対魔忍の、淫闘禄 作:ごきまる
魔界武侠ゴルガンがノマド軍の指南役となってから数日が過ぎた。
ノマド騎士団は彼から浴びせられる淫気に身もだえし、懊悩しながらも戦闘訓練に励んでいた。
(なるほど。さすがはノマド最強の実働部隊。個々人戦闘力も高く、集団としての統制も利いている。)
ゴルガンは最初にノマド女騎士団を一目見たとき、そう思ったものだ。
「よいか? 淫気に対する防御術は基本は精神力を高め、体内の魔力を増幅させて性感の昂ぶりを抑えるのが基本だ。だが熟練の淫術使いの強烈な淫気、接触による直接の淫気注入を完全に防ぐことなど不可能……はっきり言うが、頑なになりすぎないことだ」
そう言われてノマド女騎士達は戸惑うがゴルガンはかまわず続ける。
正直、習うより慣れろである。
全員を淫気を篭めた攻撃で叩きのめし、犯して回った方が淫気による性的昂奮や吸精に対する耐性が付くのだが、これは仕事だ。
ゴルガンは懐から瓶を取り出して、中にいる大きなダンゴムシのような虫を一つずつ皆に飲みこませようとする。
「これは淫丹虫という媚薬効果をもたらす虫だ。これをかみ殺さずに飲み込んでもらう。もちろん俺も飲む。この状態で稽古を行う」
女騎士団、みな怖じ気づく。
イングリッドが拒否しようとするが副官のもう一人の魔界騎士リーナが押し止める。
「大丈夫ですイングリッド様!」
「リーナ……奴は朧の紹介だぞ……信用ならん」
「私、ゴルガンさんとは知り合いですから」
「なに?」
「ヨミハラの見回り中に知り合ったんですけど、ゴルガンさんは真っ向勝負中に女性を犯したり、そのあとで手籠めにすることはあっても、相手を騙すような卑怯な真似はしませんッ。絶対!」
「……」
「快楽に溺れてもよい。だが完全に意識を流されないように心がけよ。己の魔力の防御を貫通して一度発情状態になれば完全に抑え込むことなど無理なのだからな」
こうして、淫丹虫を服用しての訓練が始まった。
ゴルガンは初めて、ノマド騎士団長であり、最強の魔界騎士と謳われるイングリッドとの模擬戦をしていた。
かつて存在した魔界王を守護する十二騎士団のうち黒竜騎士団の団長だったイングリッドは最強の魔界騎士であると同時に、すこぶる付きの美女である。
朧は「ピンク髪」と言っていたが、実際にはイングリッドの髪は
髪の色と対照的な浅黒い肌と、口端の斜め下にあるほくろが艶めかしい。
完璧な美貌と、完璧なプロポーションを備えた女である。
イングリッドの着衣はマント付きの女性用スーツ……とでも形容すればいいだろうか。
非常に露出度の高い衣服で布面積が小さく、スカートの丈は短い。どのくらい小さくて短いかというと、下乳や腹、そして股間が露わになっているほどだ。
ゴルガンもそうだが、高位魔族やそれに匹敵する力を持つ者は肉体がすさまじい防御力を持つために、攻撃の回避やいなすことに重点を置いた場合、重い鎧を着るのは返ってデメリットしかないのだ。
(しかし、ここまで淫靡な衣にせんでも)
しかもその衣服を完璧に着こなしつつ、イングリッドの美貌は常にやや物憂げで鋭いまなざしを崩さない。
そこがいい。
「ハァッ!」
「むっ!」
思わずニンマリしそうになるのをこらえて、ゴルガンは霊峰にいた頃から使っている苗刀でイングリッドの魔剣ダークフレイムを受ける。
だが……数合切り結んでからゴルガンの表情が曇った。
この手合わせを待ち望んでいたゴルガンだったのだが……。
(……ぬるい。これが最強の魔界騎士イングリッドの剣さばきか?)
イングリッドの内に秘めた魔力は強大で、速度も邪竜が封印されているという魔剣ダークフレイムから繰り出される威力も相当なものだった。
しかし剣さばき自体が精彩を欠いており、ゴルガンは内心失望していた。
(それに……)
「ハァ……ハァ……」
イングリッドは極度の性的昂奮状態を抑えられないようであった。
他の者達よりも、明らかに淫丹虫に抗うことができないでいるようだった。
(おかしい……これは……)
「イングリッド殿、もしや本日は体調が優れぬのでは?」
ゴルガンがそう言うと、
「そんなことは……いや、申し訳ない。具合が悪いようだ。しばらく失礼する」
そういってイングリッドは訓練場を後にする。
「ゴルガンさん、最近、イングリッド様は様子が変なんです……」
と、自身も淫丹虫を飲んでいるせいで、顔を赤らめ息を荒くしているリーナが言う。
「リーナよ、この場をしばらく任せていいか? 訓練が終わり次第、皆にこの薬を飲ませてやれ。虫を吐き出すはずだ。虫は瓶に戻しておいてくれ」
「は、はい」
ゴルガンはリーナに騎士団の指導を任せ、私室に戻ったイングリッドの後を追った。
× × ×
イングリッドはすさまじい便意に襲われていた。
「うっ、くっっっ、私としたことが、何と情けないっ!」
たまらず、私室の専用トイレに駆け込んでいた。
思えばここ最近、便秘気味である。
いや、それどころか……記憶が混乱しているのか、トイレで用を足した記憶が無いことに気づくが……今はそれどころでは無い。
青ざめた表情でイングリッドはマントを切羽詰まった仕草で脱ぎ、便器に向かって背を向け、黒い下着を下ろす――。
その時イングリッドの臀部に蝶の羽根を模したような紋章が輝く。
「!? ん!!!!!!! んのおおほおおおおおおおお~~~~~ッッッ!!」
それは淫紋であった。
尻房全体に広がる蝶の羽根のような紋章の中心……肛門がヒクヒクと収縮し一気にグバッと広がる。
そこから――糞ではない、極太の触手虫が顔を覗かせた。
「あ、あああ!?」
触手虫は頭をうねらせ、イングリッドの尻穴からひり出てくる。
「ここ、これは――!! あひいいい!! 私は、私はぁっ!!!??」
排泄音は脱糞するときのそれである。
溜まったものを排出する解放感とは明らかに違う甘い快感がイングリッドの尻から背筋を伝って、脳天に駆け抜けていく。
ブリブリとひり出された触手は先端部にイソギンチャクの触手のようなモノが生え、その中心には口があった。
「ギチギチギチギチ!」
触手蟲は勝ち誇ったように鎌首をもたげ、おぞましい鳴き声を上げながら完全に抜け出ることは無く、肛門の間を出たり入ったりを繰り返す。
その度にイングリッドは全身をガクガク震わせて悶絶し、それと分かる絶頂の痙攣を繰り返す。
一時的に、イングリッドの封じられていた記憶が戻る。
すでに自分は、淫魔の罠にかかり、腸内に淫魔の操る触手蟲が寄生していることに……
イングリッドの動きが精彩を欠いていたのはゴルガンの淫丹虫だけではなく、腸内の触手蟲のせいだったのだ。
そこへゴルガンがトイレのドアを開けて入ってきた。
「あ、あああああ貴様なぜぇぇぇ!!!? み、見るなぁぁぁぁ!!」
「……すでに籠絡され、蟲を入れられておったか。俺の淫丹虫に反応したと見える」
「ひぎぃ!? な、中に、中に戻っていくぅぅ!?!??」
ゴルガンの気配を感じたのか、触手蟲はイングリッドの腹の中に戻っていく。
「さて……どうしたものか」
ゴルガンは顎をさすりながら思案する。
ゴルガンはドアを閉め、イングリッドの前にゆっくりと近づいた。
彼女は便座に腰を落としたまま、両手で尻を押さえてしいる。
汗で黒光りする太腿が震え、紅珊瑚色の髪が乱れて額に張り付き、普段の冷徹な美貌は今や羞恥と快楽の狭間で歪んでいる。
蝶の羽根のような淫紋が臀部で妖しく明滅し、肛門から透明な粘液が滴り落ちる。
「んぐぅ……! 見るな、見るなぁぁ!!!!」
イングリッドの声は掠れ、普段の威厳はどこにもない。
ゴルガンは無言で彼女の顎を掴み、顔を上げさせる。
金色の瞳が涙で潤み、口端のほくろが震えている。
「淫魔の触手蟲か。腸壁に根を張り、魔力を吸いながら宿主を徐々に堕とす……なかなか上等な寄生だな。イングリッド殿、貴公の剣が鈍ったのも、便秘気味だったのも、これのせいだ」
ゴルガンの指がイングリッドの腹に触れる。
「わ、私に触れるなッ!」
「ならどうする? ノマドお抱えの魔科医でも呼んでくるか?」
「うぐ……」
「悪いようにはせん。俺に看させろ」
イングリッドの下腹の筋肉がピクピクと痙攣し、淫紋が反応して妖しく光る。
触手蟲が内部で蠢き、彼女の腸壁をねちっこく擦っているのが伝わってくる。
「あっ……! んおぉ……! 動いて……中が……かき回されて……!」
イングリッドの腰が勝手にくねり、秘部から蜜が溢れ出す。
ゴルガンは彼女の両脇に手を差し込み、膝立ちの姿勢にさせる。
「後ろを振り向いて、尻をこっちに向けてくだされ」
「い、嫌ぁ」
「御免」
「あうっ」
イングリッドに尻を突き出させ、ゴルガンは淫紋を正面から見据える。
「この蟲は淫魔の分身だ。先程も言ったが俺の入れた淫丹虫に反応して暴れ始めておる」
「うう……」
「普段なら、イングリッド殿が一人でいるとき……おそらくは就寝中に尻穴から出てきて、貴公をよがり狂わせ、魔力を吸い、洗脳を深めていくのであろうよ。完全に取り除くには、宿主の魔力を一時的に枯渇させ、蟲を苦しませて自分から出てくるように仕向けるしかない。無理矢理引きずり出そうとすれば、腸を食いちぎるか、さらに奥に逃げ込んでしまう」
「かまわぬ。だ、出してくれ! 引きずり出してくれゴルガン殿ッ、こ、ここ、このような屈辱――」
「だが……あんたはもう、蟲の快楽に慣れすぎている」
ゴルガンの太い指が白い淫気を発しながら淫紋の中心――肛門の縁をぐるぐると撫でる。
触手蟲が反応し、内部から押し出されるように蠢き始める。
イングリッドの体がビクビクと跳ね、声が漏れる。
「あひぃ……!」
さらにもう片方の手の指にゴルガンは淫気を集中させ、指先に極細の針状のエネルギーを形成した。
「荒療治になるが、よいかな?」
「やってくれッ――いや、まて何をする気――くぉおおおおおおおおおおおおおおお!!?」
「虫にとって主人と宿主以外の淫気はとてつもなく不快なものなのだ」
すでに包皮が剥けてぷっくりと充血していたイングリッドの肉芽にゴルガンは淫気針を深々と刺した!
続けて、鳩尾、脇腹、臍に次々と針を刺していく。
「虫が奥に逃げないようにするためだ。辛抱しろ」
「んぎいいいいい!!! ぁ、出そう……出ちゃう……! んおおおおおぉぉぉ!!」
肛門が大きく開き、極太の触手蟲がぬるりと顔を出す。
粘液まみれの黒い体が、腸壁を擦りながらゆっくりと這い出てくる。
ゴルガンはそれを掴み、引き抜く。
蟲は最後にイングリッドの腸壁を強く擦り、彼女を絶頂に導く。
「あぁぁぁぁぁぁ!! イク……イクうぅぅ!!」
イングリッドの体が激しく痙攣し、秘部から牝潮が噴き出す。
触手蟲はゴルガンの掌の中で蠢き、すぐに萎れて動かなくなる。
ゴルガンはそれを握り潰し、淫紋がゆっくりと薄れていくのを確認する。
「ふん……これで蟲は死んだ。だが、イングリッド殿、あんたの体はもう、淫気と快楽に染まりきっている」
イングリッドは息も絶え絶えに床に崩れ落ち、涙を浮かべながらゴルガンを見上げる。
紅珊瑚色の髪が汗で濡れ、ほくろが震える唇が開く。
「……私を……どうするつもりだ……?」
「蟲使いの淫魔か……対淫術指南をしている最中にあんた達が次々と籠絡されたとあっては、おれの報酬にも影響する」
ゴルガンは彼女の顎を優しく撫で、巨根を露わにする。
熱く脈打つそれを、イングリッドにみせつける。
「な!?」
「その淫魔、おれがぶち殺してくれよう。そのためにも、敵を感知するために、あんたの中に残っている気を詳しく知る必要がある」
「ど、どうやって……ま、まさか」
「交合いよ。それによって淫魔の淫気を俺の淫気でもって霧散させる。心配するな。いまは仕事中。あんたを堕とすつもりはない」
「それを、信じろというのかっ」
ゴルガンはニヤリと笑った。
「そのあと淫気を克服できるかどうかはあんた次第だ。どうだ? 受けるか?」
イングリッドの瞳が揺らいでいた、拒否する力はもう残っていない。
彼女はゆっくりと、唇の端が裂けんばかりに口を開き、ゴルガンの巨根を受け入れる。
「ほう……」
パワーレディが亀頭の先端しかほおばれなかった時の肉棒に比べれば、幾分かサイズは小さい。
ゴルガンは自分の男根のサイズや形状を変化させることができるのだ。
だが、今のゴルガンのモノも充分極太である。
イングリッドの口淫は熟練の娼婦も舌を巻くほどのものがあった。
私室トイレに、湿った音と、彼女のくぐもった喘ぎが響き始めた。
紅珊瑚色の赤髪が揺れ、口端のほくろが震える。
目から涙が溢れ、彼女の頬を伝った。
触手蟲が抜かれたばかりの腸内はまだ疼き、淫紋の残滓が淡く光り続けている。
「んぐ……っ! むぐぅ……!」
「ッ! いいぞ!」
イングリッドの喉が鳴り、巨根が根元まで埋め込まれる。
ゴルガンは彼女の頭を押さえつけ、ゆっくりと腰を前後に動かし始める。
喉奥を抉るようなピストンで、彼女の唾液が溢れ、顎から滴り落ちる。
イングリッドの両手がゴルガンの太腿にすがりつくが、力が入らない。
代わりに、彼女の尻が勝手にくねり、秘部から蜜が糸を引いて床に落ちる。
「……いい口。いい舌。いい喉であった」
ゴルガンは巨根を抜き、彼女を床に押し倒す。
イングリッドの衣服はすでに乱れ、乳が完全に露出している。
ゴルガンは彼女の両脚を大きく開脚させ、膝裏を掴んで固定。
巨根を秘部に押し当て、一気に根元まで突き刺す。
「あぎぃぃぃぃ!! 奥……子宮が……!」
イングリッドの体が弓なりに反り、腹筋がうねる。
ゴルガンの巨根は彼女の膣壁を容赦なく押し広げ、子宮口を強く叩く。
抽挿は最初から全開だった。
バチン! バチィン!! という肉がぶつかる音がトイレに響き、イングリッドの体が前後に激しく揺さぶられる。
「んおおおおおぉぉ!! 壊れる……壊れ――ッ、!」
ゴルガンは片手で彼女の乳房を鷲掴みにし、乳首を強く捻る。
もう片方の手は尻穴に親指を突き刺し、腸壁をぐちゃぐちゃにかき回す。
触手蟲が徹底的に開発し、耕した腸内は異常に敏感で、指が動くたびにイングリッドの体が跳ねる。
「まだ蟲の感触が残ってるな。ここを俺の指とイチモツで上書きしてやる」
親指を二本に増やし、腸壁を押し広げながら回転させる。
ズポズポという卑猥な音が響き、イングリッドの尻穴から透明な粘液が噴き出す。
秘部と尻穴の二穴を同時に犯され、彼女の魔力が急速に体外に発散していく。
「あぁぁぁ……! 魔力が……抜けていく……! イく……イくぅぅぅ!!」
イングリッドの体が激しく痙攣し、秘部から大量の牝潮が噴き出す。
ゴルガンはさらにピストンを加速、子宮口を抉るように突き上げ、何度も中出しを繰り返す。
熱い精液が子宮を満たし、下腹がみるみるボテ腹のように膨らむ。
イングリッドの黒い肌が白濁でべっとり染まり、紅珊瑚色の髪が汗と精液でぐちゃぐちゃになる。
「はぁ……はぁ……もう……」
イングリッドは意識が朦朧としながらも、ゴルガンの胸に凭れかかる。
ゴルガンは耳元で囁く。
「これで蟲の痕跡は完全に消えた。次は淫紋の消去にかかりながら触手蟲の主の気配を探る。だが、その間あんたの体は俺の淫気に染まりきることになる。何度も言うが堕とすつもりはない。克服できるかどうかはそっち次第だ」
イングリッドの瞳が虚ろに揺らぎ、唇が震える。
「わ、わかった……」
ゴルガンは満足げに笑い、彼女を抱き上げて私室の寝台へ運ぶ。
訓練場ではリーナたちがまだ待っているが、イングリッドの「休養」は、かなり長引くことになりそうだ。
× × ×
「嗚呼……あ~…………」
寝台の上でイングリッドは全裸になっていた。
そして……胡座をかいたゴルガンの足の上に座っていた。
背面座位だ。
床には二人の衣服と魔剣ダークフレイムとゴルガンの苗刀が放り出されていた。
寝台のシーツの上にイングリッドが吐き出した淫丹虫がダンゴムシのように丸まり、もぞもぞと動いている。
ゴルガンは背後からイングリッドを抱きかかえストレートの赤髪に顔を埋めながら匂いを嗅いでいた。
緑色の肌をした足肉の椅子の上でイングリッドは後ろの穴に肉棒をぶち込まれている。
そんなに深く入らないであろう体勢なのに、深々と犯されていた。
ゴルガンは今殆ど動いていない。イングリッド自ら腰を振りたくっていた。
「あああ、イク、イィィ――」
イングリッドは足の上に座っているが実質、彼女の体重を支えているのはゴルガンの肉棒だった。
恐ろしく硬く、天を突くそれは、太さ、長さ、角度が常に変化していた。
「よう咥え込んでおるわ♪ わかってきたぞ。あんたが淫魔に不覚を取ったのはごく最近だな……そやつ、まだヨミハラにおるようだ」
「い……ァ……」
「フ……聞いちゃおらんな……もうまともな声が出ぬか」
そんな中、寝台の下に脱ぎ捨ていたゴルガンの衣服から光が漏れた。
微かにキーンという耳鳴りのような音もしている。
「む?」
ゴルガンが手をかざす。
すると、光を発した物が翔んできた。ゴルガンは指でそれをピッとはさんで捕った。
それは紙幣のようなサイズの御札――霊符だった。
霊符には霊峰で学んだ仙術による警報装置のような術が込められている。
自分のねぐらに敵対意識を持った者が侵入したときに光と音でそれを告げるのだ。
「ぬうッ!」
ゴルガンの表情が珍しく曇る。
霊符から感じる侵入者の気配が、なんと今探っていた淫魔の気配と完全に一致したのである。
「まさか、探っていた気配の主が、俺のねぐらにッ」
あそこには今パワーレディがいる。
夜通しの肛姦に引き続き、鍛錬中の彼女は今相当疲弊しているはずだ。
ゴルガンは彼女の助けを求める声を聞いた気がした。
「イングリッド殿……ちと、移動するぞ」
「…………ぇ」
イングリッドはよく分かっていないようだ。
「敵の場所がわかったのだ。心配するな、淫紋を消す作業はこのまま続ける」
そう言ってゴルガンは
「~~~~~~~~~~~ッ」
イングリッドは仰け反った。
ゴルガンはイングリッドの身体を腕で支えていない。
勃起力だけで彼女を持ち上げたのである。
たまらないのはイングリッドだった。
全体重を腸壁で受け止めさせられたのだ。
ゴルガンは闘気の風圧で部屋の窓を触れずに開けると片手で
「ぉぁッ」
ゴルガンの身動きによる刺激でイングリッドの身体がビクンビクンと震えた。
そして、イングリッドの私室から、すでに夜になっていたヨミハラの空へと、裸で繋がったままの魔界武侠と魔界騎士が飛び立った。
「ッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!」
すさまじい加速だった。
バチィィン!
その結果、腰と尻が激しくぶつかる音がして、ゴルガンの屹立したままの肉棒がイングリッドの尻穴にさらに深く深く突き刺さった。
散々掻き回されたイングリッドの肉穴は難なくそれを根元まで飲みこみ、彼女を意識を肉悦の高みへと翔ばした。
「イクゥ―――――――――!!!!!!」
「なんだ、まだ声が出るではないか。急ぐので荒っぽい飛行になるぞ!」
そういってゴルガンは背骨が折れるのではないかというほど背中を弓なりに反らせたイングリッドを分厚い胸で受け止め、その頭をかき抱き、もう片方で赤髪を手綱のように掴んだ。
「んお”!! し、尻、おしり、イグゥゥ!!!!」
今、空を見上げる者がいたらそのものにとんでもない痴態を晒してしまう。
その事を意識しているのかいないのか……イングリッドの膣口から愛液がピュッと吹きこぼれ、さらに放尿のような潮吹きも始まる。
大してその様子を気にもせず、ゴルガンは自らのねぐらへと急いだ。