※この作品はR-18です。

仮面ライダーヴァーニィ・レイトショー   作:黒井福

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どうも、黒井です。

今回はリクエストよりハンドレッドシリーズの続きとして「敗北し囚われたジェーンが鞭打ちの拷問を受け焼き鏝で烙印を押された挙句男達に弄ばれる話」となります。

暴力的なシーンが多くなりますので、苦手な方はご注意ください。


魔女に刻まれる烙印*

 突如出現し暴力で人々を襲い、淫虐で女性を連れ去り凌辱の限りを尽くし始めたハンドレッド。

 

 その攻撃に対応したのはS.B.C.T.に修道騎士団、フリーの仮面ライダーである京也の様な者達だけではなかった。

 

「フッ!」

 

 京也とアルフの親代わりとして2人を養う謎の美女・ジェーンもまた、想像以上に被害が広がっている状況に座してみている事が出来なくなり、自身も戦うべくノーバディノスフェクトとなってカッシーンと戦っていた。1体1体がそれなりに強いカッシーン達であったが、上級ノスフェクトであるジェーンを前にしては有象無象程度の相手でしかない。血の様に赤い波動を操るジェーンを前に、次々と姿を現すカッシーン達は文字通り木端の様に蹴散らされていた。

 

「ハァァッ!」

 

 眼前に広がるカッシーンの群れに対し、全身に赤黒いエネルギーを纏った状態で突撃する。するとまるでボーリングのピンの様にカッシーンが吹き飛ばされ、上空に巻き上げられたカッシーンが落下すると次々と爆発し残骸の山を築いていった。

 

 あまりにも一方的、あまりにも優勢な状況であったが、戦っているジェーンの内心は穏やかとは言い難かった。

 

(アルフちゃん……!)

 

 先程、戦っている最中にジェーンは倒れた京也の姿を見つけた。何者かと戦った後なのか傷付いた姿で、意識を失っていた彼を助け起こすと僅かに意識を取り戻した彼は痛みで満足に動かない体を無理矢理動かし、震える唇で一言だけ告げると再び意識を手放してしまった。

 

 京也曰く、アルフが連れていかれた、と。

 

 事実、ジェーンは途中からアルフの気配を探る事が出来なくなっていた。突然存在が世界から消えた様に感じ取れなくなった事に、京也の言葉が事実でありしかも連れていかれた先がこことは別の世界である可能性に普段飄々として掴み処の無い彼女も焦りを感じていたのである。

 

 尤もノーバディノスフェクトとなったジェーンの顔はのっぺりとした仮面で覆われる為、見た目には彼女が焦っているようには見えなかった。

 

「ぜやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

 その様に内心の焦りを仮面で隠した状態で、ジェーンは正に一騎当千の活躍でカッシーン達を蹴散らしていた。一見すると考え無しに暴れまわっている様にも見えるが、彼女なりに考えがあっての行動である。

 これだけの戦力を有する組織、例え末端であっても状況はある程度把握している筈だ。それこそ何か異変があればそこに戦力を送るなど。生憎とカッシーンでは道案内をさせる事も出来ないが、幹部クラスなど知性のある相手が来てくれさえすれば…………

 

「ほほぉ? まだ活きのいい奴が残ってるじゃねえか?」

(来た……)

 

 案の定、ジェーンが求めていた相手が来てくれた。カッシーンの纏め役と思われる、まるで熊の様な毛深い巨漢である。

 ハンドレッドのメンバーである巨漢・グリは、ノスフェクト形態であっても隠し切れない魅力的なジェーンの姿をジロリと眺めまわして先程までの暴れっぷりから嗜虐心を刺激されたのか獰猛な笑みを浮かべた。

 

「くっくっくっ……! 良いなお前、なかなか良い。カナが捕まえてきた女たちも良かったが、お前もたっぷり愉しませてくれそうだぜ」

「あらあら~? あなた如きで私をどうにかできると思ってるのかしら~?」

 

 ジェーンは敢えてグリの事を挑発した。相手の冷静な判断力を奪い、油断を誘って殺さない程度に仕留める為だ。死なない程度に痛めつければ、催眠状態にして操り人形にするなりでアルフ達の事を助けに向かう事が出来る。

 

 しかしそれは捕らぬ狸の皮算用であった。ジェーンの挑発に対し、グリもまた挑発で返してきた。しかもそれは、決して誇張でも何でもなかったのである。

 

「大口叩いていられるのも今の内だ。変身ッ!」

「ガブリッ!」

 

 グリは何時の間にか手に持っていた赤黒い蝙蝠の様なものに自らの手を噛ませると、腰に出現したベルトにぶら下がる様に蝙蝠の様な存在『キバットバット2世』を装着すると、その姿をキバットバット2世と同じ赤黒い鎧に黒いマントを羽織った戦士『仮面ライダーダークキバ』に変身させた。

 

 変身すると同時に緑色の波動が周囲に広がり、波動と共に放たれた威圧感にジェーンは本能的に危機感を感じてグリに対する認識を改めた。コイツは生半可な相手ではない。

 

 しかし怯んでいる訳にはいかない。現状アルフ達を助け出す為の手掛かりは彼しかいないのだ。ならば、例え厳しい戦いになろうとも自分が勝利しなければ。

 

 だが結果から言えば彼女の敗北はほぼ確定であった。何故ならジェーンはダークキバの事を知らなさ過ぎた。如何に彼女が文字通り人間離れした強さを誇っていたとしても、初見の相手に対して完璧な対応をする事は難しい。そしてダークキバには、初見殺しと言っても過言ではない能力が存在していた。

 

「遅いぜッ!」

「あっ!?」

 

 ダークキバが手を翳すと、彼の足元に緑色のキバの紋章が浮かび上がり一瞬で滑る様にジェーンの背後に回り込んできた。ジェーンがマズいと思った次の瞬間、キバの紋章は彼女に背後から貼りつくと強烈な電撃で焼きながら拘束した。

 

「あああああああああああああああああっ!?!?」

 

 全身を隈なく電撃で焼かれ、脳天まで突き抜ける激痛に堪らず悲鳴を上げるジェーン。先程まで自分の事を侮り挑発していた強い女性が成す術無く悲鳴を上げる光景にグリは仮面の下で笑みを深めると、翳した手を自分の方に向け振り紋章に囚われているジェーンを引き寄せた。電撃に晒された時と同じく突如解放された事に安堵する間もなく、ジェーンの体はダークキバにより蹴り飛ばされ再び紋章に拘束され電撃に晒される。

 

「あっ!?」

「フッ!」

「ぐふっ!? う、あ、あああああああああああっ!?」

 

 先程までのジェーンの暴れっぷりから、ダークキバはジェーンを何だかんだで油断ならぬ相手と認識していた為、彼女が抵抗と反抗をしないようにと徹底的に痛めつける事にした。蹴り飛ばして紋章に押し付け拘束しながら電撃で焼いては引き寄せて、殴ったり蹴ったりして何度も紋章に叩き付け電撃をお見舞いする。何度も殴られ蹴られ、電撃で全身を焼かれたジェーンの体は全身がボロボロになり、仮面や鎧は砕け散り、ボディースーツもあちこちが破け股間や乳首など女性として大切な所が剥き出しの状態となってしまった。

 

 ここでダークキバは漸く紋章を消した。拘束されていたジェーンは漸く解放されたが、徹底的に痛めつけられた彼女は指一本動かす事も出来ず力無く地面に崩れ落ち息も絶え絶えと言った様子で意識だけを何とか保っている状態であった。

 

「はぁ……はぁ……はぁ……」

「くくくっ……」

「あ゛ぁ゛……!?」

 

 半裸となり自分の体で巨乳が押し潰されるという扇情的な姿を晒すジェーンの桃色の髪をダークキバが掴んで持ち上げる。髪に体重が掛かり引き抜かれそうになる痛みに悲鳴を上げるジェーンだったが、眼前に近付いたダークキバの顔を咄嗟に鋭い視線で睨みつけるとせめてもの抵抗に唾を吐きかけた。

 

「う、ぐ……プッ!」

 

 血が混じった唾がダークキバの仮面に貼りつき重力に引かれて流れ落ちる。この期に及んでも尚反抗的な態度を崩さないジェーンに、ダークキバは肩を揺らして笑うと絞殺さない程度に首を掴んで持ち上げると直接エネルギーを流し込んで残された意識を一気に刈り取った。

 

「あぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?」

 

 普段の彼女からは想像もできない悲鳴が周囲に響き渡る。悲鳴は数分間続き、その後唐突に止まった。ダークキバは彼女の口から悲鳴が上がらなくなるとエネルギーを流し込むのを止めると、彼女は完全に意識を失っており体中火傷や傷だらけになりながら白目をむき半開きにした口から舌と唾液を零して時折思い出したように痙攣しながら静かになった。

 

「ぁ゛……ぁ゛、ぁ゛…………ぅ゛、ぁ゛」

 

 常人であれば死んでいてもおかしくない程の目に遭わされた筈だったが、辛うじて息はある事にダークキバは満足そうに笑った。

 

「くっはっはっ……! 手古摺らせてくれたな。その分お前でたっぷり愉しませてもらうから、精々覚悟しとけよ?」

 

 ダークキバはそう告げるが、当然今の彼女に反応する事など出来るわけがない。何の反応も返って来ない事にダークキバが剥き出しになった彼女の乳房を揉み乳首を引っ張るが、一瞬腰がビクンと震えるがそれ以上の反応は見られず小さく呻き声を上げるだけであった。

 

「ぅ゛、あ……」

「チッ、流石に少しやり過ぎちまったか。だがこいつはこれくらいしないと大人しくならなさそうだったからな。まぁいい、愉しむのはまた後でだ」

 

 ダークキバはそう言ってジェーンを担いで踵を返すと、彼の前に灰色のオーロラが出現した。妖しく揺れ動く灰色のオーロラの中にダークキバがジェーンを担いで入って行くと、出てきた時と同じくオーロラは唐突に掻き消え、後に残されたのは激しい戦いの名残の様に残されたカッシーンの残骸だけが残されていたのであった。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

「う、ん……」

 

 ダークキバに変身したグリにより連れ去られたジェーンはある程度体力が回復すると不意に目を覚ました。意識を取り戻すと思い出したように全身が痛みを訴え、起き上がろうとすると次の瞬間全身に激しい痛みが走りそのまま再び崩れ落ちた。

 

「うぐぅっ!? ぐ、くぅ……ここは……?」

 

 満足に身動きが取れないので、せめて今の状況を理解しようと首だけを動かして自分が囚われている部屋の状況を確認した。

 

 ジェーンが囚われているのは薄汚れた独房の様な部屋であった。石造りの壁や床、天井には罅割れや水漏れが起こっており何とも言えない黴臭さが室内を満たしている。一面は鉄格子になっており向こう側が見えるが、そこには誰かが居る気配が感じられない。

 

(とりあえず捕まった事は確かだけど……これはある意味でチャンスかしら?)

 

 どんな形であれ、取り合えずアルフが囚われていると思しき組織の内部に潜り込む事は出来た。捕虜と言う形ではあるが、何の進展もないよりはマシだ……と、ジェーンは自分に言い聞かせた。そうでもしないとやってられない。

 

 一先ずこの居心地の悪い部屋から何とか出られないかと、能力の一つである液状化を用いて脱出を図ろうとした。

 

 ところがここで思わぬ事態になった。液状化する事が出来ないのだ。それどころかこれまでの彼女の人生において、評価試験の名目で施された結果得た異形としての能力が全く使えない。ノスフェクト態にすらなる事が出来ないのだ。この事態に流石のジェーンも焦りを感じていると、出し抜けに天井の隅にあるスピーカーから聞き覚えの無い女性の声が響いて来た。

 

『残念だけれど、あなたの能力は全て封じさせてもらったわ。その首に巻いてる奴でね』

 

 聞こえてきた声に対し何者か、等と訊ねるほど彼女は愚かではない。先程自分を散々に痛めつけた挙句此処へと連れてきた熊の様な男の仲間以外に考えられない。それよりも聞き捨てならないのは能力を封じる首輪を嵌められたという点だ。試しに自分の首に手を触れると、所々に金属を感じる皮ベルトの様な物が巻かれているのに気付く。これがスピーカーから聞こえる声の主――カナ――の言う能力を封じる首輪と言う奴なのだろう。これでは流石のジェーンも何も出来ない。

 

 滅多に他人に見せることの無い苦虫を噛み潰したような顔をするジェーン。そんな彼女に対し、スピーカーからはカナによる命令が響いた。

 

『状況を理解してもらえたのなら、さっさとその部屋から出なさい。鍵は今開けてあげるから』

 

 言うが早いか、扉からガチャリと音が響きロックが解除される。正直今は先程のダメージが残っている為動く事は億劫なのだが、逆らえば自分はともかく囚われているアルフ達がどうなるか分からない。仕方なく痛む体を引き摺る様にして扉を開けて牢屋の外に出ると、そのまま次々と向かうべき場所の指示を受ける。ジェーンは壁に体重を預け、片足を引き摺りながら何とか指定された部屋に辿り着いた。

 

 そこには先程ジェーンを痛めつけてくれたグリに加えて、ジェーンは初めて見るカナ、そしてそれ以外に何人もの男達の姿があった。グリとカナ以外全員同じ服装をしているので、大方他の男達はあの2人の部下と言ったところだろう。

 

「随分な歓迎ね~? でもどうせならエスコートしてくれても良かったんじゃないかしら~?」

「この期に及んでまだそんな態度を取れるのか。まぁいい、その方が楽しめるってもんだ」

 

 危機的状況であるにも拘らず、尚も自身のペースを崩さないジェーン。グリはそんな彼女の態度を鼻で笑うと、無言で指を動かしジェーンに自分の前まで来るよう命令する。今はまだ逆らうべき段階ではないと考えたジェーンは大人しく指示に従い部屋の中央まで歩いていくと、カナが手元のリモコンを操作して空中にある映像を見せた。

 

 それはジェーンよりも前に囚われたアルフとカタリナが男達に凌辱される光景と、今現在の囚われて独房に放り込まれている彼女達の光景であった。

 

『あぐっ!? あ゛あ゛っ!? いや、いやぁぁぁぁぁぁっ!? やめ、てぇっ!? うぐっ!? あああっ!? 京也ッ!? 助けて京也ぁっ!?』

 

『ぐぅぅぅっ!? あ゛あ゛、あ゛あ゛あ゛あ゛っ!? ぐぁ、いぎぃっ!? く、あ……!? 主、主よ……!? どうか、私に、力を…………ひぐぅぅぅぅっ!?』

 

「なっ!?」

 

 アルフとカタリナが犯され囚われている光景に思わず余裕を崩し絶句するジェーン。瞬間的にグリとカナに飛び掛かって八つ裂きにしてやりたかったが、能力を封じられている今そんな事をしても意味がないと自分を律して弱々しい力で拳を握り締めるだけに留める。

 

「見て分かる通り、お前の仲間は今俺達の手の中にある。もしお前が反抗的な態度を取るのなら、あの女共を壊れる位滅茶苦茶に犯してやってもいい」

「……どうすればいいの?」

 

 激情を堪えてジェーンが絞り出すように問い掛ければ、カナがある選択を彼女に迫った。

 

「選ばせてあげるわ。1つは部下達の性奴隷となる道。もう一つは、実験体として好き放題体を弄られる道」

「どっちも嫌だってんなら、あの女共が壊れる位犯されるのを特等席で見せ付けた挙句に強制的に性奴隷行きだ。どうする?」

「くっ……」

 

 迫られた選択肢を前に、ジェーンはもう一度囚われ身を寄せ合っているアルフとカタリナの姿を目に入れた。見ず知らずの男達に穢され、心に傷を負い身を寄せ合う2人。ここでジェーンが性奴隷となる道を選べば、あの2人にかかる負担は幾分か軽くなるだろう。

 だが…………

 

「その二択なら~、私は実験体に志願しようかしら~」

 

 ここで迂闊に性奴隷になってしまえば、それこそあの2人を助けるチャンスは無くなる。性奴隷とする為ならばジェーンの首輪は絶対に外される事はない。この状況下で、人間レベルの身体能力では脱出の可能性は極めて低い。ならばここは多少薄情に思えたとしても、実験体となってチャンスを伺う方が得策と考えた。

 

 ジェーンの答えに対し、グリは再び鼻を鳴らすと実験体としての最初の行動を命じた。

 

「よし、じゃあまずは服を脱いでもらおうか。今、ここでだ」

「…………ふん」

 

 グリからの命令に、ジェーンは小さく鼻を鳴らして答えると言われた通りに衣服を脱ぎ始めた。別段、羞恥心の類は無い。会社崩壊後は、自身の美貌を利用する為に娼婦の真似事だってやった。ノスフェクトとしての欲求を満たす為に男を誘った事も一度や二度ではない。そんな彼女にとって、今更この程度の事心を乱す程の事も無かった。

 淡々と服を脱ぎ、黒の花柄の下着姿となったジェーン。巨乳に合わせたサイズのブラジャーを以てしても、尚収まりきらない巨乳が男達の視線を釘付けにする。ジェーンは向けられる視線を気にしていないかのように、脱いだ衣服を畳んで床に置くと、その際に強調されるショーツに浮かび上がった恥丘と尻の形が更に男達の劣情を誘った。元より彼女はノスフェクトであり、問答無用で男女問わず惹き付ける体質をしている。この男達の反応も無理からぬことであった。

 

 だがグリは彼女の魅了に掛かる事は無く、部下に指示を出して天井から伸びた鎖で彼女の両手を頭上で一纏めにして吊るし上げた。爪先が僅かに床に触れるかどうかと言う所まで吊り上げられ、手首に体重が掛かり痛みに思わず身を捩る。

 

「う、くぅ……」

「さて、これでお前は俺達の実験体となった訳だが……実験体には実験体らしい目印が必要だよな?」

「目印?」

 

 何やら含みを感じさせるグリの言葉に、ジェーンは盛大に嫌な予感がした。その予感が正しい事を証明する様に、カナは部下に銀で出来た焼き鏝を手に取った。既に熱せられているのか焼き鏝は煙を上げて赤熱しており、近付いただけで熱を感じるほどであった。

 それを見てジェーンは思わず息を飲み顔を青褪めさせる。

 

「や、やぁっ!? いや、止めっ! くぅぅっ!」

 

 流石に焼き鏝で烙印を押されるのは御免だった。しかも銀で出来た焼き鏝である。ノスフェクトにとって銀は毒物以外の何物でもない。あれで焼き印を押される事になれば、その苦痛は彼女であっても正気を保てるか分からない。

 何とかそれだけは阻止しなければとジェーンはブラジャーに包まれただけの巨乳が大きく揺れるのも構わず身を捩り、鎖をガチャガチャと鳴らしながら拘束から抜け出そうとした。それでも抜け出す事は出来ないとなると、せめてもの抵抗として自由に動かせる足を使って蹴りで対抗しようとした。

 

「このっ!」

 

 吊るされている為踏ん張りが利かないが、それでも何とか抵抗しようとジェーンが蹴りを放とうとした。

 

 その瞬間、風を切る音がしたかと思うと何かが強かにジェーンの背中を打った。まるで切り裂かれたかのような衝撃に目を見開き、続き襲ってきた激痛に思わず悲鳴を上げる。

 

「ああああぁぁっ!?」

 

 衝撃の正体はグリが持っている鞭であった。鞭は鋭くジェーンの白い背中を打ち、一撃で肌を裂き血を流させる。あまりの痛みに一瞬呼吸を忘れてしまうジェーンであったが、抵抗の意思を見せた彼女にグリは容赦なく何度も鞭を叩き付けた。

 

「はっ、はっ……!? あ、か、ぁぁ……」

「フンッ!」

「あぐっ!? うあ、あ、あぁぁっ!? うあぁっ!? ひぐっ!? いぎぁぁぁぁっ!? や、め、あぎゃぁぁっ!?」

 

 鞭は背中だけでなく、太腿や腕、果ては腹や胸にまで叩き付けられた。全身を隈なく鞭で徹底的に叩かれ、ジェーンはその痛みに声が枯れるほど悲鳴を上げさせられてしまった。

 

「あぁぁぁっ!? あぁっ!? うあぁぁぁぁっ!?」

 

「ひぎぃっ!? や、待、待って、ぎゃぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

「あががっ!? ぐぅっ!? か、は……!? はぁ、はぁ……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!?」

 

 鞭が振るわれる度にジェーンの悲鳴が上がり、同時に血が飛び散り周囲の床に赤い斑点を作っていく。

 

 数分に渡り全身に痣と傷を刻まれ、悲鳴を上げさせられ続けて元々消耗していた体力を更に消耗させられたジェーンは最早抵抗する気力も失い、重力に身を委ねて吊るされるだけになってしまっていた。

 

「はぁ……はぁ……は、ぁ……ぅぅ、ぁ……」

 

 意識が朦朧とし、虚ろな表情で虚空を見つめるジェーン。その彼女に追い打ちをかける様に熱せられた焼き鏝がカナの手によりその豊満な乳房に押し付けられた。焼き印を刻まれる肉が焼ける音と臭い、そして胸と言う敏感な部分に押し付けられた暴力的な熱による痛みに、朦朧としていた意識が強制的に引き戻されすっかり枯れ果てた筈の喉から殊更に甲高い悲鳴が上がった。

 

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?」

 

 喉が裂けて血を吐き出すほどの悲鳴を上げるジェーンに、カナは構わず焼き鏝を押し付け、しっかりと焼き印を刻み付けた。カナが焼き鏝を乳房から離して烙印が刻まれたのを確認している間、ジェーンは口の端から泡を吹いて白目をむいていた。

 

「あ……!? あ、ぁ……かはっ……は、ぅ……ぁ……」

「終わりました」

「良し。それじゃあお前ら、コイツを徹底的に汚して見の程を分からせてやれ。ただし犯すのは無しだ。そう言う約束だからな。犯さなければ何をしたって構わねえ」

 

 グリがそう指示を出すと、部下達は待ってましたと言わんばかりにジェーンに殺到した。

 

「うっひょうっ! 犯せないとは言えこいつを隙に出来るとはなッ!」

「うへへ……さっきこいつが来てた服、良い臭いだぜ!」

「レロレロッ! はぁ、はぁ……コイツの腋最高だぜ!」

「足もスベスベじゃねえかよ。何だコイツの体、犯される為にあるのか?」

 

 男達は思い思いの方法でジェーンの事を徹底的に汚していった。吊るしていた状態から降ろされたジェーンは、膣に挿入こそされはしなかったがそれ以外なら何でもしていいと、腋や首筋、顔は勿論足裏なども舐め回され、乳房は四方八方から伸びる手により奪い合う様に揉みしだかれた。能力を封じられている為傷の治りが遅いので、当然先程鞭で打たれた傷は残っているが男達は構わず彼女の体を弄んだ。結果、傷口を抉られその激痛にジェーンは苦しめられる事となる。

 

「い、ぎっ!? あぁっ!? や、止めっ!? 痛い、痛いってば、あぁぁっ!?」

 

 ジェーンの必死の抗議など知った事かと男達は彼女の体を弄ぶ。腋や膝、足裏を舐め回したかと思えば、そこに肉棒を擦り付け射精し汚していく。胸を使って扱かされるのは勿論の事、桃色の髪や何時の間にか剥ぎ取られた下着、先程来ていた服まで浸かって肉棒を扱かれ射精されていく。放たれた精液が次々とジェーンの体に掛かっていき、先程の傷口にも容赦なく掛かりジェーンはまるで傷だらけで熱湯の中に放り込まれたような感覚に陥った。

 

「あぁ、あぁぁぁぁっ!? いや、止めっ!? し、沁みるッ!? い、いやぁぁっ!?」

 

 あっという間にジェーンは体中の至る所を精液塗れにさせられた。彼女の体に掛かった精液は、彼女の体に刻まれた鞭打ちの傷口から流れ出た血と混ざりあって斑な紅白模様を描いていく。その精液に塗れた体を、心身共に消耗しきったジェーンは力無く床の上に横たえた。

 

「はぁ……はぁ……も、やめ……もう、やめ、て……うぅ……」

 

 力を奪われ、徹底的に弄ばれ汚されまくるジェーン。それはこれまでの彼女の人生でも初めての事であり、流石の彼女も思わず弱気になってしまっていた。

 

 男達はそんな彼女に追い打ちをかけるかのように汚れた肉棒を彼女に突き付け奉仕させた。

 

「ならコイツを綺麗にしろ。全員分だ」

「は、はい……んむ、レロ、ぴちゃ……じゅぽじゅぽ……じゅるる……むぐ、ん、ん、ん……」

 

 ここで逆らえば今よりもっと酷い目に遭う。そうなれば脱出や救出も叶わない。ジェーンは自分にそう言い聞かせ、決して屈したのではないと思う様にして男達の肉棒に次々と奉仕し口の中に射精された精液を飲み込んでいった。

 

「う、おぉ……上手いじゃないか。で、出るッ!」

「ん、んんんっ! ん、ん……んく、んく、んく……んぐ、かはっ!? はぁ、はぁ……」

「ボーっとしてんな、次だ」

「ぅ、ぁ……あむ……レロレロ……もご、むぐ、ん、ふぅ……ん、ん……」

 

 言われるがままに何人もの男達の肉棒を加えてはしゃぶり、射精された精液を飲み込んでいく。とは言えこの人数を全て飲みきるのは難しく、途中からは口の端から零したり吐き戻してしまったりするのが当たり前となってしまっていた。

 

「んぶ、んんんんっ!? ん、ん……んぶぇっ!? げほげほっ、おぇ……」

「チッ、何吐いてんだよ、このアマッ!」

「あぅっ!?」

 

 吐いてしまった場合は容赦なく暴力が襲い掛かる。そして吐き出した分、床に零れた精液を無理矢理舐め取らされる。

 

 そうして全員分のフェラチオが終わり、漸く一息つけるかとジェーンが安堵すると次の瞬間何時の間に用意されていたのか男達は冷たい塩水が入ったバケツの中身を次々と叩き付ける様に浴びせていった。当然塩水は傷口に酷く沁みるので、ジェーンは再び襲い掛かってきた激痛に悶え苦しんだ。

 

「いぎゃぁぁっ!? いうあ、やめっ、ひぎぃぃぃっ!? あぐ、うあ、あぁぁぁぁぁっ!?」

 

 悲鳴を上げるジェーンなどお構いなしに、塩水は彼女の体にこびりついた精液を洗い流していく。元通りとまでは行かないまでも、彼女の体を汚していた精液がある程度流れ落ちる頃には、ジェーンはすっかり弱り切っており何をされても小さく反応を返す程度に留まっていた。

 

「ぁ……ぁ……ぅぅ、ぅ……」

「フン、まぁ今日はこのくらいで勘弁しといてやるか。お前ら、コイツを牢屋まで連れて行っておけ」

「「ハッ!」」

 

 反応の鈍くなったジェーンに興味を失ったかのようにグリは部下達に指示を出した。部下はジェーンの両腕をそれぞれ一人ずつ掴んで持ち上げると、彼女の足を引き摺りながら牢屋へと連れて行く。

 

 力無く引き摺られていくジェーンは、男達の手により乱暴に牢屋の中に放り込まれた。傷だらけの体を力無く横たえた彼女は、ようやく訪れた一時の安寧に意識を手放すのであった。




ここまで読んでいただきありがとうございました!

執筆の糧となりますので、感想評価その他よろしくお願いします!

次回の更新もお楽しみに!それでは。
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