対魔忍の、淫闘禄 作:ごきまる
ヨミハラの闇闘技場・カオスアリーナの主人、朧は苛立った表情でゴルガンの巣窟に押し入った。
彼女は妖艶なボディスーツに身を包んだ美女だ。
地上界の対魔組織・対魔忍の長アサギの宿敵として知られる存在。
人魔結託の巨大組織ノマドの大幹部である朧は、カオスアリーナの運営の他、暗殺や拷問、調教といった仕事を担当する冷酷な女だが、今回は個人的な怒りを露わにしていた。
「ゴルガ――――――――ン!」
彼女は扉を蹴り上げて岩窟のような意匠を凝らした寝室に押し入った。
ゴルガンは魔獣の毛皮が敷かれた床の上で、脚を伸ばした状態で腰を下ろしていた。
「んっ!?」
ゴルガンの傍らに座っていたパワーレディがハッとして顔を上げた。
今の彼女は黒革の下着姿だ。
彼の腰に左腕を回し、右手を巨根に沿えて、一心に
といってもゴルガンのモノは大きすぎた。
手は一生懸命しごいていたが、口は亀頭の一部を含んだり、舌で舐めたりするに留まる。
試合での完全敗北と公開陵辱から二日経っている。
パワーレディは二日二晩、ゴルガンと
食事や短い睡眠はとっている。
定期的にシャワーで汗も流しているが、彼女の体は乾く暇もなくゴルガンに抱かれ続けた。
今もその体は汗だくで、褐色の肌はべっとりと濡れている。
ゴルガンはというと、ヨミハラでは誰もが恐れる存在である朧を見ても全く動じなかった。
むしろジッと朧の眉の高さのところで切りそろえられた赤紫色の髪や切れ長の瞳、女豹のような体躯を品定めするように眺めている。
「朧様っ」
「ふん、パワーレディ、アンタたった二日で随分、
「う……」
「ゴルガン。こいつとの試合、録画で見せてもらった。お前ッ! 正々堂々とした真っ向勝負でじっっっっくりと嬲りつつ、コイツにしっっかりと敗北を味合わせたねぇ」
「ああ」ゴルガンは短く答えた。
「――よくやったッ」
「……え?」
パワーレディは朧の言葉に混乱した声をあげた。だがそんな彼女をよそに、朧とゴルガンの会話は続く。
「依頼通りだったであろう?」
ゴルガンはニッと笑みを浮かべ、パワーレディの尻を軽く叩いた。
パワーレディの体がビクンと震え、「んあっ!」と甘い声が漏れた。
朧の目が禍々しい光を放つ。
「だが、しかぁぁぁし!!」
といって、ビシッとゴルガンを指差す朧。
「ん?」
「お前ッ。やりすぎなんだよォ!!! 負かした相手を辱めながら一、二発ヤることまでは織り込み済みだ。それがカオスアリーナのキモ。観客を沸かせる目玉だからね。でも、アナルにぶち込んでボテ腹になるまでザーメン流し込んだ挙げ句、連れ去って二日二晩犯すなんて契約に無かっただろうがッ。アンタはやりすぎたんだよ! コイツはうちの看板スターでアタシの部下。今すぐ返しな!」
彼女の両腕の鉤爪をきらめかせて身構えた。
ゴルガンは珍しく困った顔をした。
「まあ待て。俺も契約通りの仕事をするつもりではいたのだ。しかし……本気になってしまってな」
「あ~?」
「俺のものにしたくなったのだ。パワーレディもそれを承諾した」
「そんなもんは、性感拷問と調教で無理矢理誓わせたんだろうが! そうだろ、お前!」
「……」
パワーレディは顔を赤らめ、もじもじと肩を細めた。
「おま……マジで惚れたとか言うんじゃないだろうな……チッ、すっかり牝豚の顔になっちまいやがってッ。自分のキャラ考えろお前ぇ!!」
「朧様、あの、ゴルガンを試合の最中に乱入させたのは、朧様の指示だったんですか」
「話せば長くなる。今夜、久しぶりに抱いてやるよ。その間にじっくり説明してやる」
「……っ!」
パワーレディは羞恥と怒りが混じった複雑な顔をした。
「朧様……でも、もうあたしは……ゴルガンの……」
それを聞いた朧はゴルガンに敵意と殺意以外の感情を抱いた……興味だ。
「ふぅん……たった二日間であの利かん気の強かったアンタをそこまで変えちまうとはねぇ」
そういってちらりと好色そうなまなざしをゴルガンのイチモツに向ける。
凶猛かつ実直な武人であり、気功術に長けた魔界武侠ゴルガンは意外に機を見るに敏。オークでありながら、他人の心情や感情の動きを察知できる男だった。
ゴルガンはやおら立ち上がり、そそり立った肉棒を見せつけた。
朧は熱い吐息を吐いた。ヨミハラで、彼女ほど淫乱な女は他にいないのだ。
「パワーレディを腑抜けにさせちまったデカチンポ♪ アタシも味わってみたくなったよ。どうだい? セックスバトルでアタシと勝負ってのは。アタシを負かさないまでも、満足させることができたら、パワーレディとの仲を認めてやろう」
「なんだ? くれるんじゃないのか」
「これが最大限の譲歩だよッ」
「……わかった。やろうか」
こうしてゴルガンと朧のバトルが始まった。
朧が揺らめくように横移動し、その軌跡がゴルガンを包む。
ゴルガンは可視化できるほどの闘気を発して身構えた。
「なんだ? 交合うのではなかったのか?」
「つれないことを言うんじゃないよ。パワーレディの時みたいに闘いの中でアタシを犯してみな!」
朧の鉤爪の連続攻撃がゴルガンを襲った。暴風のような連撃をゴルガンは捌くが、鉤爪に引き裂かれた腕から血飛沫が舞った。
「ゴルガンッ」
彼の流血を初めて見るパワーレディが悲鳴のような声を上げた。
強化された肉体は薄皮一枚切れただけだ。だがパワーレディは知っていた。
「〈印〉!!!」
指を組んで朧は術を発動させた。
鉤爪に仕込んだ薬液がゴルガンの傷口から染み込む。
それがゴルガンの血肉と混ざり合うことで、体と精神の自由を奪う催眠刻印の術が発動する。
「アハハハ! アンタはパワーレディの関節を外したがアタシはそんな生ぬるいことはしない。四肢の健をズタズタにしてからアタシがお前をブチ犯してやるよ!!!!」
ゴルガンの上腕の急所目がけて朧は鉤爪を振り下ろした。
鉤爪が肩口に食い込む――その瞬間、ゴルガンは体外に発した闘気で動かない体を無理矢理動かした。
「なにぃ!」
ゴルガンは朧の腕を掴み、関節を極めながら、朧の胸元に指を這わせる。
「ふむ、良い体だ」
朧のボディスーツを裂き、その形のいい美乳を露出。
掌で乳房を下から持ち上げ、指先で乳輪をぐるぐると撫で、乳首をねちっこく摘んで転がす。
「んっ……この……なぜ動ける!?」
「魂操闘気法。おれはいつも自分の姿形を俯瞰して見ておる。肉体の自由を奪われ、意識を支配されようとも、体外に発した闘気を肉体から離脱していた意識の一部で操って、身体操作を行うことが可能なのだぁ!」
昂ぶったゴルガンの闘気で朧は弾き飛ばされた。
朧の体が震え、秘部が熱くなる。
「閨淫武技。気の質を自在に変化させることが魔界武侠の真髄よ。闘気を淫の気に変じさせてお前の全身に浴びせた。どうした? そちらの術の効きが悪くなっているぞ」
「くっ、ううう!!! オークのくせに淫魔のようなことしやがって!」
「お前の動きは速い。このまま体を内側から蕩けさせてもらう。染みるぞ♪ 俺の淫気は」
ゴルガンの淫の気が注入され、朧は一気に体温が上昇し、呼吸を乱し始めた。
それでも朧は反撃し、もっと傷を負わすことによって催眠刻印でゴルガンを縛ろうとするが、彼は力でその術理を引きちぎり、朧を押し倒した。
脚を広げ、太い指を秘部に滑り込ませる。
指が内壁をゆっくり回転し、蜜を掻き出すように出し入れ。
クリトリスを親指で弾き、ねちっこく圧をかける。
「んほあぁ!! あおっ!? くっ、こんな……!」
朧の腰がくねり、蜜が溢れ出す。
淫気混じりの手刀、指突き、平手打ちでペチペチと攻撃しながら、朧をさらに発情させていく。
「勝負あったな。一度崩れてからが脆い。パワーレディの方がよほど手応えがあったぞ――いや、俺に犯されるのを、最初から期待していた時点でお前の負けは決まっていたのだ!!!!」
「アヒィィィ!!!!??」
指を三本に増やし、内部をぐちゃぐちゃに掻き回す。
朧の体がビクンビクンと痙攣し、
「んほっ♪ すごひっっっ」
「準備万端だな。ぶち込んでくれるわ!!!」
ゴルガンの巨根が朧の入口に押し当てられ、一気に侵入。
根元まで埋め込み、腰を回しながら内壁を隅々まで擦る。
「ぬう!? こやつ、愉しんでおるわ!」
「~~~~~っ♪」
「こうまで俺のイチモツに吸いついてきよるとは……ぬ? くっ」
朧は攻撃による抵抗はやめたが、腰を使い始めた。
「淫気を使ったハンデとして、上に乗るのを許してやる。俺を愉しませてみろ」
「ククク、いいのかい? んふゥ 」
朧は腰を回しながら陰茎亀頭の側面を攻め始めた。
「んぬッ」
「あぁん……深い……この、マラいいねぇ! あんたの気持ちが、ちったぁ分かった気がするよォ! パワーレディ!」
「……ッ」
パワーレディは自分の胸が形を変えるほど腕を押し付け、もう片方の手を太腿ではさんでいた。今にも泣き出しそうな顔をしている。
「この女……なかなかに油断がならぬッ――憤ッッッッ」
「なっっっっっっ」
朧は目を瞠って腰の動きを止めた。膣内を出入りしていた肉棒が明らかに変化したのだ。
「か、かか、かなり硬くなったわね……ッ」
「フフフ」
「余裕ぶっこいてたって事かっ。舐めんじゃないよッ――おぁおおお!!!?」
ゴルガンは朧の尻を掴み、親指を肛門に挿入。
二穴責めで朧を追い込んでいく。
「く、クソがッッ、まさかこのアタシが支配されてる!? アタシの中が、チンポの形に変えられるゥゥゥ!!!??」
「ノマド大幹部の朧殿は独り言が多いなぁ。おとなしくしろ!!!!!」
「がはッ!! あひぃ!!?? 」
指が腸壁を押し広げ、巨根が、外から見ても分かるほどボコボコと下腹を膨らませ、子宮口に到達していく。
朧の体が痙攣が激しくなった。
「あぁぁ……イクゥゥゥ――――――!! むぶぅ!!」
はね起きたゴルガンが朧の口を自らのそれで塞いだ。
「ふぅ……ククク♪ もっと俺の舌にしゃぶりつけッ」
「んぶっッんんッッッグ」
交合しながら思う存分、舌と舌を絡ませ合うゴルガンと朧。
形勢は明らかだった。
朧は明らかに
「俺の勝ちだな」
「はぁはぁ……何言ってんだい……まだ勝負は」
「ほ~れよく見とけ。そして肌で感じろッ。お前が負けた“チンポ”をな」
ビタンッ
体を転がして朧を四つん這いにし、尻の割れ目から腰あたりまでを、イチモツで叩いた。
「あっ、ああ……ゴルガン」
「ん?」
「あ、あたし……あたし、も……」
自ら乳を捏ねくり回しながら秘部を盛んに弄くって自慰をしていたパワーレディが、ゴルガンの背中をひしと抱きしめた。
「心配せずとも後で可愛がってやるわ。今はまだ朧殿に味わってもらってる最中だ。満足してもらわねばお前と……その、一緒になれん」
「はいぃ」
× × ×
その後も朧は骨までしゃぶる勢いで犯された。
ゴルガンの巨根に何度も中出しされ、何度も気をやった。
パワーレディは傍らで自慰をしながら朧の痴態をずっと見ていた。
「朧様……あんたも……」
朧は息も絶え絶えになりながらも、妖艶な笑みを浮かべた。
「認めてやるよ。パワーレディはアンタのモノだ……このオーク、あっち(戦闘)もこっち(性交)もクソ強い……」
ゴルガンはパワーレディを手招きした。パワーレディと朧、ふたりを抱きよせる。
「ふたりで乳繰り合ってみせろ」
「エッ」
「いいともさ♪」
朧はパワーレディと濃厚なキスを交わした。どちらが責めで受けなのかは一目瞭然だった。
「女同士でも雌雄は決する。いい眺めだ」
ややあって、ふたりの女の唇が離れる。
「ぷは♪」
「んっ……あっ」
唾液が糸を引いて落ちていった。