メイド・イン・サムライロード?〜武士の怨霊、美少女フィギュアに取り憑いて、メイドカフェへ出陣ス!?〜 作:ゔぁいらす
男二人が古ぼけたどこか不気味な雰囲気のアパートの前で立ち止まる。
そのアパートは不気味で寂れた雰囲気ではあるが少なからず洗濯物が干されており、人は住んでいるようだ。
しかし、ある一部分だけ洗濯物も干されず、人が生活している気配一切を感じることができない。
「おい聞いたか?またあのボロアパートの104号室に引っ越して来た奴がまた自殺したんだってよ・・・いくら立地が良くて安いっていってもあんな物件俺住みたくねぇわ」
「おいおいマジか・・・これで何人目だ?近所に住んでるだけで薄気味悪いったらありゃしないぜ」
男二人はそんな生活の気配が感じられない場所を怪訝そうな顔で見つめてそう言った。
次の瞬間怪訝そうな顔の男たちの前に引っ越し業者のトラックが一台通り過ぎ、そのアパートの前で止まる。
「まじかよこんなとこに引っ越してくる奴居るのかよ・・・」
「あの部屋かどうかはわかんねーけどあんなアパートに越してくるなんてどうかしてるよな。俺ならあの部屋じゃなくても気味悪いし絶対住まねーわ」
「だよなーあっ、そうだ!あの新しい入居者が何日持つか賭けようぜ?」
「縁起でもないこと言うなよ〜まあ持って三ヶ月ってとこかな?越してきたやつは御愁傷様ってとこだなー」
「三ヶ月かー俺は一ヶ月も経たないうちに逃げ出すにかけるぜ。てかもうそろそろ行こうぜ?」
「ああそうだな。ここに長居してるだけでも呪われちまいそうだわ。お〜怖い怖い」
男二人はそんな話をしながらアパートの前から立ち去った。
それからしばらくしてそんないわく付きのアパートのよりにもよって男たちが話していた104号室の前に小太りでチェックシャツ姿のもうどこか懐かしさすら感じてしまいそうなオタクファッションの男がやってきた。
「デュフフwwついに拙者も東京で一人暮らしでござるよこれでアニメのイベントやらに行き放題でござる!」
息を荒くして変わった口調で喋る彼の名前は茂木琢雄(もぎたくお)29歳独身彼女いない歴=年齢のキモオタである。
地元の島根県に嫌気が差して上京し、家賃が激安だったという理由で安い理由を何も聞かずに不幸にもこの104号室に引っ越して来たのだ。
琢雄はこの部屋が曰く付きの部屋だと知る由もなく鍵を開けて足を踏み入れた。
「駅から徒歩5分で秋葉原まで電車で10分たらずで行けてしまうこんな立地の家賃が一万円を切って月9800円とは驚きでござる。不動産屋の人に全力で止められたでござるが結局コミュ障だから理由が聞けなかったでござる・・・で、でもも部屋もそこそこ広くて住むには申し分ないし最高の物件でござるよふわぁ・・・今日はもう引っ越しに疲れてクソネミの翁でござる・・・さっさと寝て明日から本気出すでござるよ」
部屋は寂れていてどこかカビ臭い匂いもしていたが琢雄はそんなことも意に介さず、
引っ越し会社のダンボールが山積みになった狭い部屋に置いてあったビニール紐で巻かれた布団をめんどくさそうに広げてそのまま布団に倒れ込む。
「はぁ・・・はぁ・・・・今ので今日の分のHPもMPも使い切ったでござる・・・・シコる気力もないからさっさと寝るでござる・・・ぽやしみー」
そう呟いて目を閉じようとしたが何かを思い出したかのようにむくりと立ち上がり
「あっ、そうだ(唐突)引っ越して来たばかりで部屋も殺風景極まりない・・・でござるな。せめて何か1つくらいフィギュアでも飾ってから寝るでござる」
琢雄はそう言うと積まれた引っ越し会社のロゴの入った段ボール箱を物色し始めた。
「えーっとフイギュア類は・・・・そうそうこの段ボールでござる!よかった・・・全部無事でござった。仮に一つでも傷んでたら引っ越し業者にヴォルカニック○ァイパーを喰らわせてやるところだったでござるが命拾いしたでござるな・・・うーんどれを出そう・・・超合金のガイ○ンも捨てがたいでござるが・・・・よし!璃音ちゃんに決めたでござる!璃音ちゃん苦しかったでござろう?今解放してあげるでござるね!!デュフフフ・・」
気持ち悪い笑みを浮かべて段ボールから梱包材を取り出すと、その丁寧過ぎる包装をされている梱包材を剥がしていく。
そしてその中からは金髪でサイドテールの華やかな衣装を見に付けた美少女のフィギュアが現れる。
そのフィギュアを見て琢雄は鼻息を荒くした。
「(*´Д`)ハァハァ・・・やはり璃音ちゃんは拙者のヨメでござる・・・いつ見ても本当にかわいいでござるなぁ。それじゃあ枕元に置いて・・・これで心置き無く寝れるでござるよ!璃音ちゃんおやすみでござる!きっと今日はいい夢が見られるでござるよ〜」
琢雄は枕元にフィギュアを置いて照明の紐を引いて明かりを消し眠りについた。
そして草木も眠る丑三つ時・・・
薄ぼんやりとした人のようにも見える青白い何かがぐっすりと眠る琢男をじっと見つめていた。
『ククク・・・また我が墓を踏み荒す輩が現れたか。しかしいつになく面妖な奴よ・・・これではどちらが化けているのかわからぬぞ・・・いつものように簡単に呪い殺してしまってはつまらぬ。手始めに少し驚かしてやろうではないか・・・』
彼は幻雄堂 政成(げんゆうどうまさなり)民に愛された武将だったがとある家臣の謀反により志半ばで倒れ、死後彼についての一切の記録は全て闇に葬られた。
死後彼のことを語ることすら許されなくなった民や家臣たちは名も刻まれぬ小さな墓をひっそりと作り彼を密かに偲んだが彼の魂は成仏することなく謀反を起こした家臣への恨み、そして歴史に名を残せなかったた無念から現世に地縛霊となって留まり続け彼の小さな墓があった場所は面影も残らずアパートになり、最後に一つ残されていた自分の痕跡である墓が取り払われたことに腹を立て、墓があった場所の部屋の104号室に越して来た住人を立ち退かせたり酷い時は自殺に追い込んだりしていたのだ。
政成は試しに段ボールをガタガタと揺らして物音を立ててみるが琢男は全く気づかず大きないびきをかいて眠ったままだ。
『こやつ・・・気づいておらぬのか?これでどうだ』
次は積まれた段ボールを一つ落下させてみたがやはり拓男は気づかない。
『くそう・・・ここまで大きな物音を立てても気づかぬとは・・・肝が座っておるのかただのうつけなのか・・・それならば・・・む?あれはなんだ?』
政成は拓男の枕元に置かれて居るフィギュアに目をつけた。
『霊体である儂が間接的にできることといえば物を動かすくらいであるが・・・あの人形に取り付けば少々マシに動けるやもしれぬ・・・!以前日本人形に取り憑いたこともあるし少し違えど人形は人形!見ておれ。今にその寝顔を苦悶と恐怖で歪めてやろうではないか!ウワハハハハハ!!』
政成は高笑いを浮かべ、拓男の枕元に置いてあったフィギュアへと飛び込み、彼の朧げな姿はフィギュアの中に吸い込まれるように消えていった。
それからしばらくして樹脂でできていて可動するはずもないフィギュアがゆっくりと動き出し、次の瞬間瞬きをする。
「うーむ・・・何か不可思議な気分だが・・・成功した・・・のか?しかしなんじゃこのおなごの様な声は?それにあやつがあんなに大きく見える・・・」
先ほどまでただの動かないフィギュアだったものが政成のような口調で喋り始めた。
それに見た目も大きさ以外は硬そうな外観から一点、髪はしなやかに揺れて肌もみずみずしいものになっていてどこか柔らかそうにも見える。
まるで大きさ以外は本当に人間のようだった。
政成はフィギュアに取り付くだけだったはずが、何故か普通の人と寸分たがわぬように動けるようになってしまったようだ。
「そ・・・・そうか・・・こんなことは初めてだったから儂としたことが少し驚いてしまったがあのおなごの人形に取り付くことができたようだな・・・しかし何故こんな自由に動けるのだ?しかしにこの西洋の服はひらひらとしていて落ち着かぬな・・・それになんだこのでかい乳は・・・今の人形はこんなにでかい乳をしておるのか?今の時代の人の考えることはよくわからぬな」
政成は自分の胸を恥ずかしそうに見つめると自分の胸をがしりと掴むと、彼の身体に電流が走り
「あぅっ♡」
彼の口から甘い息が漏れ出した。
「な・・・なんなのだ今の声は・・・儂が出したのか・・・?それに乳を触った感触も乳の柔らかさも乳を揉まれた感触も全て感じたぞ・・・?動けて話せる上に触覚まであるとは最近の人形はこんなにも精巧に作られておるのか?しかし先ほどの声は身体を持った感覚は数百年ぶりだった故に出てしまっただけで決して気持ちよかったなどと言う訳では・・・」
政成が一人先ほど出てしまった甘い声に対する言い訳をしていると寝ていた琢雄がむくりと起き上がった。
「・・・ん?なんでござるか・・・?璃音ちゃんの声が聞こえたような気がしたがもう朝でござるか・・・?う〜メガネメガネ・・・」
琢雄は目覚ましのアラームもフィギュアのキャラクターである璃音の物にしていた為政成が独り言を喋ったことで条件反射的に目を覚ましてしまったようだ。
(やっと目を覚ましおったか!しかしこの口調・・・こやつ忍の一族か何かなのか?そんなことはどうでも良い!きっと枕元の人形がひとりでに動き出したら忍の一族と言えどとも肝を冷やすだろう ククク・・・覚悟しておれよ?)
政成はゆっくり琢雄に近付いてみるが辺りが暗がりな上に彼はメガネがないと何も見えないほどのど近眼なので全く気づく様子はなかった。
「ふぅ、気のせいでござるか全く・・・我ながら璃音ちゃんの幻聴で目を覚ますとはさすが拙者でござる!ふわぁ・・・まだ眠いし引っ越しの疲れも取れていないのでもう一眠りするでござるよー」
琢雄が布団を掛け横になろうとしたその瞬間
「おい待てそこの面妖な男・・・」
政成は声を出した。
本当はもっと相手が怖がるような声を出そうと思っていた政成だったがその声はまさに萌え声と言った感じの可愛らしい声になってしまう。
(な・・・なんじゃこの変な声は・・・!これでは怖がられるどころか笑われてしまうのではないか!?)
その声に気づいた琢雄はかけようとしていた布団を跳ね除け飛び起きる
「なななな!?確かにいま璃音ちゃんの声が聞こえたでござるっ!」
琢雄はそのまま照明をつけてみると枕元に置いてあったはずのフィギュアが台座を残して無くなっているのに気づいた。
「おや?璃音ちゃんがいない・・・どこでござるっー!?」
琢雄がうろたえていると
「おい貴様」
琢雄の背後から声がする。
「璃音ちゃん!?どこでござるか!!今確かに声がしたでござる!拙者が必ず見つけ出すでござるぅ!」
琢雄はそう叫びながら声の方へ振り向くと、振り向いた方には寝るまで枕元にあったはずのフィギュアがさっきとはまるで違う腕を組んだ格好で琢雄の方を睨みつけている。
しかしそんな事は意に介さず琢雄はひとまずフィギュアが見つかったことに安堵の息を漏らした。
「あーよかったあったでござるー!声が聞こえて見つけられるなんて拙者の愛は本物ということでござるな!」
(いちいち騒がしい奴よ・・・)
政成は自分を見ても怖がる素振り一つ見せないのんきな琢雄に憤りを感じていた。
「しかし表情が少し変でござる・・・」
そんな政成の事など知る由もない琢雄はフィギュアを舐め回すように眺めた。
(なんだこやつ・・・儂のことをこんなジロジロと見て気味が悪い・・・しかしやっと気付いたようだな。早速脅してやるとするか)
「おい貴様、散々儂の事を無下にしてくれたな・・・」
ジロジロと見つめられた政成は自然と頬を赤らめてしまったがそんな気持ちを紛らわすためにも琢雄を脅すためもう一度声を出した。
その声を聞いた琢雄は流石に驚いて目を丸くする。
(よし・・・やはり人形が喋って驚かない人などおらぬわ・・・さあ・・・その丸い顔を恐怖で歪めるが良い・・・!)
政成はしてやったりと言った表情を浮かべたが
「なっ・・・ななな・・・!?璃音ちゃんが本当に喋ってるでござるっ!これは夢でござるか!?夢なら覚めないでほしいでござるー!」
琢雄はそんな政成の思惑とは裏腹にテンションが一気に上がり早口で喋り始めた。
(な・・・なんだこやつ・・・まさか怖がるどころか喜んではおらぬか?それに唾!唾を飛ばすでない!この小さな人形で貴様の唾がかかるのは気持ちが悪い!!)
「貴様・・・一人で何を盛り上がっておるのだ?それに儂は璃音ちゃんとやらではない・・・って聞いておるのかこのうつけ!ひとまず唾を撒き散らしながらしゃべるのを止めぬか!!」
「ああっ・・・璃音ちゃんは絶対そんなこと言わないでごさるっ!しかし目の前で今小さな璃音ちゃんが拙者に話しかけてくれていてしかも本来とは違う男勝りな璃音ちゃんもギャップがディモールト!でござるッ!!!」
(こやつは一体何を言っておるのだ・・・本当にこの国の者なのか・・・?)
「お、おい貴様!ひとまず儂の話を聞け」
「はいでござるっ!璃音ちゃんの言うことならなんだって聞くでござるよ!(なんでもするとは言ってないでござる)」
「だから儂は璃音ちゃんとやらではない・・・それに人形が動いて喋っておるのだぞ?少しは怖がらぬのか?」
「全然でござる!むしろ璃音ちゃんとお話ができて拙者すごく嬉しいでござるよ!いやぁ・・・やっぱりいつ見てもかわいいでござるなぁよしよし・・・」
琢雄は満面の笑みを浮かべ、太い親指で政成の頭を優しく撫でる。
そんな笑顔を見た政成は胸に高鳴りを感じていた。
(な、なんだこの感じは・・・こんな面妖な奴にこんな感情を抱くなど・・・儂もおかしくなってしまったのか?)
「や、やめろ・・・!儂を誰だと思っているのだ!!」
「えっ、璃音ちゃんでござろう?」
「だから違うと言っておろうが!まあいい。儂はこの土地に古くから住み続けるいわば地縛霊だ。この部屋に住んで居る者を片っ端から呪い殺してきたのだ。そして今はこの人形を依り代にして貴様を追い詰めてから殺してやろうと思っていたところだ。どうだ?それでも怖くないと言えるか?」
「・・・いや全然でござる」
「なっ・・・儂はこの部屋の住民を何度も立ち退かせ酷いときには自死に追い込んで来た怨霊なのだぞ!?」
流石に信じてもらえなくなった政成は必死でそう伝えるが彼の口から出た可愛らしい言葉に今の見た目も相まってただ小さな美少女が駄々をこねているようにしか見えなかった。
「またまた〜そんな非科学的なこと信じる訳ないでござろう?」
「今目の前で起こっておることは信じるのにか?」
「きっと璃音ちゃんが動いてるのは拙者の愛の力でござるよ!」
「おい・・・話、聞いておったか?」
「璃音ちゃんが地縛霊な訳ないでござる!璃音ちゃんはプリティーなアイドルで拙者の担当でござるぅ!!」
琢雄は次の瞬間政成を優しく掴んだ
「ぐっ・・・・離せ!」
(くっ・・・人形に取り憑いたのは失策だったか・・・これでは抵抗ができん!それに何故だ?この人形から離れることができない・・・!)
「すごいでござる・・・大きさはフィギュアそのままなのに髪もサラサラしてて服もしっかり布のような手触りでそれでいて肌も本物みたいにやわらかいでござるよ・・・!ABS&PVC製のフィギュアだったとは思えないでござる!」
琢雄は掴んだ政成を指で弄るように撫で回した
「くっ・・・あっ・・・♡やっ、やめろ・・・あまりそこは触るな・あんっ♡こら!どこを触っておるのだ!離せ無礼者ぉ!ひぅっ♡儂を誰だと思って・・・」
撫で回された政成の口からは甘い声が漏れ出してしまう。
「そんなの知ってるでござる!アイドルマジェスティー略してアイマスのプリティー担当身長は162cm体重57kgスリーサイズは上から97、61、92で血液型はAB型誕生日は12月5日で元気で可愛いだけでなくどことなく上品さも兼ね備えた吸い込まれるような青い瞳と金髪が素敵なアメリカ人とのハーフで帰国子女の靏見璃音(うつみりお)ちゃんでござろう?」
「ひぃっ!」
早口で説明をする琢雄に政成は身をこわばらせる、
(儂が怯えておるだと・・・こんな貧相で素っ頓狂な奴にここまで儂が追い詰められるとは・・・)
もはや政成は驚かせようとか追い詰めて呪い殺すという目的以前に今目の前で早口で鼻息荒く喋る琢雄に恐怖のようなものを覚えていた。
「服も布みたいになってるってことはもしかして・・・・cast off・・・なんつって」
琢雄は政成が着ていたフリフリの可愛らしいアイドル衣装をひっぺがし、政成は反射的に胸と股間を手で隠した。
「うぉあぁぁー!無礼者!何をするのだ!!」
「おほぉ・・・服の中までしっかり造形されているでござる・・・フィギュアサイズの璃音ちゃんを好きなようにできるとは・・・もう拙者、生涯に一片の悔いもないでござるううう!」
「儂も本当に今すぐにでも貴様をあの世に送ってやりたいわ!とにかく離せ!儂はそんなアイなんとかの璃音とかいうのではないと言うておろうが!儂は幻雄堂政成なるぞ!」
「・・・誰でござる?拙者そんな人の知らないでござるよ?それより隠してないでそのけしからんおっぱいを見せてほしいでござる!」
琢雄は政成の言葉など耳にも止めず必死で胸を隠している手をひょいとつまみ胸から離すとそこからはぶるんと豊満なバストと綺麗な乳首があらわになった。
(このおなごの乳・・・凄まじく綺麗で・・・・元になった女性が儂の生きていた時代に居れば是非とも妻として迎え入れたかった・・・って儂は何を感心しておるのだ!なんとかして抜け出さなければ)
「うおぉぉぉ!こんな綺麗な乳首を拝めるなんて本当に拙者幸せでござる!!それにすごく柔らかいでござるなぁ・・・」
琢雄はあらわになった政成の胸を親指でくにくにと撫でたり押したりし始めた
「あっ・・・や・・・やめっ・・・」
(さっき自分で揉んだ時も感じたがおなごの身体がこんなに敏感だとは・・・)
「ほほぉ・・・柔らかいでござるぅ・・・8分の1スケールとはいえこのおっぱいの弾力はきっと本物・・・はぁ・・・圧倒的なおっぱいでござるぅ!!」
「なっ・・何をいって・・・・あんっ♡儂は武将で・・・んぅっ♡男・・・なのだぞ!?」
「まだそんなこと言ってるでござるか?こんなけしからんおっぱいだってついてるしこっちだって毛もナニも生えてないでござるよ?」
琢雄はそのまま親指を政成の下腹部に這わせた
「や・・・やめ・・・」
(乳を触られただけであれだけの感覚だったのだからそこを触られたら・・・儂は・・・・!!)
「ほらやっぱり生えてないじゃないでござるかー!」
琢雄の親指の爪の先がすっと政成の股間をかすめた。
「ひあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♡」
その瞬間政成に今までに感じたことのないような電撃を体に受けたような衝撃が走り、政成は体をぴくぴくと痙攣させる。
(な・・・なんだこの衝撃は・・・少し股を触られただけでおなごはここまで感じてしまうのか?)
「あれ?親指の先が濡れてるでござる・・・璃音ちゃん濡れてるでござる?もしかしてさっきので軽くイっちゃったでござるか?ああもう最高かよ!拙者そこまで楽しんじゃっていいでござるか?YESYESYES!これは拙者の夢なんだから何も遠慮することなんてないでござるよね!」
(い・・・いかん・・・これ以上こやつに好き勝手にさせられてしまっていては儂の身も矜持も持たぬ・・・ここは恥を忍んで反撃のチャンスを伺わなけらば・・・あの時受けた屈辱に比べればこの程度の一時の恥・・・なんてことはないわ!今に見ておれよ・・必ず貴様だけは呪い殺してやるからな・・・)
政成は覚悟を決めると
「き・・・貴様・・・じゃなくて貴方・・・」
自分の今の声を最大限に利用し、猫なで声で琢雄に話しかける。
「ん?なんでござるか璃音ちゃん」
「儂・・・いや・・・わ、私、貴方のして欲しいことしてあげるからその手を離してくれぬ・・・・くれない・・・かしら?」
政成はたどたどしい女言葉で琢雄に提案をする。
しかしその言葉に琢雄は不敵な笑みを浮かべた。
「ん?今なんでもするって言ったでござるね・・・?」
「えっ・・・?ええ。私の出来ることなら」
「うーん・・・璃音ちゃんとしたいことはたくさんあるでござるがその大きさではできることも限られてくるでござるな・・・それに本当なら璃音ちゃんが汚れるのも嫌でござるが・・・・これも拙者の夢なら問題ないでござる!それじゃあその8分の1サイズでしかできないことをやってもらうでござるよデュフフッww」
気持ち悪い笑みを浮かべると琢雄は政成を持った方とは逆の手でズボンを下ろし肉棒を露出させ、布団の上で仰向けになった。
肉棒は天井を向き、ピクピクとそそり立っている。
(こやつ何を考えておるのだ!?儂の姿でここまで勃たせたと言うのか!?)
「な・・・何をすれば・・・いい・・・の?」
「もう拙者ビンビンでござるからそのちっちゃい璃音ちゃんの体全体を使ってパイズリならぬ身体ズリをしてほしいでござるよ」
「ぱい・・ずり・・・?」
「璃音ちゃんはピュアだからパイズリ知らないでござったか・・・こんな感じのやつでござる!」
琢雄は片手で枕元に置いてあったスマートフォンを操作し、写真フォルダに保存されていた璃音がパイズリをしているイラストを政成に見せつける。
「これを体全体を使ってやって欲しいでござる。つまり拙者のジョイスティックに抱きついて気持ちよくさせて欲しいんでござるよ!」
そう言うと琢雄は成政を肉棒に近づけた
「くっ・・・!」
(なんだこの匂いは・・・先ほどから思っていたがこやつ風呂に入っておらぬのか・・・!?それにこやつの魔羅・・・生前の儂に比べたら小さいが今の儂にとっては大きすぎる・・・それに凄まじく臭い・・・これを処理しろと?しかし今歯向かえば何をされるかわからぬ。射精する寸前に蹴りを入れてその痛みで気を失わせてやるか・・・)
「え、ええ。わかった・・・わ こうでいいのか・・・?かしら?」
政成は射精する隙を狙うために琢雄の肉棒に抱きついた
「ふおぉぉぉ!璃音ちゃんが拙者のジョイスティックに抱きついてるでござる!そのまま上下に動いて欲しいでござる!」
「ええ・・・貴方の言うことだもの・・・ね?」
(くっ・・・なぜ儂がこんな奴にここまでしなければならんのだ!しかしあともう少しで奴の苦悶の表情が見れるのだからあと少しの辛抱だ。それにこの体はあくまで依り代。儂は全く関係がないのだからこれしきのこと・・・)
政成は臭いを我慢しながら琢雄の肉棒に抱きつきさっき見せられたイラストの要領で胸を肉棒に擦り付けて上下に動き始めた。
政成は嫌嫌やらされていることを悟られないようにしっかりと胸を擦りつけるが、乳首が擦りつけるたびに政成自身もだんだんとその感覚がまんざらでもなくなってきてしまう。
「ほおおおおおおお!璃音ちゃんが拙者のジョイスティックをこんなに献身的にぃぃぃぃ!」
「あっ・・・♡んっ・・・♡どう?気持ち・・・いい?」
(くっ・・あともう少しだ・・・しかし胸が擦れる度に儂まで変な気持ちになって・・・)
「いいでござるっ!もっとおっぱいを押し付けて欲しいでござるぅ!」
「んくっ・・・・♡こう・・・?あんっ♡」
(だ・・・ダメだ・・・おなごの胸がこんなに感じやすいとは・・・これでは癖になってしまいそうだ・・・)
政成もだんだんと胸を擦り付ける感覚の虜になっていき、徐々に動きも激しさを増していく
「おっ・・・ほぉぉ!いいでござる!そろそろ拙者イきそうでござるぅぅ!」
「あっ♡胸気持ちいいっ♡おなごの胸いいっ♡乳首擦れるのが癖になるぅ♡」
もはや当初の目的も忘れ、琢雄の声も聞こえないほど政成は胸の擦れる感触に酔いしれていた。
「あっ、そんなに激しくされたら拙者もうイっちゃうでござるぅぅぅ!」
「あんっ♡なにかくるっ♡儂の乳首なにかくるぅぅぅぅぅ!!ひあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん♡」
琢雄の肉棒からは濃い精液が勢いよく放たれ、政成はそれをどっぷりと浴びてしまった。
小さな身体にかけられたそれは政成からすれば尋常ではない量だったが、彼は初めての乳首でのオーガズムに達したからなのか身体中にかかるドロドロとした生暖かい液体を気にも留めずに絶頂の余韻に浸っていた。
「はぁ・・・はぁ・・・これがおなごの体の快楽・・・」
初めて感じたその快楽に政成は酔いしれてると突然彼の頭の中に記憶がフラッシュバックし始めた。
しかしそれは政成の知るものではなく琢雄を誰かの視点で見ている記憶だった。
「ついに買えたでござる8分の1スケールの璃音ちゃんのフィギュア・・・大事にしなければ・・・」
「璃音ちゃん・・・埃がついてるでござるよ!取ってあげるでござる」
「じ、地震でござる!璃音ちゃん!璃音ちゃんは拙者が守でござるよ!」
「ふぅ・・・やっとこんなクソ田舎ともおさらばできるでござる!璃音ちゃん、梱包するでござるよ?ちょっと苦しいかもしれないでござるが東京につくまで我慢してほしいでござる」
(こ、これは・・・)
政成の脳裏によぎった記憶は璃音のフィギュアが琢雄に買われてから今までの記憶だったのだ。
琢雄はこのフィギュアを相当大切にしていたようで毎日のように手入れは欠かさず地震の時は棚から落ちないように必死で守ったりしていたようで、そんなフィギュアに宿っていた情念や思い出を政成は取り憑いたからなのか自分のことのように感じていた。
(あやつはこんなにもこの依り代の人形を大切にして・・・・)
そして彼はこのフィギュアの取り憑いていた時から感じていた不思議な気持ちの正体に気づいた。
(そうか・・・これはこの人形のあやつに対する気持ち・・・そしてこの胸の高鳴りは・・・人の鼓動など・・・もうとうの昔に忘れておったわ)
彼は死んでからずっと忘れていた心臓の鼓動、そして自分が今までしてきたことの無意味さや愚かしさも同時にひしひしと感じていた。
(儂は無関係な者たちに自らの怨念をただぶつけていただけだったのだな。それなのにこやつはそんな儂を依り代の人形の姿とはいえ求めてくれた・・・人から求められることがこんなに嬉しい事だった事もとうの昔から知っていたはずだったのにな・・・)
彼は自分を頼りにしてくれる家臣や民衆達の事を思い出し、今までの怨念に塗れた自分が嘘のように晴れやかな気分になっていた。
(ああ・・・これが成仏という奴なのだな・・・・)
すると政成の体が突然光輝き出す。
「うおお!なんか知らないけどこの璃音ちゃんが光ってるでござる!なんの光ぃ?」
「貴様のおかげで儂は大切な事を思い出すことができた。おかげで儂の魂も解放されることだろう・・・例を言うぞ」
「な、なんのことかよくわからないでござるが璃音ちゃんにお礼言われたでござる!嬉しいでござる!!」
次の瞬間政成の体を包む光がさらに強くなり部屋一帯を包み込んだ。
「うぉっ眩しっ!」
琢雄はあまりの眩しさに目を覆い、政成もその光に身を委ねるように目を閉じた。
それからしばらくしてその光は徐々に小さくなり・・・
「なんだったんでござる?・・・えっ!?」
「ん・・・なんだ?あやつの声がまだ聞こえるとは・・・ん?貴様縮んだか?」
琢雄の目の前には8分の1スケールの大きさではなく璃音と全く同じ大きさと姿の政成がちょこんと座っていた
「うわあああああ!璃音ちゃんがおおきくなってるでござるうううう!」
「なっ・・・!?儂の背丈があんな小さなものからここまで大きく・・・?」
(よくわからぬが怨霊として犯してきた罪をこの身体で償えという神からの思し召しであろろうか・・・?)
「ど・・・ドドドどう言うことかさっぱりわからないでござるけどこれも夢なんでござるか!?」
先程まで見上げるしかなかった琢雄の姿を違う視線で見た政成は胸をきゅんと高鳴らせていた。
(しかし先程絶頂に達したばかりだと言うのに身体も熱く腹の下の方が何やら切ない・・・儂の身体がこやつを求めているのか・・・?儂は男だというのに女としてこやつのことを?)
「いいや夢などではない。これは確かに現実だ。貴様・・・儂のこの火照りを沈めてはくれぬか?先ほどからほとの奥が切なくてたまらぬのだ・・・・」
政成はびっしょりと濡れた女性器を指で広げ琢雄を誘惑する。
「ふおおおお!そんな・・・!夢とはいえ璃音ちゃんでDT捨てれるなんて!!そ、それではよろしくお願いするでござる・・・」
琢雄はそのまま恐る恐る肉棒を言われるがまま政成の中に挿入した。
「いっ・・・っ♡こら貴様・・・もっと優しくせんか」
(このおなごの身体・・・処女なのか・・・?処女を奪われるのがこんなにも痛いものだとは・・・儂ももっと優しくしてやればよかったな)
「ごごごごごめんでござる・・・拙者もこんなこと薄い本とかでしか読んだことなかったでござるから・・・」
「ま、まあいい。もっと儂のことを気遣え・・・」
「そ・・・それじゃあ動くでござるよ・・・?」
「ああ、儂が許そう・・・んっ♡んぅんっ♡儂の膣内にどんどん魔羅がはいってきてっ♡あっ♡こらっ♡そんなにがっつくでないっ♡おなごはもっと優しくあつかえと言ったであろうがぁ・・・やんっ♡おぉっ♡くっふぅん♡」
政成は完全に琢雄のモノをずっぽりと膣内に飲み込んだ。
そして声もだんだん甘いものへと変わっていき・・・
「ふおおおお!これが璃音ちゃんの本物のマンコでござるか!?オナホールなんかとは比べ物にならないくらいあったかくてキツくて気持ちいいでござるぅぅぅぅ」
琢雄はあまりの気持ちよさに一心不乱に腰を打ち付け、璃音の身体と化した政成はそれをしっかりと受け入れていた
「あっ♡くっ♡足りぬっ♡あんっ♡もっと奥まで突けっ♡んふぅぅっ♡えらいぞそこだっ♡そこをもっと突いてくれぇ♡」
「ここでござるかっ?うぉっ!また締まりがよくなったでござるっ!そんなに締め付けられたら拙者・・・もうっ・・・・」
(このままではこやつの精液が儂の膣内に注がれてしまう・・・しかし不思議と嫌な気分ではない。きっとこの人形・・・いやこの身体はずっとこやつとこうしたかったのだろう・・・それならば儂は・・・)
「出してっ♡儂っ・・・・私の・・・私の膣内にいっぱい出してっ♡もっと私のことをいっぱい愛してぇぇぇ♡」
政成は自分が考えるよりも先にそう口に出していた。
これは政成自身がそう思ったのか政成が取り憑いたフィギュアの持っていた感情が政成の口を伝って出たなのかもうそんなことは政成自身もわからなかった。
「うおぉぉぉぉ!で、出るっ!璃音ちゃんの膣内に拙者射精するでござるぅぅぅぅ!」
「来てっ♡精液いっぱい出してっ♡あっ♡私もっ・・・♡私も何かきちゃうぅぅぅぅ♡んにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♡♡♡♡♡」
二人はほぼ同時に絶頂を迎え、政成の膣内にどくどくと精液が注がれていく
(んぅぅぅぅうぅ♡儂の腹のなかが満たされていく・・・これがおなごの絶頂・・・男であった時よりもずっと気持ち良い・・・それに男と交わってここまで喜びを感じるとは・・・)
「はぁ・・・はぁ・・・いい夢・・・見れたでござる・・・・」
そのまま琢雄はぐったりと政成の方に向かって倒れ込んだ
「たかが2度射精したくらいでへばるとはなんと貧弱な・・・それにしても出しすぎだ馬鹿者・・・腹が膨れてしまったわ。しかし良いとするか・・・儂ももう少し今世に残らなくてはならぬようだしな・・・それにもう怨みを吐き出す気も貴様のその面妖で間抜けな顔を見ていたらバカバカしくなってきおったわ」
政成は優しく微笑んでぐったりとした琢雄の頬を撫でた。
そして朝になり
「おい!いつまで寝ているのだ!起きろ!!」
そんな声が琢雄の目を覚めさせる。
「ん・・・?昨日男っぽい口調の璃音ちゃんと色々しちゃう夢を見たでござるがまだその夢の続きでござるか・・・?」
「そんな事言ってないでさっさと起きるのだ!」
その声と同時に琢雄は掛け布団を何者かにひっぺがされた
「うっ・・・寒い・・・・誰でござるか拙者の布団を剥ぎ取る輩は・・・・・って璃音ちゃん!?」
そこには真っ裸の璃音が彼を睨みつけている。
琢雄の眼に映る等身大の璃音は璃音ではなく中身は政成のままの様だった。
「はぁ・・・やっと目が覚めたか・・・この儂を女の快楽に堕とした男がこんな奴だとは儂もつくづく情けないは」
政成はそんな琢雄を見て呆れたのか大きなため息をつく。
そんな様子を琢雄は小さな目を何回もこすったりぱちくりとまばたきしたりして見つめた。
「なんでござるか!?やっぱり夢の続き?」
「だから最初から夢ではないと言っておるだろうがぁ!」
全く今の状態を理解していない琢雄にしびれを切らせた政成は拳を握りしめて琢雄の頬を思いっきり殴りつけた。
「ひでぶっ!痛いっ!璃音ちゃんはこんなことしないっ!でもそこがいいもっと拙者を殴って〜!ってあれ・・・?痛いってことはこれは夢じゃないでござるか?」
琢雄は叩かれた頬を撫でながらやっと今目の前で起こっている事、そして昨夜自分の身に起きた事が夢ではなく現実の出来事だという事を徐々に気がついていった。
「はぁ・・・最初からそう言うておろうが。昨夜も言ったが儂はつい昨日までここで地縛霊をしておった幻雄堂 政成だ。貴様を最初はその璃音とかいうおなごの人形に取り憑いて貴様を驚かせて精神的に追い詰めてやろうと思ってたのだが何故か人形ではなく人の身体になっておったのだ。それから・・・」
政成は自分に起きたことや自分がそうなるまでの経緯を琢雄に話した。
「・・・とにかくもう関係のない相手に恨みをぶつけるようなことはやりとうもないし既に儂は死んだ身・・・早くあの世とやらへ行ってしまいたいのだが何故こうなったのかも儂がどうすれば元に戻って成仏できるのかもわからぬのだ・・・」
「は、はぁ・・・・そうでござるか・・・」
「と、とにかく儂は当分このおなごの身体でこれから生きていかなければならぬ。そこで貴様を儂の家臣にしてやることにした。せめて儂に見合う男になってもらうぞ?」
「えっ・・・家臣とはど、どういうことにござる?」
「説明はあとだ!貴様はそれよりもとにかく今すぐに風呂に入れ!」
「えーでもめんどくさいでござるし後で・・・」
「やかましいわ!貴様は臭うてたまらんのだ!湯は既に儂が直々張ってやったのだからさっさと入らぬか!これは命令なのだぞ!?」
「はっ、はいぃ!わかったでござる!!」
琢雄は政成の圧に負け言われるがまま風呂へと駆け込む。
(あやつ・・・面妖なやつだが素直なところもあるではないか。これから少しの間世話になるぞ)
そんな琢雄の大きいものの頼りのない背中を政成は優しく見送った。
その表情は怨みや怒りで歪んだ厳しいものではなく今の姿相応の少女の様にも見えた。
それからというもの曰く付きぼろアパートの一つ屋根の下でアラサーのキモオタと歴史から消された武将in美少女の奇妙な共同生活が始まるのだがそれはまた別のお話・・・