっんんーっ・・・!ライブも見終わっちゃったわね、ジャスミンっ(私に寄り掛かるジャスミンの柔らかい感触と匂いが気になって、全っ然内容は覚えてないけどねっ!それよりも私に身体を預けるジャスミンっ、これってつまりOKってことよね!)」

彼女の腰に腕を回して身体を密着させる瞬光は逸る気持ちを抑えつつ、頬に手を添えると口付けを行うために俯く顔を上げる。

「ジャスミンっ♪・・・あれ?」

「すぅ、すぅー・・・んんっ、ぇへへ・・・そんなところ触っちゃダメですよぉ、瞬光さぁん♡」

嬉しそうに頬を緩ませて寝息を漏らす彼女の様子に気付いた瞬光は、思った展開にならず肩透かしを食らったことで昂った情欲を発散できずに困惑する。

「えっ、うそ・・・この流れでお預けっ!?ねっ、ねぇ!ジャスミン起きてっ、ジャスミーンっ・・・!全然起きない・・・え、本当にお預けなのっ?」

自身にもたれかかって寝息を漏らす彼女に声をかけながら揺さぶるが起きる気配がないことにガックリと肩を落とす瞬光は、幸せそうな寝顔を浮かべる彼女を起こすのも憚られてそのまま抱き締めるとベッドに横になって共に眠りについた。

 

 

ちなみに次の日に目を覚ました彼女は隣で眠る瞬光に気付いて疑問符を浮かべるが就寝前の出来事を思い出し、同じく目を覚ましてから拗ねるような態度を取る瞬光の機嫌を取るために一日デートの条件で手を打つのだが・・・もちろんその一回で終わるはずもなく、何度もデートを繰り返しては身体を重ね合わせるのだった。

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