※この作品はR-18です。

忌み子のわたし、精霊に愛されてました。知らなかったの!見えないんだもん!   作:さとう_2701

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第61話 ヨルロン11♡ は? みんなおかしいんじゃないの?

 三人で身を寄せ合って帰る。

 道々には街灯が灯って、夜だというのに明るい。

 

 飲食店の客引きの声があるけれど、私たちは晩ご飯も食べたし、おやつももらってきた。

 帰ったらお茶と一緒にいただこう。

 

 やっぱり三人は気を遣わなくていい。

 肩凝らないしね。

 

 鉱石は冒険者ギルドに売りに行かなくても、王太后さまが買い取ってくれて、金貨7000枚になった。

 侍女さんたちの給金分は王太后さまが年俸で払っているらしく不要とのこと。代わりに食材費、金貨80枚分は徴収されたんだけど、儲け金貨6920枚よ? さすがにね。そういうわけにいかないよね。

 こんなに鉱石を持って帰って来れたのは、ユスフさんのお陰なんだし。それぞれ金貨500枚ずつ手当として渡してきたわ。それでも金貨5420枚残ってる・・・・。

 

 お金はしばらくは困らないし、自分で手にしたお金というだけで誇らしい。

 嬉しくて足も弾むんだけど、ラウはそうじゃないみたい。

 どこか不安そうな顔してる?

 あとで聞いてみよう。

 

 急ぐでもなく手を繋いで家に帰る。小さな木の扉だ。

 家が見えただけで、ほっとする。帰ってきたって感じがする。

 まだそれほど住んでないのにね。

 

 家の中は火の気がないから暗く、寒い。ラウが火精を使って、ランプと暖炉に火を入れてくれる。

 部屋が温まるまで時間がかかるけど、待ってないでお風呂に入ろう、とラウが準備を始めてくれた。

 ラウが水術で結界を張り、お湯を溜めてくれている間、荷物を解いたり、着替えの用意をする。

 

「フェリ、フォーレ用意できたよ」

 フォーレはぱっと脱ぐとお風呂に飛び込んだ。フォーレが一番お風呂を楽しんでるわね。

 私もいつもより厚手で固い旅装のボタンを必死に外す。

 

 このままテラニード王国に行ったら、ますます左手治るの遅くなっちゃうわね・・・。

 考えながらしていたら、さらに遅くなってたみたい。

 

「手伝うわ」

 ラウがボタンを手早く外してくれる。

 

「ごめん。ありがとう」

「いいの。ほら、はいろ」

 

 お風呂に入って洗いっこをして、ラウに後ろから抱きしめられる。

 温かくてふわふわで眠たくなっちゃう。

 体はラウの好きなように触らせてたんだけど(変なところに触ろうとするときは注意してるわ!)、右手の平や腕を揉んだり触ったりしてくるから、ようやく合点がいった。

 

「腕輪のこと心配してくれたの?」

 

「そりゃそうよ。女神製だから心配ないなんて、何の理由にもならないもの。変なところはない? 大丈夫?」

 

「今のところは大丈夫かな。違和感もないし。私の記憶をみた王太后さまも何にも仰ってなかったでしょ? なにか変なところがあれば助言してくださると思うのよね。心配してくれてありがとう」

 

「当たり前よ。いつだってフェリのことしか考えてないわ」

 ちゅ、と頬にキスされた。

「だいすき、フェリ」

 

「・・・・・・うん」

 

 フォーレがじっとみてるからね。あんまりね。

 

 じーーーーーーー。

 

「どうしたの、フォーレ?」

「こちも ちゅー したいも!!!」

 

 そうよね。ラウがしてたらね。そう思うよね。

「いいわよ。おいで」

 

 わーい!とフォーレがラウとは反対側に口づけてくれる。

 不慣れな様子で、鼻がぶつかってきたけど、それもいとおしい。

 

「今日もフェリ様とちゅうしたも~~~」

 体を揺するから、お湯が跳ねて部屋に飛び散ってる。

 こんなに喜んでくれて。かわいいなぁ。

 

 つい、フォーレの頬にお返しのキスをした。

 

 

 家族のキスだからね。

 いやらしくないやつね。

 

 

 お風呂から上がると、フォーレは満足した様子で「こちはもうバスケットで寝るも。お休みも」ともぞもぞと毛布に潜り込んでいった。

 

「じゃあ、私たちも寝ましょ。フェリも疲れたでしょ?」

「私は抱っこされてただけだし。ラウの方が疲れたでしょ?」

 ベッドに移動すると結界を張られた。

 

 もうこれだけで、最近おかしい。

 ラウから目が離せなくて、動悸がして、じんわりと汗をかいてくるような。

 お風呂上がりなこともあって、しっとりと潤んだ肌も、艶やかな髪もいつもより一層輝いて見える。

 

「昨日、フェリとキスしかできなかったから、今日はすごく欲しい」

 

「・・・うん」

 

「フェリがめちゃくちゃ気持ち良くなってるところで、舐めたいの」

 

 ラウラのぷるぷるの唇。

 薄いピンクの唇がどれだけ私を気持ち良くするか分かってしまって・・・。

 

 

 恥ずかしくて、ぼっと体が熱くなった。

 

「言葉にしなくたっていいでしょ////」

 

 なんでいちいち言ってくるの?

 

「フェリ、だいすき。すごくすき。誰にも取られたくない」

 

「誰にも取られないよ。・・・・・・すき」

 

 恥ずかしいからあんまり言わないんだけど、今日のラウは落ち込んでそうだったから。元気になるといいなと思って。

 

 ラウに手を引かれて、ベッドに横になる彼女の上に乗る。

 

 

「ほしいの」

 

 それだけで、唾液が口からあふれそうになる。

 ラウに馴らされて、ラウの言うとおりの体になってきてる。

 

 はじめから深い口づけを交わして、お互いの舌がべったりと絡み合う。あつくてとろけそう。

 もっとほしい、もっとほしいってラウの舌が私の口内を蹂躙してく。

 

 もともとバスタオル一枚しか羽織ってなかったから、すぐに剥ぎ取られて体中をなで回される。

 ラウの温かい手が背骨や脇腹、腰骨の肉を通り越して骨すら確かめるように強く触られる。

 

「はあっ・・・」

 

 たまらず背中が跳ねてお腹の奥にじんわりと熱がこもる。

 

 

 

 ラウがしつこく体を触るから、私の体もそうなってきてる。

 

 

 気持ち良くして欲しいって思うからだに。

 

 

「ラウ・・」

 

 

 お尻を撫でられ、内股へと手が進む。

 期待に体温が跳ね上がった。

 

 でも・・・。

 

 

 ラウの口づけは首へと移り、私の小さな胸へと移った。

 

「あんまり、やだ・・・」

 しつこくイジられすぎて翌日赤く腫れて痛かった。加減して欲しい。

 

「昨日触らなかったから腫れもひいてるよ。大丈夫でしょ。少しにするから」

 

 ラウの少しは、少しじゃないから!

 

「さきっぽはやだ」

「わかったわ」

 

 ちゅ、と口に含まれた。

 

 分かってないじゃない!

 いじられると反応しちゃうから!

 

 

 つんと尖ってしまうと、あとはもうラウが好きなようにされるがまま。

 吸われて、指でなぶられて。

 

 声が押さえておけない。勝手に出ちゃう。

「ラウっ! っあ・・・! やだって! 」

 

「一昨日よりは優しくしてるよ? 噛んで引っ張ったりしてないでしょ? ぺろぺろ、なでなでしてるだけだって。ね?」

 確かに尖った先を舌の肉厚なところで引き倒されてぐりぐりされてる。

 

「あっ、でもっ・・・~~~~っ!」

 それでも十分な刺激で、背が跳ねる。

 

 ラウの手が下肢に伸びて私は内股に力を込めた。

「下も! 優しくして!」

 下だっていじられすぎて、おしっ●する時ちょっと痛かったんだからね。

 

「ごめんね。ついね、尖ってるところ転がしたくなっちゃって。全部愛撫するね?」

 指使いが点でなくて三本の指を使った面で責めてくる。

 最初は胸に気をとられていたし、なんとも思わなかったのに、徐々にたまらない気持ちにさせられて息が上がる。

 

「はぁ・・・っ」

「フェリ。だいすき。かわいい。声聞きたい」

 ラウが腹部を強く吸い上げるから、また声が漏れた。

 

 キスマークあんまり付けないで!

 着替えるときに思い出しちゃって、どうしていいか分からない気持ちになるの。

 

 

 

「ラウぅぅ・・・・・・イキそ、イキそうっ!」

 

 ラウの愛撫を受ける秘部が興奮してパンパンになってるのが分かる。恥ずかしいのに止められない。少しでも快感を逃したくなくて、ラウの指が目一杯当たるように足が自然と開く。

 

「フェリ、いつでもイっていいからね」

 

 大きくスライドされて膣孔からでた愛液が塗り広げられ、指が前後するたびにくちゅくちゅと音がでる。

 気持ち良くなってるって、皮膚からも耳からも判らせられて、お腹に熱がこもる。

 

 ああっ。

 いくっ。

 いきそう。

 もうっ。

 そこっ!そこぉおお!

 そこもっとしてぇ!

 

 

 快感が弾けて、自然と体がのけぞる。

 

 

「~~~~~~!!!」

 

 体が弛緩して、ベッド倒れ込んだ。そのまま沈み込みたいのに、ラウの指が離れない。

 ずっとこすって、こすって、こすってくる。

 

 水音がさらにぐちゅぐちゅって酷くなって。

 

 二回目の到達は一回目よりは早く訪れて、私はまた快感に喘いだ。

「はあっ! はあっ! ラウ、待って!! 一回待って!」

 

「ううん。これからだって。だってフェリ、まだまだ余裕あるでしょ?」

「だからぁ!」

 

 どうして私の余裕を剥ぎ取ろうとするの?

 ラウの手技は変わらない。ずっと同じところを同じテンポで責めてくる。

 

 イってるのに全然止めてくれなくて、三回目は快感が過ぎて体が痙攣した。

「ラウぅう”う”う”う”――――――――」

 

「大丈夫大丈夫。もっと感じて」

 

「やぅ!おかしくなるから!っやああ”あ”あ”あ”あ”あ”----!」

 連続で絶頂させられて、声も留めておけないの。目の前がちかちかして、多幸感に全身浸かって。。

 

「ああ♡ その声聞きたかったの♡ びっちゃびちゃのところ舐めるね。いっぱい啼いてね?」

 

 

 なんて酷いこと言うの?

 

 

 ラウの言ったとおり、散々啼かされて、翌日の朝も声が変になった。

 ラウの馬鹿。えっち。へんたい。

 

 

 

 

 

 

~おまけ~

 

 

 事後、寝る前に、今日気になったことをラウに聞いてみたの。

 

「ラウとのえっちな場面、王太后さまに見られたと思うけど、王太后さまなんのリアクションもしなかったの。優しさかしら?」

 

「結婚してる人はみんなやってるからね。その辺を歩いてるおじさんもおばさんも」

 

 

 

 

 え?

 

 

 みんなやってる?

 

 あんなことを?

 

 うそでしょ?

 

 

 

 女の股に頭突っ込むようなまねを??

 

 

 町を歩いてる人も?

 貴族で偉そうにしてる紳士も?

 あの人もお母様と?

 

 

 ・・・家族のことを考えたら気持ち悪くなったから、あの人たちのことはシャットダウンしましょう。

 

 

 百歩譲ってラウは精霊だし、私の体液が回復薬だからって思ってるところあるの。

 でも人と人は、なんにもないじゃない?

 

 

 なんにもないのにあんなことしてるの??!!

 

 

 ええ~~~~???!!! 

 

 

 世の中の見方がぐるっと変わって、なにかが開眼しそうだった。

 

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