今六花とセックスしているのは、あくまで六花にセックスを経験してみたいとお願いされたからでしかない。
今日が終われば、いや、このまま解散してしまえばもう二度と六花とセックスすることは叶わない。
そう考えると、幸福感がそのまま裏返ったように重く晴樹の心に圧し掛かる。
それどころか――
(――なんか六花、更に可愛くなってないか?)
男は経験すると纏う雰囲気が変わるというが、女の子もそうなのかもしれない。
未だ「怒ってますよ」といわんばかりにそっぽを向いている小春の横顔に、香るような色気と自信のようなものが纏っているような気がした。
こんな可愛い子を男が放っておくはずがない。彼氏ができるのも時間の問題だろう。
そうなれば、小春の中に挿入れられるのも、この可愛い顔を見れるのも、歌ってる時とは違う甘い声を聞けるのも、隣にいてバカな話しできるのも、自分ではない誰かになって……
そんなのは嫌だ。
六花は、俺だけのものでいて欲しい
それに、どうせもうただの友だちには戻れないのだ。
自分なんかが釣り合う訳ないという諦観を、そんな衝動が塗り潰した。
「――六花!」
「うひゃっ!? い、いきなり大きな声出してどうしたの――」
「好きだ! 付き合ってくれ!」
勝算も策もない、感情をただまっすぐ叩きつけただけの告白。
そんな晴樹のヤケクソじみた告白に小春は一瞬呆けて、けれどすぐにうっすらと目を潤ませた。
「……ふふっ、計画通り」
思ってなかった小春の反応に、今度は晴樹が呆ける番だった。
「え? 計画通り、って……」
「だって、男の子ってえっちした女の子を自分のものにしたくなっちゃうんでしょ?」
「それは……まあ、その……」
告白に踏み切った理由をずばり言い当てられて、晴樹は口どもり――だが、このままではまるで自分が六花の体目当てで告白したみたいではないかと慌てて付け加える。
「……けど! それは最後の一押しというか、別にセックスしたからってだけで告白したわけじゃなくてだな……その、六花のことはずっと前から好きだったというか……」
「いいよ、別に無理しなくて。どんな理由だろうと、晴樹が私に告白したってことが大事だから」
ふふん、と六花は勝ち誇ったような笑みを浮かべた。
「晴樹は自分から告白しといて、自分から振るなんてひどいことはしないよね?」
「それは……そうだけど」
それ以前に、六花と付き合えるのにわざわざ自分から振ったりなどしないのだが。
「ふふっ、じゃあもう二度と晴樹のこと離してなんかあげないんだから、覚悟してね?」
長年の望みがようやくかなったとでも言うように、六花が満面の笑みを向けてくる。
……あれ? それって告白OKされたってこと? もしかして今、六花と付き合うことになった?
というか、何かおかしい。
おかしいというか、これではまるで六花がずっと俺と付き合いたかったみたいな――
「――その、変なこと聞くけど、六花って俺のこと好きだったのか?」
「……はぁ?!」
幸福の絶頂だった六花の顔が、バナナを取り上げられたサルみたいな表情に変わった。
「悪い。そんなことあるわけ――」
「いやいやいや! あんだけアピールしてたのに気付かなかったの?」
「……はぁ!?」
今度は晴樹が寝起きのトドみたいな顔をする番だった。
「え、その……いつ?」
「いつって……学園祭の後夜祭、一緒にフォークダンスしようって誘ったじゃん!」
「でもアレは相手がいなかったからしかたなくって……」
「後夜祭で一緒に踊った相手はカップルになるって有名じゃんか!」
知らないんですけど!?
六花が信じられないものを見るような目を向けてくる。
「な、なら! バレンタインはどうなのさ! チョコあげたよね!」
「え、でも確か『お兄ちゃんにあげるの作った余りだから』って――」
「ぐ、照れ隠しでそう言っちゃったのは認めるけど、そこは本気度で察して欲しかったんだけど!?」
「無茶言うなよ……」
けど言われてみれば、確かに中身だけでなくラッピングまでやたら気合が入っていたような。
因みに包み紙とリボンはは今も机の奥にしまってたりする。
「はぁ……まさか伝わってなかったとか……」
六花はどんよりと目を曇らせた。
あまりの凹みように、晴樹も何だか罪深いことをしてしまったような気分になるほどだ。
「……その、悪い」
「ううん、わたしが遠回りだったのが……って、あれ? でもそれなのに晴樹もずっと好きだったって言ったよね?」
「まあ、それは……その」
「いつから?」
「……分からん」
「いや、分からないって何さ!」
少し目に光が戻りかけてた六花が、うがーっと吼えた。
「仕方ないだろ、いつの間にか好きになってたんだから! ……けど、まあ高校に入った時には多分、惚れてたと思う」
本当のところは中学後半時点で既に意識はしてたのだが、気恥ずかしくてついサバを読んでしまった。けれど、どうやら六花的にはそれでも満額回答だったらしい。
「そ、そっか……」
六花は視線を彷徨わせると、少し自信なさげに口元に手を当てる。
「ということは、私たち、ずっと両片思いだったてことでいいんだよね?」
「まあ、その……六花が俺のこと好きだったっていうなら、そうなるかもな……」
言葉にして改めて認めると、気恥ずかしさに全身を掻き毟りたくなる衝動に襲われる。
多分、目の前で眉根を寄せて苦笑している六花と大差ない表情を自分も浮かべているのだろう。
「……なーんだ、それならさっさと告白してればよかった……」
「ほんとうにそれな……」
今まで自分が釣り合わないんじゃないかとか考えすぎてたのがバカみたいだった。
緊張の糸が切れ、お互い何とも言えない笑いが零れる。
もっと早く告白してれば、今日だって普通にクリスマスデートとかしてただろうし。
告白だって、こんな追い詰められてしたような情けないのじゃなくて、もっとちゃんと――
「――晴樹、もう一回告白だけでもやり直してくれたりしない?」
「……確かにさっきはなんかなぁなぁになっちゃったしな」
ごくりと唾を呑みこみ、赤くはにかむ六花の顔から視線を背けないよう首の筋肉を緊張させる。
熱く火照った手のひらを重ね、お互いに軽く握る。
舌が震えないよう、大きく一つ深呼吸して。
「――六花、ずっと好きだった。俺と付き合ってほしい」
「えー? さっきと違う気がするんですけど?」
「うっせ、そこまで再現しなくてもいいだろ」
「ふふっ……ん、ありがと晴樹。私こそ、これから恋人としてよろしくね」
ハチミツが染みたように甘く表情を緩める六花に、吸い寄せられるように顔を近付けて、キスをした。
唇を触れさせるだけの軽いキス。
だけどそれだけで全身に温かな幸せが溢れるような感覚がした。
それこそこれだけで満足してしまうような――
「……って晴樹、また私の中でおっきくしてない?」
「う、その……仕方ないだろ」
未だ抜いていなかった肉竿がびくんびくんと、六花の蜜壺で暴れさせろと自己主張する。
――訂正する。今まで片思いだと思っていた相手と実は両想いで告白OKからのキスである。
これで興奮しないとか枯れてるだろ。
とはいえ雰囲気ぶち壊しであることは否定できず。それにあれだけ出しておきながらこれである。
また揶揄われたり、下手すれば呆れられるのではと身を硬くした晴樹だったが、すぐに六花の様子が予想したものと違うのに気付いた。
「――じゃあ、さ。改めて恋人として、えっちもやりなおさない?」
「いい、のか?」
「うん、さっきはもうちょっとで気持ちよくなれたかなって感じだから……その、初めてで一緒にイけたらいいなぁ……って」
そういえばさっきもそんなことを言っていた。
「ダメ……な訳はないよね? これだけビクビクさせてるんだもん」
「っ……当り前だろ」
悪戯っぽく挑発されて、晴樹は再び、ぐぅッと最奥までペニスを突き込んだ。
「んあぁぁぁ――ッ♡」
ずにゅるるッ、と雄茎が肉の海に呑み込まれると同時、六花が鼻にかかった甘い声で啼く。
絡めた指が、膣襞と連動するかのように複雑に蠢く。
「六花、今の声滅茶苦茶エロい……っ」
「んぅッ、だって……晴樹の、気持ちいいんだからしょうがな――ぁんッ♡」
肉槍で軽くかき混ぜてやると、再び淫靡なソプラノが奏でられる。
「ちょっと動かしただけでこれとか、感じ過ぎじゃないか?」
「さっきは、もうちょっとで気持ちよくなれそうってところで、晴樹が出しちゃったんだもん……っ♡」
つまり意図せず寸止めで焦らすことになってしまっていたということか。
「なら、今度はちゃんと六花のことも気持ちよくしてやらないとな――っ」
「んんんッ♡ あぁぁんッ♡」
幸い、一度射精したおかげで晴樹の方にはいくらか余裕ができている。
がむしゃらだった一度目とは違い、今度は六花の感じるところを探検するよう、晴樹は腰を繰った。
浅い所を素早く擦ってみたかと思えば、今度は深く突き込んでこねくり回してみたり、挿入に角度をつけて背中側の襞粒を念入りに潰してみたり――
六花はその度ごとに違う反応を示してくれて、それがまた楽しい。
どこをどうやっても感じてくれるその敏感さは、まさに男の理想を具現化したようだ。
「あ――ッ♡ 晴樹……今のっ♡ 今の好き……♡」
「こう、か?」
「ひんッ♡ んんうぅうぅぅ――ッ♡」
奥の窄まりに亀頭のエラを引っ掛けて擦ると、一際大きな悲鳴と共に、六花は背骨でアーチを描いた。形の良いおっぱいがふるふると震える。
蜜洞全体が感電したみたいにうねって、熱い蜜液が接合部から溢れるほどに染み出した。それこそ肉竿がふやけてしまうんじゃないかというほどに。
「……もしかして、イった?」
「うん……軽くだけど、イっちゃったかも……えへへ、中イキってこんなに気持ちいいんだ……」
風邪を引いたみたいにとろん、と呆けた瞳と、淫靡に歪んだ口元。
自分の肉棒で女の子を絶頂かせたことで、晴樹のテンションは最高潮に達した。
「なら、今度はもっと深くイかせてやるよ」
「~~っ、ホント? 期待、してるね♡」
素直に快楽を受け入れて伝えてくれる六花が最高にいやらしく、可愛らしく、愛しくて。晴樹は鼻息も荒く抽送を再開する。
見つけたばかりの弱点を何度も執拗にこねくり回した。
「んぁッ……♡ はッ、くんッ……んひゃあぁぁッ♡」
まるでお腹を押すと喋るオモチャみたいに、何度も淫靡な悲鳴を迸らせる六花。
それに気をよくして、更にペースを上げる晴樹。
まさに快楽の無限ループだった。
「んッ♡ はッ、んくッ♡ 晴樹、晴樹ぃ……♡」
六花はまるで法悦の津波に押し流されまいとしがみつくように、何度も汗でぬめつく手を握りなおしてくる。
もちろん肉壺も小さな絶頂に合わせて複雑にうねり、肉竿に絡みつき、鈴口へ吸い付いてくるのだからたまらない。
「くそッ……六花のま×こ気持ちよすぎだろ……!」
一回戦目の時と違い、軽イキで熟れつつあるからだろう。六花の襞肉は柔らかさを帯び、たっぷりの愛液と精液でぬちゅぬちゅと肉棒へ甘えてきていた。
「んへへ……っ、晴樹のも、おっきくて、硬くて、びくびくしてて……すっごく気持ちいいよ?」
六花に蕩けた顔で言われ、腰裏から脳髄までぴりぴりと痺れるような気がした。
下半身で繋がっているだけでは足りない、もっと六花と一つになりたい。
そんな想いに駆られて、犬のように舌を突き出す。
六花もすぐその意図に気付いて、唇の間からちろりと舌を差し出してくた。
「六花――ちゅっ、ちゅくる……ッ!」
苺みたいに赤く濡れた六花の舌に舌を絡める。
先ほどまでより生々しく感じるのは、下半身の粘膜でも繋がっているせいだろうか。
ざらざらと舌どうしが擦れる度に、びりぴりと快感電流が頭蓋の中に放散する。
「すごいな、キスもこんなに気持ちいいんだ……」
「うん、私もこれ好き……♡ もっと、もっとしよ?」
六花は有言実行とばかりに頭をあげて、晴樹の口に吸い付いてきた。
りゅろっ、りゅちゅ、と晴樹の口の中を余すことなく舐めまわす。。
「ちゅじゅっ、ちゅっ、ちゅうぅ――ッ、はりゅ……しゅき、らいしゅき……ッ♡」
いや、舐めるというより貪欲にしゃぶりつき、唾液をすする様は、食べられているかのような錯覚すら覚えるほどで。
それだけ熱烈に求められているということに、頭が熱くなる。
「れりゅっ……俺も好きだぞ……六花……」
熱に浮かされるままに想いを再度伝えれば、蜜穴が返事するみたいにきゅうきゅうと締まった。
肉竿からはい上ってくる法悦と、口腔に塗りたくられる快感がまじって、白い火花のようにスパークする。
そのまま長々と上下の口で繋がること暫く。
晴樹は呼吸を整えるため、冬の毛布から抜け出すみたいにゆるゆると、六花の口から舌を抜いた。
「ちゅぷ……あ、晴樹……」
きっと同じような心持だったのだろう、まるで今生の別れを惜しむかのような表情をする六花。
「大丈夫だって、手、繋いでるだろ?」
晴樹はそんな六花を安心させるため、頬に口づけをする。
そして頬から顎へ、首へと口づけの位置を下ろしていき、六花の乳首へと吸い付いた。
「んんぅッ……♡」
六花は目をつぶって全身を小さく戦慄かせる。
快感に耐えるよう、組み合わせた指にぎゅぅッと力が籠められた。
「こっちもちゃんと、気持ちよくしてやるからな」
晴樹は追い打ちをかけるように腰を密着させて六花の最奥を捏ねまわし、あわせて乳首を甘噛みする。
「はんぅッ……♡ 入れながら、乳首……ダメっ……♡ 気持ちよすぎて、おかしくなるぅ……っ♡」
乳首だけでイけるほどオナってるだけあって、同時攻撃は覿面の効果だった。
六花は快感を逃がそうと腰を踊るようにくねらせるが、晴樹の体重に押さえつけられて逃げ場を封じられてしまう。
唯一自由な首をいやいやと振る六花の目からは、溢れた喜悦が涙となって零れた。
面白いように感じてくれる六花が可愛くて、愛しすぎて……逆にイジメたくなってしまう。
「そうか、気持ちよすぎてダメならちゃんと加減しないとな……」
「え? それって……んぅッ♡」
晴樹は乳房へと再び唇を落とす。ただし今度は敏感な乳首を避けて、乳輪と乳皮の境目を狙って。
「んっ……晴樹……?」
既に数度の絶頂を経て性感神経が励起しているからか、無反応というわけではない。だが、切なそうな声からは明らかに物足りなさが感じられる。
晴樹は思った通りの反応に、口元をニタリと歪めながら同じことをくり返す。
乳輪を時計回りに順番に、ちゅ、ちゅ、ちゅ――とバードキス。
「ん、ぁ……晴樹……そんな、遠慮しなくていいんだよ……?」
くすぐるような微悦に耐えられなくなったらしく、六花は遠回しに不満を訴える。
可愛い。すぐさま応えて快感でいっぱい甘やかしてあげたい。
そんな衝動をぐっと飲み込み、晴樹はるろり、と乳輪を舌でなぞりあげる。
「――ちゅくッ、いやいや、気持ちよすぎてダメなんだろ? だったら恋人になったんだし、ちゃんと彼女には優しくしないとな」
胸への焦らしを続けながら、止まっていたピストン運動も再開させる。
一番奥で密着させていた肉竿を引き抜き、わざと浅い所を擦った。
「あ、ふ……っ、んぁッ、ちがっ……そこじゃ、なくてぇ……」
六花の声に艶が帯び、それ以上の苦悶が滲む。
快感を意識させられながら、それでいて絶頂へは辿り着けない程度の刺激。
それは辛うじて飢え死にしないだけの食料を与えられて、飢餓に苦しませられるようなもので。
六花もようやく晴樹の狙いが分かったらしく、切なそうな声で哀願する。
「やッ……晴樹、お願い……これ、やだ……っ、意地悪、しないで……っ」
「だったらちゃんとおねだりしてみてよ、六花の知ってる一番エロい言葉でさ」
「~……っ! 晴樹のバカ、えっち、変態……っ♡」
六花は羞恥に頬を赤らめ、けれど晴樹が軽く腰を揺らすと、我慢の限界というように口を大きく開いた。
「あんッ……分かった、言うからぁ……っ! 私のえっちに勃起した乳首、痛いくらいに虐めて欲しいっ……! おま×こも晴樹の太いおち×ぽで、奥の方ごりごりって抉って欲しい……っ」
ぞくぞくとした感覚が晴樹の背中を通り抜ける。
「よく言えましたー―っ!!」
「ッは!? んああぁあぁぁぁ――ッ♡♡」
乳首を唇で噛みつぶし、腰を思い切りい突き込んだ瞬間、六花は全身を激しく反り返らせる。
上から押さえつけている晴樹の体すら持ち上げ、折れるのではないかと心配になるほど背骨がしなる。
六花はそのまましばらく快感に感電し続け、それからくたりとベッドに崩れ落ちた。
息は絶え絶えで、指先はぴくぴくと痙攣している。
「あー……ちょっとやりすぎたか?」
「はッ……はぁッ……ほんとだよ……晴樹の、バカ……♡」
六花は蕩けかけた目で晴樹をじっとりとにらみつけ、下の口も抗議するようにギチギチと肉竿を締め上げる。
けれど。
「う、その……悪い、六花が可愛くてつい……」
「可愛いって……そんな言葉で許したりなんかしないんだからね……!」
そう言いつつも、あっさりと六花はへの字にしていた口元をふにゃふにゃに崩してしまった。
そんなチョロいところも最高に愛しくて。
「……好きだぞ、六花」
軽くキスをすると、六花は頬をだらしなく緩ませた。
「えへへ、晴樹ぃ……♡」
甘い声に脳が蕩けて、精巣が疼く。
イきたての六花の膣に、ぬちゅぬちゅ、きゅうきゅうと締め上げられて、肉竿の海綿体が張り詰めて、鈴口が小さく戦慄き始める。
「六花っ、俺もそろそろ、また……っ」
「うん……っ、今度は一緒にイこ?」
六花が再び足を腰に絡めてくる。どこで出してほしいか言外に伝えられ、雄の本能が疼く。
晴樹はラストスパートをかけるため、腰を大きく動かしはじめた。
子宮を圧し潰すつもりで突いて、抜けそうなほど勢いよく引く。
突けば降りてきた子宮口と長々圧し合い、鈴口に鈍痛のような痺れが生じる。
抜けば限界まで反り返って張りつめたエラの返しに、充血してぷっくり太った粒襞が何度も食いこんだ。
「あぁあッ♡ 晴樹のおち×ぽ引っかかってッ♡ おま×こ、めくれちゃうぅ……っ♡ 子宮、潰されちゃうぅ……っ♡」
「そんなこと言って……それがいいんだろ――ッ!」
「んひいいいぃぃッ♡ うん……うん……っ♡」
六花は脚をますますきつく絡みつける。おかげでしっかりとホールドされ、組み込みが外れる心配はない。思う存分、腰を動かすことだけに集中できる。
ぶちゅん! ばちゅんッ! と派手な水音が接合部から響いた。
「んくぅッ♡ 晴樹っ……晴樹ぃっ……♡」
「六花……りっ、かぁ……っ」
お互い名前をよびながら、性器を、指を、全身を擦り合わせる。
まるで体全体でセックスしているような感じさえした。
六花の花蜜みたいな甘いフェロモンと、淫液のいやらしい匂いが揮発して鼻孔から肺へ流れ込み、脳が茹だる。
こんな魅力的な雌、誰にも渡してなるものかという原初的な独占欲が喚起され、晴樹はそれに従い六花の首元へ噛みついた。
歯を立てる代わりに唇を思いっきり密着させて、ぢゅううぅッ、と吸い付く。
「んあぁッ……♡ や、ぁぁ……ッ♡」
震える六花の首から口を離すと、狙い通り真っ赤な痕が刻まれていた。
自分のものだという証をつけたことに、晴樹が獰猛な笑みを浮かべたことで、六花も自分が何をされたのか気付く。
「んッ♡ もしかして晴樹……今ッ♡ キスマークつけたでしょ♡」
「ああ、悪かったか?」
「悪くはないけど……あッ♡ やッ、またぁ……っ♡」
素直に受け入れてくれなかった八つ当たりに、今度は鎖骨の下へ、更に乳房へ。
「んんッ♡ 晴樹ってば、独占欲強すぎ……っ♡ こんないっぱいつけられたら、いい訳できないよぉ……ッ♡」
「そんなのさせるかよ……六花は俺のものなんだからな……ッ」
どちゅッ、とそのことを思い知らせるため、占領地に旗を立てるよう、肉竿を奥へと突き立てた。
「ひああぁあぁぁぁ――ッ♡ 大丈夫、だってぇ……♡ そんなことしなくても、私は晴樹一筋だから……っ♡ んうぅッ♡」
六花は快感の荒波に翻弄されながらも、優し気な笑みを晴樹に浮かべてみせる。
「私だって……晴樹のことずっと好きだったんだから……っ♡ だから……そんな怖がらなくてもいいんだよ? 私の心も体も……おっぱいもおま×こも、全部晴樹のものだから……♡」
晴樹は全身が総毛立つ心地がした。
胸の中で歓喜と愛情と欲望が混ざって爆ぜ、陰嚢がごぷりと沸き立つ。
「六花――! 射精すぞ……っ!!」
「私も……っ、一緒に……一緒に――んうぅうぅぅ……ッ♡」
晴樹がトドメとばかりに最奥をぐりッ、と押し上げた瞬間、六花の膣が海綿体を搾り尽くすように締まる。
尿道から溢れんばかりに溜まっていた精液が勢いよく噴き出した。
ぶぱッ、どぴゅぶッ、どぴゅるるる――ッ
「あッ♡ あーーッ♡ 精液、出てるッ♡ 熱くてッ、イってるのに……またイっちゃう……ッ♡」
「イけッ……六花っ、俺ので……っ、イけ……っ!!」
絶頂に体のあちこちを跳ねさせる六花をベッドに押さえつけて、晴樹は子宮に熱液を注ぎ込む。
白いマグマはすでにたぷたぷだった六花の子宮をさらに内側から押し広げ――
「んひゅッ♡ あッ、ダメっ……これ以上は――あぁあぁぁッ♡」
――ぷしゅっ! しゅるるるるる……と、突然晴樹の腰に温かな感触が広がった。
まるで肉棒だけでなく腰まで六花の中に入ってしまったような……いや? どちらかというと熱めのお湯に浸かったかのような……
「って小春お前なにお漏らししてるんだよ?!」
慌てて上体を起こした晴樹の目に映ったのは、リアルタイムでベッドへ広がっていく巨大な染みだった。
「~っ、ちが……! これはお漏らしじゃなくて、その……潮だから! 気持ちよくなると出ちゃう奴だから!」
「どっちだろうと関係ないだろ、この量じゃ!」
「関係あるよ! 乙女のプライドの問題だよ!」
つい先ほどまで部屋に漂っていた甘ったるい空気は、完全にどこかへ行ってしまっていた。
7時ごろに最終話も出すのでよろしくお願いします。