「彼方君、今日もデパートで遊ぼう!」
昌が笑顔で彼方を遊びに誘った。休日の日曜日、昌達は彼方を誘ってデパートに遊びに来た。
「わーい、俺遊ぶの楽しみ!」
広夢はデパートで遊ぶのを楽しみにしていた。
「彼方君、君は何か気になるのはあるかな?」
裕一が彼方に気になるものは無いかを聞いた。
「うん、皆に合わせるよ」
「分かった。じゃあ昌君、どこへ行こうか?」
裕一が昌にどこへ行くかを聞いた。
「そうだね、美味しい試食コーナーに行ってみるのはどうかな?」
「わあ、いいね、俺食べるの好きだぜ!」
試食コーナーに行く事に広夢ははしゃいで喜んでいた。
「じゃあ彼方君もそこで・・・」
「うわあ~~~!助けてーーーー!」
そこへ一人の少年が走って来た。青色の髪に水色の半袖の上着に黄緑のシャツを着た、太腿を露出した短パンを履いた少年だった。
「あれ、どうしたの?」
昌が聞くと少年は言った。
「スマホから怪物が出て来て僕を追いかけて来るんだ!」
「怪物?スマホから?」
「愛智~~~!」
裕一が首をかしげているとその怪物がやって来た。
「わあああ、来たあ!!!」
怪物が現れて少年は腰が抜けてしまった。その怪物は赤い小型の恐竜のような存在だった。
「来ないで、来ないでよ!」
「愛智~~、何で逃げるの?」
怯える少年にその恐竜は疑いのない純粋な目で見ていた。
「助けて、あの怪物が僕を追いかけるんだ!」
その少年は昌達に助けを求めていた。昌達はその恐竜を見ると安心してその少年に言った。
「君、大丈夫だよ、あれは怪物じゃない。デジモンだよ」
昌が怪物ではなくデジモンだと少年に言った。
「え、デジモン・・・?」
「そうだぜ、デジモン!俺達の友達だぜ!」
広夢が友達だと笑顔で言った。
「君のスマホから出て来たと言う事は、君はそのデジモンのパートナーだよ」
裕一が少年にデジモンのパートナーだと言った。
「え、デジモン?パートナー?よく分からないんだけど・・・」
「愛智~?」
その後、昌達がデジモンについてを少年に教えた。
「そ、そうなんだ・・・」
「そうだよ、デジモンは怖い存在じゃない。大事なパートナーなんだ」
昌が大事なパートナーだと少年に言った。
「それで、そのデジモンとはいつ出会ったんだい?」
裕一がそのデジモンにいつ出会ったのかを聞いた。
「うん、一か月前にスマホにタマゴが出て来て、それが段々姿を変えて、最初はマスコットキャラかと思ったんだけど、まさか噂に聞いていたデジモンだったなんて・・・」
「何だお前、デジモンを知ってたのか?」
広夢がデジモンを知っていたのかを聞いた。
「う、うん、でも、あんなの只の噂だと思ってた。けど、本当に存在していたなんて・・・」
「そうだ、お前の名前は?」
広夢が少年に名前を聞いた。
「名前、僕、高城愛智(たかしろあいち)」
「愛智って言うのか!俺、広夢!よろしくな!」
広夢が笑顔で愛智に手を差し出した。
「え、何?」
「握手だよ、デジモンを持ってるなら俺達は仲間だぜ!」
「え、初対面でいきなり・・・」
「愛智君、大丈夫だよ、皆優しくていい子達だから」
彼方が愛智にいい人達だと言った。
「そうだぜ、俺達、愛智と友達になりたい、いいだろ、な、愛智♪」
広夢が可愛い笑顔を見せて愛智に言った。
「愛智君、こうして出会ったのも何かの縁だし、友達になろう」
「良かったら、君の行きたい所に行ってあげるよ!」
昌と裕一も気さくに言った。
「う、うん、分かったよ・・・」
愛智は戸惑いながらも広夢達と友達になった。
「よろしくね、愛智君」
「よろしくな、愛智!」
「うん、よろしく」
「愛智、僕は?」
赤い恐竜のデジモンが愛智に声をかけた。
「あ、忘れてた。君は?」
「僕、ギルモン」
「よろしく、ギルモン・・・」
「愛智、パートナーと仲良くな!俺達もデジモンを持ってるんだ!」
広夢がデジモンを持っている事愛智に言った。
「え、君達も?」
「うん、僕達も・・・」
昌が言おうとした時、突然デパートで爆発音が響いた。
「え、え、何今の?!」
突然の爆発に愛智はパニックになっていた。
「何か事件が起きたみたいだね」
「こういう時こそ俺達の出番だ!」
「彼方君、一緒に行こう!」
「うん!」
昌、広夢、裕一、彼方の四人は爆発の起こった場所に向かう事にした。
「愛智、お前も来いよ!」
「え、僕は、うわあ!」
「愛智~!」
愛智は広夢に手を引っ張られて連れていかれる事になった。