※この作品はR-18です。

仮面ライダーヴァーニィ・レイトショー   作:黒井福

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どうも、黒井です。

今回は本編後の話として、人間社会から距離を取った京也がアルフだけでなく実里とも関係を持つようになる話となります。


爛れた花園

 季桔市での戦いを終え、京也は人間社会から距離を取っていた。その理由は至極単純なもので、彼自身がノスフェクトとなってしまったからだった。そもそも彼は元々ペスター博士により最高のノスフェクトとなるべく手を加えられた実験体の様な物だった。そんな彼は戦いを繰り返すうちに肉体が変異していき、遂にノスフェクト、それも最強クラスのノスフェクトとして覚醒してしまった。

 

 所謂上級ノスフェクトは人間としての容姿が老いる事は無い。それは餌となる人間を誘き寄せる為、他者を最も魅了できる若く美しい状態を保てるようにする為だ。ノスフェクトとなってしまった京也もその例に漏れず、今後生きている限り肉体が老いる事は無い。

 そんな彼が人間社会の中に混ざれば、何年経っても容姿が変化しない異質な存在として悪い噂が立ち、最悪怪物として排斥されてしまう。彼自身は人間を見下すつもりも餌にするつもりも無かったが、他の人間の方がどう捉えるかは別問題。不要な軋轢を生むくらいならば、最初から人間社会から距離を離しておいた方が傷も少なくて済む。

 

 最初こそ寂しさを感じずにはいられなかった。元々両親が居なかった事もあり帰る場所はジェーンの屋敷だけだったが、それでも学校にはそれなりに知り合いもいた。そんな彼らと離れなければならないと言うのは、最初こそそれなりに辛いものがあった。

 

 その辛さと寂しさを、彼はある事で発散していた。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

《んんぅっ♡ あっ、あっ♡ あふ、う、あぁぁぁっ♡》

 

 人里離れた山奥にひっそりと打ち捨てられた廃村。過疎か、それとも疫病などのトラブルが原因かは分からないが、兎に角京也達が辿り着いた時この村には人が1人も残っていなかった。あるのは徐々に風化しつつある荒れた家屋のみ。ここまで辿り着く道も荒れ果てており、滅多な事でここに辿り着く者は居ないと思われる。

 

 これ幸いと京也は暫くここに滞在する事を決めると、それ以降寂れた村の中に昼夜問わず少女の艶やかな嬌声が響き渡った。

 

《あぁぁぁっ♡ あんっ、あんっ♡ あふ、うぁぁっ♡ んぅぅっ、うぁ、あぁぁんっ♡》

 

 季桔市での戦いの中で、京也がノスフェクトとして覚醒する過程で彼はアルフの血を飲んだ。それは彼が最強のノスフェクトとして覚醒する為の儀式の様な物。彼はアルフと言う上級ノスフェクトをそのまま自分に取り込む事で自身もノスフェクトとして覚醒したのである。

 本来であればアルフはそのまま彼の一部として取り込まれる筈であった。だが彼はアルフと”もう1人”に関しては自身の中に溶け込ませる事を認めず、彼の中で彼の一部として意思を持ち生き続ける事が出来る様にした。その結果アルフと”もう1人”は必要とあれば自由に表に出て、活動に制限を課せられながらもある程度は自由に行動できるようになっていた。

 

 自由に動けると言う事は、好きな時に好きな様に触れ合う事が出来ると言う事、京也は人間社会から離れた寂しさを、アルフとの淫らな情事による快楽で紛らわせていた。一方のアルフもまた、愛する京也と思う存分愛し合えると言う事で彼に求められるまま、彼を自身でも求めた。

 

《あぅ、うぁぁ、んぁぁぁぁっ♡ 京谷ッ♡ あんっ、京也ぁっ♡ あふ、あうっ♡ そこ、気持ちイイッ♡ あっ、あっ、んぁぁぁっ♡ イ、イクッ♡ イクッ、イクッ♡ イクゥゥゥゥゥッ♡♡》

 

 荒れた廃村の家屋の中で比較的荒れ方が少ない物を見つけると、京也はそこを最低限過ごすのに不自由しない程度に片付けるとそこを当分の拠点とし、山奥の廃村故誰も来ないのをいいことに昼夜を問わずアルフの魅力的な肢体を求め続けていた。ノスフェクトであるが故体力は無尽蔵に近く、日によっては朝から晩まで廃村の中にアルフの嬌声が響き渡り続ける事もあった。

 

《はぁっ♡ はぁっ♡ ん、あ……♡》

「アルフ……」

《京也♡ ん、チュッ♡ チュッ、チュッ♡ チュパ、レロ♡》

 

 この日も京也とアルフは飽きもせず互いに愛し合い、廃村の中に彼女の嬌声が響いていた。そんな彼女の艶やかな声と、淫らな踊りを見ていたのは京也1人だけではなかった。

 

《(も~~、この2人ったら……!)》

 

 京谷とアルフが激しく愛し合う様子をある意味で俯瞰的、ある意味で主観的に見ていたのは京也の中で自由を許されたもう1人の存在である須藤 実里であった。彼女は季桔市でのヴァーニィとノスフェクトを巡る戦いの最中、稀血の持ち主であると言う事もあってノスフェクトの首魁であるヴラドに吸血され、その後カミラによりノスフェクトにされて殺された。結果彼女が変異したノスフェクトは京也により倒され、彼はノスフェクトとなった彼女の血を飲んだ。その際に彼の中に入った実里の血は彼の中で生き続け、ノスフェクトとして覚醒した際に自身の中に実里が存在する事に気付いた京也は彼女をアルフと同じように自由に動けるようにした。

 

 以降は実里もアルフと共に京也の一部として生きる事となり、人間社会を離れた彼に引っ張られる形でついて行き共に過ごしていた。

 

 それ自体は、実里も特にそこまで気にしてはいなかった。親友の揚羽と会えなくなるのは彼女も寂しかったが、同じ時間の中を共に歩んで行ける京也にアルフと言う存在が慰めとなってくれる。この2人と一緒に居られるのであれば、言う程不満を感じる事も無い。何を隠そう自分は一度死んだ筈の存在なのだから、これで文句を言ったら罰が当たる。

 

 だがこれに関しては話が別だった。人間社会からの離脱と言う、ある意味で解放された状況がそうさせるのか。京也とアルフは性に関して割と奔放になり人目を凌げる場所に来ればすぐに盛ってああして混じり合う事が多かった。そして、京也と一蓮托生な実里には、それから距離を取る事が出来ない。物理的には見えず聞こえない距離にまで離れる事は可能だったが、魂のレベルで京也とはリンクしている為どれだけ離れても2人が何をしているかは彼女にも伝わってしまうのである。幸いな事に感覚までは共有されないが、何をしているかが分かってしまうだけでもある意味で毒に近かった。

 

 距離を取っても無駄だと分かってからは、実里は仕方なく京也の外に出て少し離れた所で行為が終わるのを待つのが当たり前となっていた。が、彼女だって生前は多感な年頃の女の子。性行為に対しての興味も人並みに持っていたし、何なら友達とふざけてそう言う話題を口にする事もある。そんな未経験で且つ興味を持つ少女が、大人顔負けの激しい情事をすぐ間近で見せ付けられて何も感じずにいられるかと言えば、それは幾らなんでも無理があった。

 

《はぁ、あはっ♡ 京也……んっ♡ レロ、チュパッ♡ チュッ、チュッ♡ ん、んぁぁ♡ ねぇ、京也♡ もっと……♡》

 

 今し方絶頂したばかりだと言うのに、またもアルフは京也の事を求める。彼もそれに応えて、再び彼女を今度は互いに抱き合うような形で腰掛け、対面座位の体位となって下から激しく突き上げ始めた。

 

《あぁぁっ♡ あっ、あっ♡ スゴイ、スゴイのぉッ♡ んんっ♡ あっ♡ 奥、届くぅッ♡ ひぁ、あぁぁっ♡ また、またイクッ♡ イッちゃうッ♡ あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁんっ♡♡》

 

《う、うわぁ……》

 

 あっという間に絶頂し、京也の頭を胸で包む様に抱きしめながら背筋を仰け反らせて絶頂するアルフ。もう何度も目にした光景ではあるが、彼女の絶頂する姿は同じ女であっても思わず見惚れてしまう淫靡さがあった。当然処女でありオナニー程度しかしたことの無い実里にとって、淫らなアルフの絶頂姿は刺激が強すぎた。

 

 実里が食い入る様に見つめる中、今度は四つん這いになったアルフの片手を後ろに引っ張りながら京也が何度も腰を打ち付ける。彼が腰を打ち付ける度にアルフの尻が波打ち、ぶら下がった巨乳が前後に激しく揺れ動く。

 

《あぁ゛っ♡ あ゛っ、あ゛っ、あ゛ぁ゛っ♡ ひぐっ、ひぐぅぅっ♡ お゛っ、お゛っ、お゛っ、お゛ほぉぉぉぉぉぉっ♡》

 

 普段の物静かな様子の彼女からは想像もできないような、獣の様な喘ぎ声が実里の鼓膜を打つ。その嬌声が徐々に彼女の下腹部の奥にまで沁み込むように響いていき、段々と切なさが彼女の胸に広がっていく。

 

《ん……! ん、ふ……んん……ッ、はぁ、はぁ…………ふぅっ! くっ……》

 

 気付けば実里は、アルフが京也に愛されて乱れる姿を見ながら、自身の慎ましい胸元と股間に手を持っていき弄っていた。ハッと気づいた時には実里の左右の手はそれぞれ下着に包まれた乳首と秘裂を弄び、硬くなった乳首を指で転がしながら湿ってきた割れ目を指先で開き中を穿り始める。

 

《ん、んん……! や……だ、め……こんな、こと…………!》

 

 友達の愛し合う姿を見て自分を慰めるなど最低な事だと自身に言い聞かせる実里であったが、自制しようとする頭とは裏腹に指先は尚も快楽を求めて自身の敏感な所を刺激し続けた。

 

《やぁ……! 駄目……指、止まって……ンンッ!》

 

《あぃ、うぁぁっ♡ ひぁぁっ♡ あっ、あっ、あぁぁぁっ♡》

 

 葛藤と戦う実里に全く気付く様子もなく、京也はアルフの膣内を肉棒で掻き回し、魅了する様に揺れ動く乳房を木の実をむしり取る様に揉みしだき弄んだ。頑丈なアルフは京也に多少乱暴な事をされても深いどころか更に悦びを感じ、思考が半ば飛んだ状態で口から舌を零し涎を垂らしながら喘ぎ続けていた。

 

《んぁぁっ♡ ふぁぁぁぁっ♡ あッ♡ あッ♡ はぅぅぅぅっ♡ あっあっあっあっあっあっ♡ イクイクッ♡ イクイクイクイクッ♡ イックゥゥゥゥゥゥゥッ♡》

 

《んくっ! ん、んんぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡》

 

 そしてアルフが激しく絶頂し結合部から盛大に潮を噴くのとほぼ同時に、実里もまた自慰だけで絶頂し下着に包まれたままの男を知らない秘裂から愛液を噴き出した。あっという間に下着は彼女自身の愛液でぐっしょりと濡れぼそり、絶頂後の浮遊感を感じながら下着から手を引き抜けば彼女自身の手も愛液に塗れていた。生前のオナニーをした時にもこんなに濡れはしなかった自身の手の様子に、実里は恥ずかしさと後悔に頬を赤く染めながら呆けてしまっていた。

 

《ふぅ、ふぅ、ふぅ……♡》

《実里……》

《!?!?》

 

 暫く絶頂の余韻に心此処に非ずと言った様子で壁に寄りかかって座り込んでいた実里だったが、一体何時そこに居たのか実里の眼前に股間から京也に射精された精液を垂らすアルフが佇んでいた。彼女の姿に実里は心臓が口から飛び出るのではと言う程跳ね、全身から血の気が引いたように体感温度が冷えた。いけない事と理解しつつも、2人の情事を見て自分を慰めてしまったのだ。これで2人が互いに夢中になっているならば問題無かったのだが、何時の間にかアルフも京也も落ち着いてしまい実里が何をしていたのかを目撃していた。2人にこんな事をしていた事を知られて、どんな目で見られるかを想像して呼吸も忘れるほど同様してしまう。

 

《あ、や、違……!? こ、これは、その……》

 

 必死になんとか言い訳を考えようとするが、混乱した頭では満足な言い訳も考え付かない。狼狽える実里の姿に、アルフは無言で近付き座り込んだ彼女に視線を合わせるように腰を下ろすと…………

 

《ゴメンね、実里》

《え……?》

 

 徐に実里の事を慈しむ様にアルフが彼女の事を抱きしめる。胸元にアルフの豊満な乳房が押し付けられ、京也との情交でしっとり汗ばんだ頬が実里の頬に貼りつく様に触れる。突然の謝罪と抱擁に困惑する実里に対し、アルフは幼い子供をあやす様に背中を優しく撫でた。

 

《実里の事、ほったらかしにしちゃった。実里だって、本当は寂しい筈なのに……》

《いや、ウチは……》

《でも大丈夫。実里の事、私も京也も忘れてない。実里の事、1人に、しないよ》

 

 そう言うとアルフは実里の手を引いて京也の元へと連れて行こうとする。それが何を意味しようとしているか、分からない程彼女も鈍くは無かった。

 

《えっ? えっ!? ちょちょ、ちょっと待ってッ!》

 

 このままだとアルフに誘われて京也と一線を越える事になる。別に京也の事が嫌いと言う訳では無いし、好きか嫌いかで言えば好きな方かもしれないが、だからと言って彼とそう言う関係になりたいと思う程ではなかった。それに何より、京也にはアルフが居るではないか。にも拘らず自分が彼と致すなど、倫理的に問題があるのではないかと不安を抱かずにはいられなかった。

 

《い、いいよッ!? ウチは紅月君とそんな……》

《私は……実里が一緒でも、良い。実里は、私や京也と一緒は、嫌?》

《いや、嫌とかそう言う次元じゃ……》

 

 尚も渋る実里だったが、ある意味で無垢で無邪気なアルフは彼女が既に発情し男を求めている事をストレートに刺激し先程絶頂し潮を噴いたばかりの濡れた下着に包まれた膣口を指先で撫で上げた。自分以外に触れさせたことの無い所を焦らす様に撫で上げられ、実里の全身に今まで感じたことの無い電流の様な快楽が迸る。

 

《んぃうッ!》

《でも、実里のここ……嫌って言ってない。実里も京也の事、欲しいって思ってる》

《うぁ、ぅぅ……》

 

 改めて言葉にされると本当に恥ずかしくて言葉が上手く紡げない。実際、自分で自分を慰めている間、実里はアルフを自分と入れ替え自分が彼に抱かれる妄想をしていた位だ。

 

 図星を突かれて挙動不審になる実里に、アルフはニコリと笑みを浮かべながら彼の前へと連れて行く。一方の京也もまた、アルフ以外の女性を抱くと言う事に対し躊躇を感じずにはいられないのか気まずそうに視線を泳がせていた。

 

《ほら、実里》

《いや、あの……き、京也君……!》

 

 助けを求める様に京也を見上げる実里。縋る様な視線を向けられ、流石にこれはマズいのではないかと最初は彼もアルフを窘めようとした。

 

「アルフ? その、須藤さんを無理矢理そんな……」

 

 アルフを宥めようとする京也に対し、彼女はキョトンと小首を傾げると背後から実里を抱きしめる様に彼女の足を開かせ、すっかり濡れて何処か物欲しそうに小さくヒクヒクと開閉している膣口を見せつけるように下着をズラし秘裂を割り開いた。

 

《でも実里のここ、京也の事欲しがってる。京也も気付いてるんでしょ?》

「それは……」

 

 実里が京也の状況を離れていても理解できるように、京也も彼女の内心を理解する事が出来た。寧ろ、支配権を持つ分彼の方が実里の事をよく理解できた。口では何と言おうと、彼もまた寂しさを快楽で塗り潰したくて堪らないのだ。京也とアルフが激しく愛し合う姿に、そして人間社会から離れていると言う事実に彼女も常識と理性の箍が緩んだのか性交に対する好奇心が生前の比ではなかった。

 

 アルフが認め、実里も心の奥底では欲している。その事実に京也は先に覚悟を決めると、アルフと挟む様に実里の事を優しく抱きしめた。

 

《えぁっ! あ、の……》

「その……須藤さんが求めてる事も、何となくだけど分るんだ。それで……須藤さんが本当に嫌だって言うなら、僕としては無理強いしないしこれ以上は何もしないつもりだけど……」

 

 さあどうすると京也に優しく問い掛けられると、実里の心が大きく揺れ動いた。何を隠そう、実里だって京也に対しては生前からそう言う感情を抱かなかった訳ではないのだから。人知れず自分達を守る為に命を懸けて戦っていた、彼のそんな姿を間近で見て胸にときめきを覚えた事は何度かある。ただ、揚羽が彼に対して恋心を抱いていたのも知っていたので、そんな親友の気持ちを踏み躙るような事にならないようにと自身の抱いた想いにそっと蓋をしてきた。

 

 だが今なら……色々なしがらみから結果的に解放された、今の状態であればいいのではないか? 揚羽に対する罪悪感と背徳感を感じつつ、今が千載一遇のチャンスと一度考えてしまうと、そこからズルズルと滑り落ちる様に実里も自身の欲望に従うようになってしまった。

 

 遂に根負けしたように、実里が小さく頷く。それを見て京也とアルフが笑みを浮かべると、彼は煙を払う様に手を軽く振った。すると実里が身に着けていた衣服が全て赤い煙の様に消え去り、一瞬で生まれたままの姿となってしまった。京也に裸体を晒した事に、今更ながら実里の顔が羞恥で赤く染まる。

 

《うぁ……! ご、ゴメンね紅月君……ウチ、揚羽やアルフちゃんみたいに、スタイル良くないから……》

 

 己の胸の小ささを気にする揚羽だったが、京也はそんな彼女の手の平に余裕で納まるサイズの慎ましいサイズの乳房に舌を這わせた。

 

「そんな事関係ないよ。須藤さんの胸も、可愛くて素敵だ。ん、レロ」

《ひゃぅぅぅッ!》

 

 京谷の舌が実里の乳房を這いまわり、小さな乳首を舌先で弾く様に舐め軽く歯を立てながら音を立てて吸いあげる。自分で弄ぶ時とは明らかに違う快楽に、実里は全身を痙攣させ喘ぎ声を堪える様に自らの指を噛んだ。喘ぎ声を押さえるのに必死になるあまり、指を噛む力が強すぎて皮膚が裂けて血が滲み出る。それに気付いた京也は、喘ぎ声を押さえようと口元に添えている実里の手を取ると彼女が噛んでいた指をしゃぶり噛んで裂けた部分を舐めて血を拭い取った。

 

《あぁぁ、ぁ、ふぁぁぁ……!》

 

 アルフと同じ上級ノスフェクトとなった京也の唾液には当然媚薬成分が含まれている。その成分が実里の体内に浸透していき、絶頂こそしなかったが快楽に思考が鈍り口の端から涎が垂れている事にも気付いていない。

 

 もう既に準備万端となった実里の膣に、京也の肉棒が触れる。熱い肉棒が押し付けられた感触に呆けていた実里の意識は一瞬で引き戻され、今からこれが自分の中に潜り込んで処女を奪うのだと実感すると思わずゴクリと唾を飲んだ。緊張する実里に京也が視線でどうするかと問えば、彼女は覚悟を決めた様に自ら膣口を開き京也の肉棒を迎え入れる意志を見せる。

 

「良いんだね?」

《ん……うん……》

「それじゃ……」

 

 初めてである実里の事を思い遣り、ゆっくり、少しずつ肉棒を捩じ込んでいく。既に一度彼女自身の指で穿り、絶頂までして解れている膣ではあったが、やはり初めてと言う事でか膣肉が完全に解れてはおらず押し広げられる度にミシミシと言う音が実里の体内に響く。肉体的にはノスフェクトのそれになっているとは言え、やはり処女喪失の際の痛みは彼女にはまだ辛いものがあったのか、膣肉を押し広げられる痛みに溜まらず奥歯を食い縛った。

 

《んっ!? ふ、く……うぅぅッ!?》

「須藤さん……」

 

 苦しそうな声を上げる実里に、京也が心配して動きを止める。だが彼女は目尻に痛みから来る涙を浮かべながらも、尚彼に続きを促す様に彼の首に手を回して引き寄せた。

 

《と、止めないで……お願い……》

「……アルフ、お願い」

《ん、分かった》

 

 懇願しながらも、苦痛を押し殺した様子の実里。それを見ていられなくなった京也は、彼女を後ろから抑えているアルフに助力を求めた。彼の言いたい事を即座に察したアルフは、後ろから実里の横に顔を覗かせると、彼女の顔を自分の方に向けさせそのまま彼女の唇を塞いだ。

 

《実里……ん》

《んむぅっ!? ん、んん……! ん、ふ……ん、ん……んむぅぅぅっ!》

《レロ、くちゅ……チュパッ♡》

 

 アルフは実里にキスをする事で、上級ノスフェクトの催淫作用のある唾液を直接飲ませた。地味にファーストキスをアルフに奪われた事に目を白黒させる実里であったが、直後に内側から燃え上がる様な熱さを感じてそんな事も気にならなくなる。

 

《くふぅぅぅぅぅぅぅっ♡ ふぅ、ふぅ♡ んふ、ん、んぉぉぉぉっ♡》

 

 実里がアルフとのディープキスに悶えている間に、京也の肉棒が実里の処女膜に触れた。熱い肉棒の先端が僅かに処女膜を押し上げ引き千切ろうとした感触に、実里の肩がビクンと震える。ここでアルフがキスを止め、実里の口を自由にすると、彼女は口周りを涎で濡らしながら熱い吐息を吐きつつこのまま腰を進める事を願った。

 

《紅月君、お願い……♡ き、来て……♡》

「うん、分かった……く、ふぅぅっ!」

《んぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡♡》

 

 遂に京也の肉棒が実里の処女膜を引き千切り、彼女を乙女から1人の女へと変えた。その瞬間結合部からは破瓜の血と共に愛液が噴き出し、未知の快楽に実里の両足がガクガクと震えて空中を蹴り飛ばす。

 

《あ、あふ、あぁぁぁぁぁっ♡ な、にこれぇぇ♡ は、初めてで、ウチ、こんな……♡》

「動くよ、須藤さん」

《あ、へっ? ま、待って、待、あひぃぃぃぃぃぃっ♡》

 

 実里の懇願も聞く事無く京也は激しく腰を動かし始める。膣内はアルフの催淫作用とノスフェクトとして肉体が強化された事で既に愛液で滑り易くなっており、体が痛みにも強くなっているからか快楽の方を強く感じているらしかった。あっという間に実里の声には苦痛よりも快楽から来る喘ぎ声が大きくなり、京也が腰を打ち付ける度に実里の両足が何もない空中を蹴った。

 

《うぁぅっ、あぁぁっ、ひぐぅっ、あひっ♡ んぁ、あ、あ、あぁぁぁぁぁっ♡ しゅ、しゅごい♡ こんにゃっ♡ いひ、ひ、んぃぃぃぃぃぃっ♡ らめぇっ♡ これ、もどれなくなりゅぅぅぅっ♡ ウチ、初めてなのに♡ こんな、エッチな気分、ら、らめぇぇぇぇぇぇぇっ♡》

 

 これまでに何度もアルフの膣内を堪能してきた京也であったが、実里の膣内もまた彼女のそれとは違う良さがあった。初めてと言う事もあるからだろうが、狭くて締め付けが強い。狭さに関しては今後何度か繰り返せば徐々に拡がって来ると思われるが、膣内のザラ付き具合は実里の方が上であった。腰を前後させる度に肉棒の全体を毛先の柔らかなブラシで撫でられているような感触を受け、アルフの膣内とはまた違う快楽に京也は夢中になって腰を打ち付け、肉棒の先端で彼女の膣奥を何度も突き上げていた。

 

「はっ、はっ、はっ! 須藤さんの中、凄いよ……アルフのとはまた違って、う、くぅぅっ!」

《い、ぐっ♡ ひぐっ、ひぎ、ひ、ひぃぃぃッ♡ あひ、あ、あ、あ、あ、あ、ら、らめぇっ♡ あ、紅月君♡ は、激しすぎ♡ ま、待って♡ 止、止ま、止まって、止まってぇぇっ♡》

「ごめ、無理ッ! 気持ち良すぎて、腰、止まらな……! く、あ、出、出るぅぅッ!」

 

 アルフの膣内とはまた違う感触に翻弄されてか、京也は堪える事も出来ず一気に彼女の膣奥に射精してしまった。激しく突き上げられながらの射精は、実里にとっても初めての経験であり、激しく突き上げられていた事もあって一気に絶頂にまで達し彼の背中に爪を突き立て引っ掻く様に抱き着きながらこちらも激しく絶頂してしまった。

 

《あぁぁぁぁぁぁっ♡ あ、つい……♡ 熱いのが、沢山、中に……♡ だ、だめ、イクッ♡ 初めてで、イクッ、イッちゃう♡ あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡》

 

 京谷に抱き着き、溢れ出る快楽に体が始めそうになるのを堪える様に体を縮こませて絶頂する実里。そんな彼女を京也も強く抱きしめ、自分の激しい責めに耐えて受け止めてくれた彼女を労う様に優しく背中を撫でた。

 

「須藤さん……」

《名前……》

「え?」

《名前、呼んで……京也君》

 

 不意に実里の口から出た懇願。折角一つになれたのだし、何時までも名字だけで呼び合う他人行儀は良くないと思ったのだろう。これから先も色々な意味で末永い付き合いとなる訳だし。

 そんな彼女の気持ちを理解したからか、京也はふっと優しく笑うと彼女の耳元で囁くように下の名前で呼んだ。

 

「……実里さん」

《うん、京也君♡ ん、ちゅ♡》

 

 彼に名前を呼ばれて、満足そうに笑みを浮かべると彼の頬を両手で包む様に引き寄せキスをする。そのまま暫く互いに舌を絡め合わせていると、実里の膣内に収まったままの肉棒が再び硬さを取り戻した。

 

《んっ♡ あはっ、京也君のおチンチンもう元気になった♡》

「もう一度、やる?」

《うん♡》

 

 一度の激しいセックスで、すっかり快楽の虜となったらしい。或いは彼に愛してもらえる事が嬉しいのだろうか。兎に角、実里は蕩けた笑みを浮かべて膣肉を自ら締め付ける。

 

 するとそこで、何時の間にか京也の背後に回っていたアルフが彼の背中に自慢の乳房を押し付けながら抱き着いた。

 

《実里ばっかりズルい……私も、もっと欲しい♡》

《え~、アルフちゃんさっきまで散々京也君に愛してもらってたじゃん。もう暫くはウチにも愉しませてよ》

《むぅぅ~~……》

「はいはい、喧嘩しないの。大丈夫。2人共、しっかり満足させてあげるからさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、数日の間廃村の中にはほとんど耐える事無く2人の少女の激しい嬌声が響き続けていた。

 

《あぁぁぁぁっ♡ あん、あん、あん、あん♡》

 

 人の居なくなった家屋はどれも使い放題。勿論中には酷く荒れている物もあるので使えないものもあるが、多少整えれば使える家も残っている為京也達はそう言った家を使い爛れた日々を送っていた。

 

《むぐ、んむ、じゅるる、レロ、もご♡》

《あはぁっ♡ ん、ん、れる、レロレロ♡》

 

 相手をすべき少女が2人になった所で京也の勢いはとどまる事を知らない、寧ろ自身の性欲を受け止めてくれる相手が増えたと言う事に、彼自身逆にやりがいと言うか気合が入ったのかそれまでアルフ1人に向けていた性欲を実里も合わせて思いっきりぶつけるようになっていった。結果、2人は京也一人に足腰が立たなくなるまで喘がされる事となった。

 

《あぁぁっ♡ あっ、あっ♡ んぐ、お、おぉぉぉぉっ♡》

《あふっ♡ あっ♡ あぁ、んやぁっ♡ 京也君、もっと♡ もっと、私の中、穿り回してぇッ♡》

 

 四つん這いになった2人の肉穴の片方を肉棒で穿りながら、もう片方を指で穿る。指で穿る方はあまり奥まで弄り回す事は出来ないが、代わりに5本の指が縦横無尽に膣内を掻き回し、膣内を弄ると同時に硬くなったクリトリスを刺激し転がして快楽で翻弄出来た。

 

《んむっ♡ ん、ん♡ 実里♡ ん、チュ♡》

《むぐぅっ♡ チュ、チュ♡ ぷはっ♡ ま、待って、アルフちゃん♡ は、激し、もごぉっ♡ ん、ん、んんんん♡》

 

 時折京也が休んでいる間、アルフと実里は互いに慰め合い行き場の無い性欲を発散させる事もあった。2人の少女が指と舌を絡ませ合い、膣を貝合わせで擦り合わせながら悶え、愛液を噴き出す様はあまりにも淫靡であり、そんなのを間近で見せられた京也は休んでなど居られないとばかりに絡み合う2人を押し倒して重なり合った膣口の間に肉棒を捩じ込む様に突っ込み2人を同時に喘がせた。

 

《あぁぁぁっ♡ 京谷のおチンチン、擦れて♡ あ、あぁぁ、イクッ♡ イクゥゥゥゥッ♡》

《ふぁぁぁっ♡ ウチも、ダメェェッ♡ イクイクッ、イッちゃうぅぅぅッ♡》

 

 誰も人の来ない山奥の廃村は、ある意味で全体が彼らにとって都合のいいラブホテルの様な物であった。人が来ないから、別に家の中と言う場所に拘る必要も無い。

 

 次第に3人は屋外でも普通に愛し合うようになり、日中太陽の下で、開けた村のど真ん中で激しく絡み合うようになっていった。時にはアルフと実里の2人掛かりで京也の肉棒にしゃぶりつき、また時にはどちらかが京也に激しく突き上げられている時にもう片方が喘ぐ相手の乳房やクリトリスを刺激して快楽を上乗せしてやる。

 

 こうして3人の淫らな日々は、人知れず続く事となるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな、ある夜…………

 

《ん……♡ ん、んっ♡ あ、はぁぁ…………♡》

 

 月明かりに照らされた村の真ん中、一際開けたそこで、最早気にする事も無く京也とアルフ、実里の3人は愛し合っていた。

 

 今、京也は地面に全裸で腰掛け、その彼の膝の上に背中を向けて座るような形で実里が挿入されている。だが突き上げられる事は無く、ただ膣内を肉棒で満たされているだけだった。膣奥を突き上げられてはいないが、下腹部に感じる圧迫感と時折ピクリと動く肉棒の感触に、実里の口からふとした瞬間声が上がる。

 一方アルフはどうしているかと言うと、動きを止めている京也に横から抱き着くようにして乳房を押し付けながら彼の唇を貪る様にキスしていた。当然京也もされるばかりではなく、お返しとばかりに押し付けられている彼女の乳房の片方を揉みしだき、指を乳房に沈ませながら硬くなった乳首を指先でコリコリと転がし引っ張っている。

 

《んふぅっ♡ ん、んっ♡ チュウ、レロ♡ むぐ、もごぉっ♡ ん、ん、んんんんっ♡》

 

 キスをしながら京也に胸を弄ばれる快楽に、アルフの口からくぐもった声が漏れ出る。実里は背後で行われている行為に水を差す事を承知の上で、アルフと蕩け合う様なキスをしている京也に話し掛けた。

 

《ね、ねぇ……京也君》

「ん、ん……はぁっ! どうしたの、実里さん?」

 

 途中でキスを中断された事にアルフが名残惜しそうな顔をするが、京也は彼女が寂しくならないようにと先程よりも胸への攻めを激しくした。乳首をねじりながら引っ張られ、根元から絞り上げる様に乳房を揉まれてアルフは腰を浮かせガクガクと震えながら愛液を垂れ流す。

 

《あふっ♡ あっ、あっ、んぁぁぁぁぁぁっ♡》

 

 快楽に喘ぐアルフを他所に、実里はちょっとした願いを彼に告げた。

 

《あの、さ……京也君がもし良ければだけど…………何時か、揚羽の事も……愛してあげて? あの子、ウチ以上に京也君の事好きだったから》

 

 ノスフェクトとなり、京也は人間と共に歩む事は出来なくなった。彼に初恋の感情を抱いていた揚羽はそれを受け入れ、最後に会った時にその気持ちに蓋をする意味で彼に別れを告げていた。本人はそれで気持ちに整理を付けたつもりなのだろうが、親友である実里には彼女がやせ我慢をして気持ちを押し殺している事に気付いていた。そんな彼女を他所に、自分だけが京也に愛されるのは不公平だと感じていたのである。

 

 未だに親友の事を想い続ける実里の優しさに、京也は愛し合っている時とは違う温かさを感じて彼女の事を背後から抱きしめながら優しく頬を撫でた。

 

「実里さん……分かった。近い内に、磯部さんの所に行くよ。それで、彼女が受け入れてくれるなら……僕も彼女の事を愛するよ」

《ありがとう、京也君》

《でも京也……今は、私達》

「分かってるって」

 

 その後、満月が照らす廃村の中に実里とアルフの喘ぎ声が響き渡った。

 

 そしてそれから数日後、人の訪れることの無い廃村はそれまでの事が嘘の様に再び静けさを取り戻し、それから二度と嬌声が響く事は無くなるのだった。




ここまで読んでいただきありがとうございました!

執筆の糧となりますので、感想評価その他よろしくお願いします!

次回の更新もお楽しみに!それでは。
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