放課後。ネギは再び、長谷川千雨のマンションを訪れていた。
前回の一件以来、千雨のネットアイドル活動「ちう」の更新は止まっていた。
コスプレ衣装を手に取るたび、ネギに褒められ、触られた記憶がフラッシュバックし、一人ではどうにもならない焦燥感と、得体の知れない疼きに襲われてしまうからだ。
「……ッ、まただ。くそっ、なんであの眼鏡の顔が……」
部屋で衣装を握りしめ、脂汗を流す千雨。
そこへ、空間が歪み、ネギが現れた。
「やあ、千雨さん。調子はどうですか?」
「ヒッ!? ネ、ネギ……先生!?」
千雨が飛び上がる。
だが、ネギはあくまで紳士的に、にこやかに告げた。
「また、あなたの可愛いコスプレを見せてください。……見せてくれますよね?」
その言葉は、千雨の脳内に植え付けられたスイッチを押した。
拒絶しようとする理性が、強制的な肯定感に塗り替えられる。
「……わ、わかったよ! 見るだけだからな! 勘違いすんなよ!」
千雨は震える手で衣装を掴むと、当然のようにネギの目の前で着替え始めた。
常識人の彼女が、異性の教師の前で裸になる。
その異常性に気づかないほど、暗示は深く根を張っていた。
今回彼女が選んだのは、露出度の高い魔法少女風の衣装だった。
背中は大きく開き、胸元も布面積が極端に少ない。
「……どうだ。見て満足したら帰れよ」
「素晴らしいです、千雨さん」
ネギは千雨に近づき、その肌を指先でなぞった。
「このエナメルの質感、光沢……そして何より、それを着こなすあなたの肌が美しい」
「……っ、そ、そうか? もっとよく見ろよ……」
褒められるたびに、千雨の脳内麻薬が分泌される。
ネギの手が、衣装の隙間から豊かな膨らみへと伸びる。
「ノーブラですね」
「……当たり前だろ。この衣装は背中が開いてるし、ラインが出るから……下着はダメなんだよ」
「なるほど、プロ意識ですね。……失礼」
ネギの手が、衣装の下へと潜り込む。
直接、素肌の乳房を鷲掴みにする。
「っ……あ……!」
「本当だ。ノーブラだと、僕の手の動きが衣装越しによく見えますね」
ネギはバスト82cm、Eカップの柔らかさを堪能するように揉みしだく。
千雨の口から、甘い吐息が漏れる。
「見てください千雨さん。乳首が、こんなに尖ってますよ」
「あ……ホントだ……。もっと、よく見てくれ……ネギ先生……」
千雨は潤んだ瞳で懇願してしまう。
ネギは邪魔な衣装をはだけさせると、充血した乳首を指先でコリコリと弄った。
「んぁっ! ああっ! 声、出ちゃう……!」
「どうしました千雨さん? 僕に見てもらえて、触られて……嬉しいですか?」
「う、嬉しい……! 嬉しいよぉ!」
「そうですか。……見るのは胸だけで大丈夫ですか?」
ネギが問いかけると、千雨は首を横に振った。
「ダメ……こっちも、見て……!」
千雨はベッドの上で仰向けになると、両足を大きく広げ、M字開脚のポーズを取った。
そして自らの手で、秘部を押し広げる。
そこはすでに、愛液でぐしょぐしょに濡れていた。
「……いい眺めだ」
ネギは千雨の股間に顔を寄せ、クリトリスを指の腹で優しくコネ回した。
同時に、空いた手で乳首を甘噛みする。
「ひぃぃぃっ! んあぁっ! もっと、もっとぉ!」
「そんなに見てほしいのですか。……なら」
ネギはベッドに仰向けになった。
ズボンを下ろし、怒張した自身を露出させる。
「千雨さんのおっぱいも、マンコも、特等席でよく見てあげますから……自分で、僕のチンポに座ってください」
「え……?」
千雨の動きが止まる。
騎乗位の要求。
千雨の頭の何処かで、警鐘が鳴り響いた。
(おかしい! あたしは生徒で、こいつは担任だぞ!? なんであたしが乗らなきゃなんねーんだよ!)
だが、身体はネギの言葉に従って動いてしまう。
千雨はネギの上に跨り、震える手でペニスを自身の入り口へとあてがった。
「……入れる、よ……」
千雨が腰を下ろす。
ズプッ、と先端が侵入し、やがて処女膜を破る痛みが走った。
「痛っ……!?」
その痛みは、強烈な現実感として千雨の意識を覚醒させた。
「……な、なんで!? こんなの、おかしいよ! あたし、何やって……!」
動きを止めようとする千雨。
ネギは冷徹に嗤(わら)った。
「……この魔窟・麻帆良学園で、そんな『常識人』のままじゃ、逆に辛いでしょう?」
ネギは千雨の瞳を見つめ、至近距離から強力な『催眠魔法』を叩き込んだ。
「……千雨さん。君はネギにコスプレ衣装を褒めてほしい。……褒めてもらったら、ご褒美にネギの精液がほしい。……そうですね?」
ガクン、と千雨の抵抗が消える。
論理が書き換わる。
痛みは歓喜への過程となり、羞恥は奉仕への渇望となる。
「……あ、そうか……。ご褒美……」
「そうです。欲しいでしょう?」
「うん……そうだ、ネギのせーしが欲しいよ……!」
千雨が再び腰を動かし始めた。
初めての痛みなど忘れ、貪るように腰を打ち付ける。
「いいだろ、ネギ! 見てくれよ! せーし、くれよぉ!」
「いいですよ、千雨さん」
ネギは千雨の腰を掴み、下から激しく突き上げた。
ズゴンッ! と最奥を突く。
「あひぃっ! く、来るッ! ご褒美ぃぃぃ!」
「出しますよ!」
ドクドクドクッ!
ネギは千雨の胎内深くに、熱い白濁液を解き放った。
「あぁ~……! ネギのせーしだぁ……!」
千雨は恍惚の表情で、ガクガクと身体を震わせて絶頂した。
事後。
ネギは呆然とする千雨の髪を撫でながら、記憶の定着(改竄)を行った。
「……千雨さんが、ネギに『コスプレを見て』とお願いしましたね?」
「……はい」
「千雨さんが、『せーしが欲しい』と言いましたね?」
「……はい」
「千雨さんが、僕の上に乗ってきましたね?」
「……はい。あたしが、乗りました」
「これは、僕と千雨さんだけの秘密です。誰にも知られません」
「……秘密」
「大丈夫、心配することはありません。秘密なんですから」
ネギは優しく囁く。
「何も気にせず、配信活動を再開しましょう。千雨さんの配信、楽しみにしていますよ」
「……うん。配信、する」
「そして配信が終わったら、その衣装での自撮り画像を僕の携帯に送ってくださいね」
「わかった……送る」
ネギがパチンと指を鳴らす。
千雨の瞳に光が戻る。
「……はっ!?」
気づくと、目の前には全裸のネギが横たわっている。
そして自分も全裸で、股間からは白いものが垂れている。
記憶が蘇る。自分がネギを誘い、跨り、種付けを強請(ねだ)った記憶が。
(ど、どうしよう……あたし、担任の先生を犯しちまった……!?)
常識人の彼女にとって、それは耐え難い背徳と罪悪感だった。
とんでもないことをしてしまった。
だが同時に、ネギの「秘密だから大丈夫」という言葉が、甘い救いとして心に残っていた。
(……そうだ、秘密なんだ。バレなきゃいいんだ……)
「……どうしましたか、千雨さん?」
「あ、いや……その……」
千雨は顔を真っ赤にして、散らばった衣装を拾い上げた。
そして、ネギを見上げて潤んだ瞳で言った。
「……つ、次の衣装も、あるから。……見てくれよ」
罪悪感を塗りつぶすように、彼女は自ら次の快楽へと足を踏み入れた。
ネギは満足げに微笑んだ。
今夜はまだまだ、長くなりそうだ。