スキル《人畜 無害》で無双する!誰も敵意を向けないので、乳も尻も触り放題のハーレムを堪能します 作:kokoko146666
うっすらとした光が、カーテンの隙間から差し込んでいた。
その光がまぶたをなぞり、目を覚ます。
──いや、厳密には、目覚めたのは先に肌だった。
ぬくもりがある。
腕の中に、しっとりとやわらかい感触。
シーツの下、肌と肌が重なっていた。
──エルナ。
すぐ目の前、眠っているその顔があった。
銀色がかった栗色の髪が、枕に広がっている。
呼吸は穏やかで、頬にはうっすらと赤みが残っていた。
昨夜の余韻が、身体にも脳にもじんわりと残っていた。
(……夢じゃなかったんだよな)
彼女は、俺の腕にしがみつくようにして眠っていた。
胸が、やわらかく押し当てられている。
太ももが、絡まっている。
全裸のまま。
だけど──
エルナ「ん……んん……ふぁ……」
彼女がかすかに目を開けた。
けれど、驚いたり、飛び起きたりはしなかった。
むしろ、目が合った瞬間、ほんのり笑った。
エルナ「おはよ、ユウ……なんか、ぬくいね……」
その言葉は、あまりにも自然だった。
裸のまま抱きついたままで、見つめ合っていても、
彼女の中には、まるで警戒心というものが存在しなかった。
(《無害》……やっぱ、これすげぇな……)
それを自分で言うのもおかしいが──
抱き合ったまま、昨夜のことを何も気にしないでいてくれる相手がいる、というのは、
それだけでちょっと、安心する。
悠「……エルナ、怒ってないの?」
エルナ「え? なんで?」
不思議そうに首をかしげる。
その動作で、シーツがずれて、胸の谷間が一瞬だけ覗いた。
彼女はまったく気にする素振りもない。
エルナ「昨日……気持ちよかったし。優しくしてくれたでしょ、ユウ」
目を細めて、嬉しそうに笑う。
(好感度……ちょっとだけ、上がってる?)
でも、甘えたり、特別な表情を見せたりはしない。
あくまで“仲間”としての信頼が、少し増した──そんな印象。
彼女の身体をそっと離すと、肌と肌がぺたりと剥がれるように分かれた。
シーツの中に残る熱が、名残惜しい。
身支度を整える間も、彼女はまるで“女の子としての警戒”を持っていなかった。
脱いだままの服を拾って、肩からかけるだけ。
下着もすぐには着けず、俺の目の前でさりげなく肌を拭っていた。
(……何も感じてないってことはないんだよな)
彼女のほっそりした背中に、少しだけ赤みが残っているのが見える。
たぶん、それは“快楽の名残”。
でも、本人はそれに気づいていないかのように──
むしろ、穏やかで普通の朝を過ごすような振る舞いだった。
エルナ「ねぇ、ユウ。今日なんだけどさ、私ちょっと用事あるんだ」
朝食のパンをかじりながら、エルナが言った。
エルナ「ギルド経由の討伐依頼でね。時間はそんなかからないけど、日中は別行動でもいい?」
悠「うん、全然。俺もギルドで何か仕事探してみるつもり」
エルナ「そっか。……あ、でもさ、また今日の宿、一緒に泊まろ?」
悠「え?」
エルナ「だって、昨日も同じ部屋だったでしょ? それにユウ、あんまりお金ないんじゃない?」
確かに、今の所持金では個室なんてとても無理だった。
悠「……助かる。ありがとう」
エルナ「うん。気にしないで。私は気にしてないし」
その言葉に、またちょっとだけ胸が苦しくなった。
気にしてない。
警戒も、嫌悪もない。
でも──“好意”があるかどうかは、また別の話なんだ。
エルナは軽装のまま、ギルドの方角へと歩いていった。
遠ざかっていく背中を見送りながら、俺は深く息を吐いた。
(……昨夜のこと、あのままで本当に良かったのか)
体は満たされた。でも、心はまだ曖昧だった。
彼女の笑顔が、すぐに思い出せる。
──また今夜、あの隣で寝るのか。
そのことが、妙に楽しみで、ちょっとだけ怖かった。