※この作品はR-18です。

スキル《人畜 無害》で無双する!誰も敵意を向けないので、乳も尻も触り放題のハーレムを堪能します   作:kokoko146666

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第二十一話:三人の朝

 目を覚ました瞬間──ふわりと香る甘い匂いと、やわらかな体温があった。

 

 俺の腕の中には、裸のままのエルナが収まっていた。肩口にまとわりつく髪が湿っていて、昨夜の名残をそっと知らせてくる。

 

 その胸元には、うっすらと汗が残っていた。白くて、細くて、それでも力強い命のぬくもり。

 

 ──背後からは、もう一つの呼吸。

 

 ネフィが、俺の背に頬をすり寄せている。寝息を立てながら、夢の続きを彷徨っているような顔。口元が緩んでいるのは……俺のせいか。

 

 悠(……本当に、こんな朝が来るなんてな)

 

 まどろむ意識の中、現実と夢の境界が溶けていく。

 

 でも──この腕にある“やわらかさ”と“あたたかさ”が、確かに「現実」なんだと、突きつけてくる。

 

 ネフィ「……んぅ……ゆう……くん……♡」

 

 囁くような寝言と共に、ネフィが指先をきゅっと絡めてくる。その仕草に、胸がじんわりと熱くなる。

 

 そして──

 

 エルナ「……ん……朝、か……」

 

 ゆっくりと瞼を開けたエルナが、俺を見上げて、ふわっと微笑んだ。

 

 エルナ「……おはよ、ユウ。昨日の、すっごく気持ちよかったよ♡」

 

 悠「あ……ああ、おはよう。……エルナ」

 

 なにも気にしていないような、その無防備な言葉に心臓が跳ねた。

 

 エルナは、照れた様子も見せずに俺の頬に口づける。

 

 やわらかくて、ぬくもりがあって──離れる時に、唇が少しだけ名残を惜しんだ。

 

 エルナ「……こういうの、毎朝してもいい?」

 

 その一言が、妙に素直で、胸を撃ち抜かれた。

 

 悠「……ああ。もちろん」

 

 エルナ「ふふっ、ありがと♡」

 

 そのやり取りに、背後のネフィがもぞもぞと動き、俺の背に額をくっつける。

 

 ネフィ「……わたしも……おはよ……ユウくん……♡」

 

 悠「おはよう、ネフィ」

 

 ネフィ「……夢じゃないよね……? 昨日のこと……」

 

 頷くと、ネフィの顔がほころんだ。

 

 ネフィ「……よかった……また、したいな……♡」

 

 そう囁きながら、ぎゅっと俺の体を抱きしめてくる。

 

 ──と、そこで枕元にふわりと浮かぶ光の粒が現れる。

 

 フィノ「……はいはい、朝チュン完了! 寝起きから色気撒き散らしてんじゃないよ、バカップル共〜」

 

 悠「……うるさい。空気読めっての……」

 

 フィノ「読んでる読んでる〜♡ てか、そろそろ現実戻ろ? ギルド行くんでしょ?」

 

 悠「……うるさい。タイミング見ろよ……」

 

 フィノの軽口に、俺は苦笑しながらため息を吐いた。

 

 ……でも、たしかにその通りだ。名残惜しいけれど、朝はもう始まってる。

 

 ベッドの中、ぬくもりに包まれたままのふたりに目を向ける。

 

 悠「……そろそろ起きようか。ギルドにも顔出さないと」

 

 エルナ「……あ、それなんだけどさ」

 

 むくりと体を起こしたエルナが、少し申し訳なさそうな顔をする。

 

 エルナ「ごめんね、わたし今日は別の仕事なんだ。ギルド通さず、個人で受けた依頼があってさ」

 

 ネフィ「わたしも……ちょっと商会の手伝いがあるの。えへへ♡」

 

 悠「そっか。……じゃあ、今日は俺ひとりか」

 

 エルナ「でも、今夜──また一緒に泊まろ? ネフィちゃんも、ね?」

 

 ネフィ「う、うんっ……!」

 

 どちらも、まるで“それが当然”かのように、微笑んでくる。

 

 昨夜のあれだけのことがあったのに。

 

 いや、だからこそなのかもしれない。

 

 悠「……ああ。じゃあ、また夜に」

 

 ふたりに手を振り、扉を開けて外に出る。

 

 喧騒と人の声、朝の光が差し込む世界。

 

 でも──

 

 俺の中にあるこのぬくもりだけは、確かに“俺のもの”になっていた。

 

 エルナと、ネフィと。

 

 名前を呼び合い、ぬくもりを重ねた、あの夜を超えて──

 

 もう、俺はひとりじゃない。

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