※この作品はR-18です。

忌み子のわたし、精霊に愛されてました。知らなかったの!見えないんだもん!   作:さとう_2701

98 / 112
カクヨムにも投稿しておりまして、あちらのPVが1万記念の回になります!
ハーメルンには基本ストーリーしか投稿しておりませんが、カクヨムの近況ノートの方にはSS回を掲載しておりますので、ご興味のある方はぜひ読んでみてください♡


第96.5話 1万PV記念!! ♡回

 

 ラウの舌が私のに絡みついて離れない。

 押されて、押し返して、唾液を飲まされて。

 

 痛いおなかをなでなでしてくれてる。

 

 

 熱い肢体が密着して冷えた手足がぬくもる。

 

 

 

 重さ、柔らかさ、あまい匂い。

 

 

 体が弛緩するのが自分でも分かる。

 

 

 安心していい。

 この人は私を傷つけない。

 痛いことをしてこない。

 

 

 安心してまかせていい。

 

 

 心が整うより体の方が順応が早かった。

 

 

 ただキスしてるだけなのに泣きそうなほどきもちよくて、もっと欲しくて、ラウを精一杯引き寄せた。

 

 もっと強く。

 

 もっと密着したいのに。

 

 

 強ばった指先は上手く動かない。

 仕方ないから、ぎこちなく彼女の首に腕を回して、肩口を掴んだ。

 

 左手も動いたら、もっと離れないように掴めるのに・・・。

 

 

 

 口腔を大きく開いて、あなたに犯して欲しくて誘い込む。

 

 触れたい。

 もっとくっつきたい。

 

 もどかしくて、舌をくねらせて粘液をこすりつけ合う。

 呼気すらあなたのが欲しくて、吸い込んで肺を満たす。

 もっとぜんぶ満たしてほしい。

 

 体温が追いついて、境目なんてないほどとろけてくっついて・・。

 

 

「すき」

 

 胸が痛いほど高鳴って、こぼれる言葉はこれだけ。

 

 ラウは顔までとけちゃったのか、とろとろの笑顔で小さく頷いてくれた。

「わかってる。わたしもあいしてる」

 

 めちゃくちゃにしてあげるね、と首筋に吸い付かれた。

 ちゅぅう、ちゅぅう、とぴりりと痛い。キスマーク付けられてる。うれしい。

 

 お腹をなでていた手がショーツの中に潜り込んできて、和毛(にこげ)をさわさわとなでられた。

 

「フェリ、わかる? フェリのでべっとべとだよ? まだキスしかしてないのにね?」

 耳朶に囁かれることばがますます体を熱くする。

 

 少し触られるだけだって体は準備を始めちゃうのに、キスなんてしたらイチコロに決まってるでしょ?

 

 

 お尻上げて、と言われて言われるがまま少しあげる。

 

 私のショーツはラウの水術製。わざわざ脱がさなくても消せばいいのに、いちいち脱がせてくる。

 ムダじゃない? と聞いたときは、それがそそると言われたの。

 

 そう言われたら、なるべくラウの気に入るように脱ぎたい。

 わざと膝頭をぶつけて脱ぎづらくする。

 ラウの手が太ももの外側から内股へとすべって、つっかえていた膝頭を抜けた。

 

「んふ。フェリの慎ましいところ好きよ」

 内腿をなでながら指が這い上がってくる。

 

「そのあとわたしに触って!なめて!って大きく開いてくるところなんか特に」

 

 どうしていちいち言ってくるの!?

 私がにらんでもラウは上機嫌のまま。

 

「ふふ。ごめんね。するね」

 

 ラウの細い指が私のお股にぴったりくっついて、愛液を塗り広げられた。

 くちゅくちゅと結界に音が反響するのと同時に、耳孔も舐られる。

 ぐちゅぐちゅと耳からも脳髄へと水音が反響して、自分の音なのか、ラウの唾液の音なのかわからない。

 

 ただ撫でられてるだけなのに、どうしてこんなに気持ちいいの?

 じわじわと快感が押し寄せて、声が突き出る。

 

「あっあっあっ!」

 

 前後に大きくこすられると、胸の先には水球が吸い付いて、ちゅうちゅうと吸われるように先っぽを弄られる。

 

「ラウぅ、もっとぉ」

 

 もっと強くしてぇ!

 

 上も下もなぶられて腰が浮く。

「まだだめ♡ もう少し我慢した方が気持ちいいから、がんばって」

 

 そういうくせに、胸のさきっぽはこりこりと強く潰されて転がされてるし、下もぐっちゃぐちゃに愛撫されて、そんなの無理。

 

「~~~~っ!」

 

 快感を逃すように我慢しても、全身が熱くて逃せるところなんてない。

 絶頂感が押し寄せて、許しを請うた。

 

 

「らう、むり! むりぃ! いっちゃう! いっちゃう~~っ!!」

 

 

 奥から熱がこみ上げて、快感が指先まで突き抜けた。

 でゅるっと下肢がぬれる。

 

 弛緩する間もない。

 イってもラウの指はいつも止らない。

 

「まだだめって言ったのに。しょうがないから回数いっぱいしようね♡」

 

 そのまま2回、3回とイかされて、私は大きく胸を喘がせた。

 熱くて呼吸もままならない。

 

「んっ!はぁっ!ああっ!」

 

 

「フェリ、今度はこっちね♡」

 ラウが私の背後に回って、抱き込まれるように体勢を変えられると、待ち望んでたクリに手がかかった。

 

 クリをぐにぐにと押しつぶされて、ぶわっと愉悦が指先まで支配する。

 目の前がちかちかして脳まで痺れる中、するっと口がすべった。

 

 

「なかもなでて」

 

 忙しなく動いていたラウの指がぴたっと止る。

 私は、何を言ってしまったのか理解が及ぶと、さあっと熱が引いた。

 

 なかは私が成人してから、と話がついている。

 今ねだるような話じゃない。

 

 ずっとぜんぶ撫でてほしいって思っていたから、つい口を突いて出てしまっただけ。

 

 

「えっと、えーっとね、気持ちよかったから、つい、ね。なかもしてくれたら気持ちいいかなっておもって・・」

 

 私が言い訳ともつないようなことをぽろぽろと溢している間に、ラウの手がお腹の上にそっと置かれた。私の愛液で濡れてるから、そのままお腹にもぬちゃ、とついた。

 

 ぎゅう、と強く抱きしめられる。

「・・ごめんね。すっっごくしてあげたいし、わたしもしたいんだけど、まだフェリの体小さいから心配なの。まだお腹痛いんだよね? ごめんね、全部満たしてあげられなくて」

 

 まるで小さい子をなでるみたいに、いいこいいこってお腹をなでてくれる。

 

 

「悪夢もお腹いたいのも、絶対にわたしが霽(は)らすから。もう少しだけ時間ちょうだい?」

 

 

 いつになく沈んだ声は、ラウがただの腹痛とは思ってなさそうと察せられた。

 

 オーウェルに何をされていたか、システィナに聞いちゃったのかな。

 

 

 

 気持ち悪いって思わなかった?

 

 でもシスティナのことは大事なの。

 されて良かったなんて死んでも思わないけど、システィナがいなくて良かったなんて絶対思えないの。

 

 

 この体はラウにしか許したことないけど、以前のことを含めて嫌になったりしない?

 

 

 

 薄暗いウォーターマットに視線を落としたまま、いろんな事をひっくるめて一言だけ聞けた。

 

 

「まだ、私のことすき?」

 

 この質問がずるいこともわかってる。

 ラウはきっと「好き」て言ってくれるから。

 

 ほんとにどっちか分からなかったら聞けるわけない。

 嫌いだから別れてって言われるまで、気がつかないふりしてラウの温もりに浸ってる。

 

 

「もちろん。だいすき」

 

 ほらね。

 

 だいすきに勇気をもらって、ラウを振り仰いだ。

 

「成人したらしてくれる? 体小さいからって先延ばしにしない?」

 成人だってまだ9ヶ月もある。それより先まで待つなんて嫌。はやく全部さわってほしい。

 

「ええ。だからフェリも大きくなれるようにたくさん寝て、たくさん食べて?」

 ラウに軽蔑の色は浮かんでなくて、いつもの”私のこと大好き”って顔だった。

 

 私は安心して大きく頷いた。

「がんばる」

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。