TS冒険者イオト 転生異世界物語――……だけどそれは即エロ堕ち!?♡ 作:えぴっくにごつ
さて。道中に招かれざる客の乱入により、荒事に見舞われたものの。
それを返り討ちにして乗り越え、イオトとフィユは旅路を進めて次の目的地へと到着した。
そこは、いままで活動の拠点としていた王国の領土と、そしてこの大陸の北に広大な領土を持つ大帝国との国境線の一点。
そしてそこには関所を兼ねた大きな交易の街が、その両国のどちらにも属さない特別な地区として設けられ存在していた。
イオトとフィユは、ここでまた休息と物資装備の補充を行い。
そして何より、フィユのエシュオン族にお告げのあった『教団』について――『世界に魔の手を伸ばそうとしている』その組織について、情報を探るつもりであった。
「――はい、確かに。お疲れ様でした」
場所はこの街に設けられる冒険者ギルドの支部。
イオトとフィユはまずそこに立ち寄り、ギルドの窓口にて道中でこなした各種クエストの完了を報告。その報酬を受け取った。
「ありがとう――これでギルドへの申し出は全部かな?」
「えぇ、漏れは無いはずです」
受け取れたクエスト報酬を確認しつつ、他の事項に漏れが無いかを確認し合う二人。
「あ、お二人とも。すみませんが最後に一つだけ」
しかしそこで、窓口の受付嬢から二人にそんな声が掛けられた。
「?、何か忘れてました?」
「いえ。これはギルド、いえ街役所からのお願いになるのですが」
イオトが返した声に受付嬢はそう答えながら、一組の羊皮紙を差し出して渡す。
「ご存じかと思われますが、この街は国に属さぬ中立街。それゆえの独自の決まり、注意事項があります。その要目をお渡ししますので、滞在中にトラブルに巻き込まれないためにも、よく目を通して置いてください」
そしてその書類を受け取ったイオトたちが、併せて受付嬢からされたのはそんな説明であった。
「なるほど……」
「確かに、ここは少し特殊な立場の街。その点にも気を付けなければですね」
説明されたその事柄に納得しつつ、羊皮紙の書類を受け取る二人。
「分かりました、ありがとう」
「よく目を通しておきます」
「はい、お願いします。では良い滞在を」
そして二人は承諾する言葉を返し、受付嬢と挨拶を交わして窓口を後にした。
「……くす」
その最後に、立ち去る二人の背を見送る受付嬢が、微かに怪しい笑みを受かべたことに。
イオトとフィユが気づくことは無かった。
それから街での滞在中の宿を決め、部屋を借りたイオトたちは。
一息がてら、ギルドにて渡された街での注意事項の書類に目を通した。
「うん、そこまで変な決まりはみたいだね」
「気を付けるべきは街の特性上、己の身は冒険中同様に注意して護れという所ですかね」
その内容は、国に属さず独特の発展をした故に、賑わうばかりでなく後ろ暗い面も持つ、様々が蠢くこの中立の街で滞在する上での注意警戒を促すものであり。
特段突飛な事柄は見受けられなかった。
「ま、流石に色々注意しなきゃだね」
「しかし、そんな街だからこそ。怪しい『教団』に関する情報の取得も期待できるかもしれません」
その注意事項の書類の内容に目を通し終え、そんな会話を交わすイオトとフィユ。
「じゃあ……そこをどうやって調べようか……?」
「そう……ですね……」
しかし、二人は気づけていなかった。
その時点ですでに、後ろ暗い多くが裏に潜む街の。そこから伸びた『魔の手』が、己たちに及び絡め取られ始めていることに。
二人は共に、どこか感覚が微かに朧げになり。その体に、下腹部に不自然な疼きを感じ始めていたのだが。
しかし、二人はそれが異常と気づくことすらできずにいた。
「情報取集に……街に繰り出してみようか」
「そうですね……そのために『支度』もしませんと」
その元凶は、渡された羊皮紙書類に仕込まれた『術』。
巧妙に組み立てられ、フィユの体得する警戒魔術すらをすり抜けて、二人に作用したそれは。
二人の『常識』を曖昧にし、そしてその心身を『発情』へと誘い引き摺りこんでいた。
そしてその時点で、二人の下腹部には魔法による『淫らの証』すら浮かび上がっていたが。
もはや二人は、それらの己が体の変化に、疑問を感じることすら無くなっていた。
「あは、じゃあ……早速行こうかっ♡」
「ふふ、そうですね……♡」
そして二人は、微かに蕩け赤らんだ艶やかな表情でそう言葉を交わし。
そして『情報収集』のために。まずはその『支度』のために、愛憎蠢く街へと繰り出した……
場所は、この大きな街の中でも『裏』に値する区画。
品の良いとは言えない店の類や、多くの後ろ暗い行いの温床となっている裏区画。
いわゆる裏街。
その中を通る一つの裏通りに、イオトとフィユの姿はあった。
「くすっ♡」
「ふふ♡」
裏通り上の一ヵ所に、並び立つイオトとフィユ。
その姿格好は、それまでの冒険者衣装からあまりに変わった驚くもの。
二人が纏うは、際どい造形のボディコン衣装だ。
イオトは、テカリの目立つメタリックホワイト。
フィユは、やはりテカリのある派手な水色のボディコン姿。
どちらもその裾はかなり短く際どく、股間周りが時折覗いてしまう程。
そして背中は大きく開かれ露出し、他に脇や腰回りなどの各所がこれみよがしに露出した、危険な香り漂うエロティックな衣装造詣だ。
元より色気のある、ある種大胆な冒険者衣装を纏っていた二人ではあったが。
今のそのボディコン姿の妖しさ、艶やかさは。冒険者衣装とは明らかに別種の色気、艶やかさを醸し振りまくものであった。
そしてそんな二人の下腹部には。
イオトは時折覗ける裾下から、フィユは開かれたデザインの下腹部周りから。その素肌に刻まれ浮かんだ妖しい『紋様』が垣間見えた。
それは、『淫紋』。
魔法の一種により、刻んだ者の心身を淫らの虜とするもの。
その影響からイオトとフィユは共に微かに蕩け、そして見た者を揶揄うような妖しい笑みを浮かべ。
この裏通りを行き交う通行人に、妖しくも艶やかなアピールを振りまいていた。
これが、二人がこの裏街に繰り出し行っている『情報収集』。
妖しく艶やかなボディコン衣装姿に身を包み、『立ちんぼ』として通行人を誘い、そこから情報の入手を目論むもの。
もちろん、そこに全うな有用性など無い。
イオトとフィユは、ギルドの受付嬢より渡された書類に。それに仕込まれていた『術』に嵌り、その常識を歪められていたのだ。
「おい、見ろよ」
「すげぇエロいじゃん、あの女たち」
元より容姿に優れるイオトとフィユが、ましてやそんな下品でしかし艶やかな『美味そうな』姿格好でアピールを振りまく様は。
必然、通行人の男たちの視線を引いて集めた。
そしてやはり当然の流れか。複数人の男たちが次々に脚を止め、遠巻きに二人を『値踏み』を兼ねて囲い始める。
「あはっ♡おにーさんたち、俺たちが気になっちゃう?♡」
「くすっ♡よろしければ、『イイコト』していきませんか?♡」
そんな囲う男たちに、イオトとフィユはまた妖しく艶やかな笑みを作って向け。己たちから誘惑する言葉を向けた。
イオトはその爆乳に近い巨乳を片手で持ちあげて主張して見せ。
さらにペロ♡と愛らしく舌を出し、その口元にピースサインを沿えて男たちを誘惑。
フィユはまたピースサインを自分の下腹部に沿えて、『女の部分』を示しながら。
もう片方の手を口に持ってき、下品ながらも愛らしくエロティックなフェラ素振りをして見せる。
二人のその有様は、完全に淫らな『娼婦』のそれであった。
「うおぉっ、マジかよっ。なんてエロい女どもだっ」
「くそっ、我慢できなくなってきたっ」
そんな二人からの誘惑に、囲う男たちは欲情し。その下腹部、股間に勃起させた雄々しいモノでテントを張って見せる。
そして当然の流れか、男たちは次にはイオトとフィユに詰め寄り群がり。そして二人を囲い、武骨な腕で乱暴に捕まえた。
「きゃんっ♡らんぼーっ♡」
「あんっ♡ふふっ、いいですよ♡雄々しい欲望で私たちを食らってくださいなっ♡」
男たちの腕っぷしにその細腕を掴まれ、さらにそのボディを荒く抱き捕まえられてしまう二人だが。
しかしそんな扱いを受けて尚、二人が上げるのは甘く媚びて誘惑するような声色。
そして二人はいよいよ辛抱堪らなくなった男たちに、背後近くの路地裏へと連れ込まれた……
ボディコンビッチシチュずっとやってみたかった。