忌み子のわたし、精霊に愛されてました。知らなかったの!見えないんだもん! 作:さとう_2701
ハーメルンには基本ストーリーしか投稿しておりませんが、カクヨムの近況ノートの方にはSS回を掲載しておりますので、ご興味のある方はぜひ読んでみてください♡
ラウの舌が私のに絡みついて離れない。
押されて、押し返して、唾液を飲まされて。
痛いおなかをなでなでしてくれてる。
熱い肢体が密着して冷えた手足がぬくもる。
重さ、柔らかさ、あまい匂い。
体が弛緩するのが自分でも分かる。
安心していい。
この人は私を傷つけない。
痛いことをしてこない。
安心してまかせていい。
心が整うより体の方が順応が早かった。
ただキスしてるだけなのに泣きそうなほどきもちよくて、もっと欲しくて、ラウを精一杯引き寄せた。
もっと強く。
もっと密着したいのに。
強ばった指先は上手く動かない。
仕方ないから、ぎこちなく彼女の首に腕を回して、肩口を掴んだ。
左手も動いたら、もっと離れないように掴めるのに・・・。
口腔を大きく開いて、あなたに犯して欲しくて誘い込む。
触れたい。
もっとくっつきたい。
もどかしくて、舌をくねらせて粘液をこすりつけ合う。
呼気すらあなたのが欲しくて、吸い込んで肺を満たす。
もっとぜんぶ満たしてほしい。
体温が追いついて、境目なんてないほどとろけてくっついて・・。
「すき」
胸が痛いほど高鳴って、こぼれる言葉はこれだけ。
ラウは顔までとけちゃったのか、とろとろの笑顔で小さく頷いてくれた。
「わかってる。わたしもあいしてる」
めちゃくちゃにしてあげるね、と首筋に吸い付かれた。
ちゅぅう、ちゅぅう、とぴりりと痛い。キスマーク付けられてる。うれしい。
お腹をなでていた手がショーツの中に潜り込んできて、
「フェリ、わかる? フェリのでべっとべとだよ? まだキスしかしてないのにね?」
耳朶に囁かれることばがますます体を熱くする。
少し触られるだけだって体は準備を始めちゃうのに、キスなんてしたらイチコロに決まってるでしょ?
お尻上げて、と言われて言われるがまま少しあげる。
私のショーツはラウの水術製。わざわざ脱がさなくても消せばいいのに、いちいち脱がせてくる。
ムダじゃない? と聞いたときは、それがそそると言われたの。
そう言われたら、なるべくラウの気に入るように脱ぎたい。
わざと膝頭をぶつけて脱ぎづらくする。
ラウの手が太ももの外側から内股へとすべって、つっかえていた膝頭を抜けた。
「んふ。フェリの慎ましいところ好きよ」
内腿をなでながら指が這い上がってくる。
「そのあとわたしに触って!なめて!って大きく開いてくるところなんか特に」
どうしていちいち言ってくるの!?
私がにらんでもラウは上機嫌のまま。
「ふふ。ごめんね。するね」
ラウの細い指が私のお股にぴったりくっついて、愛液を塗り広げられた。
くちゅくちゅと結界に音が反響するのと同時に、耳孔も舐られる。
ぐちゅぐちゅと耳からも脳髄へと水音が反響して、自分の音なのか、ラウの唾液の音なのかわからない。
ただ撫でられてるだけなのに、どうしてこんなに気持ちいいの?
じわじわと快感が押し寄せて、声が突き出る。
「あっあっあっ!」
前後に大きくこすられると、胸の先には水球が吸い付いて、ちゅうちゅうと吸われるように先っぽを弄られる。
「ラウぅ、もっとぉ」
もっと強くしてぇ!
上も下もなぶられて腰が浮く。
「まだだめ♡ もう少し我慢した方が気持ちいいから、がんばって」
そういうくせに、胸のさきっぽはこりこりと強く潰されて転がされてるし、下もぐっちゃぐちゃに愛撫されて、そんなの無理。
「~~~~っ!」
快感を逃すように我慢しても、全身が熱くて逃せるところなんてない。
絶頂感が押し寄せて、許しを請うた。
「らう、むり! むりぃ! いっちゃう! いっちゃう~~っ!!」
奥から熱がこみ上げて、快感が指先まで突き抜けた。
でゅるっと下肢がぬれる。
弛緩する間もない。
イってもラウの指はいつも止らない。
「まだだめって言ったのに。しょうがないから回数いっぱいしようね♡」
そのまま2回、3回とイかされて、私は大きく胸を喘がせた。
熱くて呼吸もままならない。
「んっ!はぁっ!ああっ!」
「フェリ、今度はこっちね♡」
ラウが私の背後に回って、抱き込まれるように体勢を変えられると、待ち望んでたクリに手がかかった。
クリをぐにぐにと押しつぶされて、ぶわっと愉悦が指先まで支配する。
目の前がちかちかして脳まで痺れる中、するっと口がすべった。
「なかもなでて」
忙しなく動いていたラウの指がぴたっと止る。
私は、何を言ってしまったのか理解が及ぶと、さあっと熱が引いた。
なかは私が成人してから、と話がついている。
今ねだるような話じゃない。
ずっとぜんぶ撫でてほしいって思っていたから、つい口を突いて出てしまっただけ。
「えっと、えーっとね、気持ちよかったから、つい、ね。なかもしてくれたら気持ちいいかなっておもって・・」
私が言い訳ともつないようなことをぽろぽろと溢している間に、ラウの手がお腹の上にそっと置かれた。私の愛液で濡れてるから、そのままお腹にもぬちゃ、とついた。
ぎゅう、と強く抱きしめられる。
「・・ごめんね。すっっごくしてあげたいし、わたしもしたいんだけど、まだフェリの体小さいから心配なの。まだお腹痛いんだよね? ごめんね、全部満たしてあげられなくて」
まるで小さい子をなでるみたいに、いいこいいこってお腹をなでてくれる。
「悪夢もお腹いたいのも、絶対にわたしが
いつになく沈んだ声は、ラウがただの腹痛とは思ってなさそうと察せられた。
オーウェルに何をされていたか、システィナに聞いちゃったのかな。
気持ち悪いって思わなかった?
でもシスティナのことは大事なの。
されて良かったなんて死んでも思わないけど、システィナがいなくて良かったなんて絶対思えないの。
この体はラウにしか許したことないけど、以前のことを含めて嫌になったりしない?
薄暗いウォーターマットに視線を落としたまま、いろんな事をひっくるめて一言だけ聞けた。
「まだ、私のことすき?」
この質問がずるいこともわかってる。
ラウはきっと「好き」て言ってくれるから。
ほんとにどっちか分からなかったら聞けるわけない。
嫌いだから別れてって言われるまで、気がつかないふりしてラウの温もりに浸ってる。
「もちろん。だいすき」
ほらね。
だいすきに勇気をもらって、ラウを振り仰いだ。
「成人したらしてくれる? 体小さいからって先延ばしにしない?」
成人だってまだ9ヶ月もある。それより先まで待つなんて嫌。はやく全部さわってほしい。
「ええ。だからフェリも大きくなれるようにたくさん寝て、たくさん食べて?」
ラウに軽蔑の色は浮かんでなくて、いつもの”私のこと大好き”って顔だった。
私は安心して大きく頷いた。
「がんばる」