※この作品はR-18です。

デジモンリアライズ 少年達の物語   作:たくと七星

29 / 33
第9話「優しい駄菓子屋さん」1

 今日も彼方は街を歩いていた。賑わう街並みを歩いて友達と会う約束をしていたのだ。

 

 

「お~い、彼方~!」

 

 

 公園に来ると広夢が手を振っていた。昌、裕一、愛智の姿もあった。

 

 

「皆、お待たせ!」

 

 

 彼方も手を振って昌達に駆け寄った。

 

 

「彼方、待ってたぜ!」

 

 

「彼方君、君にあるお店を紹介しようと思ってるんだ」

 

 

 昌がある場所を紹介すると彼方に言った。

 

 

「そこって?」

 

 

「付いてくれば分かるよ。一緒に行こう」

 

 

「うん、昌君」

 

 

「彼方君もきっと気に入るよ。愛智君も」

 

 

 裕一が彼方と愛智も気に入ると言った。昌、広夢、裕一の三人には馴染みがありそうだが、彼方と愛智には始めて来る店と言っていいだろう。彼方は昌達と一緒にそのお店に行った。

 

 

「着いたよ、ここがそのお店」

 

 

 昌がその店を紹介した。見る感じ、駄菓子屋のようだった。

 

 

「ここってお菓子屋さん?」

 

 

「そうだよ、ここでよくお菓子を買ってるんだ」

 

 

「そうだぜ、俺と昌と裕一は常連なんだ!」

 

 

「彼方君と愛智君も気に入るよ」

 

 

 昌、広夢、裕一には親しみのある馴染み深い店のようだ。

 

 

「そうなんだ」

 

 

「彼方君、どんなお菓子屋か楽しみだね」

 

 

「うん、愛智君、どんなお菓子屋だろうね・・・」

 

 

 愛智と彼方は楽しみにしていた。

 

 

「モノクロモンさん、入るよ」

 

 

 昌が広夢達を連れて店に入った。

 

 

「やあ、君達か。今日も来てくれたのかい?」

 

 

「うん、お菓子を買いに来たよ」

 

 

「ここのお菓子、美味しいからな」

 

 

 昌と広夢がお菓子を買いに来たと言った。

 

 

「おやおや、新しい友達を連れているようだね」

 

 

 モノクロモンが親し気に彼方達の方を見た。

 

 

「そうなんだ、新しく友達になったんだぜ!」

 

 

「紹介するよ、この人はモノクロモンさん。お菓子屋の店長をやってるんだ」

 

 

 昌が彼方と愛智にモノクロモンを紹介した。

 

 

「初めまして、私はモノクロモン、この駄菓子屋の店長をやっているんだ」

 

 

「あ、よろしくお願いします・・・松本彼方です」

 

 

「僕、高城愛智って言います・・・」

 

 

「そう固くならなくていいさ。気さくにいてくれればいい」

 

 

 緊張した面持ちでいる彼方と愛智にモノクロモンは笑顔で言った。

 

 

「店長、今日もお菓子が届いたぜ」

 

 

 そこへ人型の爬虫類のデジモンがやって来た。

 

 

「紹介するよ、私の店で働いているディノヒューモンだ」

 

 

「おや、昌君達じゃないか。新しい友達を連れてるんだね」

 

 

 ディノヒューモンは笑顔を浮かべて挨拶した。

 

 

「あ、よろしく」

 

 

 彼方は緊張して挨拶した。

 

 

「店長の店を楽しんでくれよ」

 

 

「じゃあ、彼方君、何か買ってく?」

 

 

 昌が言うと彼方はラムネを指差した。

 

 

「ラムネか、いいよな。じゃあ俺も!」

 

 

「皆で一杯やろうじゃないか」

 

 

 広夢と裕一もラムネを買う事にした。皆でラムネを買って外に出ると一口飲んで味を楽しんだ。

 

 

「やっぱ店長さんのラムネが一番いいな!」

 

 

「そうだね、他とは違って美味しいよ」

 

 

 広夢と昌がラムネの味を気に入っていた。

 

 

「喜んでくれて嬉しいよ。子供達の笑顔が私の元気の源だ」

 

 

 昌達が嬉しそうにしているのを見てモノクロモンは喜んでいた。

 

 

「彼方、ここのラムネ、美味しいだろ?」

 

 

「うん、そうだね、凄くいいよ」

 

 

 広夢が聞くと彼方は頷いて言った。

 

 

「そうでしょう。君もここによく足を運ぶといいよ」

 

 

 裕一が言ったその時、何かの異変が起こった。

 

 

「な、何だ?!」

 

 

「これはもしかして、スパイラル?」

 

 

 見るとスパイラルが現れて昌達に襲い掛かった。

 

 

「トマホークスラッシュ!」

 

 

 モノクロモンが必殺技を振るってスパイラルを倒した。

 

 

「君達、ここは私達に任せて安全な場所に行きなさい!」

 

 

「モノクロモンさん、僕達も戦うよ!」

 

 

「俺達にもデジモンがいるんだ!」

 

 

 昌、広夢達が戦うと言った。

 

 

「しかし、子供達を危険な目に合わせる訳には・・・」

 

 

「大丈夫、僕達にはデジモンがいるんだ」

 

 

 裕一達がデジモンを出した。

 

 

「モノクロモンさん、僕達も戦えるんだ。一緒に戦おう!」

 

 

「君達、分かった。だが危なくなったらすぐに逃げなさい」

 

 

 昌が言うと、モノクロモンは頷きながらも言った。

 

 

「ありがとう、さあ、彼方君、行こう!」

 

 

「うん、昌君!」

 

 

 彼方達はデジモンを連れてスパイラルの群れに向かっていった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。