俺の名前は叢雲空。
妖怪ウォッチの世界の淫魔に転生した者である。
前世は普通の社会人だった。
レトロゲーが好きで偶々見つけた妖怪ウォッチにハマり、睡眠も削ってプレイしていたらぽっくり逝ってしまった。
そして気が付いたら淫魔になっていた。
親からは人間や妖怪の誑かし方を教わり、今は独り立ちして人間に化けて生活している。
さくら第一小学校に通っており、生活費はこけしを売って稼いでいる。
そんな俺の目的は一つである。
原作キャラを堕としてハーレムすることである。
俺は妖怪ウォッチのキャラが大好きである。
可愛くて強い妖怪や信念のある子供など魅力的なキャラ達が多い。
そんな彼女達を自分だけのものにしたいのだ。
そんな訳で今日も皆からの好感度稼いでいる。
学校で飼育している兎達の世話をしたり、勉強やスポーツで困っている生徒を助けて地道に好感度を上げていく。
そして頃合いになれば妖術を掛けて発情させる。
そうすれば自然と体の関係に持ち込めるという寸法だ。
そして今日からは夏休みである。
原作開始時期であると同時に行動の幅が広がる絶好の機会である。
さんかく公園に友達と集まって雑談をする。
カンチが昆虫標本を取り出して自慢げにする。
そして同じ昆虫採集を課題にしている文花を嘲笑う流れがあった。
カンチとクマは文花を笑うだけ笑って帰っていった。
俺は落ち込む文花に声を掛ける。
「あんなの気にする必要ないよ。文花は自分のやりたいことをやれば良い」
「空君……ありがとう。ちょっと元気出た。私も負けてらんない!レアな虫捕まえて見返してやる!」
「良いね。手伝うよ」
負けん気の強い文花に俺は感心して手伝うことを決めた。
文花と共にさくらニュータウンを駆け巡って虫取りをする。
しかし中々レアな虫は捕まらない。
「レアな虫って何処にいるんだろう…」
「おおもり山とかなら見つかるかもね」
文花をこの世界の主人公に据える為に助言をする。
これで妖怪ガシャと出会えばウィスパーが文花の執事となるだろう。
そうなれば原作の動きを予想し易くなる。
ケータでも良かったができるなら文花が良い。
可愛い主人公が成長する物語の方が楽しいからな。
俺は前世でも主人公は文花を選んでいた。
文花と一緒におおもり山に足を運ぶ。
神社の先に進み、鳥居を潜れば巨大な御神木があった。
「わぁ…!凄く大きい木…!」
「御神木だね。大分深くまで来たみたい」
「そろそろ帰ろっか…ん?何だろうこれ?」
御神木の下には妖怪ガシャがあった。
何処からか声が聞こえて来る。
「入〜れろ…入れろ…入れろ!入れれば…入れずんば〜!」
「何かしらこの声…ここに百円入れろってこと?」
「折角だし入れてみようか」
俺は文花に百円玉を渡す。
文花は疑問も持たずに百円玉を入れてガシャを回した。
「黒い…カプセル?…わっ!」
文花がカプセルを開けると中から無数の光輪が現れた。
後半は回転して一つに収束する。
その中から白くてフヨフヨした妖怪が姿を露わにした。
「私の名前はウィスパー。妖怪です。うぃす」
「よ、妖怪…?」
「そうです。妖怪です!時を遡ること百九十年前…あるお坊さんが私を悪霊だと決め付け石に封印したのです!」
「そりゃあ大変だったね」
「分かってくれますか!そりゃあもう大変な思いをしたのです!」
ウィスパーは滔々と封印された大変さを語る。
俺と文花は黙ってその話を聞いていた。
「…そこで貴方が封印を解いてくれたのです!そのお礼として私は貴方の執事となりましょう!」
「ひつじ?」
「執事です!貴方の身の回りのお世話をすると言ってるんです!」
「えぇー…良いよ別に。私は困ってないし」
「おや?良いのですか?私のような妖怪執事がいないとお隣の方のような悪い妖怪に騙されてしまいますよ?」
「え?」
文花は驚いて俺の顔を見た。
ウィスパーは俺の正体に気付いているらしい。
「執事を自称するだけあって有能だね。俺の正体を見破った妖怪はそんなにいないよ」
「どういうこと…?」
「俺さ。妖怪なんだよね」
「えぇ!?」
俺が術を解いて本来の淫魔としての姿を見せると文花は大層驚いた様子だった。
目を見開いて俺の角や羽、尻尾を凝視している。
「貴方はウスラカゲ族の淫魔ですね」
「ご名答。俺は淫魔の叢雲空だ」
「淫魔って何?」
「んー…エッチなことする悪い妖怪」
文花は顔を真っ赤にして俺から距離を取った。
耳年増らしい。
エッチなことの意味は知ってるようだ。
「私にもエッチなことするの…?」
「文花次第かなぁ。俺に好意があるならするし、ないなら無理矢理はしないかな」
文花は何かを悩むように俯いた。
妖術を掛けて発情させるかは相手にその気があるか次第だから警戒しなくても問題ないんだが、普通はそうもいかないだろう。
淫魔と言ったら悪いイメージしかないし。
俺が思案していると文花が顔を上げて俺に言い放った。
「……私は空君のこと好きだよ。だからエッチなことも大丈夫」
「良いの?俺は淫魔だから色んな子に手を出すよ」
「私は気にしないよ。空君が選ぶんなら多分良い子だろうし」
「………」
随分と好意的だ。
好感度を稼いできたのがここで役に立ったか。
「信頼されてるなぁ…妖怪だってことも隠してたんだよ?」
「でも今までの行動が嘘になるわけじゃない。私が怪我した時に真っ先に駆け寄って保健室まで運んでくれたし、勉強とかで困ったら助けてくれた。それは本当でしょ?」
真っ直ぐな瞳が俺を射抜く。
そんなこと言われたら益々好きになってしまう。
俺の股間が膨張するのを感じる。
好意がそのまま性欲に繋がる淫魔らしい反応だ。
「そこまで言われちゃ敵わないな。これ、俺の妖怪メダル。困った時はいつでも呼びな」
「妖怪メダル?」
「俺達の友情の証だ。まあ俺は友達以上に文花が好きだけど」
「じゃあ両思いだね!」
「そうだな」
俺は笑って答えた。
これが主人公の力なのだろう。
無意識の内に惹き込まれてしまう。
「そ、それじゃあエッチなこともしないとだよね!」
「ん?まあ俺はしたいな」
正直に答えると文花は顔を真っ赤に染めた。
初めてだし仕方ないか。
「文花の家に行こうか。その方が緊張しないだろ?」
「う、うん!」
文花の家に向かって歩き始める。
ウィスパーは完全に空気に徹しながらついて来たのだった。
◇
文花の家にお邪魔した俺はウィスパーをリビングで待機させて文花の部屋に来た。
ベッドに並んで座り肩を寄せる。
文花は相変わらず真っ赤になっている。
茹蛸みたいだ。
緊張を解す意味も込めて文花の顎を持ち上げてキスをする。
唇を割って舌を入れ、口内を舐る。
「んっ♡…ふぅ…♡んんっ…♡レロ…♡ちゅっ…♡」
舌を抜くと唾液が糸を引いた。
その艶かしさに俺の陰茎はバキバキに勃起した。
「わぁっ…辛そうだね♡」
文花はそう言って俺の股間に手を伸ばして服の上から陰茎を撫でた。
それだけで更に興奮して陰茎の硬さが増す。
俺は服を脱いで全裸になる。
文花も恥ずかしがりながら服を脱いだ。
「大っきい…♡」
「大人のよりも大きいんだよ」
俺の陰茎は淫魔らしく大きくグロテスクだ。
膣を刺激するのに特化した陰茎である。
親からは最高の逸物だと褒められたことがある。
文花は恐る恐る陰茎に触れる。
柔い掌が陰茎を擦り、精液を搾り取ろうと動く。
俺もお返しとばかりに文花の胸に手を伸ばし、乳首を掌で転がしたり、擦ったり、摘んで快楽を与える。
「あっ♡!ふぅっ♡!…あぁ♡!気持ち、良い♡!」
「あんまり大きい声出すと親に聞こえるよ」
「でもぉ…♡我慢、できないぃ♡」
文花をベッドに押し倒して唇を重ねる。
そのまま秘所に指を這わせ、陰唇を撫でる。
文花の肩が跳ねて嬌声が漏れる。
「あぁっ♡!…んん♡!んぐぅ♡!」
膣内に指を一本ゆっくりと侵入させる。
キツキツの膣内が指を締め付けてくる。
指を前後させて穴を拡張して二本、三本と指を入れていく。
「んんぅ♡!…んぐ♡!んむぅ…♡!」
文花は次々与えられる快楽に身を捩る。
文花が両手で俺の背中を抱き締める。
相当力が籠っているが妖怪の体なら余裕で耐えられる。
穴を充分に解し終え、愛液もたっぷり分泌されているのを確認して俺は陰茎を膣に充てがった。
「挿れるよ」
「うん。来て♡」
文花の懇願に応えて陰茎を膣に挿入する。
膣内を押し除けて処女膜を突き破り、子宮口に亀頭が当たる。
「はぁっ…あ♡!」
「大丈夫?」
「だい、じょうぶ…♡動いて♡」
文花の言葉を信じて腰を前後させて抽送を始める。
愛液で塗れた膣内と陰茎が擦れて快楽が脳を突き抜けていく。
漸く人間を相手にできた喜びで陰茎が強く脈打つ。
パンパンパン♡♡♡!
「ああっ♡!…はあっ♡!…あ♡!」
腰の動きを徐々に速くして子宮口を勢いよく叩く。
文花が快楽に善がる。
「あああっ♡♡♡!奥ぅ…気持ち良いよぉ♡!ああっ♡!」
文花の腰を掴んで更に勢いを激しくさせると文花は堪え切れずに喘ぐ。
この声では下の階まで響いているかもしれない。
バチュバチュバチュ♡♡♡!
「んおぉ♡!…おおっ♡!らめぇ♡!んぅぅっ♡♡♡!」
腰の使い方を変えてGスポットを抉るように動く。
文花はもう限界らしく、足をピンと張って絶頂した。
「イクゥッ♡♡♡!!!」
それでも俺は腰を動かすのを止めず、高まる射精感に身を任せて腰を動かした。
パチュパチュパチュ♡♡♡!
「出る!」
「んおおっ♡またイグゥ♡!あ゛あ゛っ♡♡♡!!!」
ビュルルルルル♡♡♡!!!
俺は思いっ切り腰を打ち付けて子宮内に射精した。
ドクドクと精液が吐き出され、脱力感が全身を襲う。
文花は完全に意識が飛んでいるようである。
初めてにしては刺激が強かったかもしれない。
俺は膣から陰茎を引き抜いて文花の隣に横になった。
気絶している文花の寝顔は多幸感に満ちている。
これだけ快楽漬けにすれば文花の方から誘って来るようになるだろう。
これで人間で最初の相手ができた訳だ。
文花の中は最高だった。
今日は後何回かヤッてから帰るとしよう。
今度はもう少し加減して。
そう考えながら俺は睡魔に身を任せて目を瞑ったのだった。
・オリ主
小学生に欲情する変態。
突然変異を起こした淫魔。
ランクはS。
大抵の妖怪は一撃で粉砕できる。
・木霊文花
無事に快楽の虜になった。
・ウィスパー
木霊家一階でドンヨリーヌと対峙、旦那のホノボーノを連れて来て円満に解決した。