お昼にファミレスで、注文した料理が届くまで待っていた時のこと。彩恵が藪から棒に切り出した。
「この前、雑誌の表紙の撮影あったじゃない? その時の衣装デザイナーさんから水着貰ったんだけど、ちょっと使い所に困ってるの」
「水着なんだから海なりプールなりで着たらいい」
「私がそんなとこ行くと思う?」
適当に答えた俺に、彩恵が真面目に考えろと言いたげな目を向けてくる。
今の彩恵がそんな人の多い場所に行けば確実に騒ぎになる。変装していくというのも手だが、肌の露出が多い格好で気付かれた時のリスクを考えると、確かに難しいと言わざるをえなかった。
「そもそも、海とか苦手だったっけ」
「着替えたり、シャワー浴びたり、化粧直したりするのが面倒なうえ、海水がまとわりつく感じが気持ち悪いの。プールはまだマシだけど、特に用がない限りは行かないわ」
「俺もお前の撮影に付き合う以外では、ここ数年行ってないな」
「でもせっかく貰った以上、箪笥の肥やしにするのは勿体無いし」
「灯に譲るとかは?」
俺の隣でスマホを弄って暇つぶししていた灯が、名前を呼ばれてパッと顔を上げるが、彩恵がすかさず言った。
「サイズが合わないわ。サイズが合わないのよ」
「なんで二回言ったんすか?」
灯は彩恵を睨んだが、見事に無視された。
「どうしたものかしら。仮にサイズが合う人がいたとしても、わざわざ送ってくれた物を他人にあげるのもね……」
と、言った本人の右手中指にシルバーが光る。
「俺が元カノから貰った指輪をパクって右手に着けてるの、誰だっけ?」
「え? 元カノから貰った指輪、彩恵さんに着けさせてるんすか? それもう異常性癖というより精神異常では?」
「パクったって言ったろ。俺は外してくれって何度も言ってる」
「そもそも別れた時に捨てるべきっすよ」
「人から貰ったものって、手書きじゃない寄せ書き以外捨てにくいもんなんだよ」
「気持ちはわからんでもないっすけどお……」
曰く付きの指輪を灯はジロジロと見つめる。
居心地が悪くて、俺は無理やり話題を戻した。
「水着の話だったな。下着代わりに使うとかどうよ。似たようなもんだろ」
「「全然違うわ」」
二人から同時に冷たい目を向けられた。
「布面積同じとはいえ、水着と下着は別物でしょ」
「サルミアッキとアルミサッシぐらい違うっす」
「ご、ごめん。でも外じゃ着ないんだろ? 普段着的なノリで室内で着るしかないと思うが」
「パリピなら水着パーティー! とか言って、意味もなく部屋で着てはしゃいでそうっすけどね」
「水着パーティー……」
彩恵は静かに呟き考えると、こくりと頷いた。
「やってみましょうか」
◆
「夏とはいえエアコンつけてこの格好は寒いわね」
脱衣所のドアが開くと、自分の両腕を摩りながら彩恵が姿を現す。
振り返ってそうだな、と同意しようとしたが、彩恵の姿を目に入れた途端、カチンと固まってしまった。
ブルーのクロスタイプのビキニ。
色気を前面に押し出した衣装を着こなす女神が、そこにいた。
大きく交わるトップスが、普段から威力の高い彼女の胸を寄せて持ち上げ、くっきりと谷間の影を浮き上がらせている。おまけに首からチェーンに通した例の指輪をぶら下げており、どうしても胸元に視線が誘導される。
かといって、下が気にならないかといえばそんなことはなく、ボトムスはやや布面積が小さめで、鼠蹊部が見えるほどだ。
身体のどこもかしこも目に毒だ。だが、それら以上に目を釘付けにしたのは、左肩から胸元に垂れるひと房で——
「……合うかなと思って、サイドローポニーにしてみた。どう?」
束ねた銀髪を持ち上げて見せ、彩恵は訊ねた。俺は端的に率直な感想を返す。
「人妻感」
「それが褒め言葉だと思ってるなら大間違いよ」
彩恵はムッと眉間に皺を寄せた。
髪型ひとつで印象はガラリと変わる。市民プールに子連れで来た美人母っぽくて、危険な香りがする。これ以上直視するのはマズいと、顔を逸らしエアコンの温度を調節して言った。
「んなことより、なんで俺の部屋なんだ」
「他にこんな思いつきに付き合ってくれそうな人いないもの。それより……」
彩恵はリビングの中央に目をやった。
視線の先には水色のワンピースタイプの水着を着た灯が、クッションに頭を乗せ、寝転がりながら漫画を読んでいる姿があった。
「呼んでもいないのに、どうしてあなたまでいるのかしら」
「こんな怪しいイベント、邪魔しないわけないじゃないっすか」
漫画から全く目を離さず、灯は彩恵を牽制していた。彩恵も彼女を見下ろし、腕を組んで睨みつける。
剣呑な雰囲気が漂っていて、自分の部屋だというのに肩身が狭い。
「俺の部屋でギスつくなよ。ほら、灯がゲーム持ってきてくれたし適当に過ごそう」
「……そうね」
納得いってなさそうだが、彩恵は渋々ソファに座った。
灯の私物のゲーム機をテレビに繋いで、三人でレースゲームを始めた。
ソファには俺と彩恵が座って、灯は俺たちの足元でクッションに肘を立て、うつ伏せでプレイしている。
灯が持ってきただけあって、彼女は操作に慣れていた。あっという間に一位に躍り出てそのまま独走するかと思っていたら、一瞬の隙に彩恵が抜き去っていく。
「お先」
「は? なんでそんなテク知ってるんすか? もしかして普段からやり込んでる?」
「んなわけないでしょ。ちょっと操作したらコツはわかる」
「完璧超人が。ムカつく!」
悪態をつきながら灯が彩恵の後を追う。なんだかんだで二人とも楽しんでいるようで、一位争いは白熱していた。
俺はというと、もちろんゲームなんて普段やらない上に、彩恵のような要領の良さもないため、後方で壁や障害物にぶつかりながらチョロチョロと走っていた。
「お隣さん、おっそ。今、私と周回差つきましたよ」
「ムズイって、これ。お前絶対、大事な操作方法、俺に教えてないだろ」
「適当にボタン押してたらわかるっしょ。……あ、ちょ、一時停止押さないでくださいよ! もうちょっとで彩恵さん轢き殺せたのに」
「流石、私のマネージャー」
「単なる事故だ」
カチャカチャとボタンが押される音が激しくなる中、俺は早々に二人に追いつくのを諦めた。
とりあえずゴールだけ目指して安全運転をしていると、何の気なしに隣の彩恵を見てしまった。
横から見ると、胸のボリュームがよくわかる。彩恵がボタンを連打するたび、小刻みに揺れてその重さを視覚的に伝えてくる。
彩恵も俺の視線を感じたのか目が合って、どうしたの? と口には出さずに首を傾げた。
俺は静かに彩恵の腕を引っ張って、俺の膝の間に座らせた。後ろから彩恵を抱きしめるような形でコントローラーを持って、操作する。
彩恵もどこかくすぐったそうにしながら、そのまま俺の腕に収まって、ゲームを進めた。
灯は俺たちが密着していることにまるで気づいておらず、画面に夢中になっていた。
「あー、それ狙ってたのに。取ったの誰っすか。彩恵さん?」
「私じゃないわ。マネージャー」
「嘘つけ。俺じゃねえ」
「結局どっちっすか……」
ゲームに集中しているような会話をしながら、俺は腕に力を入れ、彩恵をギュッと抱きしめる。
柔らかいお腹の感触が腕に伝わって、互いの体温で火傷しそうだった。
「……無理だ。付いていけねえや。一回、二人でガチバトルしてみてくれ」
「いっすよ。CPUもなしで、タイマン勝負しましょ」
「望むところよ。負けても泣かないでね」
乗り気な灯に合わせて、彩恵も煽る。
俺はコントローラーを手放して彩恵のお腹を指でなぞる。綺麗な臍をクルクルと撫で、少しずつ下へ下へと、手を伸ばす。
「……ん」
微かに彩恵の声が漏れるが、灯は「コースはランダムでいいっすよね?」なんて呑気に言っている。
「ええ……っ。どこでもいいわ」
「っし。ガチでやったろ」
本気モードになった灯が身を起こして、あぐらをかいて座った。
その背後で俺は彩恵を堪能する。
右手はボトムスの中、左手はトップスの中へとそれぞれ忍び込ませる。
「……っ、ふ……」
胸の突起と股の蕾を、指先で転がした。
レースが始まると、彩恵は平静を装いながらキャラクターを操作するが、さっきまでの迷いない走行と打って変わって、おぼつかない運転になっていた。
「ありゃりゃ。彩恵さん、このコース苦手? これは勝ったかも」
「んっ……すぐ追いつくっての…………あっ……♡」
「とか言った矢先、事故ってるし。へへっ、この勝負は貰いっすね」
「うっざっ…………♡」
中指を花園に挿し込むと、粘液で中は濡れていて、フワフワとした独特の感触で包み込んできた。
こねくり回した胸の突起は硬く膨らんできていて、不意に摘むと「い゙っ……⁉︎」と弱点を突かれた声が微かに漏れる。
ろくに操作もままならないまま、彩恵は灯に大差をつけられて完敗し、灯は調子良く煽った。
「はい、私のボロ勝ち〜。ま、普段からやり込んでる私にチョロっと練習しただけで勝てるわけないっすよ。だからそんな凹まないでくださいな」
「うっさい、わね……っく……♡ 早く、次のレース……」
「はいはい。負けず嫌いな彩恵さんのために付き合ってあげるっすよ」
そして、次のレースに移ろうと画面が暗転したその瞬間、俺と彩恵の姿が液晶に反射した。
「あ」
誰かが、あるいは三人ともが声を発して、灯がパッと振り返った。
「はあっ⁉︎ また抜け駆けしてるし! もうもうもうっ!」
俺たちが密着しているの気づくと灯が地団駄を踏んだ。
それまで上機嫌だった灯に、彩恵は俺に弄られながら口角を上げて見せた。
「悪い、わね……っん♡ いっぱい、ぎゅってしてもらっちゃった……あ、っく…………イくっ、あっ♡」
ブルリと彩恵が肩を震わせ、軽く絶頂に達して身体の力が抜けた。
俺の身体に背中を預け、息を整える彩恵をくるりと反転させて、正面から抱き合った。
柔らかな臀部に手を添えて、彼女の目を見つめた。
「……もう我慢できない? 私も休憩したいんだけど」
わざとらしく焦らす彼女の下腹部に、俺の股間が主張する。
「はいはい。今出してあげますからねー……」
そう言って、俺の短パンとトランクスを下げ、竿を露出させて優しく撫でた。
俺も彩恵のボトムスをずらして、菊門を曝け出させると指で軽くなぞって彼女をくすぐる。すると、彩恵の背後でむくれた顔をする灯がその場にしゃがみ込み——彩恵の尻に顔を埋めた。
「んれろぉ……♡」
「にゃっ⁉︎ あ、灯ちゃん⁉︎ 何して……」
「ハブられるの面白くないもん。それに、ムカつくぐらいエロい恰好してるから腹いせ。……れろれろれろれろ……っ」
唾液を塗りたくるように彩恵の秘孔を灯が舐めほぐす。
彩恵にとっても予想外で、「やめてっ……あうっ♡ ……あっ……うぅ……」弱々しい鳴き声を発した。
「彩恵、耳真っ赤」
「ふっ、あ……」
「れろぉ……むちゅぅ……♡ はむっ、あむっ……唇でハムハムされるの好きなんすか? ヒクヒクしてますけど」
「う、うるさい‼︎」
俺の肩に顔を埋めて、彩恵はされるがままだった。
白い背中のラインの先に、丸く実った臀部と容赦なく舌先を震わす灯の顔が見える。アブノーマルでインモラルな光景に、彩恵の腹に押し付けられた竿が爆発しそうだった。
「んぢゃぷっ、んぷっ! ……こんなもんっすかね。お隣さん、もう良さそうっすよ」
「さんきゅ。灯」
「……報酬は後でください」
それだけ言って、灯は離れた。
準備のできた彩恵の腰を上げさせて、天を向いた竿の上に構えさせる。
顔を真っ赤にした彩恵がゆっくりと腰を下ろして、菊門が徐々に拡がっていった。
「あ゙っ……うっ、ぐ…………はあ、はあ♡」
根元まで飲み込むだけで、息も絶え絶えになり、俺の首に腕を回してもたれかかった。
動く余裕のなさそうな彩恵に変わって、ゆっくり腰を動かし中を抉る。
「ん゙っ、う、うぅ♡ ああ……拡げ過ぎ……ん゙ぉ…………♡」
尻を持って下から突き上げるたび、短い悲鳴がリビングに響いた。
「ぐっ、うあっ、あ゙あ゙っ♡ エグッ……おっき…………ん゙んっ! ん゙ほっ……♡」
「うわー、ちんちん繋がってるところ、こんな間近で見たの初めてだ……。こんな感じなんだ」
灯がすぐ側で見守る中、彩恵は口の端から唾液が垂れるほど奥深くで感じていた。
ひと突き入れるたび、咥えた下の口がキュウキュウと締まって、搾り上げる。
慣れてくると彩恵も俺に合わせて自分で身体を跳ねさせ、より激しい刺激を求め出した。
「んうっ、はあっ、あ、あ゙っ! ん゙っ、お……♡ ま、マネージャーの、いつもより……あっつい♡ ……んじゅるっ 、んむっ、むぢゅるるるるっ、れむっ……♡」
「……っ!」
口が退屈なのか、彩恵は俺の耳にかぶりついて舌で犯してくる。
不意打ちに一気に感度が上がって、ビクビクと彩恵の中で震えだす。
「んれろっ、んぷっ……ちゅるるる…………♡ だめ……我慢しないで……んぐっ! はあ…………垂れ流して♡」
甘い囁きに脳が痺れる。
高まる鼓動を感じながら、破裂しそうなボルテージをギリギリまで抑え込み——
「イクっ!」
「うっ、うっ……出して……♡ マネージャーのせーえきでケツイキするから…………あ゙おっ、ほ……♡♡」
彩恵の低い嬌声と共に、俺は達した。
彩恵は俺を締め上げるほど強く抱きしめて痙攣して、酔ったように「ああ……ふあ…………♡」と、うめいていた。
引き抜くと、ポタポタと彩恵から白い液体が垂れて床に落ちる。
涼しい部屋にむせ返る匂いが立ち込めて、夢のように甘い世界から現実に引き戻されそうになったが、火照った顔で膝を擦り合わせる灯と目が合った。
「灯」
「はい……」
彩恵を下ろして灯を招くと、彼女はすぐにしゃがんで俺の竿を口に含んだ。
「じゅるるるるるるっ! んぶっ、んぢゅう……ぢゅるるるるるるっ!」
「そ、そんな激しくされるとまたすぐ……」
「まだイったらダメっすよ。私もお尻でお隣さん気持ち良くさせたい。……むぢゅるる……んちゅ♡」
灯は舌で丹念に掃除して、潤んだ目で見つめてくる。小動物のような愛らしい顔に加護欲と支配欲が沸き立つ。
あっという間に竿は立ち上がってすぐに二戦目の準備ができた。
灯は床に四つん這いになると、ワンピースのスカート部分を捲って、腰を突き出した。
「……激しいのがいいっす」
クロッチ部分をずらし、他人には消して見せない秘門を覗かせる灯に、俺も膝立ちになって後ろから突き入れた。
「あんっ……♡」
手本のような嬌声に本人も恥ずかしくなったのか、咄嗟に手で口を覆った。
彩恵とはまた違う感触の肉鞘を、じっくり味わいたい気分だがご所望通り激しく打ち付けた。
「あっ、あ、うっ、ぎうっ、ああっ! こ、声でちゃうっ♡ ひぐっ……!」
「もっと聞きたい」
どうしても声を抑えようとする灯の腕を掴み、無理やり上半身を起こさせた。
膝立ちで何度も突かれ、短く甲高い悲鳴が俺の動きに連動して発せられる。
「やあっ、あ、あんっ、おっ、おっ、ぐっ♡ 奥まで捲りあがっちゃうっ♡」
後ろの穴だけで相当感じられるようになっていて、ビクビクと痙攣している。
一度彩恵に出しているからか、俺には少し余裕があって、灯をもっと虐めたくなった。とはいえ彼女の腕を抑えるのに両手は使っているしこれ以上のことは……と思った矢先。
俺の心中を察してかは知らないが、彩恵が動いた。
「さっきのお返し」
「あ、彩恵さん、待っ……ああっ、らめ……っ♡」
彩恵が灯の正面まで来て、肩紐を外し、胸を曝け出させた。そして桃色の蕾を抓る。
全身に電流が走ったかのように灯が細かく震え、中の締りもきつくなった。
彩恵は灯の反応に気を良くして、笑みを浮かべながら指先でこねくり回し、囁く。
「乳首、ギュってされるの弱いの? 可愛くないぐらい勃起してるけど。乳輪のところもクルクル~ってしてあげる」
「ダメ……んあっ……♡」
「ほら、こっちも」
「そ、そっちはほんとに……!」
彩恵がそっと灯の股に手を持っていき、水着の中に手を突っ込み、割れ目の少し上、核となる部分に触れた。
「ああっ、お、あ……く、クリは、きちゃうってばっ……!」
「何が来るんだ?」
「ぜんぶっ! ぜんぶ、いっちゃう……あ、あ、あああっ!」
泣き叫びながら灯は膝を大きく震わせると、ぷしゃあっと勢いよく股の間から潮を上げた。
彩恵も目を丸くしつつ、自分の手が濡らされるのを凝視していた。
床に水たまりを作って、灯はへなへなとその場に倒れこみ、俺の竿も抜けてしまった。もう少しで絶頂まで行けそうだった俺は消化不良で、倒れた灯の顔に跨って、勢いよく竿を擦り、力なく口を開けた灯にぶっかけた。
「んっ、う……♡」
「床、汚しすぎ。俺の部屋だぞ」
「ごめんなさい……。お掃除します……じゅるるるるるるるっ! まだこんなに残って……。あと一発、出せそうっすか?」
「ああ」
「じゃあ、最後は二人で……」
灯が目配せすると、彩恵が肩をすくめた。
「……まあ、パーティーだしね。今日ぐらいは協力して盛り上げてあげる」
自分もトップスを捲り上げて大きな胸を曝け出した。
立ち上がって息子を差し出すと、彩恵が右から、灯が左から胸で押しつぶすように挟み込んだ。
休まず二発出した息子はさすがに萎えていたが、柔らかい抱擁を喰らうとまだ力を振り絞れそうだった。
「ダブルパイズリっすよ。ちゃーんと目に焼き付けないと」
「カリ首のとこ、乳首でクニクニってされるのえっち? 飽きるまで擦り付けていいから、好きにしなさいな」
息を合わせて胸で押し合い、柔らかく強く圧迫してくる。
「すげえ……いい……」
思わず感嘆の声を漏らして、二人の頭を撫でる。
まるで王にでもなった気分で、肉体的な快楽より、精神的な満足感の方が大きい。
二人に埋もれながらも、頭を出す赤い息子に、彩恵が舌先でほんの少しだけ触れた。
「れろ……。激しいのした後だから、ゆっくりじっくり責めてあげる」
舌のざらつきのひとつひとつを感じ取れるほど、慎重な舐め上げが始まった。
生温かい吐息がかかるたび、その喉奥に自分の杭をねじ込みたくなる。そんな俺を焦らして遊びながら、ぷくりと滲んだ先走り汁を彩恵は舌で掬った。
「んれる……もう我慢汁出てきちゃった。まだイかないでよね……れろっ、れむぅ……ちゅる♡」
「彩恵さん、ずるいって。私も舐めよ。……むちゅう……ちゅぷ♡」
「私の舌に触れたら殺すから」
「わかってるっすよ。私だって貴重なファーストキス、彩恵さんにあげたくなんかないし」
決して相手に触れないように、二人は慎重に両サイドから舌を当てた。
灯がソフトクリームのように下から上へと。
彩恵が鈴口を押し広げるように差し込んで。
そうして口を動かしている間にも、二人の胸は揺れて、桃色の突起が竿にクニクニと擦り付けられる。
「れろお…………♡ カウパー止まんないっすね。おっぱいもぐちゃぐちゃ……。玉の方までハグしてあげるんで、出し切ってください」
「ちゅぷっ、れろれろれろ……♡ 腰ガクガクしてる。女の子みたいな顔して震えちゃって、可愛い。もっと見せて」
各々が好き好きに俺をいじめて、その反応を楽しんでいる。
もっと長く味わっていたいのに、限界は容赦なくやってきて、制御できない身震いに襲われる。
唾液と粘液の練り合わされる音が、二人の身体の間で加速して、とうとう耐えきれず、彼女達の頭を掴んだ。
「うっ、ぐ……っ!」
そして大きな打ち上げ花火を放った。
白く咲いた後、それは二人の髪に、頬に、口元に、デコルテに、乳頭にランダムにかかった。
「うわあ……くさーい♡ 髪まで飛ばされたし。早くお風呂入らなきゃ」
「やっぱりオスの本能なのかしら。ひとり相手にする時より、勢いあった気がするわ」
ドロドロに汚れた姿で俺の顔を見上げる彩恵と灯。
飼い主に媚を売る猫にも見えて、頭を撫でるのをやめられなかった。
オスの匂いに塗れた二人を風呂場まで引っ張ると、パーティーは延長戦に入った。