対魔忍の、淫闘禄 作:ごきまる
「ずっとあたしが犯されるのを見て消耗するのを待ってたのかい? 淫魔の王なのに案外みみっちいねえ」
そういって稲毛夏は不敵に笑ったが、肌には僅かに鳥肌が立ち、精液がこびりついた乳の谷間に汗が浮かんでいた。
すでに淫魔王カーマデヴァの術と思しき霧が立ちこめて、先手を取られた形となっているのだ。
「心外だな。私は万全の状態のお前と思う存分楽しみたい。疲れた分は癒やしてやろうではないか」
「へえ、優しいんだね。でもどうやって?」
「もちろん
そう言って、淫魔王は一瞬で間合いを詰めてきた。
稲毛夏の視界がぼやけ、幻想的な霧が体を絡め取る。
抵抗しようとしたが、霧が体を重くし、動けない。
唇が、淫魔王に奪われる。
チュッ……という柔らかな音が響き、甘い味と匂いが口内を満たす。
蜜のような味が舌に広がり、頭がぼうっとする。
「んっ……」
夏は誘いに乗った。
淫魔王の舌が稲毛夏の舌に絡みつき、チュパチュパと卑猥な音を立てて、唾液を混ぜ合わせる。
体が熱くなり、感度の上昇した肌がビリビリと震え、乳首が擦れるだけで甘い疼きが走る。
淫魔王の瞳が妖しく輝き、霧が二人の体を包む。
唾液が流し込まれた。迷わず吸った。
(淫気ではなく精気を送り込んでいる……この男、本当に私を回復させるつもりか?)
疲労感が薄らいでいく。
だが意識がぼんやりとし、地下棟の薄暗闇が路地裏のような空間に変わる。
(幻術? いや違う。空間そのものが変質しているのか)
星のような光が浮かび、甘い香りが満ち、稲毛夏の体を溶かすように柔らかくする。
全身にかけられた人造淫魔達の体液が見えない何かに洗い流されていった。
体が、淫魔王に導かれるように後ろ向きにされ、壁に手をつく。
バックの体勢。尻を突き出し、むっちりした太ももが震える。
淫魔王の指が秘部をなぞり、蜜を掬う。
指先がクリトリスを軽く弾き、ピンッと甘い衝撃。
「お前の体、熟れた果実のように濡れてるな……少し味見させてもらおうか」
――――
―――
――
ー
パチュン……パチュン……パチュン……
肉のぶつかる音が、幻想的な霧の中で響く。
路地裏で、稲毛夏は淫魔王に
対魔忍スーツの股布は丸く切り抜かれ、淫魔王の男根が、膣内を貫く。
巨根ではあるがサイズは人造淫魔のとさほど変わりない。
血管が脈打って、先端が子宮口を小突く。
体が前後に揺さぶられ、乳がぶるんぶるんとリズミカルに揺れ、汗が飛び散り、白い肌を輝かせる。
「あんっ……あぁん……!」
一切の抵抗はしなかった。
既に戦いは始まっているのだ。
闘気淫気を煉って発するということは気配を発し、隙を見せることにも繋がる。
淫魔王がまだ淫気を操ってない。
だから、夏もまだ攻撃を仕掛けるつもりはなかった。
(し、しかし……なんの術も淫気も使ってないただの性交が、こんなに気持ちいいなんて――ッ)
膣壁に精気を注がれ、夏は不思議な精気を発散させていた。
近くに寄ってくる牡を発情させずにはおかない、ナチュラルな牝の匂いと精気であった。
今までに上げたことのないような淫らな喘ぎ声を上げる。
「はぁ!!! あぁん! 嗚呼ッ」
甘く掠れた声が、霧に溶け込み、彼女自身が恥ずかしくなる。
淫魔王の動きは優しく、しかし執拗だった。
男根が膣壁を隅々まで擦る。Gスポットを抉るように、ズチュズチュと卑猥な音が混じり、蜜が太ももを伝って地面にぽたぽた落ちる。
「くっ、お前の膣、締め付けがいいな……もっと鳴け」
淫魔王は普通にセックスを楽しんでいるようだった。
声が耳元で囁き、体がビクンと震え、膣壁がキュッと締まる。
シンプル極まりない言葉攻めが聴覚を刺激し、耳から脳に甘い電流が流れ、軽い絶頂の波が来る。
言葉一つで体が熱くなり、子宮がキュンとして、夏は
「あぁ……!」
と、甘く叫びながら軽くイッてしまう。聴覚を通じた快楽が、犯される行為をさらに増幅させる。
さらに、淫魔王は指を一本だけアナルに挿入した。
チュプッ……という小さな音が響き、指が腸壁をなぞる。
たった一本の指で、肛蕾の皺が伸びきるほどの巨根をぶち込まれた時よりもはるかに強い、寒気を覚えるほどの快感に貫かれた。
全身から冷たい汗をダラダラと流し、体がガクガク震える。
「あくっ……!」
アナルがひくひくと指に食いつくように収縮し、膣内の巨根が連動して脈打つ。
ズッ、ズッ、とバックの音が続き、膣で抜き差ししている動きがズチュズチュと加わる。
二重の快楽に、彼女は首を振った。
腸壁が指に吸い付くように締まり、甘い痛みが子宮まで響く。
「お前のアナル、敏感に反応するな……たくましい体が震える姿、実に淫猥だ」
淫魔王の言葉が再び耳を攻め、聴覚が火を噴くように熱くなり、彼女は言葉の響きだけでまた絶頂に達する。
喘ぎ声が甘く高くなり、霧に溶け込む。
「!?」
快楽の渦が深まると同時に、視界が暗転した。
意識が溶けそうになるが夏は抵抗して目を見開く。
体がふわふわと浮遊し、甘い霧が肌を撫でる。
視界がぼやけるほど霧は濃くなり、星のような光が散らばる中、無重力感に包まれる。
――浮遊しながらも、稲毛夏は精気を浴びせられながら犯されていた。
「んん~ッ」
「さて、回復しきったようだな。では――始めるか」
「ッ! いいさ、来な!」
そう言い返した直後に肌を吸われた。
うなじ、背中……その間も二穴は男根と指に責め立てられている。
その全てに淫気が込められていた。
「んっ!」
夏は相手の淫気を精気に解気しながら、膣肉を締めあげて自らの淫気をぶつけながら少しの間、乱れた精神を整えようと目を閉じた
直後に、脇腹、臍、太腿を舌が舐めあげ、時折歯で甘噛みされる。
舌と歯と唇が縦横無尽に夏の全身を甘く襲った。
「~~~~ッ!!」
ハッと目を開けて首を捻って後ろを見る。
淫魔王は人間のまま夏の尻を突いている。
目を閉じた時、この男の口は後背位では絶対触れない場所にも移動していた。
どうやって……?
(そうかッ、これは夢! 現実世界で覚醒していながら私は夢を見せられている!)
尻から淫魔王の手が離れ、パチンと指を鳴らす音が響いた。
稲毛夏はハッとした。
霧が少し晴れ、体が現実味を帯びる。
「おおっ!?」
声が驚愕に震え、体がさらに落下する感覚に襲われる。
霧の中から淫魔王の姿が現れた。
銀髪が揺れ、日焼けした肌が妖しく輝く。
「さあ、しばしのあいだプロレスごっこだ」
「プ、プロレス?」
「最近カオスアリーナにお気に入りの選手が出来てな。一度やってみたかったのだ。さあいくぞ」
声が甘く低く響き、霧がカオスアリーナのようなリングを形成する。
幻想的な観客の歓声がぼんやりと聞こえ、ネオンのような光がリングを照らす。
いきなり現れたマットに稲毛夏の体が叩きつけられた。
ドスン! という音が響き、むっちりとした体が弾む。
衝撃で巨乳が跳ね上がり、綻んでいた膣口から愛液がピュッと飛び散る。
「ぐっ!」
何とか受け身を取って跳ね返った体を、淫魔王の巨腕が掴む。
淫魔王の身長は数十センチ伸び体が大きくなっていた。
「まず、これをやってみたかった」
腰を抱え、持ち上げて頭から落とす。
ブレーンバスターだ。
ズドン!
「お゛っ……!」
リングが震え、衝撃で呼気を吐きながら不様な声を出した。
(ま、不味い。痛みが快楽に変換されている!?)
痛みが甘い痒みに似た快楽に変わり、また愛液がピュッと噴き出す。
受け身は取っているが背中から落ちる衝撃が、痛覚を刺激し、まるで強烈な媚薬を打たれているような快感に変換される。
骨が軋む痛みが、甘い痺れとなり、彼女は痛みだけで軽くイッてしまう。
だが、稲毛夏は反撃を試みる。
体を捻り、房術の煙を吐き出して淫魔王の視界を覆う。
キセルから不思議な煙が噴き出し、淫魔王の動きを一瞬鈍らせる。
「ふむ……」
彼女の拳が淫魔王の腹に食い込み、ドン! と淫気と衝撃を与えるが、淫魔王は笑うだけだ。
「見事だ。夢の世界で意識をそこまではっきり保つとは。身体操作も洗練されたままだ。たくましくしなやかな体が、これから私の与える衝撃で震える。楽しみだ」
ガッと喉を掴まれて夏は混乱した。
(な、なぜ避けれない。
喉を掴まれたまま、高く持ち上げられ、反射的に夏は淫魔王の腕を手で握った、
――叩きつけられる。
チョークスラムだ。
バァンッとリング全体が軋み、体が跳ねそうになるが――喉が締められた。
息が詰まる中で、また体を持ち上げられ、二度目のチョークスラムでマットに再び叩きつけられた。
「んぐぅ……!」
浮遊感に戻り、再び落下しはじめた。
霧がリングを消し、落ち続ける……そしてまたリングが現れ、こんどは後ろから持ち上げられて、スープレックスで叩きつけられる。
(う、受け身が……ッ)
淫魔王は夏の体を離さない。連続スープレックスを延々と繰り返された。
刃で切られるわけでもない。炎で焼かれるわけでもない。
しかし、夏の体力は急激に奪われていく。
すでに汗だくであった。
痛覚が快楽に変わるたび、彼女の体は痙攣し、連続する痛みの波でじわじわと絶頂の深みを増していった。
彼女は再び反撃、魂遁の術で淫魔王のエネルギーを吸い取ろうと試みる。
白煙が彼の体を包み、一瞬彼の動きが止まるが、すぐに解気される。
火に油を注ぐようなものだった。
しかも淫魔王の男根は射精どころか先走りの液すら滲ませていないのだ。
「アンクルホールド。この技は知ってるか?」
まるで世間話世するかのような口調で語りかけられた途端――。 気がついたときには淫魔王に脚を絡められ、足首を掴まれて関節を極められている。
(技をかけられるときの記憶が無い!?)
夢の中では時間の流れすらもあやふやだ。
夏の精神防御は完璧だった。
意識操作はされていない自覚があるが淫魔王は夢の時間や空間そのものを自由に改変できるとしたら……。
ギギギ……と骨が軋む音が響き、夏は悶絶した。
「くぅぅぉぉ~~~~~ッ」
マットに額を付け、汗がダラダラ流れる。伸ばされた脚、むっちりした太ももが震え、その先の尻肉がギュッと引き締まっていた。
「お前のむっちりとした脚、関節を極められて悶える姿……実に艶めかしい」
この言葉が聴覚を攻め、耳から甘い響きが脳を溶かし、絶頂を誘う。
他の技も次々とかけられた。
パイルドライバーで頭から落とされ、ドスン! と音が響くと同時に幻想的なリングが消え、また落下。
落下と叩きつけのループで夏の体が、痛みと快楽の狭間で狂う。
ついにはスリーパーホールドを極められながら、再度膣に挿入された。
「あぐぅぅ!!!」
為す術無く犯される。腕が首を締め、巨根が膣内を突き上げ、目を閉じれば二つ目の男根が現れてアナルを掻き回す。
首の圧迫で頭がぼうっとし、快楽がさらに引き上げられた。
「んんんんんんんんんっ!!!」
牝潮がプシャッと噴き出した。陰唇が震え、地面を濡らす。
「潮を噴いたか。大分乱れてきたな」
「あひぃ―――…………邪ッ!」
今の夏は声の響きだけでまたイッてしまう。だが、ここで稲毛夏は房術を繰り出した。
点欠を突いて淫魔王の巨根と腕の力を一瞬萎えさせた。
「ほう、淫魔のツボを突けるのか」
スリーパーから脱出した彼女の貫手が淫魔王の胸に突き刺さった。
淫魔王の体に触れ、逆襲の煙を浴びせるが、彼の回復力はそれを凌駕する。
お互いに当てられた淫気を精気に中和して吸収するドレイン合戦自体は拮抗している。
だが、幻夢の世界で行われるこのふざけたプロレスは夏の肉体を激しく憔悴させていた。
「……〈百強精気〉!!!」
「む?」
夏の体に炎のような文様が浮かび、肉体が超強化される。
体を覆う真綿のような幻影の力弾かれ、夏は拳打を繰り出した。
ドン! と音が響き、淫魔王の胸部を貫通。背中の向こうがはっきり見えるほどの穴が穿たれた。
しかし、その傷はみるみる塞がっていく。
再生や復元というより傷自体が無かったことにされたような……。
「チィィ!」
夏は怒濤の連打で攻勢をかけた。初めて攻勢に転じることが出来た。
しかも当たった。
(コイツの魔力も無限じゃ無いはずッ。枯渇するまでその身体を穿ち、砕き、切り刻むまで!!!)
そのまま淫魔王の体が粉微塵になるのではと思うほどの破壊で体を徐々にそぎ落としていく。
だが攻撃に傾きすぎた夏の意思は自らの体のイメージが揺らぐ。ここは夢の世界なのだ。
夏と淫魔王の手が交差した。
チュプッ!
「――ッ!!!」
「プロレス技にはプロレス技で返して欲しかったのだが仕方あるまい」
夏の拳は外れ淫魔王の指は夏の臍を貫いていた。
ジュプッっと音が響き、指が臍穴を抉る。
「お゛う゛っ!!!」
腹筋が引きつり、体がくの字に折れた。
先程、多数の人造淫魔達にあらゆる性感帯を嬲られ、膣、肛、口の三穴を犯されても、その陵辱を楽しんですらいた稲毛夏が……ダラダラと全身から生汗をじっとりと垂れ流し始めた。
臍穴の中で指がグリグリと回転した。
「あ……ぎ……」
震える手で淫魔王の腕を掴む。
括約筋が収縮して少量の尿を漏らし、膣口からは愛液が滴った。
「点欠だったか。私も知らぬ訳では無い」
そう言ってもう片方の手指が夏の肩や肘を突き、圧迫した。
夏の肌を染めていた文様が消える。
「あ!?」
「他者の魂の記憶に触れることで行使できる自分以外の力……封じさせてもらったぞ。プロレスごっこもそろそろ終わりだ。その前に……本格的に攻めてみようか」
淫魔王は指を抜いた。
思わず腹を押さえて背を曲げた夏の体を、淫魔王は悠々と両肩の上に担ぎ上げた。
――アルゼンチンバックブリーカー。
天を向いた夏の背中が折り曲げられ、骨が軋みをあげた。
「かはッ! あ、あああああ!?」
周囲の空間に多数の魔方陣が出現し触手が召喚された。
触手は四肢を縛り、一切の抵抗が出来なくなる。
「なに、が……プロレス、だよッ。触手は反則じゃないのかいッ? ――ぁ痛っっっ」
「先にプロレスじゃ無い技を使ったのはそっちだ。それに……私は淫魔だぞ」
「クッ――ア!”? アィィッ!!!!!」
触手の先端が迫り陰核を弾いた。
ピシッピシッと弾く音が響き、極小の触手が肉芽に巻き付く。
さらに、微細な触毛が生えた触手が陰核を扱き始めた。ゴシゴシとすり切れてしまいそうな勢いでこすられているのに痛みは全くない絶妙な力加減だった。
「お゛っ!ほぉっぉ――!!――――イィ!ひぃいい゛!」
……責め方は次々に変わっていく。触毛がクリトリスの表面を無数に撫で、掻き、悶絶級の痒みを生む。
痒みが耐えがたいほど強くなり、皮膚が熱く腫れ上がる感覚が、快楽に変換されて爆発する。
陰核が腫れ上がり、肥大化して電撃のような快感が脳天まで――。
背骨を痛めつけられながら、
「ぬ゛お゛ぉ゛、クリばっか、いじるなッ――ぐひぃぃ!!!!!!!!!!」
声が掠れるほどの、連続絶頂。
そして責め方が元に戻る。痒くて仕方のなかったそこをゴシゴシとこすられ、掻痒感が解消……否、肉悦の快楽に変換され、伝説の対魔忍稲毛夏は悶絶した。
しかも、アルゼンチンバックブリーカーでの攻めも続行中なのだ。
「ああ!゙………あひぃッ―――ッアアっ゙……゛!あぁ…嗚呼゛゙……!ああぁあ~~…!゛」
「クリを弄られるのがそんなに嬉しいか。私の淫気が注入され始めているがいいのか?」
淫魔王の声が響く。
「ふむ、このまま本気になってしまいそうだ。プロレスはしまいだ」
夏の足を掴んでグイグイと力を込めていた手が足の付け根へと滑り、触手に縛り上げられていた陰核を指で弾かれた。
「ぎぃ――――――――ッ!!!!!」
衝撃が、夏の体を貫く。
――――
―――
――
―
意識が暗転し――気づくと、路地裏にへたり込んでいた。
三人……淫魔王が三人いて夏を取り囲んでいる。
三人の淫魔王に見下ろされ、即座に夏は身構えようとするが、足が宙に浮く。
不可視の力で空中で貼り付けにされ、夏は手を広げさせられがに股にさせられる。
「~~~ッ! ふっ、ふしゅうう~~~」
夏は抵抗を諦めない。呼吸を整え、気を練り呼気とともに淫気の白煙を周囲に充満させる。
「人の身でありながらまだこれほどの淫気を。稲毛夏よ、お前に敬意を表するぞ」
「そうだな。少しギアを上げるか」
「余の淫闘気を受けてみよ」
(くる!? 闘気と淫気を混合させた攻撃が――っ)
自分のことを「余」といった方の淫魔王から放たれた紫電を帯びたエネルギー破が稲毛夏の腹を直撃した。
うっすらと腹筋が割れていた夏の腹にボゴッっとクレーターのような衝撃痕が穿たれる。
「う゛ぅ!!!!!!」
臍を抉られた影響で臍穴からプチュ――と、漿液を吐き出しながら吹き飛び、路地裏の壁に夏はめり込んだ。
ゴプ…ゴポ……
「ゲッ、う゛、オエ!!!」
ビチャビチャと嘔吐し壁から剥がれて前のめりに落下する夏を別の淫魔王が抱き止めた。
「ん゙おッッッッ」
抱き止められた瞬間には男根で秘裂を貫かれていた。
夏は吐瀉物を吐きながら絶頂に達した……。
――――
―――
――
ー
夏は空中に浮いたまま、口と肛門と膣口を同時に犯されていた。
チュパチュパと口内の巨根が動き、喉奥を突いて唾液が溢れ、アナルを抉られ、マンコを突き上げられ。子宮口を叩く衝撃で巨乳が揺れる。
(んぐぅぅぅ!! 気が……煉れない……っ……三つとも……埋め尽くされて――アア増えたァ!?!?)
乳首を舌と歯で責められている感覚もあった。チュパチュパと乳首が吸われ、カリカリと歯で甘噛みされる。
硬くなった乳首が引き伸ばされ、甘い痛み。三人の淫魔王の与える快楽に、稲毛夏は溺れきっていた。
口、股間、胸……さまざまな箇所からの淫らな音が重なり、幻想的な霧の中で響く。体が浮遊し、快楽の波が体中を駆け巡る。
体が痙攣し、牝潮がピュッピュッと陰唇から本気汁が飛び散る。地面を叩く音が響く。
「お前の淫らな体、絶頂で汁を撒き散らしながらも、依然として闘う意思を見せる。これがたまらんのだ。安易に肉体改造や感度強制倍加、拘束による調教に及ぶ輩には分からん味わいよ」
淫魔王の言うとおり稲毛夏は反撃の隙を狙い、魂遁の術で三人のエネルギーを少しでも吸収する。
煙が霧を割り、精気を吸われて一瞬三人の動きが乱れるが、すぐに圧倒される。
「だがこれは絶望的な消耗戦だぞ。僅かに回復しても、その間に何度俺がお前をイカせたと思っている?」
「お前と私、回復と自己強化、魂と幻術の力を持つ者同士だが。エネルギー量には大きな差があるな」
「夢を操り干渉するのが人であるお前の限界。余は人の見る夢を自在に改変できるのだ」
三人の淫魔王が同時に射精した。
初めての射精だ。熱い精液が、口内、アナル内、膣内に噴射される。ドピュドピュと脈打つ音が響き、体が膨張するように満ちる。
(……熱い……三箇所から……満ちて……溢れちまう……!)
口内への射精は特に濃厚で、粘つく精液の味が舌に広がる。
苦みと甘みが混じった独特の味わいが、味覚を刺激し、それだけで絶頂を誘う。
精液の味が喉を滑り落ちる感覚が、頭を真っ白にし、彼女は味覚の快楽で体を震わせながらイッてしまう。
淫魔王は口への精液を飲むことを許さなかった。
「口から零してごらん……淫らに、こぼして」
優しく命令され、稲毛夏はしたがった。
口を開き、大量の白濁がドロドロと零れ落ちる。
出されたときとは明らかに量が違う――非現実的に増幅され、まるで無限の泉のように溢れ出る精液が、彼女の白い肌を覆う。
(嗚呼……すごいっ。染みるねぇ…………)
人造淫魔の精液など比べものにもならない。
粘つく白濁が胸に落ち、巨乳の谷間に溜まる。それは肌を引っ張るくらいに、粘く、重かった。
液体はまるで低級魔物のスライムのように腹筋の溝を伝い、へそに溜まって溢れ、太ももをべっとり濡らす。
大量だが地面に落ちることはない。まるで意思を持つように稲毛夏の肉体から離れていかないのである。
三人の淫魔王が、それを体になすりつける。
ヌチャヌチャと音を立て、胸、腹、太ももに塗りたくられる。
だが、それだけではない。霧の中で無数の手が現れ、彼女の全身を包む。
無数の掌が、精液を掬い上げ、肌にすり込んでいく。
乳肉を揉みしだきながら、白濁を乳首に塗り込み、指で弾いてからねじり上げる。
片方の乳首はくにくにと乳輪の中に突き込まれそこでも抽挿が始まる。
腹部を撫で回し、へそに指を突っ込んでズブリと抉り、そこにも精液を注ぎ込む。
太もも内側を這い上がり、秘部にも塗りつける。 散々扱かれ、開発されて長大になった陰核もヌチャヌチャと擦る。
背中、尻、首筋、耳たぶ、足の指先まで――無数の手が同時多発的に動き、精液の粘つく感触が全身の毛穴に染み込む……穴という穴を犯されているのだ。
触覚が狂い、べっとりとした熱い膜が肌を覆い、呼吸さえも粘つくように感じる。
嗅覚は甘く腐敗したような濃厚な匂いに満ち、脳を溶かす。
膣内の精液は子宮どころか欄干を逆流して卵巣にも入っていく。
稲毛夏にはそれが分かるのだ。
喘ぎ、潮を何度も噴いた。
プシャ……ブシュ………………
卑猥な水音が断続的に響く。
「これが、現実と夢が混ざり合った空間での淫闘……狂っちまう……こっ……殺して! いっそ殺しとくれよっ」
無数の手によるねちっこい塗りつけが続き、前後不覚になるほど感覚が混濁し、視界が白く染まり、触覚と嗅覚の二重刺激で連続絶頂を繰り返す。
体が痙攣し、精液まみれの肌が輝き、彼女は前後不覚の快楽の海に沈む。
これまでのセックスとは全く異なる無限の肉悦……。
稲毛夏はもはや自ら進んで淫魔王の淫気を受け入れていた。
自分の意思で、悶え狂った。
体が霧に溶け、快楽の海に沈む。三人の淫魔王が抱き締め、巨根と指と舌で責め立てる。
連続絶頂ではない、ずっとだ。稲毛夏はずっとイキ続けている。
「こんなに乱れるとはな。性交に夢中で忘れたか……これは淫闘……闘いでもあるのだ!」
淫魔王は夏の体を放り投げ、再び闘気と淫気を混合したエネルギー波で吹き飛ばす。
衝撃が体を貫き、対魔忍スーツがほとんど破け落ち、ボロボロのスーツがハムを縛る紐のように、夏の肉肌に段差を作る。
淫魔王はわざとそうなるように力を調整したに違いなかった。たまらなく淫らだ。
さっきよりも小さいが連続エネルギー破が執拗に下腹を撃ち込まれる。
その度に肛門と膣から精液が噴き出し、ドピュドピュと白濁が飛び散り、臍からも漿液を噴いて、同時に失禁。
「ゴボッ」
口からも吐いた。吐瀉物でも血でもない。胃液より粘度もある白い何かだった。
エクトプラズムだ。ためこんだ生命エネルギーを吐き出さされているのだ。
ありとあらゆる穴から夏の液が、汁が、対魔忍・稲毛夏そのものが絞り出されていくように噴出し垂れ流されていく。
やがて、夏の顔が急激にやつれ、体が縮み、身体全体の肉の量が落ちていく。
「ヒ、ヒ…………ヒヒヒ、ち、力を使い果たしちまった」
それまでの稲毛夏の声ではない、しわがれた声だった。
小さくなった裸体には全身に皺と斑点が浮いていた。
老婆の姿に戻ったのだ。
「残念だったね淫魔王。こんなババアでも可愛がってくれるかい?」
萎んだ乳を揺らしながら夏は言った。
「私の目はごまかされんぞ、夏。それがお前の真の姿ではあるまい。お前は自ら老化し、普段から己の生命エネルギーをも節約して、真の姿を隠している」
「!?」
淫魔王は無数の触手を夏に殺到させた。
老婆姿の夏はましらのように跳躍し、攻撃を回避する。
腕の皺が無くなり、しなやかな繊手が触手をいなす。
血を蹴り壁に張り付く足がむっちりとした張り具合を取り戻す。
かくして夏の姿がまた変容した。
その姿はまた以前よりも異なっている。
風船みたいだった爆乳がより理想的な巨乳に。
やりすぎなまでの量感を湛えていた尻がより美しいヒップラインに。
完璧なプロポーションをした対魔忍総長井河アサギによく似た姿態だった。
なおも淫闘は続き、夏はいきつづけた。
× × ×
「……もうすぐ夜が明ける。人間共が作った淫魔の遺伝子を使った魔物を見物しに来てみれば、思わぬ馳走にありつけた……どうだ稲毛夏よ。お前も淫魔にならないか?」
「………………こ、ことわる」
「このまま延々と犯すことも出来るのだぞ?」
「やりゃあいいさ。私も見抜いてるよ。相手の『承諾』が無ければ私をモノに出来ないんだろう? 神格や悪魔の契約のルールってやつだ」
「お前と私の間には霊体の繋がりが出来た。離れたところにいても、これから毎晩お前を襲うぞ」
「夢の中でだろ」
「そうだ。今度は完全な夢の中だ。毎晩お前は今日よりも明日、明日よりも明後日、日を増すごとに不様な敗北を喫し、余に精気を捧げ、肉の歓びでお前は魂を飛ばし続ける」
「……古風な男だね。ま、百年経ったら考えてやるよ」
「……しかたあるまい。夢から覚めよ……」
淫魔王の声が、霧の中で響く。
三人の体が一つに戻り、銀髪の青年が微笑んでいた。
別れ際、淫魔王は静かに言った。
「我を見よ」
その瞬間、銀髪の青年の姿が変化し、淫魔王カーマデヴァ真の姿が現れる。
壮年の美貌、黄金に輝く瞳、黒い翼を広げた威容。体は筋肉質で威圧的だが、優雅さを失わず、日焼けした肌が妖しく光る。
さらに、彼の陽根が様々な形状に変化する。棘付きのもの、螺旋状のもの、複数に分かれるもの……その視覚的な刺激が、稲毛夏の目を釘付けにする。
「――ッ」
見るだけで子宮が熱くなり、醸成された汁が陰唇から溢れ、稲毛夏は息んで“女の射精”をした。
ピュッと噴き出し、彼女は膝を震わせながら絶頂を迎える。
見ただけでイッたのである。
体が震え、膝を屈したまま仰向けに倒れ込み、淫魔王に見せつけるように、捧げるように性器を晒す。
視界が、白く染まり――
幻想的な空間が崩れ、闇が戻った。
「ハッ!?」
稲毛夏は見知らぬ廃墟で目が覚めた。
コンクリートの冷たい地面に、体が横たわっていた。
周囲は静かで、朝陽が遠くのビルに影を差している。
「あ、あたしは一体? 学院の地下で淫魔共を倒して……それから……アウッ」
ズクンズクンと体中が疼く。
熱く甘い余韻が、体中を駆け巡っていた。
秘部から蜜が滴り、口元に精液の味が残る。
肌に塗りたくられた感覚が、幻想的に蘇る。
「やられたよ……淫魔王いや、カーマデヴァ……殆ど記憶が欠落してるが、体が覚えてやがる……淫らな疼きが、止まらりゃしねぇ」
稲毛夏は立ち上がった。
これから自分が生きてる限り、
淫魔王がいなくならない限り、
毎夜、稲毛夏は淫魔王に挑まれ、何度も犯され、敗北を喫するのだ。
肉悦の記憶は永遠に残るだろう。
次があるとしたらだれの淫闘が見たい? *細かい指定が入ってるのは割りとネタが浮かんでる奴
-
パワーレディ
-
朧
-
ラグナロク
-
ブリュンヒルド
-
ロスヴァイセ
-
ゴルガン(負けない)
-
ゴルガン(敗北からの再戦勝利)
-
グランベルン
-
紫藤凜花
-
龍前トモコ
-
稲毛夏(敗北)
-
稲毛夏(勝利)
-
パワーレディ(敗北)
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パワーレディ(勝利→敗北→勝利)
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リーナ
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井河アサギ
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八津紫
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水城不知火
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秋山凜子
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ふうま災禍