「………」
クロウが部屋のソファで本をめくっていると、控えめなノックの音が響いた。
「クロウさん、おはようございます。今……お暇、ですか?」
ドアの向こうから、いつもより少し高い声。
「ああ。ちょうどいいところだ」
扉が開き、ペリカがそっと顔を覗かせる。耳の先がほんのり赤く、頬も火照っているのが一目で分かった。
「今日は……お休みなんです。だから、えっと……」
彼女は言葉を濁しながら、しかしまっすぐクロウを見つめてくる。
「今日一日、貴方の側に……いたいんです」
そう言って、ペリカはクロウの膝の上にそっと体を預けた。柔らかい髪が頬をくすぐる。彼女の小さな手が、クロウの頬に触れる。
「1億と2000年……ものすごく長い因果の果てで、やっとこうやって貴方に触れられる。こんな幸せ、夢みたいです」
クロウは本を閉じ、静かに彼女の背中に手を回した。
「……そうか」
「はい。本当に……本当に嬉しいんです」
ペリカは目を細めて微笑むと、ゆっくり顔を近づけ、唇を重ねた。
最初は触れるだけのキスだった。それがすぐに深くなり、舌が絡み合う。甘く、熱く、ねっとりとしたディープキス。彼女の細い腕がクロウの首に回り、ぎゅっと抱きついてくる。
「私……本当に、貴方が好きです。ずっと、ずっと好きでした」
「……ん」
「だから……」
ペリカは体を起こし、震える指で上着のボタンを外し始めた。ブラウスがはだけ、肩から滑り落ちる。続いてブラのホックを外すと、柔らかく形の良い乳房がぷるんと露わになった。淡い桜色の先端が、すでに硬く尖っている。
「……駄目、ですか?」
クロウは一瞬沈黙したあと、静かに首を振った。
「……いや。いい」
彼の手が、そっとその柔肉に触れる。掌に収まりきらないほどのボリューム。指先で先端を摘むと、ペリカの体がびくんと跳ねた。
「んっ……あっ……♡」
クロウは乳房を優しく揉みしだきながら、耳たぶに唇を寄せ、軽く甘噛みする。舌先で耳の裏をなぞると、ペリカは甘い声を漏らした。
そのまま乳首を口に含み、舌で転がし、強く吸い上げる。ちゅぱっ、ちゅぱっと音を立てながら交互に愛撫を続けると、彼女の腰が小さく揺れ始めた。
「はぁ……っ、クロウさん……そこ、だめっ……気持ちいい……♡」
ペリカは自らスカートをたくし上げ、下着ごと膝まで下ろした。すでに濡れそぼった秘部が露わになる。
クロウは彼女をベッドに横たえ、ゆっくりと指を這わせる。蜜でぬるぬるになった花弁を割り、なかへと沈めていく。中指と薬指でGスポットを的確に擦り上げながら、親指でクリトリスを円を描くように刺激する。
「あっ、あぁっ! そこっ、そこだめぇ……!」
乳首を吸いながら同時に三点責め。ペリカの腰が跳ね上がり、すぐに絶頂が訪れた。
「ひゃあぁっ!! イクっ、イクぅぅっ——!」
びくびくと痙攣しながら、透明な潮が勢いよく飛び散る。
「……まだまだ、これからだ」
クロウは自分のズボンと下着を脱ぎ捨て、痛いほどに勃起した自身を露出させた。太く、血管が浮き上がり、カリがしっかりと張り出したそれは、ペリカの視線を釘付けにする。
「…大きい……」
彼女はうっとりとした声で呟き、自ら両脚を開いた。
クロウは先端を濡れた入り口にあてがうと、一気に根元まで沈めた。
「んはぁぁっ♡」
ずちゅっ、という卑猥な音が響く。ペリカの内壁がきつく締め付け、熱く蠢く。
クロウはゆっくりと腰を動かし始め、やがてリズムを速めた。パンッパンッと肌がぶつかり合う音。愛液が飛び散り、結合部が白く泡立つ。
「はぅっ、んぁぁん……! 貴方の……奥まで、届いてる……♡」
「もっと奥がいいか?」
「はいっ……もっと、もっと奥まで……!」
クロウは角度を変え、子宮口を直接突き上げるように腰を打ち付けた。ペリカは背中を仰け反らせ、涙目で喘ぐ。
「好き……好きです、クロウさん……大好きっ……!」
彼女は自らクロウの唇を奪い、首筋を舐め、胸板に舌を這わせ、唾液で濡らしていく。その仕草があまりに愛らしく、クロウの動きも一層激しくなった。
「くっ……!」
「イクっ、イクぅぅぅ——っ!!」
ペリカが全身を硬直させ、びくびくと痙攣しながら絶頂を迎えると同時に、クロウも限界を迎えた。熱い精液が勢いよく子宮口に叩きつけられる。
「はぁ……っ、熱い……いっぱい、出てる……♡」
結合部から白濁が溢れ、シーツに染みを作っていく。
クロウがゆっくり引き抜くと、栓が外れたようにとろりと大量の白濁が流れ落ちた。
「……もう、出ねぇ……」
「えへへ……でも、私、まだ満足してないんですけど?♡」
ペリカはにこっと笑うと、クロウの両腕をがっちり掴み、逆に押し倒した。
「おい、ちょっと待て——」
「大丈夫です……今度は私が、優しくしますから」
優しくする気ゼロの笑顔で、ペリカは自ら腰を沈めていく。
「んっ……はぁぁ……♡ 入っちゃった……」
そのまま前後に、上下に、時には円を描くように腰を振り始める。豊満な胸が激しく揺れ、淫靡な音が部屋に響く。
あまりの激しさにクロウは声を上げそうになるが、必死に堪える。
「……お前、容赦ねぇな……」
「だって……貴方が気持ちよさそうにしてるの、見るの好きなんですもん♡」
結局その日のクロウは、ペリカに何度も搾り取られる羽目になった。
…………………
「……お前のせいで死ぬかと思ったぞ」
「ごめんなさい……でも、すごく幸せでした」
ペリカは申し訳なさそうにしながらも、どこか満足げに笑っている。
二人はそのままベッドに潜り込み、寄り添う。
「……レイヴンさんとアーミヤちゃんも、きっとこうやって……愛を確かめ合ってるのかな」
「アーミヤにそんな性欲があったら、俺はちょっと引くがな……」
クロウが苦笑すると、ペリカはくすくす笑った。
「じゃあ……第二ラウンド——」
「もう無理だ。寝る」
クロウは目を閉じた。
……その夜、彼は不思議な夢を見た。
レイヴン、アーミヤ、ペリカと一緒に、見知らぬ大地を開拓している夢。
笑い声が響き、風が気持ちよく、どこか懐かしい。
とても、幸せな夢だった
こういうやつまた始めました。
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