※この作品はR-18です。

デジモンリアライズ 少年達の物語   作:たくと七星

24 / 33
第7話「お菓子作りのお姉さん」1

「お~い、彼方~!」

 

 

 今日も街を歩いていると、友達の呼ぶ声が聞こえて来た。広夢が手を振って彼方を呼んでいた。すぐ近くには昌、裕一、愛智もいた。

 

 

「広夢君!皆、おはよう!」

 

 

 彼方は笑顔で手を振って彼等に駆け寄った。

 

 

「今日も元気だな、彼方!」

 

 

「うん、今日は何して遊ぶ?」

 

 

「いつものようにデパートに行って美味しいお菓子でも買わない?」

 

 

 昌がデパートに行かないかと彼方を誘った。

 

 

「うん、それは楽しそうだね!」

 

 

「彼方君、最近笑うようになったね」

 

 

 裕一が彼方が笑うようになった事を言った。

 

 

「え、そうかな?」

 

 

「言われてみれば、彼方、笑うようになった!そう思うぜ!」

 

 

 裕一の言葉に広夢は賛同した。

 

 

「彼方も俺達と出会って段々笑顔になっていったのかもな!」

 

 

 広夢が笑顔で彼方に言った。

 

 

「うん、僕、変われたかな?」

 

 

「ああ、変わったさ!彼方は笑ってるのが一番だぜ!」

 

 

「うん、僕もそう思うよ」

 

 

 広夢と昌が笑顔で言った。

 

 

「じゃあ、出かけようか」

 

 

「ああ、行こうぜ彼方!」

 

 

 昌がデパートに行こうと言うと広夢が彼方の肩に抱き着いて誘った。

 

 

「うん、行こう」

 

 

 友達と一緒に街を歩いていく。するとそこで一人の女性に出会った。

 

 

「突然襲われて分からなくなったんでしょう。でももう大丈夫よ。はいこれ」

 

 

 その女性はゴリモンと言うデジモンを宥めてお菓子を渡した。ゴリモンは嬉しそうにするとその女性に礼を言って去っていった。

 

 

「真由、お人好しが過ぎる。そこが美徳ではあるが・・・」

 

 

 彼女の肩に狐のようなデジモンが乗っていた。

 

 

「あ、真由姉ちゃんだ!真由姉ちゃん~~~~!」

 

 

 広夢が気付いて駆け寄った。

 

 

「あら、広夢君?」

 

 

「真由姉ちゃん、お菓子ある?」

 

 

 広夢は目を輝かせてお菓子があるかを聞いた。

 

 

「慌てないの、ちゃんとあるから、はい」

 

 

 その女性、真由は涼しい笑顔で広夢にお菓子を渡した。

 

 

「広夢君、その人と知り合いなの?」

 

 

 彼方が広夢に知り合いなのかを聞いた。

 

 

「ああ、俺のいとこのお姉ちゃんなんだ!真由姉ちゃん!」

 

 

「初めまして小日向真由よ。貴方達が広夢君のお友達ね」

 

 

「はい、松本彼方って言います」

 

 

「僕は山口昌」

 

 

「白鳥裕一って言います」

 

 

「高城愛智です」

 

 

 彼方達が自己紹介をした。

 

 

「元気な子達ね。そうだ、貴方達もお菓子はいる?」

 

 

「え、いいんですか?」

 

 

「ええ、広夢君のお友達ですもの、嬉しい気持ちは分け合いっこしないと」

 

 

「ありがとうございます、じゃあ頂きます」

 

 

 真由から焼き菓子を貰うとその味を楽しんだ。

 

 

「真由さんのお菓子、美味しいです」

 

 

「だろ、真由姉ちゃん、お菓子作るの得意なんだ!何でもパティスエを目指して勉強中なんだぜ!」

 

 

「パティシエだ」

 

 

 広夢の言葉に狐のデジモンが訂正した。

 

 

「あ、そうだった!」

 

 

「そちらのデジモンは?」

 

 

「クダモンだ。真由と共にいる」

 

 

 昌が聞くとクダモンは名を名乗った。

 

 

「それにしても、広夢君も少し大きくなったわね。初めて会った時はあんなに小さくて・・・」

 

 

「広夢君の小さい頃を知ってるんですか?」

 

 

 彼方が言うと真由は笑顔で言った。

 

 

「ええ、よく私の後ろを付いて回ってて甘えていたもので、その時のあの子はとても可愛くて・・・」

 

 

「よしてくれよ姉ちゃん!照れるじゃん!」

 

 

 思い出話に浸っていた時だった。スパイラルが現れた。

 

 

「真由、スパイラルだ!」

 

 

「大変、また現れたのね」

 

 

「じゃああのデジモンがいたのは?」

 

 

「ええ、スパイラルに怯えていたみたいなの。そこを私が。いえ、今は何とかしなくちゃ!」

 

 

「ああ、真由、私も行こう!」

 

 

 クダモンが真由の為に戦うと言った。

 

 

「じゃあ俺達も力を貸すぜ!」

 

 

 広夢が力を貸すと言った。

 

 

「貴方達も?」

 

 

「君達は小さすぎる。挑むのは危険だ」

 

 

「そんな事ないぜ!俺達だって戦えるんだ!真由姉ちゃんの為に頑張るぜ!」

 

 

「はい、僕達も力を貸します!」

 

 

 広夢、彼方達が力を貸すと言った。

 

 

「貴方達・・・。分かったわ、でも無理はしないでね」

 

 

「よし、行くぜ!」

 

 

 真由と一緒にスパイラルの討伐に向かった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。