※この作品はR-18です。

対魔忍の、淫闘禄   作:ごきまる

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パワーレディその後

 パワーレディは魔界武侠ゴルガンの巣窟の粗末な寝台に横たわっていた。

 

 す(・)べ(・)て(・)出し切った今、腹の膨らみはほぼ引いていたが、一度パンパンに膨らんだ下っ腹は以前よりも若干たるんでいるように見えた。

 ……それだけで済んでいるのが、パワーレディの肉体の強靱さと回復力を物語っていた。

 

 オークであるゴルガンの精液の残滓が内側から熱く疼き続け、子宮と膣と肛門はジンジンと痺れていた。

 魔繍の輝きは完全に消え、彼女の褐色の肌は汗と体液でべっとりと光っている。

 たまらなく淫らだった。

 

 そんな彼女の体を、ゴルガンは隣に寝そべって抱き寄せていた。

 緑色の極太の腕が彼女の腰に回り、もう片方の手がゆっくりと巨乳を揉みしだいている。

 厚い掌が柔らかい肉を下から持ち上げ、指先が乳輪の縁をなぞるように円を描き、徐々に中心の乳首に近づく。

 パワーレディの乳房は張りつめていた。乳輪はぷっくりと膨らみ、乳首は硬く勃起している。

 ゴルガンは親指と人差し指で優しく乳首を摘み、軽く引っ張ってから、ねじる。

 パワーレディの体がビクンと反応し、甘い吐息が漏れた。

 

「んぁ……まだやる気、か……?」

 

 身も心も堕ちていたパワーレディだが、まだゴルガンにどういう風に話しかければいいのか、分からないようだった。

 その声は途切れ途切れで、不安そうだ。

 

「グッフッフ」

 

 ゴルガンは笑い、彼女の胸に顔をうずめながら、強く抱き締める。

 

「んぐうううッ!?」

 

 全力ではないだろうがすさまじい力だ。

 鍛えていない魔族の女なら背骨がへし折れていただろう。

 巨根がパワーレディの太ももに押しつけられる。

 とてつもなく硬く熱い。ついさっきまで自分を貫いていたそれを太ももの皮膚で感じて、パワーレディの心と体は震えた。

 無意識に括約筋が動いてしまう。

 キュッキュッと膣口と肛門を締めたり、緩めたりを繰り返してしまう……。

 ねぐらに連れ込まれて、どれだけの時間が経っただろうか。

 正確には分からないが、一日も経過していまい。

 そう、一日も経たぬうちに、苛烈極まる責めを受け続けた肉体がこういう風になるよう、躾けられてしまったのだ。

 

“ケツ締め鍛錬を怠るなよ”

 

 ゴルガンの言葉が脳裏をよぎり、パワーレディは切なげな吐息を吐いた。

 自分の体の反応にパワーレディは悩み悶えながらも、彼の分厚い体に身を寄せる。

 

「まあ、焦るな。どうだ? お前との闘いを振り返ってみようではないか。お前にも勝機はあったのだぞ? 四肢の関節を外されても闘ったお前の闘志に敬意を込めて、詳しく教えてやろう……」

 

 そう言いながらも彼の手が下腹部に滑り、秘部の縁をねちっこく撫で始める。

 太い指が肉唇の外側を上下にゆっくり擦り、蜜の湿りを確かめるように指腹で押しす。

 指先が陰核の周りをぐるぐると回り、時折軽く弾いて刺激を与える。

 

 パワーレディの体が熱くなり、腰が勝手にくねる。

 闘いながら犯していたときとは全く違う、優しいが非常にねちっこい愛撫にパワーレディは困惑しながらも熱い吐息を漏らした。

 

「んっ……あぁ……指が、べっとり絡みついて……」

「まず、手四つの時だ。あの瞬間、お前は魔繍とかいう強化の刺青の力を発動した。ふん、良い判断だったぞ。あの刺青の力はまがい物とはいえ、油断できぬ膂力だった。俺の闘気功が加わった剛体に対抗するには、あれしかなかったのだろう?」

 

 ゴルガンの指が内部でゆっくり回転し、敏感な壁を擦る。

 もう一本の指を加えて二本で内壁を広げ、蜜を掻き出すようにゆっくり出し入れを繰り返す。

 愛液が滴り始めれば指を微かに曲げながらクチュクチュと掻き出す。

 滴る。掻き出す。また滴る。掻き出す。

 通常なら乾いてくるはずのパワーレディの膣は、オークの催淫体液の影響かゴルガンの手技の妙なのか、それともパワーレディが並みの女とは違うからなのか。

 とにかく、潤むことを止めない。

 パワーレディは軽くイキ続けていた。

 

「正直に言ってやろう。瞬間的にはお前の膂力の方が勝っておったわ」

「!? ほ、本当か――あひぃ!」

 

 指の節がGスポットをこすり、激しく揺すられてパワーレディは嬌声を放った。

 

「お前はそのパワーに見合う技術が足らぬ。状況によって肘の角度を変えたり、力の支点を小指の付け根から親指側に変化させるなどして、相手の力の流れを乱す技を磨けい」

「んあっ、あふっ、おひっ」

「ンフフ、なかなか乙な鳴き方をしよる」

 

 秘肉をさかんに弄られながら、真面目に闘いの話をされて、混乱しながらパワーレディは身もだえする。

 

「……聞くが、お前は魔繍の力のもっと細かく操れんのか?」

 

 パワーレディはかぶりを振った。

 

「お前の魔繍の波動が俺の闘気を乱せば、力の流れを逆転できた。想像してみろ……お前が俺を押し倒し、俺の首を締め上げる姿を……ククク、それはそれで興奮するな」

 

 ゴルガンが指で陰核を摘まんだ。

 

「うっ!」

 

 パワーレディの体がピクピクと痙攣する。

 また、愛液がゴルガンの指に絡みつく。

 そして、またあの、クチュクチュという音が響く。

 

「あぁん……そんなの、想像もできね、え……んぐうっ!!  指が、奥まで……来たぁッッ」

 

 ゴルガンは彼女の体を少し起こし、背後から抱き締める形に変える。

 片手で乳を揉み、もう片方の手で下腹部を押し込むように愛撫を続ける。

 掌全体で秘部を覆い、指を三本に増やして内部を掻き回す。

 パワーレディはわずかに上体を起こした。

 腹直筋がうねり、下腹の隆起がキュッと凹んだ。

 ……括約筋を使って食い締めているのだ。

 むしゃぶりついているのだ。

 膣肉が、ゴルガンの指に。

 

 チュポ。

 

 よく締まったものの間から何かが抜け出て、すぐに締まり直したような音がした。

 ゴルガンが指を抜いたのだ。

 

「ふぁっ」

「ほう、もう締まり具合がだいぶ元に戻っておる。見事だッ」

「んあッ!」

 

 すぐにもう片方の手指が作業交代とでも言わんばかりの風情で秘裂に侵入する。

 蜜でびしょびしょになった方の手が、パワーレディの股間や腹回りを撫で回し、液を塗りたくっていく。

 

「フウ、フウッ!」

 

 顎を仰け反らせながら荒い鼻息をつくパワーレディ。

 

「次は、組み伏せられた時だ。お前の腕が地面に押し付けられ、俺がのしかかった瞬間。あそこにも勝機があったぞ。お前はただ上半身を捩って俺の手から逃れようとするだけだったが、魔繍を使えば良かったのだ。そして、腰を橋のように――お前らが言うところのブリッジって奴か――反らせていれば、俺のバランスを崩せた。俺の巨体は重いが、中心がずれれば転がる。お前の下半身の筋肉は脅威だ……ほうれ」

 

 ゴルガンの手がパワーレディの尻を強く掴み、ぐにぐにと指で尻肉を揉みほぐしながら、親指を肛門の縁に押し当てる。

 

「はうっ」

 

 パワーディは声を上げたが、それだけだ。

 親指がゆっくりと侵入し、内部をぐるぐると回して刺激を加え、指の腹が壁を押し広げる。

 

「はぁ……あっ、そこ……やばい……勝機なんて……今さら……指が、尻の中で……ねちっこく蠢いて……」

 

 体が熱く反応し、喘ぎ混じりにパワーレディは素直な感想を吐露する。

 ゴルガンは耳元で囁き、舌で耳朶を舐めながら。

 

「あのクレーターのような衝撃で、お前のブレスレットが壊れたが、あの瞬間に足を絡めて頭突きの一つでもかませば、俺の闘気を一瞬乱せた。俺の目をくらませ、反撃の隙が生まれたはずだ。お前は強い……だが、技の練りと駆け引きが未熟よ」

 

 指が皺を押し広げて、肛門にズブズブとめり込んだ。

 内部を掻き回し、一度、二度と抜き差しを繰り返されると、パワーレディの腸液と精液の残滓がブピッと音を立てて漏れ出た。

 だが不様な排泄音を恥ずかしがる余裕すら、今のパワーレディには無かった。

 

「んぁぁ……も、もう……耐えらんねえケツ穴もマンコも……」

 

 ゴルガンは彼女を仰向けに転がし、巨根を秘部に軽く押しつけながら、解説を続ける。

 

「そして、最後の勝機……お前が俺のモノをへし折ろうとした時だ。あの瞬間、お前の目には意地が宿っていたな。ふん、良い目をしとったわ。あの計画自体は秀逸だ。挿入の瞬間に膣肉で固定し、腰を捻る……並の雄なら根元から折れる。だが、お前は俺に足腰の動きを封じられる可能性を見逃した……ほれ、これだ。この時よ」

 

 ゴルガンはそう言ってパワーレディの足首を掴み、大きく股を開かせた後、がに股状態にして亀頭をぴとりと陰唇にあてがった。

 だがそこで、止まる

 

「ハァ……ハア……ハア!」

 

 息を喘がせる物欲しげなパワーレディを満足げに見つめながら、解説を続行する。

 

「魔繍の力を脚に集中させ、俺の握りを振り払えないまでも、俺が、お前の関節の固定させようとする動きを邪魔できていれば、腰の捻りを効かせたはずだ。闘気で強化されたは俺のモノ硬いが、お前の魔繍の波動が内部から俺の気を乱せば、折れていたかもな……想像してみろ、お前の勝利の瞬間を」

 

 彼の巨根がゆっくり侵入し始め、ゆっくりと腰を回しはじめた。

 根元まで埋め込み、内部でゆっくり回転させ、内壁を隅々まで擦り、蜜を掻き混ぜるように。

 

 掘削機のような激しい抽挿とは全く違うやり口に、パワーレディは体の芯をキュッと締め付けられたような気分になった。

 

「あぁぁ……今更そんな話聞かされたって、もう……ひぁっ! んいい! お――おお……おぉぉォォ」

「少し、甘きに流れすぎたか」

 

 比較的穏やかだったゴルガンの表情に凶猛な笑みが浮かびあがった。

 前後運動が始まった。

 

「あ……あ、アァァ……」

 

 括約筋のうねりを感じながら、機を見てゴルガンは本格的な抽挿を開始した。

 ――最初から全開だった。

 

 バチン! バチン! バチィィィンンンン!!!!!

 

 衝撃波が生まれるほどに強く腰を打ち付けられ、パワーレディの肉体が波打った。

 気を纏った突き込みで内臓が触れ、骨が軋んだ。

 腹筋を貫かれ、鳩尾に、胴体の底……真(・)下(・)から鉄拳を食らったような痛撃を受けながらも――。

 

「んぎぃぃ! うぐあーっ、あっ!? くひぃ! イイィィィ――イクゥゥ!!!」

「そうだな……これからは、俺がお前を鍛えてやる。だがお前の体は俺のものだ」

 

 それは、闘(や)りながらヤる……まるで闘いながら性交をしているかのような、激しい交合(まぐわ)いだった。

 一方的な闘いではあったが。

 

 パワーレディの意識は再び快楽の渦に飲み込まれた。

 ゴルガンとの性交は一晩中続き、夜明けを迎えても終わらなかった。

 




お気づきの方もいるかも知れませんが、筆者は投稿後に大幅に加筆修正したがる悪癖があります。

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