ハズレスキル『発情』が最強種にだけクリティカルヒット!? 人間には効かないゴミスキルを使ったら、赤龍がドMな爆乳美女になって「種付け」を懇願してきた件 作:kokoko146666
カチャ、カチャ、カチャ……。
上品な銀食器の音が、朝の光に満ちたレストランに響き渡る。 高級宿『銀の月亭』の一階にあるダイニングは、本来であれば優雅な朝食を楽しむ貴族や富裕層の商人たちが、静かに紅茶を啜る場所だ。
だが、今のこの空間は、ある一つのテーブルによって異様な空気に支配されていた。
「んふぅ……♡ おいひぃですぅ……♡ ご主人様、この『おむれつ』という黄色いお布団は、なんでこんなにフワフワなんですか? 口に入れた瞬間、シュワって消えました! これは空気ですか? それとも雲?」
満面の笑みでフォークを動かしているのは、真紅の髪を持つ絶世の美女――ヴァミだ。 彼女の目の前には、すでに空になった皿がタワーのように積み上げられている。その高さ、優に一メートル超え。
「おかわりです! 次は……あっちにある『厚切りベーコン』という塩辛いお肉を、ここにある在庫全部持ってきてください! あと、その甘いパンも籠ごと!」
「は、はいぃっ! ただいまぁッ!」
ウェイターが悲鳴のような声を上げて厨房へ走っていく。 厨房からは「肉が足りねぇ!」「市場へ買い出しに走れ!」「あの美女の胃袋はどうなってるんだ!?」という料理人たちの怒号が聞こえてくる始末だ。
「……なぁ、ヴァミ。少しペースを落とさないか? 周りの客が引いてるぞ」
俺は冷ややかな視線を浴びながら、コーヒーを啜った。 昨晩、朝まで――文字通り朝日が昇るまで激しく愛し合ったせいで、俺自身も腹は減っていたが、ヴァミのそれは次元が違った。
「だってお腹ペコペコなんですもん! 昨日の夜、ご主人様にいっぱい運動させられたじゃないですかぁ……♡」
ヴァミが頬にケチャップをつけたまま、艶っぽい声で言った。
「あんなに激しく腰を振って、あんなに何度もイかされて……。私の生命力、ご主人様に注ぎすぎてカラカラですよぉ。補給しないと、干からびたトカゲになっちゃいます」
「ぶふっ!」
俺はコーヒーを吹き出しそうになった。 声がでかい。そして内容がエロい。周囲の客が「腰を振って……?」「何度も……?」と聞き耳を立てて顔を赤らめている。
「しーっ! 声が大きい! ……まあ、確かに俺のせいでもあるが」
「ですよね? だから責任取って、いっぱい食べさせてください♡ あ、ウェイターさん! その『ぷりん』っていう飲み物、あと二十個追加で!」
「プリンは飲み物じゃないぞ……」
結局、ヴァミが満足するまで、さらに一時間かかった。 彼女はリスのように頬を膨らませ、幸せそうに咀嚼し続けた。その姿は確かに可愛い。世界を滅ぼすドラゴンの面影はなく、ただの食いしん坊な美少女だ。 だが、現実は非情だ。
「……お会計、金貨一枚になります」
支配人が震える手で差し出した伝票を見て、俺の血の気が引いた。
(き、金貨一枚……!?)
この世界の金銭感覚で言えば、銅貨一枚でパンが一つ買える。銀貨一枚あれば、安宿に数泊できる。金貨一枚ともなれば、一般市民の数ヶ月分の生活費に相当する。 それが、たった一回の朝食で。
「……支払いはこれで」
俺は引きつった笑顔で、腰袋から金貨を取り出した。 ヴァミが巣から持ってきた財宝の一部だ。まだ余裕はある。あるが……。
(昨日の屋台の買い占め、水晶の弁償代、宿の宿泊費、そしてこの朝食……。龍の燃費、悪すぎないか?)
俺の「無限の精力」で彼女を回復させることはできるが、そのエネルギー源となるカロリーは物理的な食事で補う必要がある。 つまり、俺たちが毎晩セックスすればするほど、食費が幾何級数的に跳ね上がるという永久機関の落とし穴だ。
(このままじゃ、数日で破産する……!)
俺は危機感を抱いた。 働かなければ。いや、その前に手っ取り早く現金を確保しなければ。
「ごちそうさまでしたご主人様♡ お腹、六分目くらいになりました!」
「そ、そうか。それはよかったな」
六分目でこれかよ。 俺はヴァミの手を引き、早足で部屋へと戻った。
◇
スイートルームに戻るなり、俺はマジックバッグの中身をベッドの上にぶちまけた。
ジャラララララッ……!!
黄金の輝きが部屋を満たす。 金貨、宝石、装飾品、禍々しいオーラを放つ剣、古びた杖。 ヴァミが「ゴミ」と言って俺に持たせた、龍の巣のコレクションだ。
「ヴァミ。緊急の家族会議だ」
「はいっ! なんですか? ベッドの上ということは、朝の種付け会議ですか? 即決で可決します!」
ヴァミが即座にローブを脱ごうとする。 俺は慌ててそれを止めた。
「違う! 金の話だ、金!」
「かね? 金属ならそこにいっぱいありますよ?」
「そうじゃなくてだな……。いいか、お前の食欲は素晴らしいが、今のペースで食い続けると俺たちの財布が死ぬ。だから、ここにある『お宝』を換金して、当面の生活費を確保したいんだ」
「ふむ……。そんなことですか」
ヴァミはキョトンとして、ベッドの上の財宝を足の指で突っついた。
「そんなガラクタ、全部売っちゃえばいいじゃないですか。なんなら、私がブレスで山を一つ焼き払って更地にして、そこにある金鉱脈を掘り出しましょうか?」
「地形を変えるな! あと、全部売るのもダメだ!」
俺は頭を抱えた。 こいつは人間の社会というものを分かっていない。
「いいか? 俺たちは昨日、ギルドで水晶を割って目立っちまった。これ以上、騒ぎを起こしたくないんだ。もし俺みたいなFランクの若造が、いきなり国宝級の剣や王冠を持ち込んだらどうなる? 『どこで盗んだ』って大騒ぎになって、衛兵に囲まれるぞ」
「なるほど。人間社会は面倒ですね。強い者が奪い、弱い者が差し出す。それだけのシンプルな世界ではないのですね」
「違うな。……とにかく、目利きだ。この中で『一番安そうなもの』を選んでくれ」
俺は庶民出身だ。宝石の価値なんて分からない。 ピカピカ光っていれば高いだろうし、汚れていれば安いだろう、くらいの感覚しかない。 だが、長く生きたドラゴンなら、人間の道具の価値も多少は分かるはずだ。
「一番安そうなゴミ、か……」
ヴァミは全裸(いつの間にか脱いでいた)であぐらをかき、財宝の山を漁り始めた。 その光景はシュールだった。世界を滅ぼせる美貌の裸婦が、伝説の聖剣を「これは爪楊枝にもならん」と放り投げ、ダイヤモンドのティアラを「これは頭に乗せるとチクチクして不快だった」と投げ捨てていく。
「ありました、ご主人様! これなんてどうでしょう?」
彼女が差し出したのは、握りこぶし大の「石」だった。 色はくすんだ青色。表面は白く濁り、カルシウムのような汚れが付着している。光にかざしても輝きはなく、どう見ても川原に落ちているただの石ころだ。
「……これは?」
「数百年前かな? 私に挑んできた人間が持っていた石です。一度、寝てる間に間違って食べちゃって、奥歯に挟まって痛かったんですよ。硬いだけで魔力もないし、味もしないし、正真正銘のゴミです!」
ヴァミが自信満々に言い放った。 俺はその石を受け取り、まじまじと観察する。 確かに汚い。重さだけはずっしりとあるが、宝石特有の透明感がない。 これなら、「珍しい色の石を拾ったから買い取ってくれ」と言えば、鉱石として銀貨数枚、運が良ければ金貨一枚くらいにはなるかもしれない。
「よし、これにしよう。これなら目立たないはずだ」
「はいっ! じゃあ、さっさとその石ころを処分して、お昼ご飯にしましょう! 私、次は『すてーき』という肉料理が食べてみたいです!」
「……稼いだ金が瞬殺されそうな予感がするが、まあいいか」
俺たちはその「青い石」を懐に入れ、宿を出た。
◇
冒険者ギルドとは別に、商取引を専門とする『商業ギルド』の建物は、街の東区画にあった。 冒険者ギルドのような荒っぽい雰囲気はなく、スーツを着た商人や、高価なローブを纏った魔導師たちが行き交っている。
「うわぁ……ここはまた、別の意味で嫌な匂いがしますね。金と計算と、腹の探り合いの匂い……」
ヴァミがフードの下で顔をしかめた。 今日は一応、大人しくするように言い含めてある。彼女は俺の腕にギュッとしがみつき、借りてきた猫(ただし虎より凶暴)のように振る舞っている。
俺は「買取カウンター」へと向かった。 受付には、白髪の老人が座っていた。片目にモノクルをかけ、分厚い書物を読んでいる。いかにも「ベテラン鑑定士」という風貌だ。
「すいません、買取をお願いしたいんですが」
「ん……? 予約はしておるかね?」
老人は顔も上げずに言った。
「いえ、飛び込みです」
「ふむ。飛び込みか。……見たところ冒険者のようじゃが、薬草か? それとも魔石か? 少額の取引なら、そこの窓口ではなく自動買取機を通してくれんか。ワシは今、忙しいんじゃ」
完全にあしらわれている。 まあ、Fランクのタグをつけた若造と、顔を隠した女だ。冷やかしだと思われても仕方がない。 俺は苦笑しながら、懐からあの「青い石」を取り出した。
「いや、ちょっと変わった石を拾いましてね。鉱石として売れるか見てもらいたいんです」
ゴトッ。 カウンターの上に、無造作に石を置く。
「石……? ただの石なら建材屋に行けと言いたいところじゃが……」
老人は面倒くさそうに本を閉じ、チラリと石を見た。
「なんじゃ、汚い石じゃな。表面が石灰化しておる。……まあいい、一応見てやろう」
彼はため息交じりにモノクルを調整し、ルーペを取り出した。 そして、石の表面にレンズを近づけ――。
「……ん?」
数秒後。 老人の動きが止まった。
「……おい、小僧。これをどこで拾った?」
声のトーンが変わった。低く、鋭い。
「え? あー、山の方で……たまたま落ちてまして」
「山じゃと? バカを言え。これは海のものじゃ」
老人は震える手で、石の表面を専用の布で軽く拭った。 すると、白い汚れの下から、吸い込まれるような「蒼」が顔を覗かせた。 ただの青ではない。深海そのものを閉じ込めたような、深く、濃く、そして内側から光を放つような神秘的な蒼色。
「……っ!?」
老人が息を飲んだ。 ガタガタと椅子が揺れる。彼の手からルーペが滑り落ち、カウンターに乾いた音を立てた。
「じ、爺さん? どうした?」
「……閉めろ」
「え?」
「扉を閉めろォォォッ!! 警備員! 警備員は何をしておる! 今すぐ正面玄関を封鎖せよ! 騎士団へ連絡だ! いや、ギルドマスターを叩き起こせぇぇぇッ!!」
突然、老人が絶叫した。 静かだったギルド内が一瞬でパニックになる。 俺とヴァミは顔を見合わせた。
「ご主人様、あの爺さん、壊れましたか?」
「わからん……俺が持ってきたのが安すぎたから怒ってるのか?」
だが、老人の反応は怒りではなかった。 彼は石を両手で拝むように持ち上げ、涙を流しながら震えていたのだ。
「間違いない……! 文献でしか見たことがない、幻の輝き……! 五百年前に没したとされる、伝説の海帝国アトランティアの至宝……『海神の涙(ポセイドン・ティア)』じゃ!!」
「……は?」
俺の声が裏返った。
「『海神の涙』……? それって、おとぎ話に出てくる、一つあれば海を割ることができるっていう……?」
「そうじゃ! 歴史的遺産にして、国家防衛級の魔道具! 小国が三つ買えるほどの値がついたと言われておる! それがなぜ、こんな若造のポケットに入っておるんじゃァァァッ!?」
老人は興奮のあまり、白目を剥いて泡を吹き始めた。
「こ、国宝……!? いや、それ以上……!?」
周囲の商人たちが色めき立つ。 「なんだって!?」「海神の涙だと!?」「おい、あの二人を逃がすな!」「商談だ! いや、囲め!」 欲に塗れた視線が、一斉に俺たちに突き刺さる。
俺はヴァミを見た。 彼女は「?」という顔で首を傾げている。
「ヴァミ……お前、これが『一番安いゴミ』って言ったよな?」
「はい。だってただの石ですよ? 齧ったら硬いし、味もしないし」
「……お前の『ゴミ』の基準、高すぎないか?」
最強種にとっての価値観は、人間とは次元が違いすぎた。 彼女にとっては「食べられない石」=「ゴミ」。 だが人間にとっては、それが国を揺るがす秘宝だったのだ。
(やべぇ……! 小銭稼ぎどころか、国家レベルの騒動になっちまった!)
このままここにいたら、間違いなく監禁されるか、国に召し上げられて尋問攻めだ。 穏便なスローライフ(と、夜の種付けライフ)が崩壊する。
「あー、すいません! やっぱ売るのやめます!」
俺は老人の手から石をひったくった。
「ま、待て! 待たんか! それを持ち出すなど許されんぞ! 値段なら言い値で――」
「逃げるぞヴァミ!」
「はいっ♡ 逃避行ふたたびですね!」
俺はヴァミの手を引き、混乱する商業ギルドを全力疾走で駆け抜けた。 背後から「追えぇぇッ!」「あの石を確保しろぉぉッ!」という怒号が響く中、俺たちは風のように街の雑踏へと消えた。
◇
商業ギルドから数ブロック離れた路地裏。 俺たちは樽の陰に隠れ、荒い息を整えていた。
「はぁ、はぁ、はぁ……! 危なかった……!」
「楽しかったですね、ご主人様! あの爺さんの顔、真っ赤になって茹でダコみたいでした!」
ヴァミはケラケラと笑っている。危機感ゼロだ。
「笑い事じゃないぞ……。これじゃ、巣の財宝はどれも売れない」
俺は手の中の「海神の涙」を見つめた。 一番安そうなこれですら、国宝級。ということは、他の剣や王冠なんて持ち込んだ日には、世界大戦が勃発しかねない。
「……当分、換金は禁止だ。この石もマジックバッグの奥底に封印する」
「えぇー? じゃあ、今日のお昼の『すてーき』はどうなるんですか? 私、口の中がお肉モードになってるんですけど」
ヴァミが不満げに頬を膨らませる。 そうだ。金がない問題は解決していない。 むしろ、商業ギルドにも顔が割れてしまった以上、まともな商売は難しくなった。
「……仕方ない。地道に稼ぐぞ、ヴァミ」
「地道に?」
「ああ。俺たちの本業に戻るんだ」
俺は立ち上がり、街の中心部を指差した。
「冒険者ギルドだ。あそこで依頼を受けて、魔物を狩って、その素材を売る。それが一番、誰にも怪しまれずに金を稼ぐ方法だ」
「狩りですか! それなら得意です! 私、狩猟本能がうずうずしてました!」
ヴァミの目が輝いた。
「獲物はなんですか? あの山の向こうに『ベヒーモス』の気配がしましたけど、あいつを狩りに行きますか? 肝が美味しいんですよ♡」
「却下だ! もっと手頃な、Fランク相応の獲物にするんだ!」
俺たちは昨日、水晶を粉砕して逃亡した冒険者ギルドへと、重い足取りで向かうことになった。
◇
ギルドの扉を開けると、デジャヴのような静寂が訪れた。 中の冒険者たちが一斉に俺たちを見、そして――。
ザッッッ!!
モーゼが海を割るように、道が左右に開いた。
「お、おい……あいつらだ……」 「昨日、水晶を爆破したバカップルだ……」 「目を合わせるな、魂を抜かれるぞ……」
ヒソヒソという囁き声が聞こえる。 完全に「ヤバい奴ら」として認知されている。まあ、チンピラに絡まれるよりはマシか。
俺たちはまっすぐ依頼掲示板の前まで進んだ。 色とりどりの依頼書が貼られている。 Fランクが受けられるのは、主に緑色の紙だ。
「えーっと……薬草採取、ドブ掃除、迷い猫の捜索……」
地味だ。報酬も銅貨や銀貨ばかり。これではヴァミの食費(金貨レベル)には到底届かない。
「ご主人様、これはどうですか?」
ヴァミが指差したのは、一番上に貼られた赤い紙。 そこにはドクロマークと共に『緊急依頼:SSランク』と書かれていた。
【討伐】北の雪山に封印されし『氷獄の巨人(アイス・タイタン)』の討伐 報酬:白金貨10枚
「これなら一撃です! お昼ご飯の前に、ちょちょっと氷の塊を砕いてきましょうよ!」
「ダメだ! FランクはSSランクの依頼を受けられない!」
「むぅ……融通が利かないシステムですね。じゃあ、こっちは?」
彼女が次に指差したのは『オークの集落殲滅』。推奨ランクC。
「これなら肉も手に入りますよ!」
「……まあ、これならギリギリごまかせるか?」
オークなら、強い冒険者なら倒せる範疇だ。 それに、肉が手に入るのは食費削減という意味でもありがたい。
「よし、これにしよう。ただしヴァミ、条件がある」
「なんですか?」
「ブレスは禁止だ。魔法も禁止。物理攻撃のみで、なるべく原型を留めて倒すこと。肉が消し炭になったら食えないぞ?」
「! そうですね! わかりました、手加減して『デコピン』くらいで倒します!」
デコピンで頭が吹き飛ばないことを祈るばかりだ。
俺たちは依頼書を剥がし、受付へと向かった。 受付嬢(昨日の人だ)は、俺たちを見るなり顔を引きつらせたが、拒否することはしなかった。むしろ「早く出て行ってほしい」という顔で、迅速に手続きをしてくれた。
「では、オーク討伐ですね。本来、Fランクは受けられないのですが……まあ、お連れの方がいれば大丈夫でしょう……」
「なんか……すいません……」
俺たちはギルドを出た。 空は青く、絶好の狩り日和だ。
「さあ、行きますよご主人様! 肉です、金です、すてーきです!」
ヴァミが俺の手を引いて走り出す。 その横顔は、遠足に行く子供のように楽しそうだ。
国宝級の石を持ち歩き、最強種の嫁を連れ、Fランク冒険者としてオーク狩りへ。 俺の「平穏な」異世界生活は、どこまでも規格外な方向へと転がり続けている。 だがまあ、彼女の笑顔が見られるなら、それも悪くないか。
「……待ってろよ、オークたち。俺の嫁の胃袋を満たすために、犠牲になってくれ」
俺は覚悟を決め、最強のパートナーと共に街の門をくぐった。