対魔忍の、淫闘禄 作:ごきまる
魔界都市ヨミハラのカオスアリーナはいつもの血と歓声に満ちていた。
だが今日は特に熱気に渦巻いていた。
本日がパワーレディ復帰の日だからだ。
無敗のだった魔界格闘士パワーレディがゴルガンに敗北し連れ去られてから数十日。
彼女はついにカオスアリーナに戻ってきた。
タイトな白いレスラースーツが筋肉質の褐色肌を強調し、豊満な胸と引き締まった尻を食い込ませる姿は、以前と変わらぬ……いや、それ以上の強靭さを物語っていた。
だが、アリーナの観客たちは以前とは違う視線を向けていた。
あの敗戦と公開陵辱の記憶が、皆の脳裏に焼き付いていたのだ。
「パワーレディ! 今日も犯されろよ!」
「あのボテ腹、最っ高だったぜぇーー!!」
「あの後、どうなったんだよぉ!?」
「ザーメンひり出すところも見たかったんだよぉぉ!」
「ゴルガァァァァァァンッッッ!!! 起動ォォォォォ!!!!」
「ゴルガ――――――ン!!! 早く来てくれぇぇぇぇぇ!!!!」
「ゴルガン! ゴルガン! ゴルガン!!!」
「パワーレディ! パワーレディ!」
卑猥な野次が飛び交う。
中には「俺にも一発やらせろ!」と叫ぶ下品な輩もいた。
パワーレディの顔が歪む。
「くそ野郎ども……」
彼女は歯を食いしばり、リングに上がった。
今日の相手は、組織の稼ぎに手をつけた罰としてパワーレディとの対戦を強要された二人の魔族だ。
金棒を持った鬼族の男と、獣人族のホースマン。
鬼族は角が生え、筋骨隆々。
ホースマンは屈強な人間の体の上に馬の頭という半人半獣タイプの獣人だ。褌から正に馬並みのの性器をぶら下げていた。
試合開始のゴングが鳴る。
鬼族が金棒を振り下ろすが、パワーレディは身じろぎもしなかった。
ガキイィン!
金棒が軋み音をあげる。パワーレディは無傷だ。
「なんて女だっ!」
鬼族の叫びが響く。
ホースマンが躍りかかるが、パワーレディはその巨体を持ち上げ、ボディスラム!
「ヒィぃン!?」
鬼族の男が右往左往していると、パワーレディは悠然とした足取りでリングの隅まで彼を追い詰めた。
「やっぱりさぁ……」
腰が引けた状態で構える男を見据えながら、金棒を奪うとグニャリと二つ折りにねじ曲げた。
「ヒッ」
「あたしは強いよなぁッ!?」
パワーレディは彼の腰を抱え、タワーブリッジで持ち上げた。
筋肉がうねり、鬼族の背骨がミシミシと音を立てる。
「おらぁ!!!!」
「グギャ――――――――!!!」
一気に折り曲げ、背骨をへし折る!
鬼族の体がぐにゃりと崩れ、息絶えた。
観客の野次が一瞬止まるが、すぐに「もっとエロくしろよ!」と再熱する。
「ちっ……ほら、次はお前だ」
「ヒヒヒィィーーーーン!!!」
ホースマンは足を馬脚に変化させて突進してくるが、パワーレディは身を翻し、拳を腹に叩き込む。
「ブフォ!?」
内臓が震え、ホースマンがよろめく。
「オラ! オラ! オラ!!」
ホースマンの頭を手で抱え込み、連続の膝蹴りを叩き込む。
たまらず倒れ込んだホースマンを踏みつける。
「もう終わりか? ああ?」
「ブフッ! ブフーッ、ブルル……」
ホースマンは立ち上がれずにいた。
鼻血を噴き出しながら、空気を求めて馬のいななきのような声を上げながら息を喘がせる。
だが、観客のコールは止まない。
「喘ぐのはてめえじゃねえんだよぉぉぉ!!!」
「全然ダメじゃねえか!」
「パワーレディ、ヤラれろ! ヤラれろ!」
パワーレディの目が燃える。
「このクソども……あたしを犯したいってか?」
彼女は歯を食いしばり、レスラースーツの布地を引っ張り上半身を晒した。そのままずり下げて、脱ぎ捨てる。
一度、リングの上で凄絶な痴態を晒しているのだ。
胸をはだけ、性器を見せることに抵抗はなかった。
――オオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!
観客の歓声が爆発する。
ブーツとグローブは付けたままなのが、倒錯的で全裸より淫猥だった。
携帯で写真や動画撮影を行おうとする者もいた。
× × ×
「やめときな」
観客席にいた全身傷だらけのオーク傭兵の男が、観戦に連れてきていた新米傭兵が携帯を取り出そうとするのを見て言った。
「なんでっすか?」
「カオスアリーナには特殊な結界やバリアが張られていて、何も映らねえんだよ」
そういって、歴戦オーク傭兵アルフォンスは視線をリングに戻した。
× × ×
パワーレディは倒れたホースマンの股間に手を伸ばす。
獣の長大なペニスを握り、ゆっくりと上下に擦り始めた。
指先が亀頭をなぞり、肉傘に刺激を与えていく。
みるみるうちにペニスが勃起していった。
「ブフフ……な、なんでだ?」
「処刑の前に
彼女はホースマンの上に跨り、騎乗位でそそり立った肉棒を手で掴みながら、膣に導く。
ゆっくりと腰を落としていく……。
秘裂が、亀頭を飲みこんだ。
「うっく……太いが、ふんわりデカマラだな。硬くねえ」
半分ほど入れた後で腰を回し、ねちっこく摩擦を生む。
ホースマンの体が震えた。
「んっ……フン! フッ! フッ! フッ!!!」
パワーレディはスクワットでもするかのように腰を上下させた。
ときおり尻を八の字に回しながら、膣内に収まったモノを絞りあげていく。
動く度に、彼女の巨乳がブルンブルンと揺れる。
「ヒヒィィィーン!!!」
ホースマンは泡を噴きながら自らも腰を突きあげて連続して射精した。
観客は息を呑んで見入っていた。
「くそ共が……そのまま見てろよぉ……」
パワーレディは魔繍を発動させた。
紫の刺青が輝き、膣肉がギチギチに締まる。
そして――。
「憤ッ」
「グエッ!」
ホースマンの体を手で押さえつけ、
「破ァ!!!!!!!!!!」
ギュウウウウウウっとパワーレディの尻が引き締まった。
血管が浮き上がり、尻えくぼがさらにくぼむ。
臀部の魔繍の輝きがさらに激しくなったその瞬間――。
腰を捻りながらホースマンの体の上でパワーレディの身体がぐるりと回った。
「ブギャァァァァァァァァァァァァァァァ!」
ホースマンが悲鳴を上げる中、パワーレディはさらに半回転して、立ち上がった。
ブチィッ――と、いやな音がした。
ホースマンの股間から、大量の血潮が盛り上がっている。
そこに付いていたはずの長大なペニスが――
パワーレディが己の膣を使って、ねじ切ったのだ!
「おおお俺のォッ!! 俺のチン――」
「うるせえよ」
パワーレディがほぼ直角にホースマンの頭部目がけて拳を振り下ろした。
ホースマンの馬面に拳が文字通りめり込む。
グチャッと肉が潰れ、骨が砕ける音した。
肉片と溢れた血泥がリングに飛び散った。
ホースマンは既に絶命していた。
パワーレディは拳を引き抜いた。
頭が半分無くなったホースマンの両手両足がバタバタと意味不明な動きをした。
命を絶たれた肉体の痙攣だった。
アリーナは静まり返っていた。
血塗れのパワーレディは立ち上がり、股間から萎びたペニスが血と精液と一緒に、ボトリと落ちるのも気にせずに叫ぶ。
「あたしを犯したいって言ってた奴、降りてきな!!! 誰でもいい! あたしを犯せるのはリングの上であたしを負かした奴だけだ! かかってきな!」
観客はドン引きし、沈黙する。
だが、一角から拍手をする者がいた。
「はははっ! やっぱりパワーレディはつええぜ!」
オーク傭兵アルフォンスが呵々と笑いながら手を叩いていた。
それにつられて、徐々に周囲が拍手が広がっていき、歓声が湧き起こった。
「パワーレディ! パワーレディ!」
「……フン」
彼女は脱ぎ捨てたボディスーツを拾い、リングを降りた。
× × ×
試合後、パワーレディは火照った体をそのままに、ゴルガンの巣窟へ戻った。
シャワーも浴びず、血がこびりついた全裸で彼の前に立つ。
「ど、どうだった? 今日の試合は?」
そういってパワーレディは腕組みしながら身じろぎした。
乳の膨らみが、両手に支えられ、たぷたぷと弾む。
大勢の観客の前で裸になり、自らの性器で男のペニスをねじ切った女闘士が、この魔界武侠の前では恥じらいを見せるのだ。
ゴルガンは笑った。
「良い闘いだった。だが、お前、リングに上がった直後から、濡れておったな?」
「うっ」
「被虐嗜好が悪いとは言わん。だが戦闘中は自らの官能を制御すべし!」
「あ、あんたが……あたしをこんな体にしたんじゃないか……」
「鍛錬あるのみよ」
× × ×
パワーレディは背中を真っ直ぐに伸ばしたまま、腰を落とした姿勢で静止していた。
スクワットや中華圏の武術の
馬歩では両腕は前に伸ばし、つま先は正面に向くのが一般的だが、ゴルガンは「手は頭の後ろで組んで、膝とつま先を外向きに開け」と命じていた。
股関節が柔軟でないと、この姿勢になること自体がなかなか難しい。
しかも筋肉を張ったまま維持し続けることはさらに困難だ。
だがこの状態を維持し続けると
「んくっ…………ッ」
パワーレディの目の前にはゴルガンがいる。
筋肉を緊張し続けたせいでプルプルと身体が震える。
だが、それ以上に股間を開いてゴルガンに秘部を晒し続けることに、快感と興奮を覚えてしまう。
トロトロと淫らな汁が垂れ流れ、肥大した陰核は皮が剥けて肉芽を露わにしている。
唐突にゴルガンが指を伸ばし、いきなり
「くおおおおおおッ!!!」
パワーレディの体が痙攣し、牝潮が噴き出す。
陰核の先端が熱く腫れ、快楽の波が全身を駆け巡る。
「あぁぁ……イクッ!!!!」
彼女は膝を震わせ、絶頂に達した。
かろうじてスクワットの姿勢は保っている。
「まだまだだな♪」
そう言いながらも、ゴルガンは満足げだった。
対魔忍スクワット(´・ω・`)