忌み子のわたし、精霊に愛されてました。知らなかったの!見えないんだもん! 作:さとう_2701
カクヨムに比べるとめちゃくちゃ加筆してます♡
ぜひお楽しみください!
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「フェリはこうやってくっつくの好きじゃなかった?」
深く肩を落としての涙目だ。
そうやって私を求めてるって態度を表されるのはすごく好きだから。こちらも先ほどまで思っていたことを放り捨てて、つい言っちゃった。
高潔な人に成りたかったんじゃなかったの? 私は・・・。
「そんなわけない! ラウとこうやって過ごすの好きよ。気持ちいいのも好き////。でも無理してまでしなくていいんじゃないかしら。私に触れるのを怖がってるでしょう? 怖くなくなるまで待ったらいいかなって思ったの」
「そんなのいつになるか分からないじゃない!?」
「いつまでも待つわ」
「5年でも10年でも?」
「ええ。ラウが望んでくれるならいつまでも」
ぜんぜんそんなの苦じゃない。
でも、ラウが髪を振り乱して声を荒げた。
「そんなの嫌よ! 毎日フェリの愛液舐めたいの! 飲みたいの! フェリが気持ち良くて仕方ないってイっちゃったのが最高に美味しいの!」
だから、私にどうしろって///////
「フェリ、一人でしてみせてくれない?」
「? なにを?」
「だから、一人で触って気持ち良くなったところを舐めさせて欲しいの」
・・・・・・ちょっと何を言ってるのかわからないわ。
「どうやって一人で気持ち良くなれるの?」
胸を触ったって、下に触れたって、快感を覚えたことはないのだけれど?
「わたしに触られてるって思いながらやってみて?」
思いながら・・・?
胸の頂に手を伸ばそうとして、瞳を爛々とさせてるラウが視界に映り込んでる。
どういうことになるのか、一瞬で理解した私は大声を上げた。
「無理!! ラウに見られながら一人でするの? むりむりむりむり! 何言ってるの!?」
「浴室で待ってるから」
「そういう問題じゃないわ!」
一人でやって気持ち良くなってるって想像されるのも嫌なの!
「やっぱり無理かぁ」
ラウは顎に手を当てて考え込んでる。
私はラウの首筋に腕を回して深く体を密着させた。
「好きよ、ラウ。今日解決しなくても良くない? 時間のかかることもあるわ」
故郷の事なんて、一年以上掛けてようやくだもの。
体の傷より時間がかかるのよ。
何もなくても、本当にこれだけで気持ちいいし、心が満たされるの。
耳朶に唇を寄せていると、つい触れたくなって甘噛みして、耳の穴に舌を差し込んだ。可愛くてきれいで良い匂いがして、温かくて。
すき。
すき・・・・・・すき。
触られても触っても気持ちはあふれちゃうものなのね。
ペロペロぴちゃぴちゃしていると、ラウが呻いた。
「・・・・・・フェリ、いつものわたしってどんなだっけ?」
いつも?
「私のことが大好きってキスして触ってくるけど?」
「・・・ええ。そうよね」
私は調子に乗ってラウの首筋に吸い付いて、キスマークを付けた。この前のお返しよ。
「ラウ、ここ上手に付けられたわ」
もう一つ付けようと唇を寄せたところで、私の首筋に吸い付かれた。ちゅっと重い音と痛み。
「んっ!」
突然の快感に喉奥から音が洩れちゃった。
「フェリ、ごめんね。体すっかり冷やしちゃって」
「うん? ベッドに入ってるし、ラウがいるから温かいけど?」
「ここ、もう落ち着いちゃってるでしょう? ベッドに入ったときはあんなに物欲しそうにしてたのに。ごめんね」
下腹をゆびで撫でられて、ぞくりと背筋が震えた。
粘着質な湿度の高い感触・・・・・。
「ラウ?」
あれ? 今日はもう終わりじゃ無かったの?
「お詫びにじっくりやろうね? わたしにちゃんと言えなかった罰ね」
「え?」
ちゃんとお話ししてたじゃない?
そう思ったのに、ラウの指が股の間に食い込んできた。
足の付け根だから、あそこには触れてない。
「フェリがちゃんと具体的に力加減とか説明してくれたら良かったのに。なんで諦めちゃうの?」
「抱き合うだけでもいいかなっておもったから・・・」
吐息さえ重なり合う距離で、ラウが微笑んだ。
「わたしもフェリと抱き合うの、幸せよ? でももっとほしいの。今日はこれを使おう?」
胸の先に濡れた感触がして視線を落とすと、おむねの先端に拳半分くらいの水の球が取り付いていた。
温度は体温と一緒だから冷たい印象もなくて、あれ?逆に少し温かいかも?
「これなに?」
「水術でつくったわたしの指の代わり。フェリ、こっち」
頤をとられて下唇にラウが食いついた。
吸われて、ちゅぱっと音がする。
同時に胸の先端も吸われた感じがする・・?
あれ? 下のクリにもついてる?
考えてる間もなく、ラウに唇を大きく割られた。
まるで食べ尽くしたいと言わんばかりに、舌を絡めとられる。
「はっ・・・んっ」
角度を変えるたびに濡れた音が響く。
キスだけでも気持ちいいのに、やっぱり胸のさきっぽも嬲られて、しかもだんだん強くなってる。
ぎゅっぎゅっとつまみ上げるような動きだったり、吸い上げるような動き。
しかも下まで一緒。
ラウに同時に責められてるような心地に、脳が痺れ始めた。
「ラウっ!・・っはっんっ!」
びりびりと弱い電流を流され、体中が震える。
声が溢れる・・。
留めておけない・・。
「あっ・・・・・・あんっ・・・・・」
それすら全部飲み込みたいってラウが口づけてくるから、喘ぎながらキスを繰り返す。
いつの間にか両手は恋人つなぎにされてベッドに縫い止められてる。
「あ・・・・・・んっふっ・・・・・・あぅ・・・・・・あんぅ・・・・・・」
まってぇ!
クリ! クリつよい!
振動ダメぇ!
「ああああっーーーーーーーー」
深い口づけで呼吸すらままならない。
背中が浮いて、そのまま――――――――。
「ふぅ・・・ふぅっ・・・・・」
息苦しい。
ん?
水球の勢いが全く弱まらないのだけど?
「らうっ・・・!らっ・・・・・・・・・・・・・・ん――――――!!」
私の言いたいことは絶対分かってるはずなのに!
水球も止めないし、ひたすらキスしてくる。
二回目の絶頂は一回目よりも早くて、あそこから愛液が溢れてきた感触がする。
「もっ!ラウ!」
今度こそ止めて貰おうと思ったのに!
舌を吸い上げられて甘噛みされてる間に、三回目の絶頂。
まって!ほんとに!もうやだ!
またくる!きちゃう!きちゃうからぁ!
「らうっ!あああああ!ん――――――――――――――!!!!!」
全身痙攣止らない。
ばかぁ。やだっていったのに~。
ようやくラウの顔が離れた。
「いっぱい出たね♡♡♡」
いっぱいでたじゃない!
「術のヤツ止めて!」
「いや。まだ力加減心配だし。今日はこのままね。フェリ、飲ませてね♡」
ラウが体を起こしてしまってすごく寒い。と思ってたら毛布を掛けてくれた。・・・上半身だけね。
私の足を割り広げ、股の間に正座したラウは恍惚の笑みを浮かべながら、私の下肢を持ち上げた。
愛液がお尻の方へ垂れていく。
べちょべちょのところを見られるのはいつものことだけど、だからって慣れるわけじゃないの!
恥ずかしいものは恥ずかしい・・・。
その時また水球が活動を再開して、びりっと衝撃が体を貫いた。
「んっ!」
どろりとさらに愛液が溢れる。
ああ。ラウの瞳が爛々と耀いてる・・。
このまま舐めるつもりなの? 4点責め!?
「まって! ほんとに! むりだから!」
ラウは私の制止なんか聞かずに、あふれ出した愛液を残らず舐めようと大きく舌を伸ばしてくる。
「まって!水球止めて!」
持ち上げられた私の下肢に、ラウの顔が埋まる。
ねっとりとした舌が大きく舐めあげたあと、あの艶やかな唇でぢゅるっと吸い上げられた。ぢゅるぅじゅるっじゅううう―――。
いやらしすぎる音が耳朶を打って、ただでさえ処理が追いつかないのに攪拌されて、快楽が何倍にも燃え上がる。
「あああっ!だめっだめっ!これだめええええ!」
全身が発火したみたいになって、頭が真っ白になる。
真っ白から薄暗い部屋に意識が戻っても、愛撫は止らない。
「ラウっ! イってる! さっきからずっとイってるから、も、もおぉおお! ああああぁぁああ!」
イっても、ラウの水球の動きも指も舌も全部止らなくて、何度も何度も連続してイかされて・・・。
「お願いっ 一回休ませて! またっ! こんなに、こんなぁっ! あっあんっ! あああ・・・」
何度も哀願したけど、暖炉の明かりで浮かび上がるラウの表情は、ある意味私に執着するいつものもので、さらにうっとりと瞬いた。
「フェリのその声聞きたかったの♡ 愛液だけ欲しいんじゃないの。五感でフェリを感じたいのよ。ごめんね、じっくりするっていったのに。威力少し高かったね。弱めるから、ここからはゆっくりやろうね♡」
「嘘でしょ・・・・・・」
もう十分じゃないの?
ここからは本当に最悪だった。
イきたいのにイけなくて。なんども懇願して。
感じすぎるのは水球との同時責めの所為だから、とろうとしたら両手を縛り上げられたの。
信じられる?
「とらないから! とらないから外してよ!」
「だ〜め♡ 一回やってみたかったのよね」
私が動けないのをいいことに、ラウはあちこちにキスしてきて! 脇の下まで!
嫌だって言ったのに!
水球はぶるぶると吸ったり押しつぶしたりしてくるし、さらにラウの手と唇が全身をはってねぶってくる。
私の薄い体の肉を一つ一つ確かめるみたいに。
「フェリ。好き。大好き。愛してる」
首筋を舐られ、強く吸い上げられる。
「っはん」
手で声も顔も隠せない。立ったままの乳首も鳴動する胸元も。
肋骨の骨を確かめていた親指がおへそから股へと伸びた。
性感を高めるだけ高めさせられて、肝心なところは弱くてイけなくて、自然と泣けてくる。
「ラウ! もうやだぁ! イきたいのおぉぉ! イかせて! イかせてよぉ!」
「そうだよね。そろそろイきたいよね。ほら、もうちょっと腰振ったらイけるよ。ほら、がんばって」
もう何も考えられなくて。
ラウの言うとおりに、動いてくれないラウの舌にこすりつけるように腰振って。
ラウのもったいつけた舌の動きと、私の淫らな腰の動きがようやく噛み合って、法悦へとようやく導かれる。
「はあああああんっ! いくいくいくいくぅ!」
馬鹿みたいに声がちゃう。
全身が痺れて倦怠感がひどくて、ベッドに深く沈んでもう動けない。
「ラウ、もう…いい?」
今日はほんとうに無理。
これで満足してなかったらどうしよう。
私の股の間から顔をあげた彼女は、綺麗な顔を私の愛液でてらってらにしていた。
赤く上気した頬。
緑青の瞳は雨上がりのようにしっとりと吸い込まれるほど綺麗に輝いてる。
「ええ。ありがとう。だいすき♡ 気持ちよかったね?」
よかった。気が済んだみたい。
私はほんとうに心から安堵した。
返事も億劫だったけど、譲れない最後のピースをねだる。
「これ、外して? ぎゅってしたいの」
「ああ!ごめん。でも、またさせてね?」
また、またね・・・・・・。私はもう考えるのが億劫で、ただ黙って彼女の胸に収まった。
両手で彼女にしがみつく。
このまま温もりに浸って眠りたい。
「おやすみ、フェリ♡」
ご機嫌なラウが頭にキスをしてくれてる。
私は彼女を甘受して意識を手放した。
それも良くなかったの。
良く考えなきゃいけなかったのよ。
「おはようございます。フェリシア様」
シャーっとカーテンが引かれて私は飛び起きた。
声をかけてきたのは侍女さんの一人で、他の侍女さんは洗顔用に私に水の入った盥を渡してくる。
「おはようございます。すみません。ギリギリまでお待ちしていたのですが、朝食のお時間になってしまいますので・・・・・・」
申し訳なさそうに視線を下げてる。
さらに3人目の侍女さんがガウンをかけてきた。
「おはようございます。暖炉の火をあらためてお入れしてますが、お風邪を召してはいけませんから」
私は一気に血の気がひいた。
ラウはまだ隣ですぅすぅ寝てる。
シーツはラウの結界シーツだけれど、毛布はそのまま使ったの。
愛液の沁み? ヨレ? があちこちにあって、私の髪もめちゃくちゃで、もちろん服は着てないからキスマークもばっちり丸見えで…。
「仲良くすごされたようで良かったですね」
カーテンを開けた侍女さんがにっこり微笑んだ。朝日も眩しい…。
取り繕う暇もないのだけれど?
事後ぜんぶまるっと見られたのだけれど!!!?
自分でも全身真っ赤になったのわかる。
茫然自失としていると、ラウが大きく伸びをして、とろんとした瞳を開けた。
「おはよう、フェリ。昨日はすごく可愛かった♡」
流れるように体を起こして頬にキスされた。
まって!ラウも裸だから全部丸見えよ!!
こちらが何か言う前に侍女3がラウにガウンをかけてくれた。
「ラウラリーエ様、おはようございます。湯浴みの準備が整っております。フェリシア様とご一緒にいかがでしょうか?」
「気が利くわね!ありがとう。入るわ!いこ、フェリ」
手を引かれたけれど、膝に置かれた盥は、すっと侍女2が退避させてくれた。
それに昨日めちゃくちゃされたから、うまく歩けなくて転びそうになった。
「そっか。ごめんね、フェリ。行こ」
またしても流れるように抱っこされる。
「「お供いたします」」
侍女2、3がついてくる。
え?!
ついてくるの?
いつもならラウが洗ってくれるんだけど、まだ寝起きでぽやぽやしてる。
私もラウもバスタブに浸かりながら、侍女さんに頭を洗われてしまった。
「なんか、すみません・・・」
自分のことくらい自分ですべきなのに。
なにより恥ずかしい。。
「いいえ。ようやくお役に立てて嬉しいですよ。いつでもお呼びくださいね」
や、やさしい。。
王太后さまがお世話するようにってお付けしてくれたのでしょうけど。有難いより申し訳なさが先に立つわ。
はぁ。
やっぱりちゃんと服を着て寝れば良かった。
というか、途中まで清く正しくみたいに思ってたはずなのに、あれはどこにいってしまったの?
なんで途中からあーなっちゃったの?
「フェリ、難しい顔してるけど、どうしたの?」
ようやく目が開いてきたラウに頬を撫でられた。
「思った通りにいかないな、て思ったの。途中でやめる流れだったでしょう? 開けてみたらこれっておかしいなと思って」
またラウが朝からしちゃダメな笑顔を見せてくる。
「思い出したの。フェリのことだいすきだなって。怖いって結局自分のことばっかりみてたのね。でも、フェリが思い出させてくれたから。どんな風に大好きだったかって♡」
左手を取られて薬指にちゅ、と軽くキスされる。
一昨日の夜から昨日の夜まで私のこと避けてた反動か、言動が甘ったるい。
「ラウ、人前であんまりやめて」
「どうして? 口にしてないでしょ?」
「それは当たり前なの! 人前であんまりくっつかないで欲しいの。恥ずかしいから!」
「恥ずかしがり屋さんだなぁ♡」
侍女1が紅茶を手に浴室に入ってきた。
「フェリシア様。こちらどうぞ。蜂蜜ティーです」
声枯れてカスカスだものね。
お風呂の蒸気で少しは潤ったけど、まだ痛かったからすごく嬉しい。
「ありがとうございます」
受け取って喉を潤す。
至れり尽くせりね。
それでもやっぱりタオルで拭かれたりとか、着替えさせられたりとかは恥ずかしいわ。
もう帰っていいかとで王太后さまに聞こうと心に決めた。