デパート内で禍々しい姿をした四足歩行のデジモンが群れを成して暴れていた。
「あれは、デジモン?」
「主、あれはデクスドルガモンでござる!」
裕一のデジモンであるコテモンがデクスドルガモンと言うデジモンだと言った。
「そのデジモンが暴れているんだね」
「よし、俺達で何とかしようぜ!」
昌と広夢がスマホからシャコモンとテリアモンを出した。彼方もオタマモンを出して止めに入った。
「さあ、愛智君、君も一緒に戦おう!」
「え、僕も・・・?」
昌に戦おうと言われて愛智は戸惑っていた。
「そうだぜ、俺達と力を合わせてこいつ等と戦うんだ!」
広夢も愛智を戦いに誘った。
「む、無理だよ、僕に戦うなんて・・・だって、僕、こんなの初めてで・・・」
「大丈夫だよ愛智君、君には一緒に戦ってくれるデジモンがいる」
裕一がデジモンがいると愛智に言った。
「え、デジモン?」
「君のパートナーのギルモンだよ」
昌が言うと愛智はギルモンの方を向いた。
「デジモンは側にいるだけじゃない。共に戦ってくれる仲間なんだ」
「そうだぜ、俺達と一緒に戦ってくれる仲間なんだ!」
「愛智君、自分のデジモンを信じるんだ。信じればきっと力になってくれる」
昌、広夢、裕一がデジモンを信じて戦うように言った。
「愛智君、皆の言う通りだよ。デジモンを信じればきっと勝てる。だから一緒に頑張ろう」
彼方も愛智をフォローした。
「ギルモン、一緒に戦ってくれるの・・・?」
愛智がギルモンに戦ってくれるのかを聞いた。
「うん、愛知の為に頑張る!」
「ギルモン、僕、やってみるよ・・・」
遂に愛智は戦う覚悟を決めた。
「愛智君、頑張ろう!」
「やったな愛智、これで俺達、仲間だぜ!」
「さあ、始めよう!」
昌達が愛智を歓迎した。そして戦いが始まった。
「シャコモン!」
「テリアモン!」
「コテモン!」
「オタマモン!」
「ギルモン、行くよ!」
昌達の指示を受けてシャコモン達がデクスドルガモンに向かっていった。
「ブラックパール!」
「プチツイスター!」
「ファイヤーメン!」
「ララバイバブル!」
「ファイアーボール!」
五体のデジモンを必殺技を振るってデクスドルガモンを倒した。
「やった!」
一体を倒して広夢が喜んだ。
「ぼ、僕、勝っちゃった・・・」
勝利した事に愛智は放心状態になっていた。
「愛智君、君とデジモンの絆の勝利だよ」
裕一が愛智とギルモンの絆が勝ったんだと言った。
「あ、ありがとう、ギルモン・・・」
「愛智、まだいるかな?」
「もしかして、まだいるの?」
「どうやらそうみたいだね・・・」
昌が廻りを見るとデクスドルガモンがあちこちにいる事が分かった。
「愛智君、僕達で止めよう!」
「そうだぜ、俺達でデパートの人達を助けるんだ!」
昌と広夢が愛智を誘った。
「うん、この僕で役に立つなら、頑張るよ!」
「自信が湧いて来たね、さあ行こう!」
裕一達に導かれて愛智は進んでいった。
「さあ、行くよ!」
昌達の指示で彼等のデジモン達がデクスドルガモンを倒していった。そして広場にいる最後の一体を見つけた。
「あれで最後だね!」
昌が最後のデクスドルガモンを確認した。
「ようし、やっつけてやるぜ!テリアモン!」
「うん、広夢、プチツイスター!」
広夢の指示でテリアモンが必殺技を飛ばしたが、デクスドルガモンは尻尾を振るって弾いてしまった。
「ファイヤーメン!」
コテモンが攻撃に出たが吹っ飛ばされてしまい、シャコモンとオタマモンが必殺技を飛ばしたが得意技で塞がれてしまった。
「何だこいつ、強いぞ!」
「どうやらリーダー格のようだね・・・」
広夢が驚いていると昌がリーダー格のデジモンではと推測した。
「わわ、どうやって勝てば・・・」
「大丈夫だよ愛智君、デジモンは進化するんだ」
愛智が慌てていると裕一がデジモンは進化出来ることを言った。
「進化?」
「そうだった、デジモンって進化出来るんだ!」
広夢がデジモンは進化出来ることを思い出した。
「そうだよ、ここは進化して対抗しよう!」
昌がシャコモンに進化を促した。
「オタマモン、進化出来る?」
「ああ、任せろ、彼方!」
彼方の言葉にオタマモンは快く頷いた。
「行くでござる!」
「行くぞー!」
コテモン、テリアモン達は進化した。コテモンはグラディモンに、テリアモンはブラックガルゴモンに、シャコモンはトブキャットモンに、オタマモンはシードラモンに進化した。
「ギルモン、君も出来る?」
「出来るよ、愛智」
「それじゃあ、行くよ!」
ギルモンも姿を変えてグラウモンに進化した。進化した五体のデジモンはデクスドルガモンに向かっていった。