ハズレスキル『発情』が最強種にだけクリティカルヒット!? 人間には効かないゴミスキルを使ったら、赤龍がドMな爆乳美女になって「種付け」を懇願してきた件 作:kokoko146666
剛獣ベヒーモスが振り下ろした巨大な蹄。 それが俺の頭蓋を粉砕する寸前、俺はガーネットを抱えたまま、その懐へと滑り込んだ。
見上げる視界には、山のような鋼鉄の腹。 物理攻撃も魔法も通じない、絶望的な質量の壁。 だが、生物である以上、こいつにも「脳」があり、「本能」があるはずだ。
「この距離なら、外すわけがないッ!」
俺は右手にありったけの魔力を集中させた。 破壊の赤でも、守護の白でもない。 理性を焼き切り、本能を強制的に暴走させる、淫靡なピンク色の輝き。
「喰らえ! 『強制発情(ラスト・トリガー)』ッッ!!!」
ズキュウウウウウウウンッッ!!!
俺の手のひらが、ベヒーモスの眉間に吸い込まれるように接触した。 物理的な衝撃ではない。 魂の深淵を震わせる波動が、鋼鉄の装甲を透過し、その奥にある中枢神経を直撃する。
「ブ、モ……ッ!?」
巨獣の動きがピタリと止まった。 赤い瞳が大きく見開かれ、焦点が揺らぐ。
カッッッ!!!!
直後、ベヒーモスの全身から眩い光が噴き出した。 50メートル級の巨体が、内側から圧縮されるように縮んでいく。 最強種が人の形を成す。
「……え? な、なんだ……?」
腕の中にいたガーネットが、目をぱちくりさせている。 光が収束し、砂煙が晴れたその場所に立っていたのは、一人の少女だった。
透き通るような白銀の髪。 とろんと潤んだ紅蓮の瞳。 そして――予想を裏切る華奢な肢体。
剛獣という二つ名から想像していたような巨女ではない。 身長は150センチ前後だろうか。ガーネットより少し高い程度で、全体的に線が細い。 胸は慎ましく、いわゆる貧乳だ。
だが、その格好は異様だった。
腰回りや腕、脚部には、本体の硬度をそのまま残したような重厚な装甲を装着している。 くびれを強調するように締め付けられた腰の鎧は、堅牢そのものだ。 しかし――肝心の「急所」が、無防備すぎた。
胸元は先端の突起が無防備。 そして股間も、重厚な腰アーマーの前がぱっくりと開いており、最も守るべき場所を晒し、それ以外を過剰に守るという、歪な防御形態。
「……ふぇ……?」
剛獣ベヒーモス――ベヒーは、自身の変化に戸惑うように、ぺたんとその場に座り込んだ。
「あつい……身体が、あついの……」
彼女の声は、あどけなく、幼い少女のようだった。 頬は熟れた果実のように真っ赤に染まり、口元からは甘い吐息が漏れている。
「んんっ……なんか、変なの……。お腹の奥が……うずうずするの……っ♡」
彼女は涙目で、自分の身体を抱きしめた。 俺のスキルが、彼女の鉄壁の理性を内側から溶かし、最強種としての本能を剥き出しにさせているのだ。
「か、硬い鎧が……邪魔なの……。脱ぎたい……でも、脱げないのぉ……っ!」
ガシャン、ガシャン! 彼女が身悶えするたびに、手足の装甲が岩場に当たり、硬い音を立てる。 その硬さと、露出した肌の柔らかさのコントラストが、強烈に俺の視覚を刺激した。
「せ、成功したか……?」
俺が安堵の息を吐こうとした、その時だ。
「……ひゃうッ!?」
俺の胸元で、素っ頓狂な悲鳴が上がった。 ガーネットだ。 彼女の様子がおかしい。 顔を茹で上がったように真っ赤にして、潤んだ瞳で俺を見上げている。
「おい、あんた……っ。な、何したんだよ……?」
彼女の声が震えている。 作業着のオーバーオールの下、豊満な胸が激しく上下し、乳首が服を押し上げているのが見て取れた。
「身体が……ジンジンする……ッ。お腹の奥が、熱くて……どうにかなりそうだ……っ!」
彼女は自分の太ももを擦り合わせ、もじもじとしている。 男勝りな彼女らしからぬ、艶めかしい仕草。
「しまっ……! ゼロ距離すぎたか!」
俺は舌打ちした。 ベヒーモスに密着した状態でスキルを放ったせいで、抱きかかえていたガーネットにも余波(流れ弾)が直撃してしまったのだ。
「くそっ……なんだよこれ……。あんたの匂い嗅ぐと……頭がクラクラするんだよ……ッ」
ガーネットが俺の首筋に顔を埋め、くんくんと匂いを嗅いでくる。 鍛冶師として鍛えられた腕力で抱きつかれ、俺の首が締まりそうだ。
「おいガーネット! 落ち着け!」
「無理だ……! ここ、ぐしょぐしょになっちまった……! あんたのせいだぞ……責任とれよな……ッ♡」
彼女の手が、俺の胸板を這い回り、下へと伸びてくる。 まずい。完全に発情モードに入っている。
そして――もう一人。 目の前の銀髪少女、ベヒーもまた、揺らめく赤い瞳で俺を捉えていた。
「……見つけたの」
ベヒーが、よろめきながら立ち上がり、俺に近づいてくる。 カシャン、カシャン。 薄い布越しの貧乳が、荒い呼吸に合わせて上下している。
「お兄さん……なのね? 私の『絶対防御』を……突き破ったのは……」
彼女は俺の目の前で立ち止まった。 その表情は、怒りでも殺意でもない。 とろりと濁った、被虐の快楽に溺れる女の顔だ。
「私……ずっと硬かったの……。殴られても、斬られても、何も感じなかったの……。つまらなかったの……」
彼女は自分の薄いインナーの上から、股間を押さえた。 そこにはすでに、じわりと染みが広がっている。
「でも……お兄さんのピンク色の光を浴びたら……私の中身、こんなにグズグズになっちゃったの……♡ 初めて……気持ちいいの……♡」
ベヒーはその場に四つん這いになった。 重厚な腰アーマーのせいで、突き出された小さなお尻のラインが逆に強調される。 彼女は上目遣いで、潤んだ瞳を俺に向けた。
「お兄さん……私のこと、めちゃくちゃにしていいの……♡」
「め、めちゃくちゃって……」
「だって……私、最強の盾なの……。どんな激しい攻撃も、受け止められるの……。だから……」
彼女は背中の装甲をガチャリと鳴らし、懇願した。
「もっと虐めてほしいの……♡ もっと激しく叩いて、貫いてほしいの……♡ 私のこの『硬い身体』を……お兄さんの『槍』で、壊れるまでガシガシしてほしいのぉ……ッ♡」
ドMだ。 予想通り、いや予想以上に、こいつは「攻撃を受け止めることに快感を覚える」タイプの変態だった。 しかも、見た目は華奢な幼い少女なのに、中身は最強種というギャップ。
右腕には、発情してしがみついてくる爆乳ドワーフっ娘。 目の前には、お尻を突き出して誘う、ドMの装甲少女。
戦場は一瞬にして、ピンク色の空間へと変貌していた。
「……な、なんだあれは!?」
高台から見ていた勇者たちが、わけがわからないといった顔で狼狽えている。 ベヒーモスが消え、突然二人の美少女が俺に群がっているのだから当然だ。
「……ご主人様、モテモテ」
「あらあら。また浮気ですか……」
ヴァミとシルヴィアが、呆れつつも苦笑しながら近づいてくる。
「さて、旦那様。敵は戦意喪失(発情)したようですし、治療(セックス)が必要ですね?」
「……ん。あの子たち、もう限界。早くしてあげないと、暴発する」
俺は覚悟を決めた。 勇者たちへの断罪は後回しだ。 まずは、この目の前の「熱暴走」した二つの炉心を鎮めなければならない。
「……分かったよ。ガーネット、ベヒー。たっぷりと可愛がってやるから、覚悟しろよ」
「う、うぅ……! 早くしろよ……あんたので、鎮めてくれよぉッ!♡」
「はいなの……ッ♡ 壊して……お兄さんッ♡」
剛獣の谷の中心で。
前代未聞の、最強種とドワーフを巻き込んだ野外治療が幕を開けた。