※この作品はR-18です。

スキル《人畜 無害》で無双する!誰も敵意を向けないので、乳も尻も触り放題のハーレムを堪能します   作:kokoko146666

12 / 24
第十二話:按摩

 副団長室に入った瞬間、空気が変わった。

 

 凛とした空間。きちんと整理された机の上には書類が積まれ、剣掛けには手入れの行き届いたレイピア。

 けれどその一方で、ソファには脱ぎかけのジャケット、椅子には軽く丸められたシャツ。

 棚の一角には──小さく畳まれたレースの下着が、無造作に置かれていた。

 

 悠(これ……触れていいのか?)

 

 いや、本来ならダメに決まってる。

 だけど──

 

 リシア「……片付け、よろしく頼むわ」

 

 淡々とそう言い残して、リシアは机の前に腰を下ろし、書類に目を通し始めた。

 こちらを見る気配もない。まるで、俺が“そこにいるのが当然”だと言わんばかりの態度。

 

 フィノ「いや〜すごいね。副団長室に入って、女物の下着持っても、眉ひとつ動かさないとは」

 

 肩の上で、俺にしか見えない光の精が苦笑する。

 

 けれど、俺も慣れてきていた。

 

 《無害》──このスキルは、人の警戒や敵意を、根こそぎ奪ってしまう。

 

 まずは棚から整理を始める。

 

 本や文書は、分かりやすいように背表紙を揃え、用途別に並べ直す。

 戦術指南書、訓練記録、部隊名簿──きっちり管理された空間のはずが、意外と“人間らしい乱れ”もあった。

 

 次にソファのあたりへ。

 ジャケットとシャツを畳み直し、椅子に丁寧にかけ直す。

 その下に、布の感触──肌着。

 

 リシアのものだと、すぐにわかった。

 シンプルな白地に、控えめな装飾のショーツ。使い込まれているが、どこか清楚な雰囲気があった。

 

 悠(……これ、拾っても怒られないのか?)

 

 そっと指先で持ち上げ、整った形に畳み直す。

 

 その間、リシアはまったく反応を見せなかった。

 

 (本当に“無害”なんだな、俺は)

 

 この状況でも何も言われないということが、まだ信じられない。

 けれど、それが“当たり前の世界”になっていくことも、怖いと思っていた。

 

 掃除を進めていくうちに、リシアの身体の動きに変化が現れた。

 

 長時間机に向かっていたせいか、肩を軽く回したり、背中を伸ばすような仕草を見せる。

 

 リシア「……ふぅ」

 

 溜息混じりに、左手を右肩に置く。

 

 無言で揉もうとして──肩が少し跳ねた。

 

 痛みか、凝りか、緊張か──その全てが滲んだ瞬間だった。

 

 悠「……お疲れなんですね。肩でも……揉みましょうか?」

 

 リシアは一瞬だけ顔を上げた。

 

 その瞳に浮かぶのは、驚きでも嫌悪でもなく──静かな興味。

 

 リシア「……マッサージとかも、お願いできるの?」

 

 まるで、それが当たり前のように。

 

 俺は、すぐに言葉が出てこなかった。

 

 フィノ「……ねえ。自分が何頼まれてるか、分かってるか?」

 

 悠(分かってる。でも──)

 

 リシアはすでに椅子から立ち上がり、鎧と腰当てを外しながら、ベッドへと向かっていた。

 

 その背中が、騎士というよりも、ひとりの女性に見えてしまう。

 

 ベッドの上、リシアはうつ伏せになっていた。

 

 肩から背中まで覆うのは、薄手のシャツ一枚。

 騎士服の下に着ていたものらしく、生地は柔らかく、肌のラインをなぞるように張りついている。

 

 腰下には、短めのボトムス。ベルトも鎧も外しており、普段よりずっと軽装だった。

 

 リシア「……始めて。力加減は任せるわ」

 

 静かな声。

 

 それは信頼とも、諦めともつかない響きで──

 けれど、確実に“俺に委ねている”感触があった。

 

 フィノ(小声)「おいおい……いいのかこれ。副団長が素肌ひとつで、男に背中預けてるぞ……」

 俺だけに聞こえる声が、慎重に問いかけてくる。

 

 ──でも。

 

 《無害》のスキルは、あらゆる警戒を溶かしてしまう。

 

 だからこそ、いま俺はこの背中に触れられている。

 

 そっと、肩に手を置く。

 

 リシアの身体が、ぴくりと震えた。

 

 だがそれは驚きではなく──思ったよりも“気持ちいい”という反応だったのかもしれない。

 

 悠「……力、入ってますね。かなり」

 

 リシア「訓練と、報告書と、連絡と……四六時中、肩が重たいのよ」

 

 くぐもった声でそう言いながら、彼女は顔をベッドに預ける。

 横顔だけが見える。目は閉じられ、まつげが伏せていた。

 

 俺は両手を使って、ゆっくりと筋肉をほぐしていく。

 

 首筋から肩、肩甲骨まわりを丁寧に押しほぐす。

 指が滑るたび、リシアの息が少しずつ深くなっていった。

 

 リシア「……ふ、ぁ……そこ、気持ちいい」

 

 その一言に、胸の奥が揺れる。

 

 肩を終え、背中を押していくと、

 腰のあたりで彼女の身体がふわりと浮いた。

 

 リシア「ん……少し、下も……お願いできる?」

 

 悠「……はい」

 

 手を腰骨のあたりに滑らせる。

 

 そのあたりは、布越しとはいえ柔らかく──

 腰骨と筋の境目に、わずかに熱を帯びた肌があった。

 

 力を込めすぎないように、円を描くように押していくと──

 

 リシア「……ふ、くっ……♡」

 

 息が引きつる。

 

 リシア自身、いまのが“快感”だったのか“くすぐったさ”だったのか、分かっていない様子だった。

 

 でも、その声を聞いた瞬間──

 俺の理性は、確実に揺らいだ。

 

 そして──

 

 指先が、つい──ほんのわずか、滑った。

 

 布越しに、彼女のお尻に触れた。

 

 柔らかく、沈むような感触。

 全身がぴくりと跳ねる。

 

 リシア「っ、……んっ……♡」

 

 小さな、息のような声。

 

 すぐに手を引こうとした、でも──

 

 俺の手は、止まらなかった。

 

 悠(……これも、“マッサージ”だから)

 

 言い訳のように、でも必死に自分に言い聞かせながら──

 俺は、彼女のお尻を、ゆっくりと揉み始めた。

 

 リシアは、拒まない。

 

 ただ、顔を伏せたまま、肩が微かに震えていた。

 

 いや、“マッサージ”という言い訳があるのは分かっている。

 だけど、それでもなお、この感触は正直すぎた。

 

 指が押し込むたびに、ふわりと沈む柔肉。

 鍛えられた脚の付け根に位置するその部位は、しなやかで、芯がある。

 けれど、俺の手がそこに乗っていることを、彼女は──拒否しない。

 

 悠「……失礼します」

 

 自分でそう言っておきながら、言葉が空々しく感じた。

 

 そのまま、指を深く沈ませる。

 

 ──むにゅっ……。

 

 掌に伝わる柔らかさと、微かな弾力。

 フィノの声が肩口でささやいた。

 

 フィノ「……もうマッサージじゃないな、これ」

 

 俺もそう思った。

 だけど、リシアは黙っていた。

 

 そっと、親指で円を描くように揉み上げる。

 

 その瞬間──

 

 リシア「っ……くぅ……♡」

 

 小さく、甘い吐息がこぼれた。

 

 驚きが、背筋を走る。

 

 それでも、彼女の身体は逃げなかった。

 むしろ、ほんのわずかに、俺の指へと沈んでいく。

 

 (……感じてる)

 

 それは確信だった。

 

 俺の指が、たしかに彼女の“快感”に触れた。

 けれど──リシアの理性は、それを否定しようともしない。

 

 きっと、彼女の中では“悪いこと”ではないのだ。

 俺が相手だから。《無害》だから。

 

 もう一度、左右の尻を包み込むように揉む。

 

 リシア「ふっ……ん……っ♡」

 

 甘く、湿った息が漏れた。

 

 うつ伏せの彼女の脚が、わずかに動く。

 

 ぎゅ、と閉じようとしたかと思えば──

 ほんのり開いて、ベッドに沈む。

 

 その動きに、ゾクッとした。

 

 (やばい。これ、完全に……)

 

 意識が逸れた拍子に、指先が少し下に滑った。

 

 尻の下部、太ももとの境界──そこに、指が触れた瞬間──

 

 リシア「んっ……だ、め……そこ……っ」

 

 初めて、“拒否の言葉”が出た。

 

 けれど、声は震えていて、強さがなかった。

 

 俺は……その手を止めなかった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。