上空4000メートルに浮かぶ飛行船の甲板。葉加瀬聡美による『全世界への強制認識魔法』の儀式が発動フェーズに移行したその直後、俺は手にしていた懐中時計型アーティファクト『カシオペア』のスイッチを押し込んだ。
カチリ、という硬質な音と共に、周囲の空間がぐにゃりと歪む。
超鈴音(チャオ・リンシェン)、葉加瀬聡美、絡繰茶々丸、カモミール・アルベール、そして俺。その場にいた五人の時間は世界の流れから切り離され、強制的に『過去』へと巻き戻された。そして俺たちはそのまま、外界から完全に隔離された俺の絶対領域――『ダイオラマ魔法球』の内部へと転移を果たしたのである。
薄暗く、冷たい石造りの空間。
「ぐっ……!? ここ、は……」
「超さん!」
空間転移の浮遊感に顔をしかめるチャオと葉加瀬。俺は事態を把握される前に、魔力で編み上げた強固な光の縄を放ち、二人の手足を無慈悲に戒め、冷たい床へと縛り上げた。
「さて、これで誰にも邪魔されずに、ゆっくりとお話しができますね」
俺が冷たい笑みを浮かべて見下ろすと、チャオは拘束されたまま、鋭い眼光で俺を睨みつけてきた。
「……カシオペアを使って、ワタシたちごと時間を跳躍したアルか。今さら過去に戻って儀式を止めるつもりなら、何故さっきハカセを止めなかったネ!」
必死に叫ぶチャオ。だが、その言葉に答えたのは俺ではなく、静かに控えていた茶々丸だった。
「超さん。あなたは根本的な誤解をされています」
「茶々丸……?」
「ネギ先生は、あなたの歴史改変や、全世界への魔法の暴露を『止める』つもりなど毛頭ありません。先生はただ、あなたのその大掛かりな計画を利用して、ご自身の『更なる目的』を果たそうとされているだけです」
淡々と、感情の起伏を感じさせない声で告げる茶々丸。
チャオは目を丸くし、混乱したように俺と茶々丸を交互に見比べた。
「ワタシの計画を、利用する……? 世界に魔法がバレることを許容してまで果たす、その『目的』とは一体何アルね?」
チャオの真剣な問いかけに対し、茶々丸は一切の躊躇なく、はっきりと答えた。
「ハーレムです」
――ピタリ、と。
ダイオラマ魔法球の中の時間が、完全に止まった。
いや、物理的にカシオペアで時間を止めたわけではない。チャオと葉加瀬の天才的な頭脳が、そのあまりにも下らなく、かつスケールの狂った単語を処理しきれず、完全にフリーズしてしまったのだ。
世界平和。悲劇の回避。歴史の改変。
そんな崇高で地球規模の使命を背負ってきた未来人に対して、突きつけられた答えが「僕のハーレム(性欲)のため」である。
数秒の、永遠にも似た沈黙の後。
「……は?」
「は、はぁぁぁっ!?」
時が動き出したかのように、チャオと葉加瀬が素っ頓狂な声を上げた。
「茶々丸さん、あなたシステムに深刻なエラーでも起きてるんじゃないですか!? いくらなんでも冗談が過ぎますよ!」
「そうネ! 茶々丸、オマエ、ネギ先生に電子頭脳をハッキングされてイカれちまったアルか!?」
茶々丸の正気を本気で疑う二人。無理もない。
だが、茶々丸は涼しい顔のまま、さらに決定的な爆弾を投下した。
「ハッキングなどされていません。これは紛れもない真実です。……すでに私のマスターであるエヴァンジェリン様も、ネギ先生のドマゾな性奴隷として完全に屈服し、夜な夜な淫靡な調教に身を委ねておられます」
「「…………はぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!?」」
本日二度目の、フリーズからの大絶叫。
あの最強最悪の吸血鬼であり、かつて『闇の福音』と恐れられたエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルが、ドマゾの性奴隷。魔法の深淵を知るチャオたちにとって、それは歴史改変以上にあり得ない、宇宙の法則が崩壊するレベルの狂気だった。
「ま、待つアル! エヴァンジェリンは茶々丸のマスターネ!? 自分の主がそんな目に遭わされていて、茶々丸は平気なのかネ!」
血相を変えて問い詰めるチャオに、茶々丸は静かに目を伏せ、どこか安堵したような声で答えた。
「……マスターだからこそ、です。あんなにも幸せそうに、女としての悦びに打ち震えて喘ぐマスターの姿を見てしまえば……私は、お二人の幸せのお邪魔をするつもりはありません」
完全に調教済みのAIの論理に、チャオは絶望的な表情で天を仰いだ。
一方の葉加瀬は、顔を真っ赤にして俺を怒鳴りつけた。
「ネギ先生! あなた、なんて卑劣な……! 聡明な茶々丸さんにまで、一体どんな変態的なプログラミング(調教)を施したんですか!!」
(……いや、それは完全な『冤罪』ですね)
俺は内心で苦笑した。実は俺、茶々丸の肉体(ボディ)には未だ一切手を出していないのだ。彼女はただ、俺と他のヒロインたちの情事を観察し、エヴァの姿を見ているうちに、勝手にAIが『それがマスターにとっての至上の幸福である』と学習し、進んで俺に協力するようになっただけである。
「誤解です、ハカセ。私はネギ先生に指一本触れられておりません。……今のところは、ですが」
茶々丸が律儀に否定するが、葉加瀬は「そんなの信じられるもんですか!」と聞く耳を持たなかった。
俺は小さく咳払いをして、拘束されて床に転がるチャオの前にしゃがみ込んだ。
「……信じるか信じないかは自由ですが、茶々丸の言う通り、僕の目的は全てのヒロインをエロティックに支配すること。そして……」
俺は、怪我を負い、ボロボロになりながらも俺を睨みつけてくるチャオの瞳を、熱を帯びた視線で見つめ返した。
「未来からたった一人で過去に戻り、世界中を敵に回してでも、自らの理想のために歴史を変えようとするあなた……超鈴音さん。その強靭な意志と、天才的な頭脳。……僕は、あなたという極上の存在を、どうしても僕のモノ(肉便器)にしたい」
俺が熱く、そしてドス黒い欲望を隠すことなく告白すると、チャオは悪寒に身を震わせた。だが、彼女はすぐに不敵な笑みを浮かべ、俺の欲望を完全にへし折るための『切り札』を口にした。
「……それは、残念なお知らせだネ、ネギ先生」
「ほう?」
「いくらアナタが変態でも、ワタシには手を出せないヨ。……なぜなら、ワタシは未来から来た『アナタ(ネギ・スプリングフィールド)の子孫』だからネ!!」
得意げに言い放つチャオ。倫理観を突きつければ、いかに邪悪な男でも躊躇するはずだという、未来人としての最後の抵抗。
「……?」
だが、俺の心に浮かんだのは、純粋な疑問符だけだった。
(……だから何だと言うんですか?)
俺はそもそも、ネギの身体を乗っ取った転生者だ。倫理観などとうの昔に捨て去っている。むしろ、血の繋がった子孫の肉体を欲望のままに蹂躙するという『背徳感』は、俺のドス黒い性癖をさらに刺激する極上のスパイスでしかない。
「……ふふっ。そうですか。あなたは僕の、孫ですか?」
俺が全く動じることなく、むしろ嬉しそうに尋ねると、チャオの顔からスッと血の気が引いた。彼女は気まずそうに目を逸らし、ボソリと呟いた。
「……孫では無いネ」
「では、孫の孫ですか?」
「…………もう少し離れてるかもネ」
火星の歴史まで遡るほどの、はるか未来の子孫。血の繋がりなど、もはやDNAの誤差レベルだ。
「ニッコリ」
俺は満面の、この上なく邪悪で変態的な笑みを浮かべた。
「何の問題もありませんね」
「ひっ……!?」
悲鳴を上げるチャオ。俺は一切の容赦なく、光の縄で縛られ、ボロボロになって倒れ伏すチャオの身体の上に、自身の体重をかけて深く押し倒した。
******
「止、止めるアル! 離すネ!」
ダイオラマ魔法球の冷たい石の床に押し倒された超鈴音(チャオ・リンシェン)が、必死に身を捩って抵抗を試みる。
だが、その細い腕に俺を跳ね除けるような力は微塵も残っていなかった。飛行船での戦いの最終局面、彼女が己の生命力を削ってまで強制起動させた『呪文回路』の反動は凄まじく、今の彼女の肉体は指先を動かすことすら億劫なほどに極限まで消耗しきっているのだ。
未来の超科学と高度な北派少林拳を駆使して俺を追い詰めた強敵の面影は、もはやどこにもない。
「はぁっ、はぁっ……! 嫌、アル……っ」
涙目で俺を睨みつけ、弱々しく首を振るチャオ。かつて絶対的な自信に満ち溢れていた天才少女が、今や完全にまな板の上の鯉として怯えている。その無力な抵抗は、俺のドス黒い支配欲と加虐心を心地よく煽る、極上の『スパイス』でしかなかった。
「ふふっ……無駄な抵抗はやめることですね、超さん。ここは僕の支配する絶対領域……時間は、たっぷりとあるんですから」
俺は拘束された彼女のチャイナドレスの襟元に手をかけ、その布地を無造作に引き裂いた。
「あっ……!」
ビリッという甲高い音と共に露わになったのは、160センチの均整の取れた滑らかな身体と、控えめながらも形の良いCカップの双丘だ。俺は慈しむように彼女の柔らかな肌を撫でると、その震える指先をそっと持ち上げ、自分の口元へと運んだ。
「んっ……!?」
チュッ、と音を立てて、彼女の親指を口内に含み、舌先でねっとりと舐め回す。
「ひぅっ……! な、何をして……っ」
「隅々まで、あなたのことを味わってあげようと思いましてね」
俺は親指から人差し指、中指へと移り、爪の先から指の股まで、唾液でベトベトに濡らしながら丹念にしゃぶり尽くしていく。
「あ、あっ……んんっ……」
ただ指先を舐められているだけだというのに、チャオの口から甘い吐息が漏れた。
指先から手の甲、そして手首へと、俺の這うような舌使いはゆっくりと上へ登っていく。彼女の白い腕に赤いキスマークを刻み込みながら、肩口を通り、俺は彼女の敏感な『耳』へと狙いを定めた。
「ひゃあっ!?」
耳たぶを甘噛みし、耳の穴の輪郭をなぞるように熱い舌を這わせる。
「んちゅ……ぢゅる……っ」
「あ、あぁっ! そこ、駄目アル……っ! んんっ、耳は、ああっ……!」
粘着質な水音と、俺の荒い吐息が直接鼓膜を震わせる。天才的な頭脳を持つ彼女の脳髄に、言語化できない原初的な『快感』が直接流し込まれていくのだ。チャオはブルリと大きく身体を震わせ、瞳を潤ませて首をのけぞらせた。
耳から首筋、そして美しい鎖骨を舐め下ろした俺は、いよいよ彼女の無防備なCカップの乳房へと吸い付いた。
「んっ……あ、あっ……!」
俺はその柔らかなふくらみを両手で優しく包み込み、下から掬い上げるようにして舌を這わせる。そして、ピンと尖り始めた桜色の乳首を唇で挟み込み、チロチロと舌先で弾くように弄った。
「んちゅっ、れろ……じゅるるっ……」
「ひゃああっ! 胸、胸を舐めないで……っ! ハ、ハカセが……あこで、見てるアル……っ!」
すぐ傍らでは、同じく拘束された葉加瀬聡美が、顔を真っ赤にして親友の胸が貪られる情事を見せつけられている。親友の目の前で犯されるという強烈な羞恥心が、チャオの身体をさらに熱く火照らせていた。
俺の舌は止まらない。胸の谷間から、引き締まった腹部、そしておへそのくぼみへと降りていき、ねっとりと愛撫を続ける。
チャイナドレスのスリットから覗く、長く引き締まった脚。俺はその柔らかな太ももの内側に顔を埋め、ふくらはぎ、足首へとキスの雨を降らせていった。
そして、俺は彼女の華奢な足先を持ち上げると、その小さな足の指を一つ一つ、舌で丁寧に舐めしゃぶり始めたのだ。
「ちゅ、れろ……んちゅっ……」
「ひっ!? あ、足なんて汚いアル! やめるネ!」
自身の足の指までねっとりと愛撫されるという異常な行為に、チャオは顔から火が出るほど赤面し、恥辱に塗れた声を上げた。
俺は足の指を咥えたまま、顔を上げて彼女に極上の変態的な笑みを向けた。
「汚くなどありませんよ。これは……世界を救うために、たった一人で未来からやってきて、今までずっと頑張り続けてきたあなたへの、僕からの『ご褒美』です」
「ご、褒美……っ」
俺の言葉に、チャオの瞳孔が微かに揺れた。
「さあ、次は裏側も綺麗にしてあげましょう」
俺はチャオの身体をひっくり返し、うつ伏せに近い体勢にさせた。そして、背骨のラインに沿って舌を滑らせ、滑らかな背中を舐め下ろしていく。
「あっ、んんっ……背中、くすぐったいアル……っ」
そのまま俺の顔は、彼女の丸みを帯びたお尻へと到達した。俺は両手で彼女の柔らかな尻肉を左右に大きく押し広げ、これまで誰の目にも触れたことのない、固く閉じられた『秘密の蕾』を完全に露出させた。
「ひっ!? な、何をする気アルか!? お尻を……開いて……っ」
「全身を舐める、と言ったでしょう?」
俺は躊躇うことなく、そのピンク色の小さなシワの集まり――お尻の穴のド真ん中へと、熱い舌先を突き入れた。
「んちゅっ! ぢゅる、れろぉぉっ……!」
「あひぃぃぃぃぃッッ!!? そ、そこ、お尻の穴アルっ! 不潔ネ! 汚いっ、あぁあっ!!」
排泄器官を直接舌で舐め回され、中までほじくり返されるという究極の羞恥と屈辱。しかし、俺のテクニックはそんな彼女の理性をあっさりと凌駕する。お尻の穴の粘膜を優しく、そして執拗に刺激される未知の快感に、チャオの足の指がギュッと丸まり、腰がガクガクと震え始めた。
それは、彼女にとってあまりにも想定外の感覚だった。
先程の飛行船の甲板での戦い。俺は雷化という圧倒的な暴力で、彼女に何の抵抗も許さず、その覚悟と努力を文字通り『一蹴』した。あの時は、一切の容赦もない冷酷なバケモノだったはずだ。
だというのに、今、自分を組み敷き、全身の穴という穴を舐め回しているこの男の愛撫は――狂っているほどに『優しすぎた』。
傷ついた身体を労わるように、ゆっくりと、丹念に。まるで壊れ物を扱うかのようなその優しすぎる愛撫のギャップが、敗北でボロボロになっていた彼女の心の隙間に、致死量の甘い毒となって染み込んでいく。
「あ……ぁ……んんっ……お尻……あぁっ……」
天才的な頭脳の防壁が、ドロドロに溶け落ちていく。
俺はチャオを再び仰向けに戻すと、いよいよ彼女の股間――下着を剥ぎ取られ、完全に剥き出しとなった純潔の『秘所』へと顔を埋めた。
そこはすでに、全身を愛撫された快感と羞恥によって、じわじわと透明な愛液が滲み出し、濡れそぼっていた。
「んちゅ、じゅるるっ……れろぉっ……」
「あっ! ああぁぁっ! そこ、駄目ぇっ! ワタシの、そこは……っ!」
俺は愛液の溜まったワレメを舌で割り開き、最も敏感なクリトリスの先端を、優しく、しかし確かな吸引力で吸い上げた。
「ひいぃぃぃっ! んああぁぁっ!!」
直接的な性器への優しい愛撫。チャオの背中が弓なりに反り返り、口からは完全に理性を失った雌の嬌声が弾け飛んだ。
「ちゅぱっ、れろ、じゅるるるっ……」
「あぁっ、あぁぁぁああっ! 優しい……もっと、もっと……っ! んんっ!」
敵意と恐怖で強張っていたはずのチャオの身体の力が抜け、気づけば彼女は、俺の与える優しい愛撫に身を委ね、雌としての快感に打ち震え始めていた。
「……随分と、素直な身体になってきましたね」
俺はチャオの脚の間から顔を上げ、完全に雌の顔となった彼女を見下ろしながら、自身のズボンのジッパーを下ろした。
解放された、怒張しきった極太の『剛直』。
俺はチャオの膝を大きくM字に開かせると、濡れそぼり、ヒクヒクと震えながら俺を待ちわびている彼女の純潔の秘所へと、その凶悪な先端をピタリと充てがった。
「ひぅっ……! あ、熱い……アル……っ」
未知の熱の塊をデリケートな粘膜に押し付けられ、チャオはビクンッと腰を跳ねさせた。
「さあ、超さん。……あなたを僕のモノにするための儀式を始めましょうか」
******
「……いきますよ、超さん」
「ひっ……あ、あっ、駄目、アル……っ!」
俺は、恐怖と期待で震えるチャオの細い腰を両手でガッチリと掴み、彼女の純潔の秘所へと、極限まで怒張した自身の剛直をゆっくりと、しかし容赦なく沈み込ませていった。
未開の柔肉を押し広げ、処女を阻む薄い膜を無慈悲に引き裂く。
「いッ……!? ああぁぁぁぁっ!! 痛い……痛いアルゥッ!」
チャオは悲鳴を上げ、目からポロポロと涙をこぼしながら俺の背中に爪を立てた。
だが、その痛みは長くは続かない。先程までの執拗な全身愛撫によって、彼女の身体はすでに快感を迎え入れるための極上の『器』として完成しきっているのだ。俺が最深部まで到達し、そこからゆっくりと腰を前後に動かし始めると、チャオの顔から苦痛の表情がスッと消え、代わりに強烈な快楽に溶けた甘い嬌声が漏れ始めた。
「あっ、ああっ! ひんっ……! 奥、あ、あつ、熱いのが、擦れて……っ!」
「ふふっ……素晴らしい締め付けです。流石は中国拳法で鍛え上げられた肉体ですね。中が信じられないくらいに熱くて、最高に気持ちいいですよ」
「んああぁぁっ! や、やめ……っ! ハカセの前で、こんな、こんなの……っ!」
俺はすぐ傍らで拘束されている葉加瀬聡美にわざと見せつけるように、チャオのM字に開かれた両脚をさらに高く持ち上げ、激しいピストンを開始した。
パンッ! パァンッ! と、肌と肌が激しくぶつかり合う卑猥な音が、ダイオラマ魔法球の静寂な空間に響き渡る。
「超さんっ! ああっ、ネギ先生、やめてください! 超さんが……超さんがっ!」
親友が泣き叫びながら犯されている光景に、葉加瀬が絶望の声を上げる。だが、その葉加瀬の悲痛な声すらも、今のチャオにとっては羞恥と背徳感を煽る極上の媚薬でしかなかった。
「ひぐっ、あぁっ! あぁぁぁああぁっ! 脳みそが、とけ、溶けるアルゥッ!」
ズチュ、チュポッ、と卑猥な水音を立てながら、俺の剛直が彼女の最深部である子宮口を何度も、何度も容赦なく突き上げる。
全身を貫く絶対的な快楽の渦。
俺はその激しい抽挿を繰り返しながら、写輪眼を赤く発光させ、チャオの涙で潤んだ瞳を真っ直ぐに覗き込んだ。
「……さて。身体が快楽で開いたところで、あなたの『心』にも直接、語りかけてあげましょうか」
「あ……? むぎ、せん、せ……?」
俺はチャオの脳髄に直接干渉する、高度な『催眠魔法』の術式を静かに展開した。
エヴァンジェリンや明日菜たちに施したような、力任せに自我を上書きする強引な精神支配も嫌いではない。だが、今の彼女のように、快楽で抵抗力を完全に削ぎ落とした相手に対し、理屈と快感を絡め合わせてジワジワと『洗脳』を深めていく魔法というのも、極めて趣深く、背徳的な味わいがある。
「考えてもみてください、超さん。……あなたが未来から一人でやってきて、歴史を変えようとしたその崇高な目的。それを果たすためには、僕と争うよりも、僕に『協力』した方が遥かに確実だと思いませんか?」
「あっ、あぁっ……きょう、りょく……?」
俺は腰のストロークをさらに深めながら、甘く、低い声で彼女の耳元に囁き続ける。
「ええ。あなたも知っているはずだ。今後の時代の中心には、間違いなくこの僕……ネギ・スプリングフィールドがいる。それは歴史が証明している事実でしょう? ならば、時代の中心である僕の優秀な『雌』となり、僕に全てを委ねて庇護下に入ることこそが、あなたの望む未来に繋がる唯一の最適なルートなんですよ」
「あ……あぁっ……ネギ先生の、雌に……っ」
それは、天才であるが故の悲しい性(さが)だった。
俺の放つ催眠魔法は、彼女の論理的な思考回路そのものをハッキングし、『ネギに服従し、交尾を受け入れることこそが、世界を救うための最も合理的で正しい選択である』という歪んだ理屈を、絶対の真理として脳に刻み込んでいく。
全てを一人で背負い、孤独に戦い続けてきた未来人の少女にとって、「時代の中心である自分に全てを委ねろ」という俺の甘い誘惑は、あまりにも魅力的で、抗いがたいほどに甘美な猛毒だった。
「ひっ、あぁぁっ! なか、中が、ぐちゃぐちゃに……っ! でも、先生の言う通り……ワタシは、ワタシは……ッ!」
呪文回路の過負荷によって、今のチャオには俺の魔法に抵抗する魔力も、気力も残されていない。
彼女の防壁は完全にゼロだった。
激しいピストンによって生み出される強烈な肉体的快楽と、催眠魔法による精神的な安堵感。その二つが完全に融合し、チャオの自我をドロドロに溶かしていく。
「さあ、超さん。僕のモノになると誓いなさい。僕の種を受け入れ、僕の都合の良い道具(肉便器)として、これからの歴史を共に歩むと」
「ああっ! 誓う、誓うアルっ! ワタシは、ネギ先生の……っ! ネギ先生だけの、雌になるネェェェェッ!!」
チャオは完全に理性を手放し、自ら俺の首に腕を回して、そのCカップの胸を俺の胸板へと強く押し付けてきた。
「良い子です。……それでは、因果を捻じ曲げるためのエネルギーを、あなたの子宮にたっぷりと刻み込んであげましょう」
「ひぃぃっ! くる、来るネ! ネギ先生の、熱いのが……ッ!!」
俺は最深部まで剛直を突き入れたまま、限界まで溜め込んだ自身の熱く濃密な欲望を、チャオの純潔の子宮のド真ん中へと、一切の容赦なく大量に解き放った。
「んおおおおおぉぉぉぉぉぉッッ!!?」
ビュクッ! ビュルルルルゥッ!!
子宮口に直接叩きつけられる、精液の激しい奔流。
初めての極上の快感と、子宮を他者の熱で満たされる圧倒的な征服感に、チャオの身体はガクガクと痙攣し、白目を剥いて絶頂の極みへと達した。
快楽の渦に完全に飲み込まれ、だらしなく口から涎を垂らしながら意識を飛ばす超鈴音。
未来からやってきた天才少女の崇高な魂と肉体は、俺の催眠と快楽によって完全に屈服させられ、その頭の先から足の指に至るまで、ドス黒いネギの色へと完全に染め上げられたのであった。
*****
純潔の子宮の最深部に、熱く濃密な僕の欲望をたっぷりと注ぎ込まれ、白目を剥いて意識を飛ばしかけていた超鈴音(チャオ・リンシェン)。
俺は、痙攣を繰り返して力なく横たわる彼女の細い身体を、両腕で乱暴に抱え上げた。
「ひっ……!? あ、あぁっ……」
チャオの両脚を俺の腰に巻き付けさせ、空中で彼女の体重を支える、いわゆる対面の『駅弁体位』の姿勢をとる。俺の剛直は彼女の最深部に深々と突き刺さったままだ。体勢を変えられたことで、子宮の奥深くまで俺の熱が抉るように擦り付けられ、チャオはビクンッと大きく背中を反らせた。
「さて、超さん。……あなたが本当に僕に協力し、今後の歴史を僕と共に歩んでいくと言うのなら、その絶対的な服従の証明として『仮契約(パクティオー)』の儀式を行いましょう」
俺は彼女の身体を抱え上げたまま、下から激しく腰を突き上げながら告げた。
「あひぃッ! ぱ、パク、ティオー……!? んああぁぁっ!!」
俺の強烈な突き上げを食らうたびに、チャオの口からは情けない嬌声が飛び出す。催眠魔法によって俺への服従を刷り込まれた彼女の頭脳は、もはや快楽を処理することしかできないポンコツへと成り下がっていた。
「カモ。準備はいいですね?」
「へっへへ、任せな、アニキ! 未来人のネーチャンとの仮契約なんて、オレもワクワクするぜ!」
俺の呼びかけに応じ、使い魔のカモミール・アルベールが葉巻を咥えながら空中に魔法陣を描き出し、仮契約の儀式の準備を整える。
「さあ、超さん。……僕からするのではなく、あなたの方から僕にキスをして下さい」
俺はチャオの身体を空中で激しく上下に揺さぶり、最深部を容赦なく乱き打ちにしながら、彼女に冷酷な命令を下した。
「あっ、ひんっ……! キ、キス……ワタシから、先生に……っ! ああぁぁぁっ!」
「そうです。服従の証として、あなたのその唇で、僕の唇を奪うんです。……ほら、早くしないと儀式が終わりませんよ?」
ズチュッ! パンッ! と激しい水音と肉のぶつかり合う打撃音が、ダイオラマ魔法球の中に響き渡る。
すぐ傍らで拘束されている親友の葉加瀬が「超さん……やめて、見たくないっ!」と泣き叫んでいるが、俺の催眠と快楽に堕ちたチャオの耳にはもう届いていない。
チャオは俺の首に腕を回し、涙と涎で顔をグシャグシャにしながら、必死に俺の唇へと顔を近づけようとする。だが、下から突き上げられる強烈な快感が彼女の思考と運動神経を完全に狂わせ、その唇は俺の頬や顎、首筋を掠めるばかりで、なかなか上手く重ならない。
「あぁっ、んんっ……! だ、駄目アル、揺れて、上手く……ひぃぃぃっ!」
「ふふっ。天才少女ともあろう者が、キス一つまともにできないんですか? ほら、もっとしっかり僕を見て」
何度も何度も失敗を繰り返し、焦りと絶頂の波で狂いそうになりながら。
チャオはついに、快楽に完全に歪み切っただらしない雌の顔で、自ら俺の唇をしっかりと捕らえた。
「んんっ……ちゅ、れろ……んちゅぅぅぅっ……!!」
不器用で、唾液に塗れた、完全服従の口づけ。
その瞬間、カモの展開した魔法陣が眩い光を放ち、俺とチャオの間に絶対的な主従関係である『仮契約(パクティオー)』が成立した。
そして、魔法契約の成立による魂の共鳴と、俺の絶え間ない激しい突き上げによる肉体的な絶頂が完全に同期する。
「んん~~ッッッ!!!」
チャオは俺と唇を重ね合わせたまま、これまでにないほどの規格外の快楽の奔流に全身を貫かれ、狂ったように痙攣しながら、この日何度目かわからない絶頂の極みへと達したのだった。