ダイオラマ魔法球の内部に構築された、最高級ホテルのスイートルーム。そのリビングに朝倉和美を残し、ネギは古菲の手を引いて奥の豪奢な寝室へと向かった。
初めての交わり――すなわち、魔法使いの従者としての真の力を引き出すための「白濁のチャージ」は、一人ずつ丁寧に行う必要があった。和美には「少し待っていてください。すぐにあなたの番も来ますから」と甘く囁き、待機を命じてある。
寝室の重厚な扉を閉めると、外界の音は完全に遮断された。間接照明に照らされたキングサイズのベッドが、二人のための祭壇のように鎮座している。
先ほどの催眠魔法によって羞恥心のストッパーを完全に破壊された古菲は、全裸のまま、どこか熱を帯びた、とろんとした瞳でネギを見つめていた。
「さあ、クーさん。まずは先ほど契約で得た、あなたの『力』を呼び出してみましょう。僕に続いて、呪文を唱えてください」
「わ、分かったアル。……早く、力が欲しいアルヨ」
ネギが優しく促すと、古菲は胸の前で両手を組み、真剣な面持ちで口を開いた。
「召喚(アデアット)……!」
短い詠唱と共に、古菲の身体がまばゆい魔力の光に包まれる。光が弾け飛んだ次の瞬間、彼女の肢体には、先ほどのカードに描かれていた衣装が具現化していた。
極限までスリットが深く、胸元が大きく開いたチャイナドレス風の道着。それが彼女のアーティファクトである。
「うわぁ……なんかこれ、すごくスースーするアル……それに、下着が……」
古菲は自身の身体を見下ろし、顔を赤らめた。道着は彼女の鍛え上げられたしなやかな肉体にぴったりと密着しているが、動くたびにFカップの豊満な胸の谷間が露わになり、限界まで切れ込んだスリットからは健康的な太ももと、その奥の秘所が丸見えになってしまう。下着を着用しようにも、アーティファクトの仕様によってそれは一切許容されない。
「それがあなたのアーティファクト、『白濁の気功波と淫龍の闘衣(フルーメン・アルブム・エト・ウェスティス・ドラコニス)』です」
ネギは静かに近づき、古菲の腰に手を回しながら耳元で囁いた。
「この闘衣は、あなたの中国武術の『気』と、僕から与える『生命力』を融合させ、爆発的なエネルギーを生み出す『気精融合の絶技』を可能にします。……ですが、強力な必殺技を撃つためのエネルギー源として、僕の『生命の源』……つまり精液を、あなたの中に直接チャージする必要があるんです」
「精液を、チャージ……! それが、修行アルか……っ」
「ええ。あなたが強くなるための、最も神聖で、大切な儀式です」
催眠魔法で「ネギと交わることは絶対の真理」と刷り込まれている古菲は、その変態的で理不尽な仕様を「究極の修行」として何の疑いもなく受け入れた。人間の強靭な意志は本来そう簡単には屈服しないが、魔法による精神の書き換えと、武道家としての純粋な「強さへの渇望」が、彼女の理性を完全に凌駕していたのである。
「さあ、クーさん。ベッドへ」
ネギは古菲を優しく抱き上げ、ふかふかのシーツの上へと横たえた。
初めての交わりであることを考慮し、ネギの所作は徹底して紳士的で、甘く、そして優しかった。彼は焦ることなく、まずは古菲の唇に深く重なり、彼女の口内を舌でじっくりと味わい尽くす。
「んっ……ちゅ、んむぅっ……ぁっ……」
古菲の喉から、甘い吐息が漏れる。ネギの手が、チャイナドレスの大きく開いた胸元から、Fカップの柔らかな膨らみを包み込んだ。武道家として鍛え抜かれた腹筋や背筋とは裏腹に、彼女の女性としての象徴はどこまでも柔らかく、ネギの指の動きに合わせて形を変える。
「クーさんの胸、とても柔らかくて温かい……。綺麗ですよ」
「あぁっ……ネギ先生……そこ、なんか、変な感じがするアル……身体の奥が、ジンジンして……っ」
ネギの指先から微量の魔力が流れ込み、古菲の敏感な部分を的確に開発していく。耳朶を甘噛みされ、首筋にキスを落とされ、全身を這うような愛撫を受けるたびに、古菲の身体はビクビクと小さく跳ねた。
彼女の秘部からは、すでに「チャージ」を受け入れるための準備として、とめどなく愛液が溢れ出し、道着の奥をぐっしょりと濡らしていた。
「クーさん、力を抜いて。……僕のすべてを、あなたの中に注ぎ込みます」
「はい……っ、お願い、するアル……!」
十分な潤いを確認したネギは、ゆっくりと、自身の猛り狂う欲望を古菲の最奥へと進めていった。
純潔を散らす小さな痛みに、古菲の端正な眉がひそめられ、無意識に彼女の口からくぐもった声が漏れる。しかし、ネギはそこで動きを止め、彼女の痛みが引くのを優しく待った。額にキスを落とし、背中を撫で、彼女の緊張を解きほぐしていく。
「大丈夫ですか、クーさん」
「んっ……平気、アル……。なんだか、先生の凄まじい『気』が、アタシの身体の中に入ってくるのが分かるアルヨ……!」
痛みが快楽へと変わり始めたのを察知し、ネギはゆっくりと腰を動かし始めた。
静かに、深く。波が寄せては返すような、ひたすらに優しく長いストローク。ネギが奥底を突き上げるたびに、古菲の胎内に直接、ネギの莫大な魔力と生命力が流れ込んでいくのが彼女自身にもはっきりと理解できた。
「あ、ああっ……! すごい、アル……! 身体の中が、熱い……気が、満ちていくアル……!」
「ええ。僕の気を感じて。もっと深くまで、繋がりますよ」
チュッ、チュッと水音が寝室に響き渡る。ネギのペースに合わせ、古菲もまた武道家の優れた身体能力で腰を浮かせ、彼の動きに同調していく。交わるたびに生まれる摩擦と快感が、催眠魔法で外されたブレーキをさらに加速させ、彼女の脳髄を白く染め上げていった。
「あぁっ、んああっ! ネギ先生……っ、くる、アタシ、なんか、すごいのが、くるアルヨォッ!」
長時間にわたる優しい、しかし濃密な愛撫とピストンの末、ついに古菲の身体が弓なりに反り返った。
「僕もいきます。受け取ってください、クーさん……!」
ネギの腰が深く沈み込み、古菲の最奥、子宮の入り口めがけて、極上のエネルギーの塊である白濁液が勢いよく放たれた。
「あぎぃぃっ……!! あぁ、あぁああっ!!」
ドクン、ドクンと脈打つネギのモノから、とめどなく精液が注ぎ込まれる。その瞬間、古菲の素肌と闘衣の上に、妖しく発光する『淫紋』が次々と浮かび上がった。ネギの精液が純粋な魔力へと変換され、彼女の「弾薬」として完全にチャージされた証であった。
長い絶頂の余韻の中、二人の身体は汗で輝いていた。
ネギがゆっくりと身体を離すと、古菲の股間からは、受け止めきれなかった白濁液がとろりと零れ落ち、シーツを汚した。
「ハァ、ハァ……ハァ……っ」
古菲は息も絶え絶えに胸を上下させながら、自身の身体に満ち溢れるかつてないほどの力の奔流を感じ取っていた。疲労感よりも、全身の細胞が歓喜に震え、今すぐにでも巨大な気功波を撃てそうなほどの全能感。
「……ネギ先生……ハァ……アタシ、これで強くなったアルカ……?」
とろんとした瞳で尋ねてくる古菲。その姿は、誇り高き武道家から、快楽と力を貪る淫乱な牝へと堕ちた証拠であった。
ネギは冷徹な本性をひた隠し、極上の笑みを浮かべて古菲の汗ばんだ髪を撫でた。
「ええ、確実に力は増しています。……ですが、クーさん。本当にみんなを守れるくらい『強くなりたい』なら、こんな一回のチャージじゃ全く足りませんよ。もっと、もっと僕の精液を中出ししないと」
「っ……!」
ネギの言葉が、古菲の武道家としての本能と、開発されたばかりの雌としての欲望を同時に直撃した。
強くなるためには、もっとこの至高の快楽を受け入れなければならない。もっと奥深くに、熱い白濁を注がれなければならない。
古菲は自ら両脚を大きく広げ、恥じらいなど微塵も見せずにネギを見上げた。
「もっと……! もっと、アタシに中出ししてほしいアル! アタシの身体を、先生の白濁でパンパンにして、もっと強くしてほしいアルヨォッ!」
自ら道着をはだけさせ、狂ったように力を求める古菲。
そのあられもない姿に、ネギは満足げに頷き、萎えることのない自身のモノを再び彼女の蜜壺へと突き入れた。
「いい覚悟です。なら、遠慮なく」
二回目は、先ほどの優しさとは打って変わった、獣のような激しいピストンだった。容赦なく最奥を突き上げられ、古菲は悲鳴のような嬌声を上げながら、何度も何度も絶頂を繰り返す。
そして、先ほどよりもさらに大量の精液が、古菲の胎内へとぶちまけられた。淫紋の輝きが一層強くなり、彼女の全身を魔力の光が包み込む。
「あぁぁっ……! んあぁっ……! 最高、アル……もっと、もっと欲しいアルヨ……先生、もう一回……!」
白目を剥きかけ、口から涎を垂らしながらも、三回目のチャージを求めてネギの腰にすがりついてくる古菲。
だが、ネギは冷淡にその手を払い除け、衣服を整えながらベッドから立ち上がった。
「今日はここまでです、クーさん。力を馴染ませるために、少し休んでいなさい」
「えっ……でも、アタシ、まだまだ……っ」
不満げに身をよじる古菲を見下ろし、ネギはドアノブに手をかけながら言った。
「欲張りはいけませんよ。……和美さんも、リビングでずっと待たせていますからね。彼女にも、たっぷりと力を与えてあげないと」
ネギは、古菲の物欲しげな視線を背に受けながら寝室を後にした。
ドアの向こうのリビングでは、ネギの『白濁の監視眼』となる極小ゴーレムをその子宮に宿すため、正義感溢れるジャーナリストが、全裸で股を濡らして待っているのだ。