※この作品はR-18です。

デジモンリアライズ 少年達の物語   作:たくと七星

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第10話「転校生がやって来た」1

「は~い、皆さん、今日から転校生が入ります!」

 

 

 先生が言うと教室から一人の生徒が入って来た。さばさばしたショートヘアーに白の半袖、黄緑のジーパンの太腿を露出した半ズボンを吐いた少年が生徒達の前に立った。

 

 

「新しい転校生だね」

 

 

「俺達と仲良くやれそうだな」

 

 

「転校生、どんな子だろう・・・」

 

 

 昌、広夢、彼方の三人はどんな子なのか楽しみにしていた。

 

 

「火野正志(ひのまさし)です。今日からよろしくお願いします」

 

 

 転校生、火野正志は礼儀正しく挨拶した。

 

 

「それじゃあ正志君は立川君の方の席でお願いね」

 

 

 先生に言われて正志は立川広夢の前の方の席に座った。

 

 

「転校生、ピースピース!」

 

 

 広夢が正志にピースサインをした。

 

 

「え?」

 

 

「俺、立川広夢!よろしくな、転校生!」

 

 

「ああ、よろしく・・・」

 

 

 いきなり親し気に挨拶されて正志は戸惑っていた。

 

 

「ごめんね、広夢君、初めての子にはこうなるから」

 

 

「ああ、そうなんだ・・・」

 

 

「僕、松本彼方、よろしくね」

 

 

「彼方君か、よろしく」

 

 

 彼方が挨拶すると正志は微笑んで挨拶した。

 

 

「僕は山口昌、よろしくね。火野君」

 

 

「僕は白鳥裕一。お見知りおきを」

 

 

「僕は高城愛智、よろしくね」

 

 

 昌、裕一、愛智達も挨拶した。

 

 

「こんなに挨拶してくれる子がいるのか。仲良くやれそうだな。よろしく、俺、火野正志」

 

 

 正志は笑顔で昌達に挨拶した。

 

 

 

「それで、俺に話って何だ?」

 

 

 授業が終わって放課後になり、正志は昌達に屋上に呼ばれた。

 

 

「正志君、話って言うの歯ね。僕達の友達になってほしいんだ」

 

 

 昌が両手を広げて友達になってほしいと言った。

 

 

「お前等と?」

 

 

「そうなんだ。一目見た時、正志君、いい人だと思ってね」

 

 

「そうだぜ、俺達と正志は仲良くやれそうな気がするんだ」

 

 

「正志君、君とは運命のような物を感じたんだ」

 

 

「そう言う訳で、僕達の友達になってくれないかな・・・?」

 

 

 昌、広夢、裕一、彼方が友達になってほしいと正志にお願いした。

 

 

「ふうん、そこまで俺に友達にしたいのか・・・・」

 

 

 正志は照れた顔をすると言った。

 

 

「まあ、いいぜ。こんな俺でも必要としてくれるなら、友達になってやっても・・・!」

 

 

 正志は頬を赤くして手を差し伸べた。

 

 

「ありがとう、正志君!」

 

 

「これからよろしくね」

 

 

 昌が喜んで彼方が正志の手を取って握手した。こうして火野正志は彼方達の友達になった。

 

 

 

 休日、彼方は街を歩いていた。広夢達の約束があって予定の場所に来た。

 

 

「来たね、彼方君!」

 

 

「待ってたぜ、彼方!」

 

 

「正志君もいるよ」

 

 

 待ち合わせの場所では昌、広夢、愛智が彼方を待っていた。裕一と、友達になったばかりの正志もいた。

 

 

「皆、お待たせ」

 

 

「彼方、正志が友達になって記念に駄菓子屋に行こうぜ!」

 

 

 広夢が記念日として駄菓子屋に行こうと言った。

 

 

「彼方、俺を友達として迎えた歓迎会をするらしいぜ」

 

 

 正志が自分の歓迎会をするんだと言った。

 

 

「そうなんだ、正志君は楽しみ?」

 

 

「まあ、こんなに俺を歓迎してくれるなら、悪い気はしないな。それに・・・」

 

 

 正志は可愛い笑顔を浮かべて言った。

 

 

「駄菓子は好きだし、皆と一緒に楽しむのって悪い気はしないよな!」

 

 

「正志君、楽しそうで良かったよ」

 

 

「そうだ、彼方君。正志君、デジモンを持ってるんだ」

 

 

 昌が正志がデジモンを持っている事を彼方に言った。

 

 

「え、そうなの」

 

 

「ああ、俺もデジモンを持ってるんだ。見せてやるよ」

 

 

 そう言うと正志がスマホからデジモンを出した。

 

 

「こいつはドルモン、俺の相棒なんだ」

 

 

「初めまして、僕、ドルモンって言います」

 

 

「ドルモン、拓己さんとは違う性格だね・・・」

 

 

 以前会った拓己とは違う性格のドルモンに彼方は驚いていた。

 

 

「こいつ、少し落ち着いているけど悪い奴じゃないんだ。だから彼方達のデジモンとも仲良くやれると思うぜ」

 

 

「うん、仲良くやれるよ」

 

 

 彼方が頷くと昌達もデジモンを出した。彼方もデジモンを出して歩き始めた。その時だった。

 

 

「彼方君、向こうが何だか騒がしいね」

 

 

 昌が街が騒がしくなっている事に気付いた。

 

 

「もしかして、あいつ等かもしれないぜ!」

 

 

「あいつ等って?」

 

 

 広夢が言うと正志は首をかしげていた。

 

 

「行ってみれば分かるよ。彼方君、行こう!」

 

 

「うん、愛智君!」

 

 

 愛智に言われて彼方は仲間達と一緒に走っていった。騒ぎのする場所ではスパイラルが暴れていた。

 

 

「やっぱり、スパイラルだね!」

 

 

 裕一が言うとスパイラルが街を蹂躙していた。

 

 

「スパイラル、聞いた事あるけど、危なそうだな」

 

 

 正志はスパイラルを見て危険だと思った。

 

 

「正志君、一緒に戦おう!」

 

 

「力を合わせてスパイラルを倒すんだ!」

 

 

 昌と広夢が正志に戦おうと言った。

 

 

「僕達の友情でスパイラルを倒すんだ」

 

 

「正志君、デジモンを信じればきっと勝てるよ」

 

 

 裕一と愛智が力を合わせて戦おうと言った。

 

 

「正志君・・・」

 

 

「ああ、俺も戦おうと思っていたんだ。俺達であいつ等を止めようぜ!」

 

 

 彼方が言うと正志はスパイラルを止めて見せると意気込んだ。

 

 

「正志君、一緒に戦おう!」

 

 

「ああ、彼方、皆!」

 

 

 正志も戦う事になり、彼方達は仲間のデジモン達にスパイラルを向かわせた。オタマモン、シャコモン、テリアモン、コテモン、ギルモン、ドルモンがスパイラルに向かっていった。

 

 

「ララバイバブル!」

 

 

「ブラックパール!」

 

 

「プチツイスター!」

 

 

「ファイヤーメン!」

 

 

「ファイアーボール!」

 

 

「メタルキャノン!」

 

 

 オタマモン達は必殺技を飛ばしてスパイラル達を倒していった。

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