※この作品はR-18です。

TS娘が支配欲の強い先輩に無理やり孕まされる話   作:世界一位

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2話

 翌日の放課後。

 重い足取りで向かった音楽室は、いつもとは違う活気に満ちていた。

 

「うっわ、マジすか! あの桐島先輩っすか! 俺、中学の頃から先輩のギター動画見てて、憧れてたんですよ!」

 

 大興奮でまくし立てているのは、今日入部してきた一年生の男子、佐藤(さとう)大樹(だいき)だ。

 茶髪にピアス、少しチャラついた雰囲気だが、ドラムスティックを握る手にはいくつもの豆があり、練習熱心さが窺える。

 

「ありがとう。そんなに褒められると照れるな。これからよろしく頼むよ、佐藤くん」

 

 響也先輩は、人好きのする爽やかな笑顔で握手に応じている。

 誰に対しても優しく、完璧な部長。その姿を見ていると、昨晩僕を無理やり孕ませようとした変態と同一人物だとは到底思えない。

 

(……普通の、男の子だ)

 

 僕は部室の隅で、ベースの弦を張り替えながら、佐藤くんを盗み見ていた。

 久しぶりに見る、自分以外の「普通の男子」。

 響也先輩のような威圧感もなければ、僕を女としてねっとりとした目で見ることもない。その屈託のない様子に、僕は少しだけ安堵していた。

 この空間に、先輩以外の人間がいる。それだけで、あの窒息しそうな閉塞感が薄れる気がしたのだ。

 

「あ、そこの子はマネージャーっすか?」

 

 不意に、佐藤くんが僕に話を振ってきた。

 僕は作業の手を止めて、普通に応じた。

 

「いや、マネージャーじゃないよ。僕も部員。ベース担当」

 

「えっ、マジっすか? 華奢だからてっきり……。悪いっす! 俺、佐藤大樹。ドラムっす」

 

「白石雪兎。……よろしく、佐藤くん」

 

「雪兎、か。へへ、ベースとドラムはリズム隊だし、これからビシバシ合わせていきましょうよ! よろしく!」

 

 グイッ、と距離を詰められ、肩を叩かれる。

 男同士のノリに近い、軽いボディタッチ。元男子の僕にとっては、これが一番落ち着くコミュニケーションだった。

 

(あ……やっぱり、こういうの話しやすいな……)

 

 嬉しかった。

 ほんの少しだけ、張り詰めていた心が緩み、口元が綻びそうになる。

 

 ――その時だった。

 

「おや、もう仲良くなったのかい?」

 

 スッ、と。

 僕と佐藤くんの間に、響也先輩が割って入った。

 顔は笑っている。完璧な、非の打ち所のない笑顔だ。けれど、その瞳の奥だけが、零下のごとく凍りついていた。

 

「あ、先輩! 雪兎、話しやすくていい奴っすね!」

 

「そうだろう? ゆきは本当に、いい子なんだ」

 

 先輩は自然な動作で僕の腰に手を回し、所有権を主張するように引き寄せた。

 

「でも、気安く触るのは感心しないな。彼女、すごく怖がりなんだよ」

 

「えっ、あ、そうなんすか? わりぃ!」

 

「わかってくれればいいよ。さぁ、練習を始めようか」

 

 その場はそれで収まった。

 佐藤くんは何も気づいていない。先輩の笑顔の裏で、回された手が僕のお尻をあざができるほど強く握りしめていたことに。

 

(……怒ってる)

 

 僕は震え上がった。

 練習中、先輩は一度も僕を見なかった。ただ淡々と、完璧なギターを弾き続けていた。

 その無視が、何よりも恐ろしかった。

 

 


 

 

 そして、夜。

 連れ込まれたのは、先輩のマンションの浴室だった。

 

「ゆき。今日は楽しそうだったね」

 

 シャワーの音だけが響く閉鎖空間。

 先輩は僕を全裸にして立たせ、愛おしそうに身体を撫で回している。

 優しい手つきのはずなのに、その指先からは「決して逃さない」という重い執着が伝わってくる。

 

「そ、そんなこと……ないです……」

 

「嘘をつかなくていいよ。あの一年生……佐藤くんと言ったかな。彼と話せて、嬉しかったんだろう?」

 

 優しく問いかけながら、スポンジが僕の鎖骨を、胸を、お腹を撫で回す。洗う、というよりは、「削ぎ落とす」ような手つきだった。

 

 先輩の指が、僕の唇をなぞる。

 

「違うんです……僕はただ、挨拶を……」

 

「挨拶? 肩を触らせて、へらへらと笑っていたのが?」

 

 トン、と壁に追い詰められた。

 至近距離にある先輩の瞳は、怒りというよりも、独占欲でドロドロに濁っていた。

 

「妬けるなぁ。ゆきのこの可愛い口が、俺以外の男の名前を呼んだなんて」

 

「んっ……」

 

「上書きしないといけないね。ゆきの口も、喉も、全部俺の味で満たしてあげないと」

 

 逃げる間もなく、唇が重なった。

 ねっとりと絡みつくような、深い口づけ。

 先輩の舌が入り込み、僕の口内をくまなく舐め回していく。歯の裏側、舌の裏、上顎のひだまで。まるで自分の所有物にマーキングをするかのように、執拗な蹂躙。

 

「んむっ……、ん゛っ……ぷぁ! そんなっ、ふぐぅ、ぢゅるっ、ぁ……!」

 

 息継ぎの隙間さえ与えられない。

 口の端から、受け止めきれない唾液が銀色の糸となって溢れ出す。

 佐藤くんと話した言葉も、その時の空気も、すべて先輩の熱と匂いで塗りつぶされていく。

 

「ぷはっ……! はぁ、はぁ……」

 

 ようやく唇が離れた時、僕は酸素不足と快感で膝から崩れ落ちそうになっていた。

 それを支えるように、先輩の手が僕のお尻を鷲掴みにする。

 

「いい顔だ。……キスだけで、こんなにトロトロになって」

 

 ぬちゃ……。

 

 たっぷりと泡を含んだ先輩の手が、僕の秘所を包み込むように這った。

 デリケートなひだを、指の腹で優しく、しかし執拗になぞり上げる。

 

「ひゃぅっ……!?」

 

「驚くことないだろう? ここは、俺の子供を育てるための大切な場所だ」

 

 先輩の手は、僕の太腿を開かせ、もっと深い場所へと侵入していく。

 ヌルヌルと滑る指先が、僕の最も恥ずかしい部分を剥き出しにする。

 

「あっ、や、そこは……っ!」

 

「……ヒクついているね。俺に見られているだけで、こんなに欲しがって」

 

 ずぷっ、と。

 泡で滑りを良くした中指が、ぬるりと奥へ沈み込んだ。

 

「あ、あぁっ……!」

 

「外側だけじゃ足りないな。……中も、しっかり俺のもので満たしてあげないと」

 

 先輩は耳元でそう囁くと、あえてゆっくりと、内部を掻き回すように指を動かした。

 柔らかい粘膜を広げ、子宮への入り口を確かめるような、ねっとりとした指使い。

 

「ん……っ、ちょ、やめて……! 先輩、落ち着いてください……っ」

 

「落ち着いて? 俺は冷静だよ。ただ、ゆきの中を俺で満たしてあげているだけさ」

 

 先輩に顎を掴まれ、無理やり鏡を見せられる。

 そこには、先輩の指を受け入れ、愛液と泡でぐしょぐしょに濡れている僕の股間が映っていた。

 

「ほら、こんなに締め付けて。……佐藤くんに向けた笑顔より、こっちのほうがずっと正直で可愛いよ」

 

 ぐちゅ、ぐちゅ、と水音が響く。

 精神的な逃げ場が、どんどん塞がれていく。

 

「そ、そんなこと……変なこと、言わないで……ッ」

 

「俺だけのものだと言ってごらん。そうしたら、もっと太いのを入れてあげるから」

 

「ちがっ、ちがいますっ! 僕は先輩のじゃ……!」

 

 必死に首を振って抵抗した。

 けれど、そこから先の言葉は、こみ上げる嬌声に邪魔をされて紡げない。

 否定したいのに、身体はとっくに先輩の支配を受け入れ、指にすがりつくように収縮している。

 

「ふふ、口ではそう言っても、身体は正直だね」

 

 先輩は嗜虐的な笑みを深め、僕の耳元で囁いた。

 

「わからせてあげないとね。ゆきは俺だけのモノだっていうことを……」

 

 ズチュンッ!

 

 指が抜かれると同時に、いきなり最奥まで熱い楔が貫かれた。

 お風呂場の湿気と熱気の中で、張り詰めた僕の膣肉が悲鳴を上げる。

 

「ぎぃっ!? あ、あぐぅぅっ!」

 

「……きついな。でも、心配しなくていいよ。これから俺が、ここを俺にぴったりの形にしてあげるからね」

 

 先輩は僕の腰を両手でガッチリと掴み、打ち付け始めた。

 痛みはない。あるのは、脳髄を溶かすような圧倒的な快楽と、先輩に満たされるという絶対的な安心感。

 

「ひぐっ、あぁっ! や、激し、まって、先輩っ!」

 

「名前を呼んでごらん。……俺の名前だけで、頭の中をいっぱいにするんだ」

 

「きょ、響也さんっ! 響也さんっ! 響也さんっ!」

 

 何度も何度も、名前を呼ばされた。

 たった一度、他の男と会話しただけ。それだけのことで、ここまで執着してくる先輩の異常性が恐ろしい。

 けれど、頭の中はすぐに、響也先輩の重い愛と、突き上げられる快楽だけで真っ白に塗りつぶされていく。

 

 洗い場の床に、僕の顔が押し付けられる。

 冷たいタイルの感触と、背中から注がれる熱いシャワー、そして胎内を焼き尽くすような摩擦熱。

 めちゃくちゃにされながら、僕は理解させられた。

 

 逃げ場なんてない。

 それこそ学校で友達を作るなんて、夢のまた夢だ。

 僕は一生、この男の檻の中で、犯され続けるのだろうか……。

 

「俺の子供を産んで、学校なんて辞めようね。……そうすればもう二度と、他の男の目に触れることもなくなる」

 

 パン、パンッ、と打ち付ける速度が上がり、先輩の呼吸が荒くなる。

 ラストスパートだ。先輩が何をしようとしているのか、その高まりでわかってしまった。

 

「っ、……いいよ、その締め付け。最高だ……。いくよ、ゆき。たっぷりと注いで、妊娠させてあげるからね」

 

「きょうや、さん……っ、あ、だめっ……! 中……中はだめですっ! 先輩、やめて、ほんとに孕んじゃいますからぁ!!」

 

「出すよ……っ! 一番奥、子宮に……全部、出る……ッ!」

 

 ズチュゥンッ――!!

 

 僕の悲鳴を塞ぐように、先輩は腰を限界まで深く押し込んだ。

 硬く反り返った亀頭が、僕の身体の一番奥にある子宮口をこじ開け、パズルのピースのようにぴったりと嵌まり込む。

 鈴口と子宮の入り口が、逃げ場なく直結し、吸い付くように密着した。

 

「あ、あ゛あぁぁぁーーーーっ!!?」

 

 ドビュッ!! ドビュルルッ!!

 

 本日一番の深い突きと共に、暴発のような勢いで歪んだ欲望の塊が解き放たれた。

 熱い。痛いほどに熱い。

 子宮口に押し当てられた鈴口から、濃厚でドロドロの種が直接噴射され、聖域の中へ中へと注ぎ込まれていく。

 

 ビュクンッ、ビュルンッ……ッ! ドクン、ドクンッ……!

 

 脈動に合わせて、大量の白濁が僕の胎内を蹂躙する。

 ゴムなんて隔てるものはない。先輩の男性器から放たれた生の精液が、僕の子宮内壁に直接叩きつけられ、広がっていく感覚がする。

 子宮が熱い液体でパンパンに膨らまされていく。

 

「あぅっ、なか、でてる……っ! あつい、なか、あついぃぃ……ッ!」

 

「くっ、はぁ……っ! すごいな……嫌がってるくせに、こんなに吸い付いてくる」

 

 先輩の言う通り、頭では嫌だと思っているのに僕の身体は正直すぎた。

 膣肉は歓喜するように先輩の肉棒に絡みつき、ビクビクと痙攣しながら、一滴残らず種を搾り取ろうと蠢いている。

 それどころか、精液を注がれている子宮までもが、あさましく口を開いて、熱い白濁を飲み込もうと収縮していた。

 

「あ、あっ、おなか、いっぱい、きちゃうぅぅぅ……ッ!!」

 

 ドビュッ、ドクンッ、ドク……。

 

 ビュルッ……。

 

 長い、長い射精が終わる頃には、僕の意識は白濁した快楽に塗りつぶされ、だらしなく舌を出して痙攣していた。

 

「はぁ、はぁ……。孕め……孕め、孕め……っ」

 

 耳元で、熱っぽい吐息と共に呪詛のような言葉が繰り返される。

 どぷっ、どぷっ、と注がれた熱い精液が、僕の子宮の奥で脈動している。先輩の言葉が、その精液と共に僕の身体に染み込んで、逃げ場を完全に塞いでいくようだった。

 

「明日は、佐藤くんにきちんと挨拶できるね? 『私は部長のモノです』って」

 

 悪魔の囁きに、僕は力なく頷くことしかできなかった。僕の身体も心も、完全に塗り替えられ、再び響也先輩一色に染め上げられてしまったのだ。

 

 


 

 

 翌朝。目が覚めると、隣に響也先輩はいなかった。代わりに、股間に強烈な違和感がある。

 

「……っ、うそ……」

 

 シーツを捲ると、そこには信じられない光景があった。

 僕の秘部に、ピンク色の電動バイブの持ち手が突き出ているのだ。根本まで埋め込まれ、動くたびに内臓を押し上げるような圧迫感がある。

 サイドテーブルには、スマホが置かれていた。画面には先輩からのLINEの通知。

 

『抜かずに学校においで。もし抜いたら、どうなるかわかってるよね?』

 

「……最悪だ」

 

 顔から火が出るほど熱い。

 こんなものを入れたまま、学校に行けと言うのか。

 抜きたい。今すぐ引き抜いてしまいたい。

 けれど、昨夜の先輩の冷徹な目を思い出すと、手が震えてどうしても実行できなかった。あの人は本気だ。もし逆らえば、もっと酷いお仕置きが待っている。

 

 僕は泣く泣く、バイブを入れたまま身支度を整え始めた。

 制服のスカートを穿く。下着がバイブの持ち手を圧迫して、敏感な部分が擦れる。

 歩くたびに、異物が内側でゴロリと動く。

 

「んっ、ぁ……!」

 

 玄関を出るだけで一苦労だった。

 マンションのエレベーター、通学路の電車、そして学校の廊下。

 すれ違う誰もが、僕のスカートの中を知らない。

 

「おはよう、白石さん」

 

「……おは、よう……」

 

 教室に入ると、クラスメイトたちが普通に挨拶をしてくる。

 その日常の風景の中で、僕だけが非日常的な快楽と恥辱に晒されていた。

 授業中、先生に指されて立ち上がるたびに、バイブがずぷりと奥へ入り込む。声を上げそうになるのを必死でこらえ、内股で耐える。

 その様子を見た周囲は、「具合が悪いのかな?」と心配してくれるけれど、本当の理由は誰にも言えない。

 

 そして放課後。

 ようやく解放されると思って部室に向かうと、そこには優雅に紅茶を飲む響也先輩が待っていた。

 その横には、何も知らない佐藤くんもいる。

 

「おっ、雪兎! お疲れっす!」

 

「あ……佐藤、くん……」

 

 佐藤くんの笑顔を見た瞬間、昨夜の愛撫と恐怖が蘇り、僕はビクッと身体を竦ませた。

 それを見た先輩が、満足そうに目を細める。

 

「雪兎、今日は少し体調が悪そうだから、練習は休ませるよ。僕が送っていく」

 

「えっ、マジすか? お大事に!」

 

 先輩は僕の肩を抱き寄せ、部室から連れ出した。

 廊下に出た瞬間、優しい表情が一変する。

 

「よく我慢できたね、ゆき。ご褒美にデートに連れて行ってあげるよ」

 

「デ、デート……? それよりこれ、抜いてください……」

 

「駄目だよ。デート中もずっと愛してあげたいからね」

 

 先輩が取り出したのは、一枚の可愛らしい服だった。

 黒を基調とした、ゴシックロリータ風のワンピース。フリルがたくさんついているけれど、どこか背徳的なデザインだ。

 そして、セットで渡された下着は、股間の部分がぱっくりと割れた「穴あきショーツ」だった。

 

「これを着て。今ここで」

 

「そ、そんな……」

 

「嫌なら、今すぐここでスイッチを入れるけど?」

 

 先輩の手には、リモコンが握られていた。

 僕は屈服した。

 人気の少ない階段の踊り場で、涙目で着替えを済ませる。穴あきショーツからは、バイブの持ち手が露わになり、一日中我慢させられた愛液が太腿を伝っていた。

 その上からワンピースを着ると、一見するとただの「お洒落な女の子」にしか見えない。

 けれど中身は、常時開発され続けているメスの体だ。

 

「よく似合っているよ。最高に可愛いね」

 

 先輩は僕の手を取り、エスコートするように校舎を出た。

 まるで王子様のようにスマートな振る舞いで。

 下校する生徒たちとすれ違う。

 普通のカップルに見える僕たちだが、僕のスカートの中では、未だに先輩の代わりのバイブが埋め込まれている。そして、そのスイッチは隣を歩く先輩のポケットの中だ。

 

「今日は楽しもうね」

 

 先輩は僕の腰に手を回し、服の上からお尻を撫でてきた。

 果たして、今日のデートは一般的なデートと呼べる形になるのだろうか。

 外堀を埋められ、身体も握られ、心まで弄ばれている。

 このデートが終わったとき、僕の心境はどう変わってしまうのか。何よりもそれが怖かった。

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