※この作品はR-18です。

対魔忍の、淫闘禄   作:ごきまる

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記憶の上書き

 記憶が、刻まれてしまった。

 

――――

―――

――

―

 

 ……息が、できない。

 

 体の中を、太いモノが貫いている。

 

 肛門から入り、腸を這い上がり、胃を押し広げ、食道を逆流し、喉を塞ぎ、口から飛び出している。

 触手だ。ヴェルミリアの触手。

 複数の触手がより合わさり、一本の極太の触手となって、私を串刺しにしている。

 

 足は宙に浮き、ガニ股で震え、腕はだらりと下がり、巨乳が重力で垂れ下がって揺れている。

 頭を仰け反らせ、顔は天を向いている。

 今思い返せばとんでもなく不様な格好をしている事が分かる。

 でも、すこしでも苦しさを軽減させるためだった。

 

 涙が頬を伝い、口から飛び出した触手の先端が、ぬめぬめと私の顔を撫でる。

 

 苦しい。

 

 喉が塞がれ、まともに息が吸えない。

 だが、私は生きている。

 触手が私を窒息死させないように肺に空気を送りそして排出しているのだ。

 

 肺が焼けるような苦痛は、感度数百倍の体によって、すぐに甘い痺れに変わってしまう。

 内臓が圧迫され、胃が縮こまり、腸が引き伸ばされる感覚。

 普通ならショック死か発狂なのに、この体はそれをすべて快楽に変換する。

 アサギ隊長の細胞のせいだろうか。

 

 痛みも、圧迫も、息苦しさも、全部が絶頂の波に変わる。

 

(こんな……苦しいのに……なんで、感じるんだ……? 私は、壊れてるのか……)

 

 腹はボコボコに膨らみ、膣にはクアドロスの紫色の巨根が根元まで埋まっている。

 熱く脈打つ肉棒が、膣壁を押し広げ、子宮口をも貫いている。

 触手が内臓を這うたび、巨根が浅くピストンし、腹の膨らみがさらに強調される。

 

 尿と愛液が混じって噴き出し、太腿を伝い、床に溜まって行くのが……わかる。

 乳首からは母乳のような液体が噴き、胸が揺れるたびに滴り落ちる。

 

(苦しい……息が……でも、気持ちいい……この体、どうして……アサギ隊長の力なのに、こんなにも、私は、弱い……ふうまに、こんな姿を見られたら……いや、見せたくない……でも、助けてほしい……)

 

「これで何度目かしらねぇ。また『触手抜き』始めるわよ~? ちなみに触手はアナルビーズ状になってまーす♪ 今回は出るごとに太くなってくのっ。でも弾力があるわ。肛門に力入れて瘤をたわめないと……裂けるわよ」

 

 ヴェルミリアの世間話でもしているかのような声が、私の耳に突き刺さった。

 

 『肛門が裂ける』

 何度も、執拗にヴェルミリアはこの言葉を使って私を脅す。

 その度に、私の心は凍りつかされた。

 

 肛門が裂け、そこから、上に向かって正中線に亀裂がはしる。

 私の体が真っ二つに裂ける――。

 そんなイメージが想起され、私は心の底から震えあがった。

 

 体の中を貫通しているこの触手を……抜かれる瞬間が、こんなに恐ろしいなんて。

 いや、恐ろしいだけじゃない……私は……私は、必死に、括約筋に力を込めた。

 締めなきゃ……裂ける……でも、締めれば締めるほど、この感度数百倍の体が、摩擦を快楽に変えてしまう。

 ……この体は、痛みを喜びに変える呪いにかかっている。

 この快楽が、私の意志を溶かしていく……。

 

 触手が、ゆっくりと逆方向に動き始めた。

 

 ズル……ズルルル……。

 

 腸壁を逆撫でされる感覚が、背筋を震わせる。

 内側から擦られるたび、媚薬の残り汁が混じって、熱い痺れが広がる。

 私は歯で口内の触手を食い締めた。

 

(くっ……た、耐えろ、私……アサギ隊長なら、こんなので折れないはず……!)

 

 でも、心のどこかで、別の声が囁く。

 もっと感じたい……この体が、求めている……。

 

「ん……ごおォォォッッッ」

 

 口内の触手が膨らみ、たまらず食いしばりをやめて口を限界まで大きく開けた。

 

 死にかけの体を再生してくれたこの力、呪いみたいに私を淫らにする……。

 

 最初の瘤が、現れた。

 

 ブリュ……

 

 瘤が括約筋のリングに当たる。

 硬く膨らんだ表面が、狭くなった入り口を押し広げようとする。

 私は全力で締め付けた。

 ヴェルミリアの言うとおり、たしかに、瘤には弾力があった。

 私は肛門を必死に締めて、その大きさを少しでも引き絞ろうとする。

 

(入って……くる……! 怖い……でも、気持ちいい……いや、違う、耐えなければぁ……ッ!)

 

 瘤の丸みが、リングを少しずつ広げていく。

 性感度を弄くられたせいで、ただの拡張が、電撃のような絶頂の予感を呼び起こす。

 

 ふうま小太郎のことが思い浮かんだ。

 あの男との初めてのアナルセックスを……でも、今はこんな触手に……、この快楽が、私の全てを変えてしまいそうだ……怖いッ。

 

 瘤が最大に広がった瞬間――

 

 ズポッ!

 

 ――一つ目が抜けた。

 

「ッ……!」

 

 軽い絶頂が、私を貫く。

 抜けた瞬間に括約筋が弛み、ひくつく肛門から媚薬粘液が泡立つように溢れ出したのがわかった。

 尻肉がビクンと跳ね、太腿の内側を液体が伝うのも、感じた。

 

(あぁ……またイッた……? こんなので……この体、壊れてる……アサギ隊長の力を授かったのに、なぜこんなに弱い……!)

 

 休む間もなく、二つ目が迫る。

 

 ブリュリュ……

 

 今度は、少し大きい。

 表面に細かな突起があって、それが腸壁を引っ掻くように通過する。

 一つひとつの突起が、敏感な粘膜を刺激し、微細な震えが全身に広がる。

 

(こんな……細かい突起……感じすぎる……! 締めなきゃ、裂ける……だが締めると、もっと感じて……んああっっ!!!)

 

 肛門に引っかかり、ゆっくり押し広げていく。

 私の口から飛び出していたおぞましい触手の先端は、体内まで後退していた。

 

「んはぁッ、あ~、ハァァ~ッ」

 

 息を喘がせる私の顔をヴェルミリアとクアドロスが鑑賞しているが、そんなの気にしていられない。

 

 ズリュッ! 

 

 触手の瘤が一つ、尻穴を抜けた。

 

「ん゛ん゙ん゙ッ……!」

 

 尻肉が激しく震え、軽い痙攣が続く。

 抜けた瘤の跡に、粘液が糸を引き、床に滴り落ちる。

 

(イク……ずっとイッてる!!!!)

 

 三つ目、四つ目――。

 

 瘤のサイズが徐々に増していく。

 通過するたび、腸壁が内側から抉られる感覚。

 痛みは快楽に塗り潰され、脳が白く染まる。

 

(一つずつ……抜けるたび、体が喜ぶ……いや、違う、私は耐えてるんだ――)

 

「ああ~、アアアア!!! ダメェェェェいっくううう!!! あー、あああああぁッ!!! もうやめてェ!!! 許してっ!! 助けて……!」

「ヒヒ、ついに泣きを入れてきやがった」

 

 あざ笑うクアドロスの声が聞こえる。

 

 最後の最大瘤――触手の先端。

 変形し、まるで……まるで打撃武器のメイスの先端の鉄球のようになっている。

 

 表面は不規則な瘤と隆起で覆われ、しかも脈打っている。

 

(これ……一番太い……裂けるかも……でも、締めなきゃ……締めると、快楽が……怖い……ふうま、助けて……嗚呼、あああ!!!??? こ、殺して! もう殺してぇ!!)

 

 瘤が、巨大な触手の先端が、直腸側から肛門に迫る。

 全力で締め付けるが、ぬめる触手は容赦なく押し進む。

 

 ブリュリュリュ……。

 

 肛門が徐々に広がっていくのがわかる。

 最大拡張の瞬間、括約筋が限界まで引き伸ばされ――

 

 ズポンッ!!

 

 瘤が、一気に抜けた。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッッッ!!!」

 

 獣のような咆哮が、私の喉から迸る。

 抜けた瞬間に、直腸内の圧力が解放され、触手の分泌液と腸液の混合液が肛門から勢いよく噴き出した。

 

 ブシャァァァァァァ!!

 

 大量に噴射された液体が、床を叩く。

 尻肉は激しく痙攣し、括約筋がヒクヒクと収縮を繰り返す。

 私の尻穴。排泄のための肉道は、拡張の余韻で開いたまま震え続け、粘液が糸を引いて滴り落ちる。

 

「あ……はぁ……あぁ……」

 

 息も絶え絶えに、体が震える。

 

 ヴェルミリアは恍惚とした表情で、胴の底、尻の谷間に穿たれた震える穴の縁を指先で優しくなぞった。

 

「ふふ……あの可愛らしい締まりをみせていた蕾が、こ~んなに開いちゃった♪  まだヒクヒクしてるわね。 これで少しは楽になったかしら?」

 

 だが、クアドロスが低く笑う。

 

「クク……まだ終わってねえよ。 このケツマンコに、今度は俺の形を覚えさせねえとな」

 

 巨根が、再び私の尻に狙いを定める。

 

「交代ね。じゃあ私はオマンコの方を♪」

 

 わ、私の意識は、快楽と屈辱の狭間で、ゆっくりと沈んでいった。

 

    ×   ×   ×

 

 数日後、ヨミハラのセーフハウス。

 

 志賀あさつきは、ベッドに横たわり、ふうま小太郎にすべてを話していた。

 あの倉庫での陵辱――ヴェルミリアとクアドロスの触手、貫通、拡張、連続絶頂の地獄。

 体に残る淫気の疼きが、彼女を苛み続けていた。

 小太郎は静かに聞き終え、あさつきの白い肌を優しく撫でた。

 

 魔術による肉体改造の治療、淫気の除去はほぼ完了していたが、あさつきの乳はまだ少し腫れ、腹部は微かに膨らみ、美しかった腹筋が弛みをみせていた。

 

「あさつきさん……俺が、助けますよ」

 

 小太郎の目が、邪眼魔門の光を帯びた。

 彼はあさつきの体に手を当て、残存するヴェルミリアの淫気を読み取る。

 忍法・邪眼魔門は、相手の力をコピーするもの。

 淫気の残滓と痕跡を通じて、ヴェルミリアの触手召喚術を再現した。

 

 あの、黒い触手が、虚空から現れた。

 あさつきは体をわなわなと震わせた。

 

「お前ッ、それは!?」

「今から俺が、あさつきさんの快楽の記憶を上書きしてあげますよ。」

 

 小太郎の宣言に、あさつきの体が震えた。

 あの恐怖の記憶が蘇る。

 串刺し、拡張、絶頂の波……。

 彼女は体を震わせながら、ポロポロと涙を流した。

 

「そんな……こ、怖い……」

 

 バイザーの縁から頬に涙を伝わせながら呟くあさつきに、小太郎は優しく微笑み、触手を彼女の肌に軽く這わせた。

 

「でも、して欲しいんでしょ?」

「…………」

 

 その一言に、あさつきの唇が、喜悦の笑みを浮かべた。

 体が熱く反応し、記憶の上書きを求め始める。

 彼女はゆっくりと頷き、目を閉じた。

 

 触手が一本、ゆっくりとあさつきの太腿を這い上がる。

 もう一本が、彼女の腰を抱くように巻きつき、軽く持ち上げる。

 

 拘束ではない。

 ただ、支えるように。

 

 あさつきは自ら膝を立て、腰を浮かせた。

 

「俺も……入れますよ」

 

 小太郎はズボンを下ろし、自分のペニスを露わにした。

 あさつきの目が、熱く潤む。

 それは、彼女が何度も受け入れた、馴染みの形。

 太さも長さも、クアドロスの巨根よりは控えめだが、熱く脈打ち、血管が浮き出ている。

 あさつきは自ら手を伸ばし、小太郎のペニスを優しく握った。

 導くように、自分の秘部に押し当てる。

 

「……き、来て」

 

 小太郎はゆっくりと腰を進め、膣口を押し広げた。

 ぬるりと根元まで沈み込む。

 バイザーに隠れているが、あさつきが目を細めているのが分かる。

 甘い吐息を漏らした。

 

「ん……あぁ……ふうまの……入ってる……」

 

 優しい。

 熱く、脈打つ肉棒が、膣壁を均等に押し広げ、子宮口に優しくキスする。

 小太郎は動かず、ただ深く埋めたまま、あさつきの腰を抱き寄せた。

 

「……あさつきさんが、動いて」

 

 あさつきは頷き、自ら腰を振り始めた。

 ゆっくり、円を描くように。

 小太郎のペニスを、膣内で感じ、包み込む。

 呼吸を合わせるように、腰の動きが深くなる。

 

「はぁ……んっ……ふうま……一緒に……」

 

 同時進行で、触手が肛門に近づいた。

 一本の太い触手。

 表面は不規則な節と瘤で覆われ、ヴェルミリアの記憶を呼び起こす形だ。

 

 だが、小太郎が操っているという違いがある。

 ゆっくり動き、脈動は穏やかだ。

 あさつきは自ら尻を突き出し、触手を誘う。

 

「……ここも……ふうまに……」

 

 触手の先端が、肛門に触れた。

 ゆっくり、押し広げる。

 節が一つ、括約筋を通過する。

 

「んあぁッ……! やっぱり、激しいッッ」

 

 

 触手の不規則な瘤が、腸壁を引っ掻き、抉るように進む。

 ヴェルミリアの触手と同じ形なのに、痛みは少なく、快楽だけが強く響く。

 触手自体に小太郎の気を感じる、それが恐怖心も和らげる。

 

「あ……これ……あの時と同じ……でも……違う……」

 

 あさつきは自ら腰を振り、膣で小太郎のペニスを締め付けながら、尻を後ろに押しつけた。

 触手がさらに深く進み、二つ目の節が通過。

 

「はぁっ……あっ……入ってる……ふうまの触手……!」

 

 呼吸を合わせる。

 あさつきが腰を引くと、膣内のペニスが浅く抜け、触手が腸壁を擦る。

 腰を押し込むと、ペニスが子宮を叩き、触手が奥まで沈む。

 二つの異なる刺激が、交互に、しかし同期して体を貫く。

 

「んっ……あぁ……ふうま……もっと……!」

 

 小太郎はあさつきの腰を抱き、優しくリズムを合わせた。

 触手はもう一本増え、肉壁で隔てている膣に近い部分を這い、Gスポットを刺激。

 三穴同時ではないが、膣と肛門の同時責めが深くなる。

 あさつきは自ら腰を振り、呼吸を乱しながらも、小太郎の目を見つめた。

 

 小太郎は、彼女の唇を吸った。

 ぼってりとした赤い舌も、吸う。

 

「俺も……あさつきさんを守る。全部、俺のものにする」

 

 触手が腸壁を這い回り、不規則な瘤が連続で通過するように動く。

 

「んぶぅッ……ん……チュ」

 

 ハードな拡張感を示す声が吐息と共にあさつきの口から漏れたが、それでもキスは続いた。

 

 腸が引き伸ばされ、圧迫され、擦られ、快楽の波が連続で襲う。

 

「あ゛あ゛ッ……! イク……またイクッ……!」

 

 膣内のペニスは優しく、しかし深く突き上げる。

 子宮口を優しく叩き、熱い脈動で包み込む。

 

「ふうま……あっ……子宮……ふうまの形……!」

 

 絶頂が連続する。

 あさつきは自ら腰を激しく振り、呼吸を合わせ、触手とペニスの両方を貪るように受け入れる。

 

「もっと……もっと深く……!」

 

 触手が腸の奥まで到達し、節が膨張。

 膣内のペニスは降りてきた子宮を押し上げるように抽挿され――。

 

「ああああぁぁぁッッ!!!」

 

 連続絶頂。

 視界が白く染まり、あさつき体が弓なりに反った。

 いともたやすく、意識が飛んだ。

 安心しきった、だらしないといえばだらしない失神だった。

 

 あさつきは、うつ伏せに突っ伏した。

 巨乳がベッドに押し潰され、尻がわずかに持ち上がったまま震えている。

 触手はゆっくり抜け、膣内のペニスもゆっくり引き抜かれた。

 小太郎は静かにあさつきの背中に覆い被さり、彼女の尻を両手で優しく揉み上げた。

 柔らかい尻肉を、掌で包み込むように。

 指先が、開ききった肛門の縁を優しく撫でる。

 人差し指の第一関節までを中に入れると、意識のないあさつきの肉体が反応した。

 

 キュッと肛門が窄まって、指先を食い締める。

 

「……あさつきさん」

 

 あさつきは、うつ伏せのまま、微かに息を漏らした。

 意識は戻りかけているが、まだ体が震えている。

 小太郎は彼女の尻を優しく揉み続け、耳元で何事か囁いた。

 

 尻肉がピクンと震えた。小太郎の手の中で、緊張と弛緩を繰り返す。

 あさつきの唇が、わずかに微笑んだ。

 

 

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