【閲覧注意】まのさばオリ主で修羅場を目指して 作:修羅場作者
少し遅くなりますが、展開を知ってる方は申し訳ありません。
結局あの場は、一時解散となり、囚人それぞれがラウンジから牢屋に戻る事になった
その時、何人かは俺に話しかけようとしていたが、先程の争いもあり、若干躊躇っている色が見えた
すると
シェリー「いやぁ、先程は大変でしたね」
と何の躊躇いの色も無く、シェリーは俺に話しかけて来た
「あ、あぁ、そうだ……ですね、さっきはありがとう」
俺はヒロを止めるのを一緒に手伝ってくれた事のお礼を言う
シェリー「いえいえ、構いませんよ!あれくらいシェリーちゃんにお任せです!しかし、急に喧嘩になるなんて災難でしたね~」
「……そうですね」
俺は同意しておく事にした、喧嘩の当事者だし、何か言って魔法について知られたくない
シェリー「どうして突然あんな行動したんですか?」
いきなり鋭い事を聞いてくる
「何か、ゴクチョーと話す時の顔と……目が怖かったから……です。」
俺は咄嗟に誤魔化すことにした
シェリー「へー?そうなんですか?確かに!貴方は部屋に入って来た時、いきなり全員の顔をめちゃくちゃ見してましたが、あれはそう言うことだったのですね!」
俺は色を見ていただけなんだが……
「あぁ、そう……ですね」
俺はどこかギクシャクしながら返事をする
初対面の異性が相手だ、距離感が今一わからない
シェリー「そう怖がらなくていいですよ!あっ、まさかシェリーちゃんが可愛すぎて緊張してますか!?照れますね~」
「……は、ははは」
俺は咄嗟に乾いた笑みを浮かべる、どう反応するのが正解だ……?
シェリー「これから宜しくお願いします。えっと……名前なんですか?」
「唐木田 ジョウ……です。」
とりあえず敬語を継続しつつ、俺はやっと自己紹介をする
シェリー「ジョウさんですね!覚えました!宜しくお願いします!」
「は、はい、宜しくお願いします。」
明るい色で挨拶してくるシェリー
シェリー「では!私もそろそろ牢に戻るので、また会いましょう!」
とシェリーは手を振って歩いていく
俺も牢屋に戻るか……
初対面の人とのコミュニケーションは難しい
これはこの能力で学んだ事の一つだ
初対面で馴れ馴れしく行くと一気に印象が悪くなる色を見たりするからな、逆に緊張しながら話すと相手からは話しにくいな……と言う感じの色が出てくる
そして、その印象を拭うのはかなり難しいと言うこともだ
俺は歩きながら自分の部屋の前に付くと
既にメルルが部屋に居たらしく……そこで何と意外な人物(動物?)の声も聞こえてきた
ゴクチョー「ですから、彼は急に追加で送られて来たので空き部屋がここしか無かったので仕方無く同室なんですよ」
メルル「で、でも……」
と何やら揉めている声が聞こえてきた……それもそうか、一人だけ男との同室なのはきついよな……現状、変な感情の動きをしているが、女の子相手だ 俺は扉を開けると
メルル「え、えっと……」
若干気まずそうな色をしているメルルが俺を見る
「ゴクチョーさん、体調が悪いので、移したら悪いので、今日はどこか別の部屋にいけないでしょうか?」
俺は咄嗟に嘘を付く、体調は良いが、困惑やマイナスな感情を向けられながら眠るよりはマシだろう
ゴクチョー「えぇ、それでしたら医務室がございますが、そちらでお休みする事を許可します。医務室の場所は、【魔女図鑑】でご確認を……先程鍵が締まってしまったので、看守を呼んできますね」
「はい、分かりました」
そう言うとゴクチョーは飛んで行き、また換気口に入っていった……
そう言えば【魔女図鑑】とは何だろうか……?
もしかして、このポケットに何か入っている感触があったが、これだろうか?
俺はポケットの中にあった物を取り出す。
どう見てもスマホカバーも付いてないスマホだが……俺が持っていた物ではないな……
それを開くと【魔女図鑑】があった、時間を確認すると今は15時を少し過ぎた所だった
メルル「あ、あの……すみません……私が……我が儘言ったみたいで」
俺がスマホを確認していると気まずくなったのかメルルが突然謝ってきた
「あー……いいですよ、まぁ、何と言うか、こちらこそ、一緒の部屋でごめんなさい」
相手は本当に申し訳ないと言う色をしており、俺は普通に謝ってしまった……
メルル「い、いえいえ……そ、そんな」
「いやいや……」
何やら無限にこのやり取りが続きそうだ……
「しかし……大変ですね、こんな屋敷に誘拐されて……男の人と同じ部屋で寝ろって言われて」
メルル「は、はい……そ、そうですね……」
……?何故だ?
「いやーしかし、これからどうしたらいいか……」
メルル「そ、そうですね……私も困ってますぅ……」
「……?」
メルル「どうかなさいましたか?」
やっぱり、おかしい、さっきから、俺と同じ部屋な事やこの屋敷の話題を出しても嫌悪感等の色を感じない
感じるのはただ一つ、この子からは俺と一緒が気まずい色しか感じない……
「いえ……別に……」
そこからは会話が無くなってしまった、彼女も気まずいのかこちら側に話しかけてこない
少し待つと看守がぬっと顔を出してこちらの方を覗いていた どうやらお迎えが来たらしい
ガチャンと音がした後、俺は牢屋から出ると看守の後ろに付いていき、一階の医務室に案内された
医務室は謎の薬品が入った棚と牢屋よりは幾分かマシなベッドがあった……これ俺が牢屋に残ってメルルの方を医務室で休んで貰えば良かったか……?
そんな事を考えながら少しだけベッドに座り、【魔女図鑑】の細部を眺めていると
ホーホー ホーホー とスマホから音が聞こえてきた
どうやらメールの着信音らしい
そのメールを見ると
ゴクチョーメール『あっ、言い忘れてました 貴方達は強いストレスを受けると魔女になり、やがて慣れはてとなります。魔女になる際は強い殺人衝動と魔法の威力が飛躍的に上がりますので、ご注意を』
と書かれていた……なるほど、先程のヒロの変貌、何故、突然殺意が沸いたのか、その理由が一気に分かった気がした
しかし魔法ね……先程体験したレイアへの視線の固定 アンアンの言葉の後から、動かない身体……あれは魔法だったのだろうか……?
そして、俺の感情を色で見る事ができるのは魔法だったのか……
ここにきてこの能力について知れるとは……まぁ、それがどうしたって話だけど……
俺はスマホを閉じ布団の上に横たわる
数時間しか立ってない筈なのにどっと疲れを感じたからだ
これから、どうしようか、学校はどうなるのだろう……
家族……はまぁいいか……
高校入ったら俺は
普通に勉強して 普通に卒業して 家を出て 普通に仕事して 普通に生きたかったのに こんなことに巻き込まれる何て……
少しだけ微睡みながらそんな事を考えていると
ホーホー ホーホー
またゴクチョーからの通知が来る
ゴクチョーメール「皆さん自由時間です。ダイニングに夕食があるので、ご自由にどうぞ」
と書かれていた、俺は夕食の文字を見ると若干空腹感を感じ始めた
夕食か……美味しいのがあればいいんだが……
そんな期待と共に俺はベットから起き、ダイニングに向かうことにしたのだった
この時も、まだキャラも定まっておらず、心情描写等しっかりされてますね