TS冒険者イオト 転生異世界物語――……だけどそれは即エロ堕ち!?♡ 作:えぴっくにごつ
エロRPGとかのこういうシチュ好き。
そんなように無意識に、周りの視線を集め、そして欲情を煽りながらも。
自身は格好や状況に落ち着かずにソワソワしながらも、仕事に集中するべく動いていたイオト。
「君、すまない。一つもらえるか」
「あ、はいっ」
その最中に。通りかかった賭け事の遊戯台にて、ゲームに興じていた客の中年男性から。オーダーの声が掛けられた。
イオトはそれに答えて中年男性に歩み寄り。
お酒のグラスの乗るトレーを男性へと差し出した。
「ありがとう」
「いえっ、それでは」
グラスの受け渡しを終え、役目は終わりと、そのまま去ろうとしたイオト。
しかし、
「――きゃっ!?♡」
瞬間、イオトは甘さと色艶の含む悲鳴を上げた。
理由は、己の尻肉に走った刺激感覚
見れば、イオトのその豊満な尻肉は。ストッキングタイツ越しに、客の中年男性の手に鷲掴みにされていたのだ。
「せっ、セクハラ……っ!」
そして驚きと羞恥から、イオトは顔を真っ赤にして。次には男性を振り向きキっと睨みつつ、そんな訴える声を上げる。
「ハハハ、初々しい反応を見せてくれる。しかし、こちらのお店は『お触り』は禁じられていないと説明されているが?」
しかし一方の中年男性は、そんなイオトを前に慌てることなどは無く。
落ち着いた様子でイオトの初々しい反応を笑い。しかし併せて、イオトの尻肉を鷲掴みにしたまま、そんな旨を宣って来た。
「あ……」
その言葉で、イオトもそのことを思い出した。
そうである。このバニーガールバーは、お触りなどのちょっとしたエッチな行為はデフォルトでオーケーなお店なのだ。
無論、イオトたちもオーナーから最初に説明は聞いていた。
そしてそれについてイオトは、必要経費の確保との天秤に掛けて考え。
また、ここまで来てしまった以上断るのも気が引ける……。
男の感覚常識から、『まあちょっと触られるくらいは』……などなど。
諸々の事象や、言ってしまうと雑な見積もりもあって。そのことを承諾してしまっていたのだ。
「ひゃぅ……っ!♡」
その事を思い出し、剣幕を解いたイオトにつけ入る隙を見たのだろう。
中年男性は、鷲掴みにしていたイオトの尻肉をねちっこく揉みしだき始める。
「キャストが本当に強く拒むのなら、そこまでと注意は受けてはいるが。ダメならはっきり言ってもらわんとな?」
そして次には中年男性は、イオトに意地悪な色で探りを入れるように尋ねながら。
しかしイオトの尻肉を揉みしだき、堪能し続ける。
「あぅぅ……フィ、フィユ……っ」
一方のイオトは、自分がセクハラをされるという未体験の状況に、しどろもどろになってしまい。
『フィユならうまく立ち回ってくれるのでは』と、そんな希望を抱いて周りにフィユを探して呼ぶ。
「くぅっ……私は安い女では……はぅぅっ♡」
「ぐふふっ。気の強そうな見た目の癖して、早くも虐めて欲しそうに蕩けているではないかっ」
しかし近く向こう、別の遊戯台に見つけ見えたのは。
別の客の男性にやはり捕まえられ、尻肉に腰回りを揉まれるセクハラで堪能されているフィユの姿。
おまけにフィユは何か、強気な台詞を発しながらも、次にはその顔を綻ばせて甘く鳴き上げる様を見せる。
それには『篭絡される強気キャラ』を演じて、愉しんでいる様があからさまに滲み出ていた。
「……」
『フィユならなんとかしてくれるのでは』。それが期待の「き」の字も無い、淡いそれであったことを目の当たりにし。
呆れ白けた顔を向こうに向けるイオト。
「おや、お友達か?あちらはもうその気のようだなっ」
「っ……♡はぅぅ……っ♡」
しかし次には、現在進行形で自分もセクハラの餌食にされているという事実に引き戻され。
また中年男性の意地悪な言葉とその手付きに、悩ましく呻いてしまうイオト。
「――くすくすっ。二人とも、やっぱり『その気質』があったわね~」
そんな所へ、悪戯っぽく笑うような台詞が割り込まれたのは直後。
そして現れたのはオーナーであった。
「お、おーなー……っ……」
「おや、オーナー。また大分『美味そう』な娘が入りましたな」
そんな現れたオーナーに、イオトはあわあわと困惑しながら声を漏らして向け。
一方の中年男性は、笑いながらそんな評する言葉を紡ぐ。
「ケグンさん、今宵もありがとうございます。ふふっ、イオトちゃんは容姿はもちろん、『良い気質』をお持ちのようですよ?」
そのオーナーは、イオトの助けるような目に仕草にはしかし答えてくれず。
どうにも顔見知り、常連である様子の中年男性の言葉に向けて。妖しく悪戯っぽくそんな『見極め』の台詞を返す。
「お客様方。よければイオトちゃんにフィユちゃん『で』、もっと楽しんでいきませんか?」
そして次にはオーナーは、あえての悪戯でも企むような声色で。そんな提案を客たちに向けた。
「ふぇ……?それって……」
聞かされた、己の承諾を得ぬままに紡がれたその提案に。イオトは尻肉を揉まれ嬲られる感覚に早くも蕩けながらも、疑問と困惑の声を漏らす。
オーナーが提案するのはつまり、イオトたちの『体』による客たちへの性接待だ。
「ふふっ、イオトちゃんも~。お客さまに虐められて蕩けてないで、嫌ならちゃんと言ってくれなきゃわからないわよ?♡」
そして次にオーナーが、イオトに悪戯な視線を向けて宣ったのは、そんな促し尋ねる言葉。
「くくっ、私はこれでも紳士であろうとは思っていてね。無理強いはしたくないが?」
「あぅっ♡」
オーナーに続けるように、中年男性はそんな言葉を向けてくるが。
しかし中年男性はそんなことを言いながらも同時に。
イオトの尻肉をいやらしく揉んで虐め続け。さらにはもう片手は腰回りにまで及んで、また意地悪になで摩り始め。
それらの悩ましい刺激に、イオトはまた甘い声を漏らしてしまう。
「ふふ、イオトちゃんたら。そんな『いやいやくねくね』してるだけじゃ、意地悪をねだってると思われても仕方がないわよ~?」
そんなイオトに向けて、オーナーは擽り揶揄うような声色で、またそんな意地悪な声を向ける。
最早隠せていないが、イオトがセクハラにしかし本心から嫌悪感を感じてはおらず。
『虐めて欲しい』とその体は期待し始めてしまっており。
そして、イオトにフィユが揃ってそんな『虐められたがり』の気質を持つことは。オーナーにはとっくに見抜かれていたのだ。
先日の輪姦劇がきっかけか、いや元より『気質』があったか。
イオトは、被虐の快楽によわよわで、容易く流されてしまう。淫らな『マゾメス』へと染まり沈み始めていたのだ。
「……っ♡」
そしてそれを証明するかのように、次にはイオトは客の中年男性に、弱々しくコクリとうなずき。
『淫らの接待』の提案を受け入れる意思を示してしまい。
そしてイオトとフィユの二人は『お愉しみ』のために。
店に用意されているそのための部屋に、男性客たちに連れていかれた……