TS冒険者イオト 転生異世界物語――……だけどそれは即エロ堕ち!?♡ 作:えぴっくにごつ
イオトとフィユの二人は、いつの間に砦内への侵入を許したのか。何体ものオークに囲まれていた。
「ゲケっ。美味そうな雌を見つけたと思って後を付けてみたら、こりゃ驚きだぁ」
「面白れぇもんを、見せつけてくれるじゃねぇかっ」
二人を囲うオークたちは下卑た視線を二人に集め、下品な嘲笑の数々を寄越して来る。
どうやら道中の後を付けられた上に、今しがたの二人のまぐわいを覗き見されていたようだ。
「うわっ、嘘……!」
「っ……!」
一方、突然の招かれざる客の登場に、二人はそれぞれ驚き苦い声を漏らしながらも。
身を跳ね起こし、『行為』のために崩れていた衣装を申し訳程度に直しながら身構える。
「なぜ……!警戒魔法を張っていたはず……!」
そして続けてフィユが発したのは、苦い色での困惑の言葉。
その言葉の通り、この古砦を一晩の宿とするに当たって。フィユは習得してる警戒魔法を張り、侵入者の早期察知の態勢を整えていた。
しかしその警報が働くことは無いまま、今にオークたちは砦に侵入してしまっている。
「そんなもん、これがあれば楽勝よ」
そんなフィユの困惑に答え、オークの一体が言葉を紡ぎながら、その手に持つ何かを見せつけて来る。
見えたのは水晶の欠片が木枠に埋め込まれる形の、何かのアイテム。
「隠密魔法アイテム……!?そんな、オークがそんなものを……!」
「舐めてもらっちゃ困るぜ。俺たちは確かに腕っぷしが自慢だが、色々『技』も使いこなすのよ」
オークの手中のそのアイテムを見たフィユは、そのアイテムの正体を。警戒魔法を潜り抜けられたその理由を言葉で明らかにしながら、また驚きを示す。
そんなフィユの反応に、オークたちは自慢げに、そして揶揄うようにまた言葉を返して来た。
「へへっ、細かいお話はここまでだ。今の状況は嫌でも察せるよなぁ?」
「妙な真似はせず、大人しくすることだな。そしたら、俺たちがもっと『悦ばせて』やるよぉっ」
そして次にオークたちが宣い突き付けて来たのは、下卑た声でのそんな示す言葉。
どうにもお目当ては、イオトとフィユの二人のようだ。
「くっ……」
「っ……」
そのオークたちの宣告に、また苦い声を漏らすイオトとフィユ。
正直、今の状況は分が良いとは言えない。
どうする?
・今は大人しく捕まる
・いや……!
→いや……!
「!……フィユ、俺に任せて」
「え?」
オークたちから突き付けられた選択に、苦く険しい表情を作っていた二人だが。
イオトが何かを見止め気づき、そしてフィユに小さな声で伝えたのは直後。
フィユそれに疑問の声を漏らしたが。
「ふっ!」
次の瞬間、言葉でフィユに答える代わりに。
イオトは脚元近くに置いておいた自分の剣を取り。そしてその剣を、流れるような素早い動きで投げ放った。
「ぐぁっ!?」
悲鳴がイオトとフィユに相対するオークたちの中で上がったのは直後だ。
イオトが投げ放った剣は、その先でオークの一体の脚を掬うように切り裂いていた。
「ハッ!」
そしてそれを確認するが早いか、イオトは床を蹴ってオークたちに向かって飛び出した。
「な!?ぎぁ!?」
「ぐぁ!?」
それはまさに目にも止まらぬ速さ。
投げてオークの脚を切り裂いた剣が落ちる前に、イオトは剣に追い付いて柄を捕まえると。
次には飛び込んだ関係で丁度両脇や近くに位置していたオークたちを、その脚を。剣先を走らせてまた掬うように切りつけて行く。
「な、こいつ!……がっ!?」
少し離れた位置に居たオークが、そんなイオトに斧を振りかぶって襲い掛かろうとしたが。
しかし次にはそのオークの手が弾かれ、己がオークの手より落ちる。
「イオト様!」
それはフィユの援護、彼女の弓撃がそれを成したのだ。
「ぎゃっ!」
「この……ぎぁっ!?」
そのフィユの援護も甲斐あって、まさに一瞬の如き間に。
オークたちは残らずイオトの捌き走らせた剣先に脚を損傷させられ、床に膝を着くこととなった。
「……ふっ」
オークたちの中を舞って縫うように立ち回り、オークたちに膝を付かせたイオトは。
それからオークたちの背後に抜けて、そこに凛々しく立つ。
「ふふんっ、驕りもいいトコだねっ!命までは取らない、大人しく退散するんだ!」
そして振り向き、残らずその動きに支障をきたしたオークたちに向けて。
イオトは凛とした声でそんな宣告の言葉を向けた。
「ぐ……ふざけ……」
そんなイオトの宣告に、しかし一体のオークが逆らう言葉を上げかけたが。
キっ、と。
イオトが、『ならば今度は容赦しない』という意志を込めてオークを睨みつけ。
その視線に刺されたオークは言葉の続きを封じられる。
「ぐっ……!クソ、引くぞっ!」
「畜生、覚えてろよーっ!」
そして次にはオークたちは、傷つけられた脚を引き摺り。互いに肩を貸し合いながら。
お手本のような悪役的な台詞を残して、砦から退散していった。
「……ふぅー」
オークたちが逃げ去り、脅威の気配が砦の中から去り。
イオトはそこまでの毅然とした姿を解き、脱力して息を零した。
「イオト様!」
そこに駆け寄って来るフィユ。その顔は焦りと心配がない交ぜのなった色に作られている。
「なんと危ういことを……っ」
「ゴメン、でもあいつらの並びに隙が見えて。捕まるくらいなら試したかったんだ……」
そしてフィユの寄越した、心配と叱る旨を混ぜての言葉に。イオトは謝りつつ、己の行動理由を明かして見せる。
「はぁ、肝を冷やしました……でも、強くなられているようですね」
「ううん、今のはフィユの援護もあったおかげだよ」
フィユはまた困った色で言葉を零したが、しかし次にはその顔色を解し。今のイオトの立ち回りから見えた、その成長を評する言葉を紡ぐ。
そしてイオトはしかしそれには、フィユの助けに感謝する言葉で返した。
「……ところで、イオト様……お持ちの立派な果実が……」
「え?……あっ……!」
しかしその次にはフィユはまた様子を変えて、微かに赤らめた顔に困惑を作って何か示す言葉を寄越す。
そしてイオトは示された己の体に視線を落とし、その状態に気づいて驚く声を上げる。
見れば、元より『まぐわい』から崩れていたものが、今の立ち回りもあってだろう。イオトのレオタードが崩れてずれ、そのたわわな乳房がはみ出て零れてしまっていた。
「うぁ……恥ずかし……きゃぅっ!?♡」
それに恥ずかしさを覚えたイオトだが、しかしそれも束の間。
つぎには『むにゅ』と己の乳房に感覚が走り、色艶の凝った悲鳴を上げてしまう。
見れば、イオトはフィユに抱き着かれて捕まえられ。どころか、フィユの指はイオトのたわわな乳房に沈められ、揉みしだき堪能を始めていた。
「ひゃ……♡ふぃ、フィユ……っ?♡」
「ふへ……♡戦いの吊り橋効果という物でしょうか……イオト様の凛としたお姿と、反した無防備な色気を見たら、またココロとおまんこがキュンキュン♡してきちゃいましたっ♡」
困惑するイオトを抱き着き捕まえ、その乳房を揉みしだいて堪能しながら。蕩けた顔を浮かべたフィユが宣って来たのはそんな言葉。
呆れるべきか逞しいと思うべきか。フィユは今の一連から、イオトにまた欲情を覚えてしまっていたのだ。
「あんっ♡ちょ、こんなさっきの今で……ふちゅむ……!?♡」
それにイオトは呆れ困惑の言葉を紡ぎかけたが。次にはその口は、フィユの唇に塞がれてしまう。
「んっ……♡」
「んぅ……んちゅ……♡」
そしてそのまま、フィユに押し崩され。『いただかれ』初めてしまうイオト。
こうしてイオトはフィユの『餌食』とされ。
レズレイプにて一晩中弄ばれまくり。喘ぎまくらされ、イカされまくってしまったのであった。