TS冒険者イオト 転生異世界物語――……だけどそれは即エロ堕ち!?♡ 作:えぴっくにごつ
「あはっ♡おにーさんたち、俺たちとあそぼぉ?♡」
「うふ♡私たちで愉しんで行きませんかぁ?♡」
今日も裏街の裏通りで、際どいボディコン衣装に身を包み。
道行く男たちに色気と媚びを振り撒いて誘い、男たちに囲われるイオトとフィユの姿がある。
「む、あれは?」
とある見知った顔が、その近くを通り掛かった。
それは先日よりひょんな成り行きから、イオトたちと『親密』な関係になったケグンだ。
ケグンは己の商の生業から本日にこの街を訪れたのであり。
この場を通りかかったのはその関係所に向かう故、すなわち偶然であった。
「イオトくんにフィユちゃん……?あれは、様子が……」
ケグンも二人とは『秘密』の関係を持つ中ではあるが。
今に目撃した二人が、その『秘密』の時とはまた別種の異様な状態にあることに。二人の人柄を少なからず知るケグンはすぐに感づいた。
どうするべきか。
・すぐに二人と接触できるよう手配する。
・不穏な気配がする、手回しが必要だ。
→すぐに二人と接触できるよう手配する
その日の夜も裏街にて、『立ちんぼ』で男たちを誘っていたイオトとフィユに。『ある人』からの使いを名乗る者たちが現れたのは間もなく。
屈強な用心棒のようなその使いの者たちの影響で、イオトたちを囲っていた男たちは解散させられ。
そしてその使いの者たちに連れられ、二人は裏街にある妖しくも良さげな宿へと案内された。
「こんばんはぁ♡俺たちをご指名っていうのはぁ……あれ?」
「ふふ♡お招きいただき……あら?」
宿の一室へと通されたイオトとフィユは、その先に待つ人物が己たち『目当て』であろうことに疑いは持たず。
甘く媚びるような台詞と合わせて、宿部屋の扉を潜った。
しかしその二人を待っていたのは想定外の、そして見知った顔。
他ならぬケグンであった。
「いや驚いた。まさかこの街でこんな形で君たちを見つけるとはね」
部屋内でソファに腰掛け待っていたケグンは、流石に色々に『慣れて』いるのか驚きやショックこそ見せないが。少し困ったような台詞で二人を出迎えた。
「あれぇ?ケグンおじさまぁ♡」
「この街でお会いするなんて♡不思議な縁ですわ♡」
「おじさまもぉ♡また俺たちとエッチな遊びをしてくれるんですかぁ?♡」
一方のイオトとフィユは、ケグンとの相対に微かな驚きこそ顔に浮かべながらも。
続けて口にするのは、やはり甘ったるい口調でのそんな緊張感の無い言葉。
「ふむぅ、大分何かの『術』に取り込まれているな」
そんな二人の状態から、次にはケグンは『察し』をつけてそんな言葉を零す。
ケグンの知るイオトとフィユは、その奥には魅惑のマゾメスの気質を秘めるが。しかしこのように表立って淫欲に溺れるような気質では無かった。
そこから、二人が何らかの外的影響を受けていることを察するのは容易かった。
「大事無ければ、その魅惑の姿でお愉しみと行きたい所だったが……これは噂の『教団』の用いる呪術と特徴が似ている。流石に捨て置けないな」
そして今の二人が受けている『洗脳』の、その下手人を特徴から察し判断し。
ケグンは少し難しい顔で、そんな言葉を紡ぐ。
「一種の洗脳、常識改変と見えるな……幸い解除魔法具がすぐに手配できた、これで……」
そしてケグンは次には、手元に控えていた水晶の入った小箱。
ケグンがそのツテによって急遽手配用意した、洗脳魔法の類を解除除去する魔法道具を取り。
それを用い、その効果によって二人の掛かる『洗脳』を解除しようとした。
「おっと、そうは行きませんよ」
「っ!」
しかし、どこからかそんな妖しい声色の声が聞こえたのは瞬間。
そして同時に何かが飛び来て、ケグンの手元の魔法道具を弾き飛ばしてかっ攫った。
手中より弾かれた魔法道具を視線で追ったのも一瞬。次にはケグンは新たに増えた気配を感じ、立ち上がりながら視線を部屋の入口扉へと向ける。
未だに蕩け呆けた様子で立つイオトとフィユの間、そこを割るように立っていたのは。
全身を包むボディースーツでその魅惑の女体を主張する、茶髪のショートカットが美麗な美女。
併せて付ける簡易な防具装備と、その手に持つ暗器が、その存在が『アサシン』であることを示している。
そしてその顔は、先日にイオトとフィユが相対した受付嬢のものであった。
「っ……『教団』の刺客のご登場か……っ」
その姿、そして今の状況からそう察する以外はあり得ず。
苦い顔でその受付嬢改め教団のアサシンの女を睨みながら、ケグンは身構える。
「ふふっ。この異世界よりの冒険者とエルフ族の巫女の、お知り合いの商人様ですね?」
「っ、そこまで知っているか」
「我々の情報網を侮らないほうが良いですよ?我々を嗅ぎまわる不穏分子は掌握済み」
そんなケグンに、女アサシンは嘲る色で声を向け。ケグンの苦い返答にもまたそんな回答を返す。
イオトとフィユばかりか、ケグンについても掌握済みのようだ。
「我々はあなた方が思う以上に強力です。大人しくすることをお勧めしますよ?」
そしてケグンに向けられる警告の言葉。
「っ、ロートルと舐めてもらっては……困るっ!」
「!」
しかしケグンはそれを素直に聞くタマでは無かった。
次にはケグンの体を中心に、ボウンと煙幕のように白煙が発生。
「――はっ!」
次に広がった煙の中を割るように飛び出して来たのは――長い黒髪姫カットが映える愛らしい狐耳の幼女。
性転換の術を体得するケグンの、その変貌した姿。併せて明かせば、ケグンの『荒事モード』だ。
そのぷにロリイカ腹幼女ボディに併せて誂えた、薄桃色寄りの白いレオタードと、同色のニーソックスに長手袋から成るの戦闘装束に身を包み。
そして東洋から取り寄せた刀を携え。
ケグンは女アサシンに肉薄。
一瞬で詰めたその間合いから、一太刀を浴びせられることを確信した。
「……くすっ」
「!?」
しかし、ケグンは目の前に女アサシンの妖しい笑みを次に目撃。
不穏な気配を覚えた時には、すでに遅かった。
突き出されていた女アサシンの手先。そこにあったのは、紋様を投影する魔法水晶。
「……ぁっ♡」
それを一目してしまった直後、ケグンは間合いを詰めるために飛んだその小さな体を。
しかし己から足を着いてブレーキを掛け、止めてしまった。
そしてカクンと膝に腰を落とし、図らずしも女アサシンの前に跪くような形となってしまう。
「ふふ、オイタしちゃだめですよ?かわいいキツネちゃん♡」
そして、そんなケグンを足元に見ながら。
女アサシンが向けて浴びせたのは、嘲りの色を混ぜてのそんな台詞。
「ぁ……はぃ……♡」
そんな女アサシンに、ケグンは傅き跪きながら。先までの剣幕から一転、ぽやー♡とした呆けた顔で、そんな返事の声だけを返してしまう。
「くす、言ったでしょう?私たちはあなた方が思う以上に強力だって」
そんな様と陥ってしまったケグンに、女アサシンはまた嘲る声でそんな知らしめる言葉を浴びせる。
女アサシンがケグンに用いたのは、やはり一種の洗脳魔法。それも中々に強力で反則レベルの力を持つ代物。
それにより、ケグンは『敵意』を抜かれ。その意志を改変されてしまったのだ。
「さて、思わぬ乱入者で余計な仕事が増えてしまったわ……私はこれで帰るから、あなたたちにこの子の『オシオキ』を任せるわ♡」
そして女アサシンは気だるげに紡ぐと、次には両脇に立つイオトとフィユにそんな命じる言葉を紡ぐ。
「はぁい♡」
「おまかせあれ♡」
それにイオトとフィユは、呆けた妖しい声色で答え。
次には身を返して立ち去る女アサシンを背後にしながら、傅いたままのケグンを二人して捕まえた……
屈強つよつよ竿役も、ぷにロリイカ腹幼女に性転換してしまえば容易いものよのう(謎代官