※この作品はR-18です。

スキル《人畜 無害》で無双する!誰も敵意を向けないので、乳も尻も触り放題のハーレムを堪能します   作:kokoko146666

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第十八話:昇級試験

 朝。

 

 まだ淡く、霞がかった陽の光が窓辺を撫でていた。

 

 ベッドの中で、俺は柔らかな感触に包まれて目を覚ました。

 

 悠 (……あったかい)

 

 隣には、エルナがいた。

 

 何も身につけない裸の身体で、俺の胸にぴったりとくっついている。

 

 すべすべとした太ももが絡まり、腕の中の柔らかな感触が心地いい。

 

 寝息をたてながら、穏やかな表情を浮かべるその顔に、俺はそっと手を伸ばした。

 

 悠「……綺麗だな」

 

 エルナ「……ん。ありがと」

 

 悠「──うおっ」

 

 寝ぼけてるのかと思っていたら、目を細めてこちらを見ていた。

 

 エルナ「起きてるよ。さっきから、ずっと撫でられてたし」

 

 悠「ご、ごめん……」

 

 エルナ「ふふっ。別に怒ってないよ。気持ちよかったから」

 

 そう言って、彼女は俺の胸に顔を寄せる。

 

 ゆっくりと息を吸い込むように、すり寄る仕草が愛おしい。

 

 しばらく、何も言わずにただ抱き合っていた。

 

 温もりだけが、確かにここにある。

 

 エルナ「ねぇ、今日の予定なんだけど」

 

 悠「ん?」

 

 エルナ「午後にちょっと用事があって、別行動になるかも」

 

 悠「そっか。……じゃあ、俺もなにかやってみようかな」

 

 エルナ「え?」

 

 悠「まだFランクのままだし、このままじゃずっと君に守られっぱなしだからさ。俺も、もっと強くならなきゃって思って」

 

 エルナは、しばらく黙って俺を見つめていた。

 

 そして、ふっと微笑む。

 

 エルナ「……うん。応援してる。きっと、すぐに追いついてくるよ」

 

 そう言って、彼女はベッドを出た。

 

 何の恥じらいもなく、すらりと伸びる背中を晒しながら服を探す。

 

 昨日と同じように、俺の前で普通に下着を身につけて、シャツを羽織る。

 

 ……それだけで、俺の理性は揺さぶられっぱなしだった。

 

 けれど同時に、胸の奥で何かが芽生えていた。

 

 ──負けていられない。

 

 朝の身支度を終えて、俺はギルドへ向かった。

 

 陽は高く、通りを歩く人々の活気が心地よく感じられる。

 昨日より、少しだけ自分に自信が持てている気がした。

 

 受付に立つと、見覚えのある女性職員が笑顔で迎えてくれる。

 

 受付嬢「はいはい、今日はどうされました?」

 

 悠「Fランクからの昇級試験、受けたいんですけど……」

 

 受付嬢「了解です。今回はちょうど、定期昇級試験のタイミングね。ラッキーよ」

 

 軽やかに笑って、試験内容を説明してくれる。

 

 受付嬢「今回の形式は《2人1組》。森の中に潜むゴブリン3体の討伐が課題。討伐数はこっそり試験官が確認してるから、安心して」

 

 悠「2人1組、ですか……」

 

 まわりを見渡すと、すでに数組の冒険者がペアになって話していた。

 友達同士、パーティ仲間、先輩後輩──俺だけがひとり。

 

 悠「(……誰か、組める人いないかな)」

 

 と、ふと視界の端に、ひとりぽつんと座っている少女の姿が目に入った。

 

 ゆるゆるのローブに、ふわふわの銀紫色の髪。

 眠たげにあくびをしながら、窓の外を眺めている。

 

 ──あの子、もしかして受験者?

 

 ソファ席の端っこ。

 冒険者用の掲示板から少し離れたところに、ひとりで座る少女。

 

 ラベンダー色の髪がふわりと揺れ、

 彼女は小さな欠伸をひとつ、まるで子猫のように漏らしていた。

 

 悠(あの子、受験者っぽいな……)

 

 近づいても、こちらにまったく気づく様子がない。

 

 俺は迷わず、彼女の正面まで歩いて──声をかけた。

 

 悠「ねえ、ひとり?」

 

 少女「……ん〜?」

 

 ゆっくりと顔を上げる。

 とろんとした空色の瞳が、ぼんやりと俺を見つめていた。

 

 少女「……うん、たぶん。そっちも?」

 

 悠「うん。昇級試験、ペアで受ける形式だって聞いて」

 

 少女「そっか〜……」

 

 悠「……よかったら、一緒に組まない?」

 

 一拍の沈黙。

 普通なら、警戒とか戸惑いとか、ありそうな場面だった。

 

 けれど彼女は──ふにゃっと笑って、首を傾ける。

 

 少女「うん。いいよ〜」

 

 悠「……いいの?」

 

 少女「だって、なんとなく……いっしょにいたら、気持ちよさそうだし」

 

 悠「えっ」

 

 少女「んふふ〜、変な意味じゃなくてね〜。なんかこう……あったかい?」

 

 よく分からない理屈だけど、断られなかった。

 

 これも、きっと《無害》の効果なんだろう。

 

 悠「俺、悠って言うんだ」

 

 少女「ネフィリス〜。でも長いから、ネフィでいいよ〜」

 

 とろけたような笑顔で、ネフィは俺の手をゆるく握った。

 

 

 

 

 試験官「──では、簡単に説明します」

 

 ギルドの一角に集められた数組の受験者。

 俺とネフィもその中に並び、試験官の説明に耳を傾けていた。

 

 試験官「今回の課題は『近郊森林区域に出現しているゴブリン3体の討伐』です。時間制限は2時間。討伐の確認は、こちらで遠距離から行いますので安心を」

 

 悠「ゴブリンか……」

 

 Dランクの魔物を倒したあとだと、少し物足りなく感じる。

 

 ネフィ「ん〜、のんびりお散歩って感じだね〜」

 

 試験官「なお、森は薄暗いので注意を。準備ができたら、こちらのゲートから移動してください」

 

 他の組が緊張した面持ちで装備を確認していく中、

 俺たちだけが、どこか脱力した空気を漂わせていた。

 

 悠(まあ……この子と一緒なら、なんとかなりそうだな)

 

 そう思いながら、俺はネフィと並んで、森へと足を踏み入れた。

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