オリ主がわからされるだけ 作:誰か代わりに書いてくれ
わからせを少しだけ理解できた気がします。
これを投稿しないと私はメアレスが幸せになる光景を想像できませんでした。
「今日はありがとう。楽しかったよ」
久々に暇を貰った俺はトリスビアスに誘われてお出かけに来ていた。知らない星の知らない街、永劫回帰では楽しむ余裕のなかった娯楽を共に楽しんで、とても良い時間を過ごせた。
「……ぇ?」
「誘ってくれてありがとう、トリスビアス。また明日」
「待って……!」
もういい時間になって、このまま解散の流れになると思っていたら後ろ袖を掴まれた。彼女は袖を掴んだまま顔を少し赤くさせて、恥ずかしそうに口元を隠しながら潤んだ目で俺を見つめた。
「今日はまだ……一緒にいたい」
「じゃあどこかで……」
彼女の求めを断る理由もなかった俺はお茶でもできそうな場所を探そうとして、トリスビアスの少し我儘な手に引かれていく。
「トリスビアス?」
「……」
無言のまま歩く俺たちの周囲は、街灯の明るい場所からネオンライトが浮き足立つ雰囲気の場所へ変わっていった。
ある建物の前に着いてもトリスビアスは無言のままだった。休憩の値段が書かれた看板だけがこれからの流れを語ってくれているが、欠落を抱えた俺の知識では先の展開を読み切れない。
「休憩……こんな場所に有料休憩所か?」
何も分からない俺を気にせず、トリスビアスはパネルで何かをして進んでいく。そのまま入った部屋の中は綺麗なホテルの一室のようだった。部屋に置かれた大きいベッドに俺を押し倒して、ようやくトリスビアスが口を開いた。
「ねえ……本当にあそこで終わりだと思った?」
「トリスビアス? どうしたんだ?」
「私ね、今日はみんなを騙して貴方を独占したの。それなのに……」
前傾姿勢になるトリスビアスの長い赤髪が頬を擽った。押し倒されたことなんかよりも、様子が変わった彼女のことが心配になって、彼女の頬に手を添える。しかし、逆に苦しそうな顔をする彼女にもどかしい思いをすることになる。
「どうして貴方から女の人の匂いがするの? 黄金裔のみんなじゃないよね?」
何かが宿った蒼い瞳に光はなかった。俺はこんな彼女を知らない。布越しで感じられる彼女の体が俺に覆い被さり、染み込ませるように2人の接地面が大きくなっていく。
「もしかしてだけど……誰かとセックスした?」
「え」
「私たちの誰かならまだ納得できた。ねえ、知ってる? 私たちはみんな、貴方に体を捧げてもいいと思っているんだよ。貴方が求めたら、何処の馬の骨とも知らない人よりもっと簡単に、もっと気持ち良くなれたんだよ。でも、私たちはまだ誰も貴方とセックスしてない。もしかしなくても、まだまだ私たちの想いは伝わってないよね。ごめんね。永劫回帰で貴方はとても苦しんだのに……私たちは自分の事ばかり。我慢させちゃったよね。だから私が知らない誰かとセックスしたんだもんね」
ごめんね。謝る彼女の言葉はどこか空洞で、裏側には黒い何かがあった。この場には誤解が存在している。でも、それが俺なのか彼女なのかは判別できなかった。ただ一つ理解できるのは、2人の間で何かが擦れ違っていたことだけだった。
「トリスビアス」
「……なに?」
「俺は君たちに一線を引いていた。ただ、それは失うのが怖かったからだ。1度でもそういう関係を持ってしまえば、俺は永劫回帰を乗り越えられなくなる。結果として俺はこうして生きているけど、あの時はそれだけ必死だったんだ。だから君たちの想いが伝わっていないということはないよ」
「……やっぱり伝わってない」
柳に風だった俺の言葉と、彼女の細められた眼に気付かされる。誤解していたのは俺だった。
「じゃあ……1つずつ教えて上げる……」
最初に、繋げられた両手を顔の横に抑えつけられた。戦闘とは縁遠い細やかな指が俺の指の間に潜り込む。
「こんな状況になっても、貴方は私に抵抗しようともしない。それだけ私のことを信頼してくれてるのは嬉しい。でもね……」
トリスビアスはその端正な顔を近付けて……俺の唇にキスをした。額を合わせるでも、頬にする挨拶のキスでもない。それは、恋人にするような、熱を持ったキスだった。
「驚いた? でもね、これは初めてじゃないの。あの時は貴方の意識は無かったから……憶えていなくて当然。もしかすると、貴方は憶えていないだけで色々と経験済みな可能性はあるけど……あの子たちの様子を見るにそんなことはなさそう。みんなの中では私が一番乗りってことかしら?」
「トリス……ビアス?」
「大好きよ、メアレス」
そう言って、放心状態の俺にもう一度キスをした。軽く触れるキスから始まって、啄むように唇を食んだ熱い睦事のキスへ。反射的に動こうとする手は、既に彼女に拘束されていた。
「んっ……ちゅ……」
情欲を煽る扇情的なキスとは違う、快楽を与えようと献身的なキスは兎に角、気持ち良かった。舌まで溶けてしまいそうな口まぐわいに思考はぼやけて嬌声が漏れる。
「ん……んっ!」
「……んちゅ。メアレス……大好き、愛してる。今まで言葉にできなくてごめんね……」
彼女の目から溢れ出した涙は儚くも美しかった。彼女が俺のことを良く思ってくれているのは察していたけど、ここまでとは思わなかった。そうだ、正直言って俺は黄金裔のみんなと恋人以上の関係にならないのは彼女たちが俺の事なんか好きになるはずがないからと根拠の無い確信を持っていたからだ。俺はどこまで行っても独りよがりの独善者だった。
「ごめん……トリスビアス。俺は……」
「貴方が謝る必要はないわ。全ては私たちが甘えてしまった結果。自分の為に全てを捧げてくれる人に対して、戦時中であるにも関わらずどうして厚かましくも関係を迫ろうと思えるのかしら? 全て終わった今だからこそ、こうして私たちは触れ合える……でしょ?」
「それでも俺が君たちに真の意味で向き合えていなかったことは事実だ」
いつの間にか偶像崇拝と化してしまっていた俺の『愛』に言い訳を並べることは簡単だ。しかし、俺の軌跡に刻まれた『愛』はこんなにも俺自身を見てくれている。優しく、温かな笑みで包んでくれる。
「メアレスは私のこと好き?」
俺はきっと、誰かに『愛』されたかったのかもしれない。走りきった先で……誰かの抱擁が欲しかったのかもしれない。ただ……本当に偶然……偶然にも走り終えて最初にそれをくれたのがヘルタとルアン・メェイだっただけ。
『私とルアン以外の女に迫られても断って。ムラムラしたら私に言って。私がいるんだから他の女なんて要らないでしょ?』
まるで束縛が強い恋人のようにヘルタは言っていた。彼女と契りを結んだあの日、俺たちの関係について彼女は明言しなかった。恋人関係になったのか、ただの肉体関係だけなのか……。ここでトリスビアスを受け入れればどうなるかなんて想像がつかない。しかし……彼女に嘘をつくことなんて俺にはできなかった。
「俺もトリスビアスのことが好きだ。でも……」
「でも? 今、大事なのは私たちが両想いだったっていうことだけ。それ以外のことなんて忘れちゃいましょう」
もう一度、キスを交わす。快楽で鈍化する思考回路はもう彼女を受け入れることしか考えられなかった。
「♡」
俺に跨ったままトリスビアスが服を脱ぎ始めると、彼女のスタイルの良い体が露わになる。細い腹部はくびれていて、豊満な胸が大きく揺れる。普段の服装からは分かりづらいがトリスビアスの胸は大きい。抱きしめた時にその存在を感じることはあったが、それが今は扇情的に俺の眼前で柔らかに揺れている。
「よかった……ちゃんと興奮してくれてるのね」
下の服に指をかけたトリスビアスはそのまま下着姿になると、今度は俺のズボンに手をかけた。あっという間に剥き出しにされたイチモツは興奮で少し硬くなっており、彼女はそれを嬉しそうに見つめる。
「これがメアレスの……メアレスの匂い」
陰茎に顔を近付けて、両手で握ったかと思えば、彼女はおずおずといった様子で亀頭を舐めた。
「あっ!」
「えへへ。ここ……気持ちいいんだ」
時折、こちらを見ながら彼女はイチモツを頬張る。ジュル、ジュル、と涎とカウパーを吸いながら行われる拙いフェラに身体は否が応でも反応して、下半身に血が集まったいく。
「大きくなった♡」
彼女の小さな口から解放されたイチモツははち切れんばかりに勃起して、完全に出来上がっていた。
「ハァ……ハァ……」
「ふぅ……ハァ……」
2人は衣服を取り払い、キスをしながら互いの陰部に触れ合う。想いがこれ以上ないくらい昂って、一緒に溶けていく感覚の中で2人の呼吸音まで重なっていく。そこには言葉よりも尊い繋がり、ただ快感を得るのとは違う愛があった。
「じゃあ、挿れるね」
騎乗位で挿入された彼女の腟中は、俺のモノで柔らかく形を変える。挿入時に感じた微かな違和感に接合部を見ると、彼女の股から黄金の血が垂れていた。
「私の処女……貴方にあげちゃった♡ これで全部、私は貴方のものよ♡」
馴染ませようと腰を前後に揺すると、グニュグニュと柔軟な腟がペニスに抱き締めてくる。処女だったというのにトリスビアスの積極性は足踏みすることはなかった。彼女は俺の両手を握ったまま、いきなり激しく腰を動かす。
「うっ……あっ……」
「気持ちいい? いつでも、何度でも中に出していいからね♡」
中出しを求める彼女に応えようと、精巣で精子が急速に作られているのがわかる。求められるままに、求めるままに性衝動を放とうと快楽に堕ちていく。
「私……貴方との赤ちゃんが欲しいな♡」
我慢を許さない、残った理性を消し飛ばすおねだりを囁いてまたキスをする。愛するトリスビアスを孕ませたい、自分のものにしてしまいたいと思ってしまう。そして、彼女はそれを嬉々として受け入れてくれる。2人を阻むものは何もなかった。
「お願い……貴方の濃厚な精子を子宮の1番奥までビューって注いで、私に貴方の赤ちゃんを孕ませて♡」
「トリスビアスっ!」
淫らな囁きと激しい腰使いに限界を迎えた俺は要求通り、彼女を孕ませる気で精液を膣内に射精した。どれだけ射精しても美味しそうにゴクゴクと精子を飲む膣に腰が砕けそうになる。
「あんっ♡ビクビクって、出てるのわかる♡」
「まだ……出る!」
経験したことのないほど長い射精を終えて、昂っていた性欲が収まろうとした瞬間、膣が蠢いて次の射精を促してくる。
「私も……イクっ♡!」
「なっ! 待って!」
更にキツく締まった膣に俺はすぐ二度目の射精を迎えた。歯止めが効かない絶頂にとち狂ったようにトリスビアスの中に精液を注ぎ続ける。
「まだまだ気持ち良くなって。私だけを見て♡」
射精直後の敏感な陰茎に耐えず刺激が与えられる。手を繋いだまま下も上も交わって、頭の中が気持ちいいで埋め尽くされる。
「待って、トリスビアス」
「ごめん、腰……止まらないの。あぁイクっ♡」
「ぐぁ、搾り取られる……」
トリスビアスがイケば俺もイッて、俺がイケばトリスビアスもイク。何度も、何度もトリスビアスに中出しをして、快楽に堕とされる。もう外に出そうだなんて考えられない。全部彼女の子宮に注ぎたい。彼女を孕ませたい。
「あん♡あっあっあっあっあっ……イク♡!」
「トリスビアス……出すよ!」
「うん、一緒にイッて♡」
抜かずに何度も中に出す度に、膣は精液と愛液で滑りが良くなって抽送が加速する。降りてきた子宮口が鈴口にキスして精子をねだってくる。
「メアレス、メアレス♡」
「トリスビアス、孕んでくれ!」
「孕む! メアレスの赤ちゃん孕むから……全部中に出して♡」
「あああああああああ!」
「イク、イクイクイクイクっ♡。あ、あぁぁぁぁ♡!」
ビュルルル、ビュグッ、音が鳴ってそうな程の力強い射精だった。子宮口が鈴口を飲み込んで、上った精子で妊娠しようと吸い上げてくる。貪欲に精子を浴びる子宮は長く大量の射精を得てもまだ足りないと言っているようだった。
「んぁあ♡ あっ……♡」
睾丸まで入りそうなくらい根本まで腰を打ち付けたトリスビアスの絶頂して膣は激しく痙攣させる。それでも、絡めた指はしっかりと握られていて、舌を絡めようと伸ばしてくる。その姿が何より愛らしかった。
「たくさん出したね……見て、お腹が膨らんでる。妊婦みたい」
最初から最後まで騎乗位で搾り取ったトリスビアスのお腹は確かに妊婦のように膨らんでいた。こんなに出せるのかと自分に驚くのと同時に、ヘルタやルアン・メェイのことを思い出して頭を抱えそうになる。
「これからどうすれば……」
「全部大丈夫よ。今度こそ……ね♡」
「その心は?」
「
俺の『愛』は、俺の想定していなかった形で実っていくのだった……。
「……なるほど、こういうことでしたか」
「あんまり真に受けちゃダメだよ。あれは
リアルタイムで彼の情報を映すモニターに2人の天才が視線を注ぐ。天才からすれば、映像がなくとも情報だけで彼が何をシているのか分かる。ルアン・メェイが恐れていた裏切り行為……それに繋がりうる出来事に彼女は動揺する。反面、ヘルタは落ち着いていた。
「オンパロスの彼の物語を聞けば、新生を果たした彼がこうなることは容易に想定できた。でも、彼を黄金裔から引き剥がすことはできない。だからこれは
「そう……ですよね。彼は私たちがいないと生命活動を維持できません。……ですが」
意味深に笑う2人の天才。彼女たちの眼には自分たちの下で喘ぐ未来の彼が見えていた。
「そうだね……。彼が私との約束を破ったことは事実だし。お仕置は必要かな」
「……ええ」
メアレスは確実に幸せ(?)への道を歩んでいくのだった。
次はケリュドラの予定でしたが、
20連で無凸無餅のアグライアが1凸有餅になって『愛』を感じたのでアグライアにします。