姫椿桃のボテ腹受難 望まぬ結婚に孕んだ彼女の逃亡劇 作:高牧園
1
姫椿桃が無黒と黄菜子と再開し、早くも数ヶ月が経っていた。
酒場での職を見つけた桃の暮らしぶりは、これまでとはまるで違う。二人と再開するまでは男たちから一方的に犯されることが多かった桃だが、今は自ら男に跨って腰を振り奉仕することがほとんどだ。
「っん……っふ、ふうっ、はああぁっ……!!」
その日も、桃は働く酒場で客と生セックスに勤しんでいた。
(今日は客が多いから……子どもたちにも美味しいものを食べさせてやれるはず……)
考えながら、桃は男の上でリズミカルに尻を振り立てる。
「おおうっ、桃ちゃんのマンコ……最高に締まってるッ……!!」
「ふふ、そうかい? もっと楽しんでおくれよ?」
嫣然と微笑む桃は男たちに裸体を晒している。
毎日客たちと中出しセックスをし、桃は何度目かの妊娠をしていた。予定日が迫ってお腹は大きく、大胆な腰振りに合わせてゆさゆさ揺れる姿は圧巻だ。
「桃ちゃん、母乳まで出してエッチだねえ」
臨月腹と爆乳を揺らす桃を囲む男たちは、官能的な裸体をじっくり眺める。
いかにも敏感そうに勃起した乳首からは間欠的に母乳が吹き出る。桃とまぐわう男の身体は桃から吹き出たミルクで真っ白で、彼女を囲む男たちは母乳を手ですくっては喉を鳴らして飲み下す。
「おっぱい甘くて美味しいなァ……ああ、我慢できないよ。その可愛いお口も使わせてくれよ」
言って、男は怒張を桃の前に突き出す。
男は先ほどまで無黒との行為に耽っていた。無黒の中に子種を注いだばかりの肉棒は白濁汁にテカテカと輝いていて、桃はうっとりと目を細めると舌を伸ばす。
「もちろんだよ……んっ……!」
れろりと亀頭を舐め上げれば、精子と無黒の愛液が混ざった淫靡な香りが口いっぱいに広がる。
「ん……っふ……、んん……っ」
頬を窄めて剛直に吸い付くと、口腔全てを使って奉仕に取り組みだす。
ジュポジュポと淫らな水音も高らかに頭を振るたび、結い上げた桃色の髪がはためく。すでに何発かのザーメンがかかった髪は妖しい色香を帯びていて、凄艶さに男たちは肉棒を脈打たせる。
「んふふ……っ」
男根を頬張ったまま微笑む桃は、せわしないピストンとディープスロートを繰り出しながら両手を別のペニスへ。
茎胴に巻き付く五指はリズミカルに竿をしごき立てる。
「おおうっ!」
「すごいっ、手だけとは思えない……ううっ!」
興奮の声を上げて腰を跳ねさせる男たち。
「んふ……っ、ふぅうんっ、んんっ……!!」
無我夢中でペニスにむしゃぶりつく桃は白目まで剥いていた。
「アヘ顔になっちゃって、そんなにチンポ欲しかったの?」
「ふ……ぅうん、んむうっ……!」
からかうように男に尋ねられても、フェラチオに夢中の桃は答えられない。
(子どものため……生活のため、で……あ、すごい、イイ所に当たって……っ)
頭の中で言い訳を繰り返しても、身体が蕩けきっていることに変わりはない。
下腹部が疼くたびに母乳は勢いを増し、男と繋がった場所は桃の蜜液でグチョグチョに濡れている。雄幹をしごき上げる手のひらすらジンジン痺れるような快美感をもたらして、桃は悩ましげな吐息を漏らすばかりだ。
「んふうっ……ふ、んんぅっ……」
蠱惑的に揺れる尻を前にして、また別の男はアヌスの窄まりに目をつける。
「桃ちゃん、お尻も貰うよ?」
「んぅ……っ」
男の言葉にコクンと頷けば、期待を示して尻穴がヒクつく。
浴びせかけられた精子と桃の愛液に濡れた肛門を雄柱が貫く――激しい締め付けで魔羅を迎え入れる桃に、男は挿入と同時に腰を振り始める。
「くうっ、相変わらずものすごいケツだ……っ!!」
熱を纏う肛肉にたまらず興奮の声が上がる。
桃のそばでは、無黒も黄菜子も同じようにして身体のあらゆる場所を使って男たちとまぐわう。
「はぁあんっ!!」
「んうぅう……っ!! うぅうんっ!!」
二人の甘ったるい声も男たちの興奮をかき立てるのだろう、桃の膣内で男根がビクッと反応する。
「あ……っ」
陰茎の反応を敏感に察知して、桃は媚肉の締め付けを強くする。
「うおっ!? おっ、そんなにされたら――」
同時に、手や口、更には肛門にも力を加えて全てから精を搾り取ろうとする桃。
熟練の所作に敵う男などいるはずもない。桃の奉仕を受ける男たちはボルテージを上げて魔羅を跳ねさせたかと思うと、ほぼ同時に精を爆ぜさせる。
「っく……うぉおッ!!」
身体の内外、五本の魔羅が白濁を噴き出す。
「ん――ッ……!!」
口の中に広がるザーメンの味に、両手に伝わる脈動。
そして何より、膣と肛門の粘膜に染み込む精子の熱――それらは桃に雷撃のごとき悦びをもたらす。
「ふ、ぅううんッ……!!」
「おおっ、桃ちゃんもイッてる……!!」
白目を剥いたままのけぞり、ブルブルと総身を震わせる桃を前に男たちの歓声が上がる。
「おッ……おォんッ……!!」
みっともない嬌声を上げる桃の秘所から潮が噴出。
「もっとぉ……もっとぉおッ……!!」
裸身を母乳と精液で真っ白に染めながら、桃は更に深いまぐわいを求めるのだった――。
2
淫蕩な日々を送るうち、桃は出産予定日を迎えた。
その日の桃の衣装は、きわどいビキニにスリットの深いスカート、そして鼻から顎にかけてを覆うヴェールを纏う踊り子衣装。桃の魅力を引き立てるピンク色の布地は火照った身体を淫靡に彩り、張りつめたお腹を引き立てる。
「衣装はこれで良し……と」
すでに酒場には客たちが詰めかけている。
今日のために用意された舞台にはポールが立てられて準備万端に整っている。桃は舞台に上がる前にもう一度衣装の確認をしてから、膨れたお腹をそっと撫でて。
「今日、産んであげるからね」
お腹の子に囁きかけてから、桃は舞台へ向かう。
――今日は、桃の公開出産ショーの日。
今日のキャストは桃ひとり。無黒と黄菜子は裏方に徹して男たちの前に姿を見せないことはすでに周知されているから、ここに集まった客はみな桃目当てなのだ。
「桃ちゃーん!」
桃が姿を見せただけで、男たちは嬉しそうに声を上げる。
見渡す限りの彼らは、全員桃と交わったことがある。男たちの顔を見るだけで桃は彼らのペニスの形を、どこでどんな風に射精したかを克明に思い出せる――男たちに手を降ってから、桃は壇の中央に用意されたポールの前に立つ。
「わたしの身体、よく見てくださいね」
艶めかしく舌なめずりすると、桃はポールダンスを始める。
出産間近のお腹を気遣ってか動きはゆるやかだが、その分肢体を見せつけるような蠱惑的な動作でもある。
「ん……ふふ……」
ポールを脚に挟んで上体を浮かせれば、ビキニに包まれた乳肉がゆさっと揺れる。
かろうじて乳輪が隠れる程度の布面積しかないビキニの谷間に汗が滲む。お腹が張ったせいか溜息を漏らす桃の表情は婀娜っぽく、男たちは見惚れながら桃の胸やお腹を凝視する。
少し動くだけで大きく揺れる乳とお腹。臍がひっくり返るほど膨らんだお腹の中では胎児が動いたようで、桃はふうっと大きく溜息。
「うんっ……赤ちゃん、起きて元気にしてるみたい……」
愛しそうにお腹をさすってポールを下りれば、いよいよ出産ショーの始まりだ。
客が壇上に投げ入れたディルドの中でいっとう太いものを手に取った桃は、それを床に固定して脚を大きく開く。
「桃ちゃんのエロ蹲踞だ……」
「たまんねえ……!」
つま先立ちにしゃがんで大胆な開脚をする桃は、前垂れをめくって無毛の秘所を見せつける。
今日の催しを期待していたのは桃も同じ。すでに恥部をジットリ濡らした桃は、いそいそと極太ディルドめがけて腰を下ろす。
「ぉ……おぉんッ……!!」
ずにゅりと膣肉に突き立てられる快美感に、桃の膝が震える。
両手は頭の後ろで組んで腋窩まで丸出しにした桃は早くも白目を剥きかけ。
「ん……ぉ、っほ……っ……!!」
ジリジリと腰を下げると、ディルドの太幹は桃の子宮口を叩く。
経産婦であり妊娠を目前にした桃の子宮口はすっかり柔らかくなっていて、数度のノックであっさりと先端を受け入れてしまう。
「――おッ……!!」
桃が低い声で喘ぐと同時に、秘所から大量の水が流れ出る。
「破水したぞ!」
「もうすぐか……!?」
どよめく男たちの目の前、桃はディルドを抜き取って大きく股を広げる。
「ふッ……!!」
丸出しの秘部を男たちに見せつける。
頭の後ろにあるポールを掴む両手にいっぱいに力を入れれば、お腹の奥で赤ちゃんが動くのが感じられる――目を見開いていきむと痛みが強まるが、お産はきわめて順調に進む。
(すごい……こんなに順調なお産は初めてだ……)
そう感じてから、当たり前のことだとも考える。
(こんなに安心して産めるのなんて、初めてだもんね……)
――いきむ桃の脳裏、ここに至るまでの全てが蘇る。
組織の解散後、好きでもない男と結婚させられ、牢屋の中で無理やり犯されたあの日々。
薄暗がりで孕まされて迎えた孤独な初産の後、桃は赤子を取り上げられて二人目の子作りを強要された。
(二回目は、逃げながらの出産で――)
あの牢屋を抜け出し、追っ手から隠れて第二子を産み落としてからも受難は続いた。
行く宛がなくなった桃は密航を試みるも、すぐに船員たちに見つかったのだ。
(性処理の肉便器にされて……そこでも孕まされて……)
昼夜を問わず身体を使われ続けて、あの頃の記憶は曖昧だ。
長い船旅の中、精子まみれの日々を過ごす桃は誰とも知らない子を孕んでいた。
(無事に産めたけど、その後も行く宛はなくて――)
外国に着いて船を下ろされるも、二児を抱えた桃に行き場はなかった。
(そんな時、二人に再会できて……本当に良かった)
あの時、無黒と黄菜子に再会して、この酒場で雇ってもらえたのだ。
毎日身体を清められて、子どもたちにもご飯を与えられる。それに安心して働ける場所まで手に入れられて、毎日男たちと交わりながら楽しく過ごせているのだ。
(もしもあの時、二人に会えなかったら?)
ふと、そんな考えもよぎる。
無黒と黄菜子に再会できなければ、桃は子連れでさまようことになっただろう。
立ちんぼにだってなれたか怪しいもの。家を持たない浮浪者どもの生オナホとして使い潰されていたかもしれない――そんなことを考えながらいきむうち、お腹に確かな感覚がある。
「あ……!」
ずり、と、赤ちゃんが降りてくる感覚がした。
「ん、ああ……ああ……!!」
子宮から産道へと降りてくる赤子を実感した瞬間、桃は言いようのない歓びに包まれる。
命を繋ぐ歓び、膣の刺激への悦び、男たちに見られている興奮。
「う……あ、あッ……!!」
しかし同時に痛みも覚えて、桃は脂汗を滲ませる。
「桃ちゃーん!」
「頑張れー!」
苦しげに眉を寄せる桃に、男たちの歓声が飛ぶ。
はあっと大きく息を吐きながら視線を彷徨わせると、舞台裏で心配そうに見守る無黒と黄菜子の姿もある。
(二人とも……!)
彼女たちもまた客の子を孕み、お腹を大きくさせている。
無黒と黄菜子の視線に勇気を貰って、桃は今一度息を吸い、お腹の子を送り出そうと強くいきむ。
「うううッ……!!」
大きく開いた脚が跳ねる。
(生まれる……赤ちゃん生まれる、みんなの前で――!!)
これまでとは違う、大勢に囲まれての出産が桃を昂らせる。
一人でないことがこれだけ大きな喜びになることを初めて知った。膣穴を凝視する男たちの視線を受け止めるたび膣口はヒクつき、産道を通る赤ちゃんがゆっくりと出口へ向かう。
「頭が見えた!」
誰かが叫ぶ。
「っはぁ……!! はッ、はぁあッ……!!」
息を荒くする桃は、とにかくいきみ続けるばかりだ。
「――ほ、ぉお……ッ!!」
頭から出てきた赤ちゃんが膣の浅瀬を刺激する。
「お……ッ、おぉんッ……!!」
敏感な場所を刺激されてたまらず叫ぶ桃。
身体が震えるあまり、乳首を隠す三角布がずれて勃起乳首が飛び出す。
「お、乳首から――」
「母乳が出てるぞ!」
歓声が上がって初めて、桃は自分がミルクを垂れ流していることに気付く。
「ああっ……!!」
胸から溢れる白いものを目にした瞬間、乳首が痺れるように気持ち良い。
まもなくこの先端に赤子が吸い付いてくれるのだと思うだけでたまらない。早く産みたいと膣も子宮も反応して、応えるように子どもの頭が外に出始める。
(それに……この感じ――)
夢見る目つきで、桃は子どもの頭を見つめている。
赤子はまもなく外に出るというのに、桃は今も胎内に鼓動を感じていた。ぼってりと膨らんだお腹の中には、確実にもう一人いる――初めての双子出産は快楽も痛みも強くて、桃はクラクラしてしまう。
「赤ちゃんっ……もう一人、もう一人いるの……っ!!」
やっとの思いで叫ぶ桃にどよめきが広がる。
「双子……!?」
「もう一人いるのか!?」
双子を産むのだと分かってボルテージを上げる男たちの前で、一人目の赤子が顔を見せる。
「――っはぁああん……ッ!!」
赤ちゃんの顔を産みだす瞬間、甘ったるい声を上げてしまう桃。
脚どころか全身をブルブル痙攣させるたび、勢いよく噴き出る母乳があちこちに飛び散る。前の方にいる男たちは母乳のしぶきを顔面で受け止めながら、桃の中から出てきたばかりの赤ちゃんをじっと見つめる。
「可愛い顔だなあ……!」
「おい、俺に似てるんじゃないか? 俺の子なんじゃないか!?」
赤子が姿を見せだすと、男たちはにわかに活気づく。
ここにいる客たちはみな、桃と中出しセックスをした仲だ。この場にいる誰の子でもおかしくないのだから、男たちは産まれたての赤子を見つめては、自分と似た場所はないかと探すのだ。
(……もう、みんな……)
男たちのそんな姿が、今の桃には愛しくてたまらない。
産まれたばかりの赤ちゃんを見たって、誰の子どもかを断定できるような材料はない。膣内射精の思い出がゆえにそんなことを考えてしまう男たちに微笑む桃は、ふと表情を険しくしていきむ。
「ふ――うゥんッ……!!」
出産もいよいよ最後の時を迎えようとしている。
双子の長子はすでにお腹まで出てきていて、もう一人も膣口に差し掛かる。二人分の負荷がかかった産道はこれまでの出産の比ではない猛烈な淫悦と痛苦をもたらし、桃は何がなんだか分からないほど。
「ぁはあぁああんッ!! はぁ――あぁあああッ……!!」
絶叫を迸らせ、全身をのたくる桃。
腰をくねらせる凄艶さに男たちが息を呑む中、双子の一人が産声を上げる。
「ぁああ――っは!! っはぁああ……!!」
誕生を祝すかのように、桃の秘所から潮が噴き出す。
ステージの上には羊水と愛液と母乳と潮が混ざり合ってぐちゃぐちゃだ。ほどなくして二人目も淫裂から頭を覗かせて、一人目とそっくりの顔を外に出す。
「あとちょっとだ……!」
「桃ちゃん、もう少しだよ!」
男たちの励ましに、無黒と黄菜子の応援の眼差し。
その全てに後押しされて、桃は最後のひと踏ん張りを迎え。
「あ――あぁあんッ!! んはぁああ――ッ!!」
高らかな喘ぎとともに二人目を産み落とす。
「あはぁああッ……!! っは――あぁあんッ……!!」
肩で息をする桃の母乳はとめどなく溢れる。
男たちの大喝采を浴びる桃は、出産の髄喜に打ち震えるのだった。
3
桃はそれからも精力的に働いた。
毎日のように男たちとまぐわい、母乳を撒き散らしながら派手な絶頂を決める桃の姿はまたたく間に評判を呼ぶ。
「次は……あら? あなた、旅行で来ていたはずじゃ……?」
「桃ちゃんのオマンコが忘れられなくて、ここに引っ越してきたんだよ!」
次から次に訪れる客たちは次々に桃の虜になる。
毎日数え切れないほどの中出しを受ける桃は、ほどなくして第六子を産み、またすぐに孕む。閉経を迎えるまでに桃が産んだ子は三十人以上となり、桃はセックス酒場二号店のオーナーを任される立場となった。
「結婚相手の家から逃げてきたのかい? ……いいよ、うちで働くといい」
かつての自分のような境遇の娘を積極的に迎え入れ、酒場は毎日賑やかだ。
公私ともに順調な生活を送る桃の仕事を、三十人以上いる子どもたちもみな応援してくれた。特に器量良しの娘たちは母親の桃に憧れて酒場に出て、母を孕ませたかもしれない肉棒に誠心誠意奉仕する。
「ママ、お客さん!」
店に出ていた娘に呼ばれた桃が酒場に出向くと、そこには出産ショーにも来てくれた常連客の姿。
「あら? ……久しぶりね」
「年を取っても君のことが忘れられなくてね。付き合ってくれるかい?」
あの頃より随分老けた常連客は、当時と変わらぬ美貌を誇る桃に肉棒を硬くする。
桃は五十路に差し掛かっているというのに、当時とまったく変わらない美貌を保つ。蠱惑的な微笑みも、脚を広げた先にあるピンク粘膜もあの頃とまったく変わらない――表情だけは熟れきって、桃は腰をくねらせる。
「来て……わたしのオマンコで、気持ち良くなって?」
桃の誘いに、男は力強く腰を突き入れる。
高らかな喜びの声は、いつまでも消えることはなかった。