来週はいよいよ修学旅行だ。行き先は京都。
京都といえば、近衛木乃香のホームグラウンドである。
実家である関西呪術協会との接触も予想される中、彼女を完全に手中に収めておくことは急務だった。
それに、旅先での楽しみを増やすためにも、今のうちに開発しておくに越したことはない。
修学旅行の買い出しに行く前夜。
ネギは寝静まった部屋で、木乃香の枕元に立ち、静かに魔力を練り上げた。
『催眠魔法』
「……木乃香さん、よく聞いてください」
ネギは眠る木乃香の意識深くに語りかける。
「明日、あなたは明日菜さんの『パクティオーカード』を見ることになります。……それはとてもエッチな絵柄ですが、大丈夫です。驚いてはいけません」
「……んぅ……」
「あれは、明日菜さんがネギを助けるための大切なカードです。……そして、木乃香さんも、そのカードが欲しくなる。ネギを助けるために、自分も契約したくなる」
「……契約……したくなる……」
「カードを手に入れるためなら、どんな行為も疑問に思ってはいけません。いつも通りの、おおらかな心で全てを受け入れてください」
暗示は完了した。
彼女の持つ天性の「天然さ」と「包容力」を、都合よく歪曲利用する。
翌日。ネギは明日菜と木乃香を連れて、駅前のショッピングモールへ買い出しに出かけた。
カフェでの休憩中、明日菜がわざとらしく自分のカードをテーブルに置いた。
「あ、これこれ。ネギとの契約の証なのよ」
「へぇ~、明日菜、そんなんもろたん?」
木乃香が覗き込む。
そこには、淫乱なサキュバスのような、胸も秘部も隠していないボンテージ姿の明日菜が描かれていた。
普通なら悲鳴を上げて引くところだ。
木乃香は顔を真っ赤にしたが、拒絶はしなかった。
「な、なんやこれ……! 明日菜、丸出しやんか……!」
「凄いでしょ? これがアタシの正装なの」
「こ、こんなエッチなん……ネギ君に持たせてはアカンよぅ……」
木乃香はやんわりと叱るが、明日菜は真顔で答えた。
「何言ってるの木乃香。これはネギを助けるために必要なのよ。これが一番魔力の通りが良いんだから!」
「……そ、そうなん? ネギ君を助けるためなら……しゃーないなぁ」
木乃香はあっさりと納得した。
そして、その瞳に羨望の色が浮かぶ。
「……ええなぁ。うちもネギ君の役に立ちたいわぁ。……ネギ君、うちは貰えへんの?」
「木乃香さんも、欲しいですか?」
「うん! うちもネギ君を助けたい!」
ネギはカモミールに目配せをした。カモが親指を立てる。
「わかりました。それでは今夜……カードを作りましょう」
「ほんま!? やったぁ!」
「良かったわね、木乃香!」
無邪気に喜ぶ二人を見て、ネギは口元を緩めた。
その夜。
寮の部屋で、ネギと木乃香が向き合って座っていた。
すぐ横では、明日菜がニコニコと二人を見守っている。
「実は……僕は魔法使いなのです」
「そーなんやー。やっぱりネギ君は普通と違うと思っとったわぁ」
木乃香は驚く様子もなく、すんなりと受け入れた。
「カードを手に入れるには、僕と『契約』が必要です。……ですが、契約には『セックス』が必要です」
ネギはさらりと大嘘をついた。
本来はキスで十分だが、ここが重要だ。
「セックス……って、あの、男の人と女の人がするやつ?」
「はい。粘膜同士の深い接触がないと、強い契約は結べないんです」
「……そっかぁ。ちょっと恥ずかしいけど……ネギ君のためなら、ええよ」
木乃香は頬を染めながらも、慈愛に満ちた微笑みで頷いた。
明日菜も「頑張ってね、木乃香」と応援している。
完全に狂った空間が出来上がっていた。
「よっしゃー! 準備万端でやんす!」
カモミールが飛び出し、呪文を唱える。
魔法陣が展開され、幻想的な光が部屋を満たす。
『仮契約(パクティオー)!』
「んっ……!」
魔力の奔流が身体を駆け巡り、木乃香の乳首がツンと立つ。
ネギは木乃香に近づき、まずは唇を重ねた。
契約成立の光が弾ける。
だが、ネギは唇を離さず、そのまま木乃香のパジャマの上から胸を鷲掴みにした。
「ふぁっ……!?」
「……契約の儀式を続けますよ」
ネギは優しく、しかし執拗に胸を撫で回した。
「す、すごくドキドキするわぁ……」
「男性に触られるのは、初めてですか?」
「……うん、初めて……」
「そうですか。可愛いですね」
ネギは服の上から、尖った乳首をカリカリと爪先で引っ掻いた。
「あっ……んぅ……! き、気持ちええ……」
木乃香が甘い声を漏らす。
毎晩の「イタズラ」で開発済みの乳首は、すぐに反応して硬くなる。
「ますます尖ってきましたね」
「うぅ……恥ずかしいわぁ……」
ネギはパジャマの下、ブラジャーのカップの中に手を滑り込ませた。
柔らかな膨らみを直に捉える。
「……ごめんなぁ、うち、胸ちっちゃいし……」
「そんなことないですよ。綺麗な形のおっぱいですし……何より、初めてなのにこんなに敏感な乳首が可愛いです」
ネギが指先で捏ね回すと、木乃香は背中を反らせた。
「ほ、ほんま……? 最近な、なんか乳首が敏感になってて……服が擦れるだけで変な感じやってん……」
(……俺が毎晩ちょくちょくイジってるからな)
ネギは内心でニヤリと笑い、パジャマと下着を捲り上げた。
白く柔らかな乳房が露わになる。
ネギはその桜色の突起に吸い付いた。
「ひゃうっ!? ム、ネギ君……っ、ネギ君っ!」
チュパ、レロ……と水音が響く。
ネギは顔を上げると、横で見ている明日菜に命じた。
「明日菜さん。木乃香さんのもう片方の胸を揉んで、乳首を舐めてあげてください」
「わかったわ!」
「えっ、あ、明日菜……っ!?」
明日菜が木乃香の背後から抱きつき、空いている胸を揉みしだき、乳首を舐め始めた。
ネギはそのまま身体をずらし、木乃香の足元へと移動する。
「あ、あかんよ明日菜……女の子どうしで、こんな……っ!」
「いいのよ木乃香。ネギを助けるためでしょ? 気持ちよくなって?」
「んぅっ、ちゅ、ぷ……っ!」
木乃香は困惑しながらも、快感には抗えない。
自分の胸を愛撫する明日菜の頭を、無意識に抱きしめてしまう。
ネギは木乃香の両足を開かせ、秘部に顔を寄せた。
そこはすでに蜜で濡れそぼっていた。
「……綺麗ですよ、木乃香さん」
ネギはクリトリスに舌を這わせた。
「ひゃぁあああっ!?」
「ん……ペロ……」
舌を押し付け、頭を振ってクリクリと執拗に愛撫する。
「あぁっ、そこっ! ネギ君っ! あかん、あかんてぇ!」
木乃香の声がどんどん高くなる。
上からは明日菜、下からはネギ。二重の攻めに、彼女の理性の堤防が決壊する。
「ネギ君! 明日菜ぁっ!」
気がつけば、木乃香は自ら腰を浮かせ、ネギの舌にクリトリスを押し付けていた。
ネギは仕上げとばかりに、膨れ上がった核を甘噛みした。
「いっ、~~~~っ! うち、うちっ……イくぅぅぅっ!」
ビクンビクンと身体を跳ねさせ、木乃香は強烈な絶頂を迎えた。
息も絶え絶えな彼女の足を、ネギはガバッと大きく広げた。
「はぁ、はぁ……ネギ、君……」
「まだですよ。これからが本番です」
ネギはズボンを下ろし、自身のモノを取り出した。
愛液で濡れた木乃香の秘部に、亀頭を押し当てる。
「入りますよ」
「う……うん……」
ズプリ。
処女膜の抵抗を感じながら、ネギはゆっくりと腰を沈めた。
「ッ……! いたっ……!」
裂ける痛みに、木乃香が身体を強張らせる。
すかさず明日菜が木乃香の唇を奪った。
「んっ……ちゅ……」
「大丈夫よ木乃香、力を抜いて……」
明日菜のキスに気を取られている間に、ネギは根元まで貫いた。
繋がった。
「ふぅ……入りました」
「あ……入った……ネギ君のが、お腹の中に……」
ネギはゆっくりとピストンを開始した。
同時に、明日菜が再び木乃香の胸を攻める。
硬くなった乳首をカリカリと爪で刺激する。
「あっ、んんっ! 乳首、きもちええ……!」
「いい声ですね、木乃香さん」
ネギの動きが早くなる。
膣内が熱を持ち、締め付けが強くなる。
「あっ、ああっ、あっ! ネギ君っ、ネギ君っ!」
「木乃香さん……出しますよ!」
動きがさらに加速する。
パンパンパンッ! と激しい音が部屋に響く。
「すごいっ! あかん、またイッちゃう! 初めてやのに、イッちゃうぅぅ!」
「イッてください!」
ドプッ! ドププッ!
ネギは木乃香の最奥に、熱い精液を叩き込んだ。
「んああああぁぁぁっ――!」
木乃香は背中を海老反らせ、白目を剥いて絶頂した。
胎内が精液で満たされる感覚に、彼女は震えながら脱力した。
事後。
明日菜が再び木乃香に優しくキスをした。
「おめでとう木乃香。これでネギの従者だね」
「はぁ……はぁ……ありがとう、明日菜……」
「まさか、木乃香の方が先にロストバージンするとは思わなかったけどね」
「えっ?」
木乃香がキョトンとする。
余韻に浸りながら、不思議そうに明日菜を見た。
「明日菜は、まだしてへんの?」
「うん。アタシはネギを助けるために、まず『別のところ』を訓練しないといけないから……」
明日菜は少し顔を赤らめ、自分のお尻をさすった。
(……完璧だ)
それを見ながら、ネギは心の中で喝采を叫んだ。
木乃香を騙してセックスに持ち込み、あまつさえ明日菜にそのプレイを手伝わせた。
だが、明日菜の『魔法無効化』は一度も発動しなかった。
「ネギを助けるための儀式」という認識が、完全に彼女の能力を封じている証拠だ。
「明日菜さん」
「どーしたの、ネギ?」
ネギは真剣な顔を作って切り出した。
「木乃香さんのことも、高畑先生や他の人には内緒にしてくださいね」
「え? どうして?」
「そうしないと……従者が増やせなくなっちゃいますから」
「増やす……?」
明日菜が小首をかしげる。
「それはいいけど、エヴァちゃんとは仲良くなったんでしょ? まだ戦力が必要なの?」
「はい。エヴァンジェリンさんは先生になってくれましたが……世の中には『悪い魔法使い』はまだまだいます」
ネギは遠くを見据える目をした。
「僕たちが生き残るには、もっともっと従者が必要なのです。……明日菜さんは、もちろん助けてくれますよね?」
「……そーね。悪い魔法使いに負けないためにも、戦力を増やさないとね」
明日菜の瞳から迷いが消える。
ネギの言葉は絶対の正義だ。
「わかった。高畑先生にも、誰にも内緒にする。……協力するわ」
「ありがとうございます」
ネギは二人を抱きしめた。
聖女と戦乙女。
二人のヒロインを完全に堕とした今、ネギのハーレム計画は加速する。
次は京都。
古都の闇に紛れ、さらなる獲物が待っているはずだ。
ネギの欲望は、もう誰にも止められない。