※この作品はR-18です。

欲望のネギ   作:おっさん

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第87話:荒野の淫縛と共感絶頂

メガロメセンブリアの入国管理局から一転、ネギの広域空間転移によってハレム一行と一般生徒たちが降り立ったのは、赤茶けた土が広がる魔法世界の荒野だった。

 

「きゃあああっ!? な、何ここ!?」

「さっきまで建物の中にいたのに!」

 

明石裕奈や柿崎美砂たち一般生徒が、突然の異常事態に再びパニックに陥って騒ぎ出す。

 

「みんな、逃げて……っ! 早く、ここから離れて!」

「お願い、私たちのようになりたくなければ、一刻も早く逃げなさいっ!」

 

敏感になった乳首から母乳を滲ませる那波千鶴と、首輪一つで極小の痴女衣装を纏わされている大河内アキラが、悲痛な叫び声を上げた。彼女たちはすでにネギのアーティファクトによる調教を受け、自分たちがすでに逃げられない体になっていると理解していた。だからこそ、未だ倫理観を保っているわずかな理性で、クラスメイトたちを救おうと警告したのだ。

だが、ネギは冷酷な笑みを浮かべてそれを一蹴した。

 

「逃げる必要なんてありませんよ」

「……っ!」

 

その底知れぬ邪悪な気配に本能的な危機を感じ取ったチア部の釘宮円が、弾かれたように踵を返し、荒野へ向かって駆け出そうとする。

 

「コラ、バカネギ! あんた、どーしちゃったのよ!」

 

さらに、ネギの1歳年上の幼馴染であるアーニャが、ネギに向かって鋭く杖を突きつけた。

 

「さっきから黙って見てれば、変な魔法でみんなを露出狂みたいにして! 私が止めてやるわ!」

「主殿に刃向かうとは言語道断。『甲賀流・淫縛術』でござるッ!!」

 

アーニャが魔法を放とうとした瞬間、ネギの影から長瀬楓が飛び出した。

シュルルルルルッ!!

圧倒的な速度で放たれた無数の麻縄が、逃げようとした円、杖を構えたアーニャ、そして裕奈、亜子、まき絵、美砂、桜子たちを瞬く間に捕縛し、一箇所に纏めて縛り上げた。

 

「ひゃあっ!?」

「な、なにこれぇっ!?」

 

その拘束方法は、あまりにも異常で淫靡なものだった。

上半身は、後ろ手に拘束して胸を無慈悲に強調する『亀甲縛り』。下半身は一見自由に見えるが、彼女たちの首を締める縄がそのまま股の間を通り、荒野に生える枯れ木の太い枝を経由しているのだ。

そして、その経由した縄がそのまま次のクラスメイトの首と股へと繋がり、最終的に全員が数珠繋ぎにされてしまうという悪魔的な構造。誰か一人が動いたり逃げようとしたりして縄を引けば、全員の首が連動して締まり、同時に全員の秘所(クロッチ部分)が太い麻縄によって激しく食い込み、擦り上げられるという地獄のシステムであった。

 

(素晴らしい早業ですね。……まあ、甲賀流って絶対に嘘だろうというツッコミはしませんが)

瞬時に完成した完璧な淫縛芸術を前に、ネギは内心で呆れつつも感心していた。

 

「やだっ、苦しいっ! 止めてよ、ネギ先生ぇっ!」

 

佐々木まき絵が涙目で首の縄に抗おうとするが、動くたびに股の縄が擦れ、ビクッと身体を震わせる。

 

「楓! あんた何してんのよ、これ解いてよ!」

 

裕奈が叫ぶが、楓は「主殿のご命令でござる」と恍惚とした目で囁くだけだ。

 

「皆さんが先程見たのは『魔法』という世界です」

 

ネギは数珠繋ぎにされて怯える少女たちの前に進み出て、両手を広げた。

 

「そして、明日菜さんや彼女たちのあの姿は……この過酷な魔法世界で、僕の助けになるための『正しい姿』なのです」

「僕は、クラスメイトの皆んなに、僕の『仲間』になって欲しいと思っています」

 

(アーニャ……この生意気な幼馴染も、この際一緒にまとめて調教して、従順な牝犬として育成してやろう)

 

ネギは内心で倫理観の欠片もない黒い企みを巡らせながら、口角を吊り上げて嗤った。

 

「皆んな纏めてとなってしまうのは申し訳ありませんが、ご安心下さい。……僕の精力は、無限大ですからね」

「ひっ……!」

 

ネギの恐ろしい宣告を理解し、少女たちの顔が一斉に恐怖に引きつる。

 

「では、のどかさん。はじめましょうか」

 

ネギの合図に応え、本屋と呼ばれる大人しい図書委員――宮崎のどかが、顔を紅潮させながら歩み出た。

 

「はい、ネギ先生……。『アデアット』!」

 

光と共に、のどかの手に分厚い魔導書とインク瓶が握られる。

それは、自身の自慰の快感を対象の女性の神経に強制接続し、地獄のような快楽を共有させるという凶悪極まりないアーティファクト『淫悦の絵日記・共感地獄(ディアリウム・ヴォルプタス・インフェルヌス)』であった。

開かれた魔導書のページが、逃げ場を失い数珠繋ぎにされたクラスメイトたちとアーニャへ向けられ、淫らな呪いの光を放ち始めた。

 

 

*******

 

 

「では、始めます……っ」

 

宮崎のどかが顔を真っ赤に紅潮させながら、凶悪なアーティファクト『淫悦の絵日記・共感地獄(ディアリウム・ヴォルプタス・インフェルヌス)』を開いた。

この魔法の恐るべき点は、のどか自身の自慰行為の快感を、対象となった女性の脳神経に強制接続して共有させることにある。そしてその発動条件として、彼女は「自分自身が今何を感じ、どう慰めているか」を、自身の口で克明に実況しなければならなかった。

逃げ場を失い、一本の麻縄で数珠繋ぎにされた裕奈、まき絵、美砂、円、亜子、桜子、そしてアーニャの目の前で、のどかは震える手を自身の身体へと伸ばした。

 

「……わ、私は今……自分の、胸を揉んでいます。Cカップの胸を、両手で、下から持ち上げるようにして……揉みしだいています……っ」

 

大人しい図書委員の少女が、衆人環視の中で自らの肉体を弄り始める。

のどかの指先が、衣服越しに自身のふくらみを捏ね回し、やがて尖った先端へと狙いを定めた。

 

「指先で……硬くなった乳首を、コリコリと弾いています。ギュッと摘まんで、引っ張って……っ。あぁっ、胸の奥が、熱くなって……すごく、気持ちいいです……っ」

「ひゃんっ!?」

「あっ、ああんっ!?」

 

のどかが自身の乳首を責めた瞬間。拘束された明石裕奈や佐々木まき絵たちの口から、予期せぬ甘い嬌声が漏れた。

誰も彼女たちには触れていない。しかし、アーティファクトの呪いの光を浴びた彼女たちの脳には、今まさに「自分の乳首を執拗に弄り回されている」という強烈な快感が、直接叩き込まれていたのだ。

 

「次は……下のほうを、触ります……っ。お股の割れ目を、指の腹で、ゆっくりなぞって……」

 

のどかの手がスカートの中へと潜り込み、ぐちゃ、と淫らな水音を立てた。

 

「中……もう、すごく濡れていて。指が、すんなり入っていきます……っ。あっ、あはぁっ……。指を二本入れて、かき回して……中の柔らかいお肉を、ぐりぐりと抉って……っ」

「あひぃっ!?」

「い、いやぁっ! 中、なか掻き回されてるぅっ!」

 

アーニャや釘宮円たちが、ありもしない極太の指に胎内を蹂躙されるような生々しい快感に襲われ、白目を剥いて激しく身を捩った。

だが、彼女たちが快感に抗おうと悶えれば悶えるほど、さらなる地獄が牙を剥く。

彼女たちの身体はすべて、楓の『甲賀流・淫縛術』によって、股間を通る一本の太い麻縄で数珠繋ぎにされているのだ。

円が快感に耐えきれずに腰を引けば、その力が縄を引っ張り、隣り合う柿崎美砂や椎名桜子の無防備な秘所に、ザリッ、と荒縄が直接食い込んで激しく擦り上げられる。

 

「ひぎぃっ! な、なにこれ、お股のロープがっ!」

「ああっ! 誰か動かないでっ! 擦れて、お股擦れちゃうぅっ!」

 

悶えることで物理的な荒縄の刺激が秘所を貫き、その物理的な快感と痛みが連鎖して、さらに隣の少女の縄を引っ張る。

そこへ、のどかの自慰による『魔術的な快楽』が絶え間なく脳髄へと叩き込まれ続ける。

触れてもいないのに伝わる異常な快感と、連動する縄による物理的な責め苦。それらが完全に噛み合い、彼女たちの間で果てしない『無限ループ』の拷問が完成してしまったのだ。

 

「ああっ! やめてのどか、見んといてネギ先生ぇっ……!」

 

和泉亜子が関西弁で泣き叫びながら、自身の胸を突き出すようにしてガクガクと痙攣する。彼女が暴れることで縄が引かれ、さらなる悲鳴が連鎖していく。

 

「い、いいっ……! 触ってないのに、気持ちいい、変だよコレぇぇっ!」

 

美砂もまた、完全に理性を吹き飛ばされ、よだれを垂らしながら物理と魔法の二重の快感に悶え狂っていた。

 

「……あっ、ああっ、もう、一番敏感なところ、触ります……っ」

 

のどかの実況が、いよいよ佳境へと入る。彼女の濡れそぼった指先が、最も快感に直結する真珠の粒を捉えた。

 

「指先で……クリトリスを、キュッと、強く摘まんで……っ!」

「ンヒィィィィィッ!?」

 

全員の身体が、雷に打たれたように大きく跳ね上がった。

 

「クリトリス、すごく気持ちいいです……っ! 擦られて、摘ままれて……っ。あぁっ、あはぁっ! 私、イキますっ! イッちゃいますっ!!」

 

自身の愛液でドロドロになったクリトリスを激しく擦り上げながら、のどかが甲高い嬌声を上げて絶頂を迎えた。

そして――。

 

「ア、ァアアアアアアッ!!!」

「イクっ! イッちゃう、イッちゃうぅぅぅっ!!」

 

のどかの強烈なオーガズムが共感地獄のネットワークを通じて一気に流れ込み、同時に限界まで引かれた荒縄が全員の秘所を強烈に擦り上げた。

裕奈、まき絵、美砂、円、亜子、桜子、そしてアーニャ。数珠繋ぎにされた七人の少女たちは、誰一人としてネギに直接触れられることすらなく、全員揃って白目を剥き、凄まじい勢いで潮を吹き上げながら、狂ったような同時絶頂の波に飲まれていったのだった。

 

 

*******

 

 

「ネギ先生、もうやめてください! クラスの皆を、アーニャさんを解放してあげてっ!」

「そうよ、卑怯だわ! 私たちのことはどうにでもしていいから、彼女たちだけは……っ!」

 

数珠繋ぎにされて絶頂に悶えるクラスメイトたちの惨状を見かねて、那波千鶴と大河内アキラが必死の声を上げた。

千鶴は母乳で濡れた巨大な胸を震わせ、アキラは恥辱の首輪(トルクェス)を掴みながらネギに縋り付く。彼女たちの心には、まだ「仲間を守りたい」という強烈な倫理観と正義感が残っていた。

だが、ネギはその二人の懇願を、鼻で笑って切り捨てた。

 

「仲間の解放、ですか。……いいでしょう。ならば千鶴さんとアキラさんも、この『共感』の輪に加えてあげますよ」

 

ネギが指を鳴らすと、のどかの魔導書から放たれる淫らな光がさらに強まり、千鶴とアキラの身体をも飲み込んだ。

 

「あっ!? 体が……っ! 脳の中に、何かが流れてくるぅっ!」

「のどかちゃんの……のどかちゃんの気持ちいいのが、私にもっ!」

 

二人の神経が、のどかの脳に直接接続される。絶頂の余韻に浸るのどかの熱狂がダイレクトに流れ込み、千鶴とアキラもまた、膝をついてガクガクと身体を震わせ始めた。

 

「さて、のどかさん。バイブなどという無機質な玩具(おもちゃ)ではなく……本物の『ご褒美』で、皆さんにさらなる悦びを届けてあげてください」

「はい……ネギ先生っ♥」

 

ネギは荒野の乾いた地面に、悠然と仰向けに横たわった。

そして、そのネギの腰の上に、のどかがゆっくりと跨がる。

のどかは自身のスカートを捲り上げ、すでに愛液でテカテカと光る秘所を、ネギの凶悪に反り返った剛直へと押し当てた。

 

「あぁっ……。私は今、ネギ先生の上に……跨がっています。先生の、すごく大きくて、熱いモノを……私の一番、恥ずかしいところに、あてがっています……っ」

 

のどかの『実況』が再開された瞬間、拘束された十人近い少女たちの全身が、ビクンッ! と一斉に跳ね上がった。

 

「あひぃっ!? な、なか、当たってる……っ! 私のお股の奥に、熱い棒が当たってるぅっ!」

 

アーニャが顔を真っ赤にして、ありもしない「ネギの感触」に絶叫する。

のどかは、ゆっくりと腰を下ろした。

 

「……入って、いきます。ネギ先生の熱いのが……私の中を、みっちりと、押し広げて……っ。あはぁっ! 根元まで、全部、飲み込んじゃいました……っ!」

「ア、ガァアアアアアッッ!!!」

 

その瞬間、荒野に絶叫の合唱が響き渡った。

のどかの肉壺がネギを根元まで飲み込んだという『感覚』が、共感地獄のネットワークを通じて、数珠繋ぎにされた全員の胎内に完璧に同期されたのだ。

触れてもいない、挿入もされていない。それなのに、裕奈も、まき絵も、美砂も、そして千鶴やアキラまでもが、自身の身体をネギの極太の肉棒によって強引に貫かれたという凄まじい衝撃に襲われ、白目を剥いて悶え狂った。

 

「あはぁっ……。ここから……ネギ先生の上で、腰を動かします……っ」

 

のどかはネギの胸に手を突き、騎乗位の体勢で激しく腰を上下させ始めた。

 

「先生の……っ。先生の熱いのがっ、私の中を、ゴリゴリって、掻き回して……っ! 良いっ、すごく、良いですっ! 主殿……っ、ネギ先生のおちんぽ、最高ですぅぅっ!!」

 

のどかが腰を振るたびに、十人の少女たちの胎内が、同時にネギの楔によって蹂躙される。

 

「ひぎぃっ! 抜けるっ、また入ってくるっ! 中、なか、掻き回されてるぅっ!」

「アハァッ! 気持ちいい、何これ、お腹のなかが熱いよぉっ!」

 

物理的な肉の衝突音とのどかの淫らな嬌声。そして、のどかが動くたびに、数珠繋ぎにされた彼女たちの股間を通る麻縄が、逃げ場のない秘所を「ザリッ! ザリッ!」と無慈悲に擦り上げる。

脳を焼く『共有された挿入の快感』と、身体を苛む『縄の物理的な刺激』。

 

「ダメっ、おかしくなっちゃうぅっ! のどかちゃん、それ以上、激しくしないでぇっ!」

 

千鶴が肥大した乳首を立たせ、よだれを垂らしながら懇願する。だが、のどかの動きはさらに激しさを増していく。

 

「私……先生のおちんぽで、オナニーしますっ! 先生に突かれながら、自分のクリトリスも、自分でコネ回して……っ! あはぁっ、先生、先生ぇっ!!」

 

のどかが絶頂に向けて腰を狂ったように打ち付け、自身のクリトリスを指で激しく弾き始めた。

その『極限の自慰の快感』が、津波となって全員の脳髄へと流れ込む。

 

「ンヒィィィィィッ!! イクっ、イクイクイクぅぅっ!!」

「でちゃうっ、お股から、いっぱいでちゃうぅぅぅっ!!」

 

もはや言葉にならない。

裕奈、まき絵、美砂、円、亜子、桜子、そしてアーニャ、千鶴、アキラ。

一列に繋がれた十人の『仲間』たちは、主従も倫理もかなぐり捨て、のどかのオーガズムに合わせて一斉に天を仰ぎ、凄まじい勢いで潮を吹き上げながら、狂気と淫悦の深淵へと真っ逆さまに堕ちていくのだった。

 

「……ふふっ。素晴らしい魔法世界の歓迎会(ウェルカムパーティー)ですね」

 

仰向けに寝たまま、十人の少女たちが同時に絶頂し、白目を剥いて痙攣する光景を見下ろしながら、ネギは勝利を確信して邪悪な笑みを浮かべるのだった。

 

 

*******

 

 

(……いや、待てよ)

のどかとの強制的な共感絶頂によって完全に理性を破壊され、荒野の土の上で白目を剥きながらビクビクと痙攣しているアーニャや一般生徒たち。その淫らな惨状を見下ろしながら、ネギはふと思い留まった。

 

(せっかくの新鮮な獲物たちだというのに、ここで何もかもすっ飛ばして、全員一斉に処女喪失というのは少々味気ないですね)

究極の美味は、じっくりと調理してこそ際立つ。

ネギは指先を振るい、快楽の波に飲まれて抵抗すらできない彼女たちの脳髄に、直接『逃亡禁止の催眠魔法』を深く刻み込んだ。これで、たとえ縄を解かれたとしても、彼女たちはネギのそばから自らの意志で離れることは絶対にできなくなった。

 

「さあ、次はパルさん。お願いします」

「まっかせなさぁぁぁいっ!!」

 

ネギの呼びかけに応え、元気よく飛び出してきたのは『パル』こと早乙女ハルナだった。

彼女は自身のアーティファクトである『淫夢の魔筆と白濁の原稿(ペニクルス・インソムニオ・エト・マヌスクリプトゥム・アルブム)』を構え、下着を一切着けていない『裸エプロン』という極限の痴女スタイルで、目をギラギラと輝かせている。

 

(……この早乙女ハルナという少女)

ネギは内心で呆れ半分、戦慄半分といった思いを抱いていた。

明日菜やのどかたちとは違い、ネギは彼女に対して一切の洗脳や催眠を施していない。それなのに、彼女はクラスメイトを極限の凌辱と調教に沈めるこの状況に、誰よりもノリノリで参加しているのだ。

 

(元々の変態的な素養があったとはいえ、倫理観がぶっ壊れすぎていて、味方としても少々不安になりますね。……しかし、彼女のアーティファクトはあまりにもチート過ぎて心強いから困る)

 

「うふふっ、記念すべき最初のエピソードだもんね! まずは王道の『純愛モノ』でいくよっ!」

 

ハルナはネギの精液をインク代わりにしてGペンを浸すと、真っ白な原稿用紙に向かって、尋常ではない速度でペンを走らせ始めた。

その瞬間、アーニャや裕奈たちの脳内に、ハルナの描く『純愛エロ同人誌』の世界が直接、現実の体験として強制上書きされた。

 ****

「……えっ?」

 

気がつけば、裕奈やまき絵、亜子や円たちは、それぞれが『ふかふかの暖かく柔らかいベッド』の上にいた。

先ほどまで自身を縛り上げていた荒縄の痛みも、荒野の土の冷たさもない。部屋には甘くロマンチックな間接照明が灯り、窓の外には美しい星空が広がっている。

『——ずっと、君のことが好きだったよ』

甘く、優しく、鼓膜を溶かすような極上の囁き。

見上げれば、そこには世界で一番優しくて、かっこいいネギの姿があった。ネギは慈愛に満ちた瞳で彼女たちを見つめ、そっと頬に手を添える。

 

「ネ、ネギ……っ?」

 

アーニャが戸惑いながらも、その見つめられる心地よさに頬を染める。

ネギの顔がゆっくりと近づき、そっと唇が重なり合った。強引なディープキスではない。お互いの吐息を確かめ合うような、鳥の羽のように柔らかく、甘い、甘い口づけ。

『んっ……ちゅ……ぁっ……』

何度も角度を変えて繰り返される優しいキスに、少女たちの心は完全にトロトロに溶かされていく。

やがてネギの大きな手が、彼女たちの衣服を一枚、また一枚と、宝物を扱うかのように慎重に、愛情を込めて脱がせていく。恥ずかしさに身をよじると、『綺麗だよ』という極上の褒め言葉が降ってきた。

『あぁっ……ネギ先生……っ。先生の手、あったかい……っ』

柔らかなシーツに押し倒され、全身を這う優しい愛撫。

髪を撫でられ、耳たぶに甘い吐息を吹きかけられながら、首筋、鎖骨、そして胸の膨らみへと、ネギの愛撫がゆっくりと降りていく。

先ほどの『縄と共感絶頂』による暴力的な快感とは対極にある、愛する人と結ばれるという絶対的な安心感と幸福感。

ネギの唇が胸の先端を優しく甘噛みするたびに、少女たちの秘所からは愛しさに満ちた蜜がとめどなく溢れ出し、彼女たち自身もまた、ネギの背中に腕を回してその温もりを強く抱きしめ返した。

『さあ……僕の全部で、君を幸せにしてあげるからね』

ネギの熱く、硬いモノが、彼女たちの純潔の証へとゆっくりとあてがわれる。

恐怖はない。あるのはただ、大好きな人と一つになれるという究極の幸福だけ。

ゆっくりと、愛を確かめ合うように、少しの痛みと共に彼女たちの柔らかな肉壺がネギを受け入れていく。

『あぁっ……んんっ……! はぁっ、ネギ、ネギぃっ……! 愛してるっ、私、すごく幸せぇっ……!』

最奥まで到達したネギの楔が、優しく、そして情熱的にピストンを刻み始める。

愛する人に抱かれ、甘い言葉を囁かれながら、とろけるような快感に身を委ねる、最高にロマンチックで幸せなロストバージン。

 ****

だが、現実の世界では。

 

「あはぁっ……♥ ネギ先生……っ、すきっ、大好きぃっ……♥」

「いれてっ……ネギのおちんぽ、私の中に、優しく、いれてぇっ……♥」

 

荒野の土の上に転がり、亀甲縛りで数珠繋ぎにされたまま、アーニャや一般生徒たちは虚空を抱きしめながら、蕩けた笑顔で激しく腰を振っていた。

肉体は完全に処女のままである。先ほどののどかの自慰行為の共感によって『処女のまま膣イキ』を経験させられ、今度はハルナの魔法によって『処女のまま、最上級のラブラブセックスでの処女喪失』を脳と神経だけで完璧に疑似体験させられているのだ。

 

「アハァッ! すごいっ、ネギ先生の、あったかいの、奥にいっぱい、きてるぅぅっ♥」

「私、ネギのお嫁さんになるぅっ……! イクっ、一緒に、イクぅぅぅっ♥」

 

幸せと愛に満ちた、極上の純愛による絶頂。

ハルナの描く魔法の原稿がクライマックスを迎えるたびに、数珠繋ぎにされた少女たちは大量の愛液とよだれを撒き散らしながら、身も心も完全に『ネギを愛する雌』へと作り変えられていく。

 

「うふふっ、純愛でトロトロに甘やかされたところで……次は一気に地獄に落とすよ! ジャンル変更、『凌辱モノ』だぁっ!」

 

ハルナが狂ったような笑い声を上げ、Gペンを激しく走らせる。

その瞬間、アーニャや裕奈、まき絵たちを取り囲んでいた「暖かく幸せな純愛のベッド」の世界は、ガラスが割れるように粉々に砕け散った。

 ****

「……えっ? はぁっ、はぁっ……!」

 

気がつけば、彼女たちは街灯一つない、不気味で暗い夜道を必死に走っていた。

背後から、ヒタヒタと、得体の知れない何者かの足音が迫ってくる。

 

(怖いっ! 誰か、追ってくるっ……!)

純愛の幸福から一転、絶対的な恐怖が少女たちの心を支配する。息を切らして逃げるが、その足音は無慈悲に距離を詰めてきた。

 

「きゃあっ!?」

 

背中を強く押され、冷たく硬いアスファルトの上に無残に押し倒される。

 

「いやっ! 離してっ!」

 

抵抗する間もなく、屈強な腕が彼女たちの身体を押さえつけ、着ていた服をビリビリと乱暴に剥ぎ取っていく。冷たい夜風が、無防備になった白い肌を撫でた。

 

「やめてぇっ! 助けて、誰か……っ!」

 

悲鳴を上げる少女たち。だが、誰も助けには来ない。

絶望に染まる視界の中、顔も見えない真っ黒な影のような男が彼女たちにのしかかり、よだれを垂らしながら、その柔らかな胸や太もも、そして首筋を、ザラザラとした舌でいやらしく舐め回し始めた。

 

「ひぃっ……! いやだっ、嫌だぁっ、汚いっ!」

 

見知らぬ暴漢に犯される。その圧倒的な恐怖と生理的な嫌悪感が、彼女たちの心を真っ黒に塗り潰していく。

そして男は、抵抗して泣き叫ぶ彼女たちの両脚を力任せに押し開くと、一切の労わりも前戯もなく、その純潔の証へと凶悪な肉の楔を無理矢理に叩き込んだ。

 

「痛いよぉっ……! 酷いよ、やめてよぉっ……!」

 

ボロボロに涙を流し、絶望に嗚咽を漏らす少女たち。

その時、空を覆っていた厚い雲が晴れ、冷たい月明かりが男の顔を照らし出した。

 

「え……?」

 

涙で滲む視界の先。そこにいたのは、見知らぬ醜い暴漢などではなかった。

薄暗い笑みを浮かべ、彼女たちを冷酷に見下ろしている男。それは――ネギだった。

 

「ネ、ネギ……先生……?」

「なんで……なんで、こんな酷いことするの……っ?」

 

涙ながらに問いかける少女たち。しかし、極限の恐怖の底にいた彼女たちの内心には、同時に抗いようのない『安心感』が芽生え始めていた。

 

(ああ……よかった。知らない男の人じゃなくて……ネギだったんだ……)

得体の知れない化け物に犯されるのではなく、よく知るネギであった。その事実が、恐怖で強張っていた彼女たちの身体の緊張を、ふっと解いてしまう。

 

「フッ……!」

 

ネギは泣きじゃくる彼女たちの言葉には答えず、そのまま乱暴に、激しく最奥を突き上げ始めた。

 

「アァッ! 痛っ、んんっ……!」

 

乱暴に服を破られ、冷たい地面に押し付けられ、激しく突き上げられる。

だが、「相手がネギである」という圧倒的な安心感から、彼女たちの身体はその乱暴な行為すらも熱を帯びた快感として受け入れてしまっていた。

 

「ああっ……! 乱暴なのに……ネギだから……っ♥」

「ひぎぃっ! なんで、こんな酷いことされてるのに、気持ちいいのぉっ……!」

 

恐怖は安心へと変わり、乱暴な突き上げは強烈な快楽へと直結する。

彼女たちは涙を流しながらも、ネギに抱かれているという安心感からその激しいピストンに抗うことができず、自ら腰を跳ねさせて絶頂の波へと飲まれていった。

 ****

「ンヒィィィィィッ!! イクっ、また一緒に、イクぅぅぅっ♥」

「でるでるでるぅっ! ネギのおちんぽで、イッちゃうぅっ!!」

 

現実の荒野。

一本の麻縄で首と股間を数珠繋ぎにされたままのアーニャ、裕奈、まき絵、円、亜子、美砂、桜子、そして千鶴とアキラ。

彼女たちは土まみれになりながら、白目を剥いて激しく腰を振り、凄まじい絶頂の嬌声を響かせていた。

 

「アハハハハッ! 凌辱モノでもみんないい声で鳴いてるねーっ! じゃあ、このままページをめくって、休む間もなく次のシチュエーションいっくよーっ!」

 

裸エプロン姿のハルナが、狂ったような笑い声を上げながら、猛烈な勢いでGペンを走らせ続ける。

 

「あはぁっ……♥ ネギ先生……っ、あっ、また違うお話が……くるぅっ……♥」

「ひぎぃぃっ! イクっ、だめ、またイクぅぅぅっ!」

 

現実の肉体には、指一本触れられていないというのに。

十人の少女たちは、ハルナが次々と描き出す底なしの『淫夢』の世界に完全に囚われていた。純愛、凌辱、野外、触手――めまぐるしく変わる物語の中でネギに犯され続け、終わることのない絶頂の連続に脳を焼かれながら、荒野の空に向かって甘く狂おしい嬌声を何度も何度も響かせ続けるのだった。

 

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