【閲覧注意】まのさばオリ主で修羅場を目指して 作:修羅場作者
まだ、キャラの原型があります。
ある日、いじめられてる女の子を助けた
偶然だった、家への近道にと通った路地裏を通ると見たことある制服の学生三人が1ヵ所に集まっていた……あの制服は……あの中学の……つまり、俺と同じくらいの年くらいか、道を防がれているし回り道するか?
「げっ、誰か来た」
と俺が悩んでいると三人組の一人が俺に気付いたのか嫌そうな声を出して逃げていった
何だったのだろうそう思いながら、その三人組がいた方向を見ると、三人組のせいで見えなかったが、白い何かがうずくまっていた……その白い何かには所々、赤くなっている場所が見える
俺は何だこれ……?と近づいていくと段々と姿が酷い匂いがしてきた
そして白いそれが何なのかはっきりとわかったあれは小さな女の子だった
俺はすぐに察した
あのこの女の子が三人組に暴行を受けていたのだと、この匂いもきっとゴミ等をかけられたに違いない……近くに変な虫が沸いている
だが、匂いくらいで無視もしていられない
そして近づくにつれ、やはり自分の考えは当たっていたらしく、うずくまった女の子はボロボロだった 所々擦りむいているのか血すら出ている
「大丈夫?」
俺は女の子に声をかける 丁度鞄に入れていたタオルを渡そうとする
「……」
女の子はこちらに気付いたのか 何を考えてるのか分からない目で無言でこちらを見ている
「えっと……凄い匂いと傷だし、とりあえず、これ使って」
少女はそう言うと無言でタオルを受け取り、俺とタオルを交互に見る
「あー、少し俺の匂いするかもだけど、今よりはマシだと思うから……返さなくていいよ、捨てちゃっていいよ……えっと、家か学校とかにれんら」
「大丈夫ですよ」
俺が心配してスマホを出そうとすると突然そんな声が聞こえた
どうやら目の前の女の子が発した声らしい
「えっ、いや、でも……」
「大丈夫ですよ」
俺がその発言に困惑していると再度そう言われる
……流石にどう見ても大丈夫じゃないだろ
「いや、でも血とかも出てるし……家近いし、傷薬とか持ってこようか?」
「大丈夫です」
女の子はボロボロの割にはっきりした声で俺の意見を拒絶する
三度目の拒絶、流石に俺も気まずくなった……だけど放ってはおけない……
「……えっと……少し待ってて」
俺は急いで、家に帰り傷薬や絆創膏等を持って路地裏に向かった
「あれ……?」
だが、戻った時には既に女の子の姿はどこにも無かった 本当に大丈夫何だろうか……
その次の日からだ、人を見ると その周りに色が見えるようになったのは
緑 青 黄 赤……そして黒と様々な色が見える
それがその色の持ち主が持っている感情だと気付いたのはすぐだった
暖色系な程、明るい感情で寒色系な程暗い感情らしい、そして濃ければ濃い程強かったり、色が混じってたり
暖色の中で赤色系は怒りの色らしい……良く見るから、怒りに関しては良く分かる
何故こんなことができるように?疑問になり調べても何も出てこない、誰かに話そうにも頭がおかしいと疑われるだろう
俺はしばらく、この能力を黙って暮らした
すごく便利だが、たまに見たくない物も見える生活に慣れていき、一年くらい立ちついに高校生になる日が来た
明日から高校生だ、高校生になったらまずは……俺はそんな明日を考えながら微睡みに落ちていった
「……は?」
俺が目を覚ますとそこは見知った部屋の風景とはガラっと変わっていた
いつも見慣れていた布団は固い二段ベットになっており、俺はその二段目に寝ていたらしい、軽く辺りを見回すと、よく知ってた壁は岩になっておりどこか冷たさを感じさせる
空気は淀んでおり、仄かににじめっとしており、湿度が高いのが良く分かる、部屋の扉は檻となり、まるでここは、映画やアニメで見る古いタイプの牢屋のような……だが、その牢屋ににつかない真っ暗な画面のモニターが扉の近くに付いていた
俺が突然の部屋の変わりように困惑していると
「えっ、どうして……男の人……?何で……資料には……」
ベッドの下から起きてきた、映画とか漫画でしか見た事が無いシスター服の用な服を着た白髪の女の子と目があった、彼女は、俺の顔を見ると めちゃくちゃ驚いた顔をしてぽつりとそんな事を溢す。
実際、感情の色も驚いた色で本当に驚いているのだろう
しかしハッとしたのかすぐに正常な色に戻った
「えっと……あ、あなたは誰です……か……?」
「……そちらこそどちら様で……?」
何か気まずい空気が流れる……彼女も感情も表情も困惑の色だ
これは……俺から名乗らないと駄目かな……
そんな事を思っているとモニターの電源が突然付き、光を放つ
「あ……もしもし……映像って見えてます?何せ古くて故障が多いので……やれやれ」
俺はその声に気付き、モニターを見ると
そこにはフクロウの化物が映っていた
俺は困惑しながらモニターを見ながら
ちらっと横目でシスター服の女の子の方を見るとシスター服の女の子は……困惑の色でモニターではなく……俺の方を見ていた
「私、ゴクチョーと申します。詳しい説明をしたいのでラウンジに来てください。監房の鍵を開けますので、看守についてきてください。」
ゴクチョー?監房……?看守……?まるで俺達が捕まってるような単語に俺は嫌な不快感を覚える
「抵抗とか自由なんですが……命とかなくなっちゃうので……はい……」
そうゴクチョーが言うとモニターはまた真っ暗になった
すると鉄格子の先の通路から何やら重々しい音が聞こえてくる 俺は何だよこの音とその不気味に思っていると……
「うっ……」
突然、白い仮面を付けたボロボロの黒衣を纏った化物が通路からこちらを覗いているのが見えた
俺は叫びそうになるが、声に反応する化物だったらまずいと咄嗟に口をふさいだ、これからは感情の色が見えない……これは生き物なのか……?
明らかに人間ではなかった
その化物はぬっと顔を引っ込め通路を折り返して消えていく……そして
「ぎゃぁぁぁぁ!触んな化物ぉ!キモいから!分かった、分かりました!行くから!!」
女の子の声が聞こえてきた
どうやら俺とこの子以外にもこの状況に巻き込まれた人が居るらしい……化物に連行されていってるらしい
逆らうとどうなるか分からない……俺はベッドから降り、外に出ようとする
ここで俺は服がいつもの服ではなく、黒くてシックな燕尾服の様になっているのに気付いた……
何だこれ、いつ着替えたんだよ……
いや、もう疑問を数えてたらキリがない とにかく、今は情報がほしい、ラウンジに行くと説明されるんだよな?
「……えっと来ないの?」
俺は鉄格子に手をかけながらまだ俺を困惑した色で見ているシスター少女に話しかける
「はっ!?……はいぃ……い、行きますぅ……」
彼女も何かにハッとしたのか少しだけ困惑の色を薄めながら返事をした
俺は鉄格子を開けると
他にも数名通路に少女達がいた……全員俺の方を見ている、ほとんどが困惑と恐怖の色等を発している
……何人か自分より幼さそうな少女や 同学年っぽい少女達だ
(共通点は年齢か……?)
何やら声を発した少女が居たが、そちらを見ずに俺は考えていると
通路の先には先程の黒衣の化物が歩いているのが見える
他の少女達はあの看守に青ざめ、困惑や恐怖の感情を発しながら付いていっている、俺の近くにいるシスター服の少女と探偵風の服の少女と赤と黒い服を除いて……
あの探偵風の少女、この状況でも若干明るい色をしている……
赤と黒の服の黒髪ロングの少女は強い怒りの色をしていた……この状況にだろうか、横にいる困惑した色のピンクの女の子に怒って居るのだろうか?
シスターの女の子は相変わらず俺を見ながら困惑の色を出している……
冷静に分析していると
少しつまづきかけた……
しまった、途中階段を登ったりしたのは覚えているが道中をしっかり見るのを忘れてしまっていた……
感情が見えるようになってからか、どうしてもその場の状況より人の感情を見てしまう……
俺は軽く辺りを見渡すとここは西洋の洋館の様な作りの建物だと見てとれた
いくつもの扉 長い廊下、老朽化を感じさせる柱や傷、遠くに見える天井、その全てが俺に建物の大きさと不気味さを感じさせる
近くの部屋に看守が入っていき、他の少女達も入っていく、俺もそれに習って部屋に入ると、全員が俺に注目した……全員、若干の困惑と警戒の色をしている
「男の人……?」
「一人だけ……?」
そんな風な囁きが聞こえてきた
俺は気まずくなり、そっと顔をラウンジの風景見るように反らす
ラウンジは地下とは打って変わり、ここはとても豪華で綺麗な部屋だった
高い天井にシャンデリアや暖炉、少し古臭いが絨毯ソファもある、飾り付けは多少不気味さがあり、中でも目立っていたのは壁にかかったボウガンだ、本当に何なんだろうか……
通路を繋ぐ入り口の前には黒衣の化物が、見張りを始めている……出ていくことは不可能そうだ
俺は軽く周囲を見渡すと俺以外に全員で13人の少女が居た
四隅で亀の様にうずくまっている何やらめんどくさいと言う色が出ている少女
明るい色を発しながら部屋を模様替えしている少女
何やら怒りと俺を警戒した色で見る不良そうな少女
嫌そうな色を出している猫耳風の何かを付けた少女
ため息を洩らしつつ若干暗めの色を出している露出が多い服を来ている少女
こちらを何やら観察している紫色の少女
そして、壁際から暗い瞳で物凄くこちらを睨んでくる少女……若干の怒りの色を感じる、彼女に俺は何かしたのだろうか……
だが、俺は色を見るのに夢中で彼女の背にある物に気付くのに遅れた、それは大きな銃だった
銃を持った少女に怒りを向けられてる……そう思うと少しだけ冷や汗が出てきた
「いや~凄いですね~」
俺が銃に目を向けていると
探偵風の水色髪の楽しそうな色を発している少女が俺に話しかけてきた
「突然牢屋で目覚め!化物に見張られて!何か凄いことが起こってるのを感じます!高まっちゃいますね!」
と突然だった、彼女は俺に話しかけたのか……?
「どうしたんですか?」
俺は困惑していると
「なあにが、高まっちゃいますねますね~、ですわ」
と緑色お嬢様風の少女の若干怒りの色を出している少女が探偵風の女の子に声をかける
「やべーことになってるんですわ!まっと危機感を持った方がいいんじゃないかしら!?」
若干口調が不自然だが……まぁ、いいか
そう思っていると くすっと少し笑い声が聞こえてきた
その声に反応したのかお嬢様系の少女は赤から恥ずかしそうな色に変わり
「今笑ったのは誰でやがりますの!?」
「……いや、すまない、少し変わった喋り方だなと思ってね」
と彼女の前に出てきたのは……中性的な見た目の身長が俺より高い凛々しさのある少女だった……
……この人は、テレビで見たことあるぞ、確か、蓮見レイアだ、良く舞台とかで格好いいなと思って見てたな……
彼女のカリスマのせいなのか、全員の視線が彼女に集まる
レイア「皆、初対面だと思うし、良ければ自己紹介していかないか?」
レイア「まずは、提案者である私からだね、私の名前は蓮見レイア、よろしくね」
ハンナ「ふん、遠野ハンナ、以後お見知りおきあそばっ……お見知りおきあそばせせ?」
やはり口調が不自然だ……ツッコンだ方がいいのだろうか?
ハンナ「ちょっとお先によろしいかしら?あなた、レイアさんの言ったわね、いきなり人の事を笑うのは失礼じゃなくて?」
レイア「す、すまない、そんなに気にしてるなんて思ってもなかったんだ、お手柔らかに頼むよ」
ハンナ「き、気にしてないし……。」
レイア「その話し方は、ご両親に教わったのかい?」
ハンナ「もう突っ込まないでいいから!ほっとけ~~ッ!ですわ!!」
やはりツッコない方が良さそうだ
ハンナから少し怒りと恥ずかしさの色が見える
少しだけヒリついた空気だったが、一人の少女が手をあげる
シェリー「はいはーい!私は橘シェリーって言います!事件あるところに私あり!この名探偵にお任せください!」
とても名探偵に見えないが
ハンナ「名探偵~?貴女が?」
シェリー「そうですよ!えっへん!何せミステリマニアですからね!」
レイア「実際に何か事件を解決した経験があるのかい?」
シェリー「それはまだありませんね!」
レイア「……そ、そうかい、少し頭が痛くなってきたな……次行こうか……君の名前を教えてくれないか?」
レイアがピンク髪の少女の方を見て言う
そう言われると、ピンク髪の少女の色は困惑した色から少し緊張した色になる
エマ「ボ、ボクは桜羽エマ……よろしくお願いします!」
レイア「うん、ありがとう!よろしくね!エマ君!まだ他の子も残っているよね?次は君はどうかな?」
と明らかに俺を避けながらレイアはシスター風の少女に自己紹介を促す
メルル「は、はい……!?えっと……えっとえっと……わ、私は……氷上メルルですぅ……あ、あのあの……よろしくお願いします……」
とハッとしたのかおどおどしながらメルルは自己紹介をを終える
レイア「うん、ありがとう!メルル君!どんどん、行こうか!次は君はどうかな?」
そう言うとレイアは猫耳を付けた女の子の方に問いかける
ココ「あー、あてぃし?あてぃしは沢渡ココね。……んで、あんさぁ、ちょっといい?あてぃし、あんたのことテレビで見たことある気がして」
とココと名乗った少女はレイアに問いを返す。 まぁ、あの蓮見レイアだ、それは知ってる人は居るだろう
シェリー「あっ、そういえば、有名人でしょうか?」
エマ「言われてみれば……ボクも見たような……」
他の少女達も数人心当たりがあるのか、声をあげている
レイア「芸能事務所に所属してきるからね、色々活動はしているよ、舞台が一番多いけど、テレビもよく出るかな」
シェリー「やっぱりー!凄い、生芸能人、初めてみました、サインください!」
ココ「ちょ、うぜーなおめぇ!あてぃしが先に見つけたっつの!あてぃし配信しててさ、とりあえずコラボして!!」
レイア「はは、今は自己紹介の時間だからその話はまた後で……キミ達、次いいかな?」
レイアはするりとそれをかわし、俺以外の少女達に自己紹介を促していく
ミリア「ええと……やりづらいな……佐伯ミリアだよ~?よろしくね~あはは……はぁ」
露出の多い服の少女はミリアと名乗り、恥ずかしさの色を発しながら自己紹介をした後に、ため息を付き、少し落ち込んだ色になる
マーゴ「私は宝生マーゴよ、よろしくね……ウフフ」
紫色の服の少女はマーゴと名乗り、明らかにこちらを警戒している色を出しながら見ている
アリサ「チッ……紫藤アリサ……おめーらと馴れ合うつとりねーから。」
不良そうな女の子はアリサと名乗り
マスクをしているが、近寄るなという怒りの色が良く見える
シェリーが何やら少し絡んでいるが、俺は色を見るのに集中してて話が入ってこない
アリサ「ジロジロみんじゃねぇ」
……俺の視線に気付いたのか怒られた
空気が悪くなりそうなのを察したのか
レイア「えっと、あと残ってるのは……」
そう言うと俺と少し目が合いそうになったがまた露骨にスルーして四隅にいた女の子の方へレイアは目をやる
彼女はレイアに促されるとそっと側に置いていた本に何か書いていく
アンアン『ワガハイは夏目アンアンである。以降、どうか話しかけないでいただきたい。』
と文字を読むと書かれていた
顔を見ると少し悲しそうな色をしている
ナノカ「………黒部ナノカ」
銃を持っている少女、黒部ナノカはめちゃくちゃ不服そうに促され、自己紹介する、その間も彼女はずっと俺を睨んでいる
ヒロ「二階堂ヒロだ」
黒と赤の少女はヒロと名乗り、先程見たよりは赤色が薄くなっており、少し普通の色になっている
そして残りはあと二人になった
ずっと室内を模様替えしたり、物色している少女と俺だ
レイア「さて、君はまだ自己紹介してないけど、君の名前は?」
……また俺をスルーして模様替えしている女の子に話しかけた
他の少女達も何故俺をスルーするのか若干困惑し始めている
ノア「ん?なまえ?のあはのあだよ、んーと、城ケ崎ノア」
そう言うと、またノアと名乗った少女は部屋の物色に戻った
レイア「さて……これで私達は自己紹介が終わったね……後は……」
そして、最後まで俺をスルーしてたかと思うと、レイアは俺の方を見て
レイア「君は何者だね?」
と若干の疑いの色を出しながら一人だけ、自己紹介とは違う様な聞き方をされる
……もしかして、めちゃくちゃ誘拐犯側として疑われてる?
何故俺を最後まで残してたのか謎だが、皆の目線が俺とレイアのやり取りに一気に俺に集まる
「いや、俺は……」
そして俺は俺も誘拐されたと名前を名乗ろうとすると
部屋にあった通気口の方から翼の音が聞こえ、あのフクロウの化物が通気口から出てきて机の上に止まる
その音に気を取られまた名乗るタイミングを逃した
皆は俺とレイアよりフクロウの化物の方を見る
「あっ……何か重要な話でもしてましたか?……えっと、改めまして……この屋敷の管理を任されているかわいいフクロウ、ゴクチョーと申します……。」
とフクロウの化物、ゴクチョーは淡々と話す。
「昨日、残業したので……さっさと終わらせる為に説明していきますね……」
……?ここは会社か何かなのか?
「あっと……凄く申し上げにくいのですが、皆さんには【魔女】になる因子を持っています。」
その単語にざわっ、と不穏な空気が広がる
魔女って何だよ……そもそも俺は男だぞ……何で俺は連れてこられたんだよ……
「偉い人が決めた話では、【魔女】はこの国にとって、災厄をもたらす悪らしいんです。」
災厄をもたらす?偉い人……?ゴクチョーの上司か?
「我が国の法に基づいた全国検査によって、皆さんはその因子が多く検出された存在。この国にとってあまりに危険であると判断され、この屋敷牢への収容が決まったんです。」
……つまり何かの検査にひっかかって隔離されたと?
「いずれ【魔女】になる可能性があるなら野放しにできませんので……。つまり、皆さんこの世界に害をなす悪者ってことで……ご納得ください。」
俺は言われたことをは?となりながら聞いていた
こいつの感情は人じゃないから読めないが、嘘を言ってないような淡々と疲れを感じさせながらも本当と感じられる……だからこそ、余計に受け入れられない
ココ「はぁ?キモ、検査なんてやったことないんですけど~」
それもそうだ、いつ検査されたんだ
ゴクチョー「私に言われましても……。私はただのかわいいフクロウなので……。」
ゴクチョーはその話を無視して淡々と説明を続ける
ゴクチョー「皆さんにはこの春から、囚人として生活して貰います。」
囚人として……?だからあんな牢屋が部屋なのか……?
ゴクチョー「救済がなくもないのですが……【大魔女】さえ見つければ皆さんの呪いを……あっ、でも、期待とか持たせても良くないですよね……忘れてください。」
救済……?【大魔女】……?
ゴクチョー「シャワーも娯楽室もあるので、ここで余生を楽しく過ごすとか……どうですかね?」
その説明を聞いて、からチラリと少女達の顔色を伺う、困惑の色を浮かべている少女達が多い……
ヒロとメルルを除いて……
ゴクチョー「あっ、ちなみに、看守はかつて、ここに収容された者が魔女になってしまった姿です。【なれなて】と呼ばれています。」
魔女になったら……あんな化物になるのか!?
ゴクチョー「多くの魔女になった者は処刑しますが、与しやすい者をマインドコントロールしています。逆らったら殺すように洗脳してますので……本当にすみません、逆らったら死んでください。」
そう言われると皆がなれはての方を見る……なるほど、確かにこれは隔離されるな……
重々しい沈黙の中、一人の少女が一歩前に出た
二階堂ヒロだ……ヒロの感情は……感情は……赤色と 黒色 が混じっていた
俺はその色を見た途端に即座にヒロに近づく
ヒロ「間違いです。私は悪では……なっ、何をする」
そして何か発言しようとしてたヒロの腕を俺は咄嗟に掴む
突然、俺に腕を捕まれた事に驚き、とっさにヒロは俺の腕を払いのける
他の少女達も俺の突然の行動に驚いているみたいだ
ヒロは俺の方を見て睨み付けてくる、感情の色は赤色が濃いが黒が若干弱まった
俺はさらに畳み掛ける
「二階堂さん、でしたっけ、貴方は今、何をしようとしてました?」
ヒロ「邪魔だ、正しい事の邪魔をするな」
「そんな殺意を持って何をしようと?」
ヒロ「ッ……関係ないだろ!」
俺がそう指摘するとヒロは若干動揺した
ヒロは赤色のの怒りと黒色の感情 殺意 を発していた
しかもかなり濃い色で
このままでは誰かを殺してた
「いや、関係ある、誰か殺してたかもしれないからな」
ヒロ「私はただあの正しくない化物をッ!!」
そう言うと、看守の方を指差した
あの殺意は看守を狙ってたのか
ゴクチョー「おや、看守を殺そうとしてましたか、あまりそう言うのはオススメしませんのですが……。
はぁ~……私、嫌ですよ、昨日も残業したのに、死体の掃除まで増えるのは……」
ゴクチョーは人が死ぬのより、仕事が増えるのが嫌そうな事を言う
ゴクチョー「大事な事をお伝えしないといけなかったのですが、ここに居ると仕事が増えそうなので、その前に私は帰らせて貰いますね……。
大事な事は……まぁ、後でモニターで伝えます。
今日は帰らせて貰いますね、看守もそんなのに構わず、さっさと仕事に戻ってください。
あっ、規則は【魔女図鑑】があると思うので、そちらを見て各自確認お願いしますね。」
そう言うとゴクチョーは通気口の方へと飛んでいく 看守もその命令を聞いたのかそそくさとラウンジを後にする
ヒロはそのゴクチョー言葉が終わるまで俺が道を阻み、他の少女達もヒロの動きに若干警戒しており、看守に手を出そうにも出せなかった
ヒロ「ッ!!……何故正しくない者を庇ったんだ!!」
明らかに冷静じゃないヒロが俺を怒る
感情は今も怒りの色と殺意の色が混じっている
この子は正しいと言うことにこだわりが強いのだろうか
正しくないと口にする時、感情の色が一瞬揺らぐのを感じる ここが突破口か?
「今、暴れて何かあってもそれこそ正しくないだろ!!落ち着け!!」
ヒロ「私が……正しくない……?」
その言葉が彼女の逆鱗に触れたのだろう、彼女は咄嗟に近くにあった火かき棒を取ろうと
レイア「危ない!!!」
アンアン「…っ!!【動くな!!】」
その時、ヒロと俺の視線は一気レイアの方へ向き
そして身体が動かなくなっていた
エマ「ヒロちゃん……どうしちゃったの……?」
悲しそうにエマが言う
シェリー「はいはい、喧嘩はそこまでですよ!ナノカちゃんも銃を下ろして!」
とシェリーがヒロをその隙に拘束する
レイアの方しか見えないが、どうやらナノカも銃を構えていたらしい
まさに一触即発の空気だった
ヒロ「は、離せ……」
シェリー「離したら何するつもりですか?」
ヒロ「……それは……」
それを聞かれると明らかにヒロは動揺する
感情が揺れる……動揺の色と殺意が強くなりかけている
まずい、これはまずい
何が逆鱗だった……?正しくないと否定したから?だとしたら
「いや、俺が正しくなかった!!君が正しい!だが今は落ち付いてくれ!!」
ヒロ「ッ……」
さらに感情が揺れる、だが正しいと肯定した途端、殺意が弱まって行くのを感じる さっきまで動かなかった身体も動くようになってきた、だが視点はレイアから動かない
数秒くらいするとヒロを取り巻く殺意が薄くなっていき無くなったのが見えた
ヒロ「私は……もう、大丈夫だ」
シェリー「……大丈夫そうですね!!」
シェリーが拘束を外し、視点も動くようになった
ヒロ「……すまない、少し感情的になってしまった」
「いや、こちらこそ悪い、急に女性の腕を掴んで悪かった」
ヒロが謝ってきた、どうやら考え直してくれたみたいだ 良かった
俺も突然腕を掴んだ事は悪かったし謝った
……気まずい
レイア「よし、とりあえず一波乱あったけど、何とかなりそうで良かったよ、ではゴクチョーが来る前の話に……いや、やめておくか、君は少なくとも 悪い人 ではなそうだ」
空気が終わりそうだったが、レイアがこの場をまとめてくれた
助かった
けど俺……名乗れてないんだけど……
まだ、主人公の性格が定まってない時期でしたので、凄く、名乗ろうと必死ですね
この段階では名前も身長や見た目も実は決まっていませんでした 魔法とトラウマだけは決めて居ました