※この作品はR-18です。

デジモンリアライズ 少年達の物語   作:たくと七星

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第12話「もう一人の転校生」1

「今日からこの教室に転校生が入りま~す」

 

 

 学校の日、もう一人の転校生がやって来た。教室の扉を開けてその子は入って来た。

 

 

「宇垣竜二です、よろしくお願いします」

 

 

 その少年は白のベレー帽に黒の半袖、太腿を露出した半ズボンを吐いた少年だった。どこか落ち着きのある礼儀正しいイメージのする少年だった。

 

 

「転校生がまた来たね」

 

 

「彼方を含めると三人だな」

 

 

 昌と広夢が転校生にワクワクしていた。

 

 

「それじゃあ竜二君は正志君の隣の席でお願いね」

 

 

「はい」

 

 

 竜二は先生に言われて正志の隣に座った。

 

 

「ピース、転校生ピース!俺、立川広夢!よろしくな!」

 

 

 広夢がピースサインを送って竜二にアピールした。竜二は涼し気な笑顔を浮かべていた。

 

 

「あいつ、初めての相手にはこうなるんだ」

 

 

「そうなのですか?」

 

 

「ああ、俺は火野正志、よろしく」

 

 

「ええ、こちらこそ」

 

 

「転校生君、僕は山口昌、よろしくね」

 

 

「僕は白鳥裕一、よろしく」

 

 

「僕は高城愛智」

 

 

「僕は松本彼方、よろしくね、宇垣君」

 

 

 昌、裕一、愛智、彼方も挨拶した。そして彼等は竜二に友達になろうと誘うのだった。

 

 

 

「僕に話ってなんですか?」

 

 

 放課後、竜二を屋上に呼んで言った。

 

 

「竜二、俺達と友達にならないか?」

 

 

 広夢が友達にならないかと誘った。

 

 

「僕をですか?」

 

 

「竜二君、クールでカッコ良さそうだし、僕達と仲良くなれそうな気がするんだ」

 

 

「そうですか、そんなに僕と・・・」

 

 

 昌に言われて竜二は照れ臭そうな顔をした。

 

 

「竜二君、皆優しくていい子ばかりだし、君とは仲良く出来る気がするんだ。だから、僕達と友達になろうよ」

 

 

 彼方が竜二に友達になろうと誘った。

 

 

「まあ、いいですよ。君達がどうしてもと言うのなら、友達になってあげても・・・」

 

 

 竜二は頬を赤くして手を差し伸べた。彼方は竜二と握手を交わした。

 

 

「やったな、これで俺達友達だぜ!」

 

 

 広夢は竜二が友達になった事を歓迎した。

 

 

「よろしくね、竜二君」

 

 

「ええ、こちらこそ」

 

 

 こうして竜二は彼方達と友達になるのだった。

 

 

 

 翌日、休日の日・・・。

 

 

「お~い、彼方!」

 

 

 広夢達に呼ばれて彼方は集合場所に来た。そこでは昌達が待っていた。竜二も一緒である。

 

 

「竜二君、来てくれてたんだね」

 

 

「ええ、友達ですから」

 

 

 彼方が言うと竜二は微笑んで頷いた。

 

 

「竜二が友達になって記念だからな、一緒に駄菓子屋で歓迎会をしようぜ!」

 

 

 広夢が駄菓子屋で歓迎会をすると言った。

 

 

「彼方君、竜二君もデジモンを持ってるんだ」

 

 

 昌が竜二が自分達のようにデジモンを持っていると言った。

 

 

「そうなの、竜二君」

 

 

「ええ、皆さんのようにデジモンを所持しています」

 

 

 彼方が言うと竜二は頷いた。そしてスマホからデジモンを出した。

 

 

「我が主、何用ですか!」

 

 

 スマホから出て来たのは鎧兜を纏ったような爬虫類のデジモンでいかにも武士をほうふつさせる出で立ちだった。

 

 

「この子はリュウダモン、僕のパートナーデジモンです」

 

 

「竜二君のパートナーなの?」

 

 

 彼方が聞くとリュウダモンは力強く頷いた。

 

 

「いかにも、某、竜二殿のパートナーでござる!竜二殿の刃として守っていく所存にござる!」

 

 

「いかにも侍みたいだね。カッコいいと思うよ」

 

 

「彼方、俺だってカッコいいよな!」

 

 

 彼方が言うとオタマモンが焼きもちを妬いた。

 

 

「うん、オタマモンもカッコいいよ」

 

 

「それじゃあ、駄菓子屋に、あれ?」

 

 

 すると昌が何かに気付いた。

 

 

「昌、これって・・・!」

 

 

「スパイラルだ!」

 

 

 広夢が聞くと昌がスパイラルと言った。

 

 

「スパイラル、話で聞いていましたがまさか本当に現れるとは・・・」

 

 

 竜二はスパイラルを見て驚いていた。

 

 

「こうなったら俺達だけでも戦おうぜ!」

 

 

「俺達で街を守るんだ!」

 

 

 広夢と正志が街を守る為に戦おうと言った。

 

 

「うん、一緒に頑張ろう!」

 

 

「竜二君も力を貸してくれる?」

 

 

 彼方も戦う意志を見せた。昌が戦ってくれるかを聞くと竜二は頷いた。

 

 

「ええ、僕も皆さんの為に力を貸しましょう」

 

 

「ありがとう、竜二君。皆、一緒に戦おう!」

 

 

 昌に続いて彼方達はスパイラルに立ち向かった。オタマモン、シャコモン、テリアモン、コテモン、ギルモン、ドルモン、リュウダモンがスパイラルに向かっていった。

 

 

「ララバイバブル!」

 

 

「プチツイスター!」

 

 

「ブラックパール!」

 

 

「ファイヤーメン!」

 

 

「ファイアーボール!」

 

 

「メタルキャノン!」

 

 

「居合刃!」

 

 

 オタマモン達は必殺技を振るって群がるスパイラル達を倒していった。

 

 

「これしきの敵、容易い事でござる!」

 

 

 リュウダモンは果敢に必殺技を振るってスパイラルを倒していった。

 

 

「やるな、お前のデジモン」

 

 

 正志が言うと竜二は微笑んだ。

 

 

「皆さんもよく頑張ってますよ」

 

 

「そうだな、俺も負けてないぜ!ドルモン!」

 

 

「ああ、正志!メタルキャノン!」

 

 

 リュウダモンに追いつこうとドルモンも必殺技を飛ばして応戦した。

 

 

「皆、あと少しだよ!」

 

 

 昌が言うとスパイラルの数もあと少しになって来た。

 

 

「気を付けて下さい!」

 

 

 竜二が言うとスパイラルは集合して一つの大きな塊になった。ウッドモンを模したスパイラルは彼方達に襲い掛かって来た。

 

 

「彼方が危ない!」

 

 

「守るでござる!」

 

 

 オタマモン、リュウダモン達は守りの体勢に入った。スパイラルが攻撃して来ると必殺技を飛ばして彼方達を守った。

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