俺の鑑定スキルがなんかおかしい ~女性のエロステータスが丸見えなんだが~ 作:フレキシブルコーギー
真っ白な空間だった。
自分の身体があるのかさえ曖昧な、まるで雲の中を漂っているような感覚。
「──ここは?」
声を出したつもりだが、音として響いたのかさえ分からない。
最後の記憶を辿る。確か俺は……そうだ、トラックに轢かれたんだ。信号無視の大型トラックが歩道に突っ込んできて、気づいたら──
「ようこそ、転生の間へ」
凛とした声が空間に響いた。
声のした方向へ意識を向けると、光が収束していく。眩い輝きのなかから現れたのは、一人の女性だった。
いや、女性という表現では足りない。
神々しい、としか言いようのない存在。
長く波打つ銀髪は、まるで月光を紡いだかのように輝いている。透き通るような白い肌、整いすぎた目鼻立ち、そしてゆったりとした白いローブを纏った姿は、まさに「女神」と呼ぶにふさわしいものだった。
「私はこの世界を統べる女神、エリシア。あなたは不慮の事故で命を落としました。ですが安心してください。あなたには、異世界で第二の人生を歩む権利が与えられます」
異世界転生。
なるほど、よくあるやつだ。俺はライトノベルをそれなりに読んでいたから、すぐに状況を理解できた。
女神エリシアは微笑みを浮かべながら続ける。
「転生にあたり、あなたには一つのスキルを授けましょう。何か希望はありますか?」
これだ。転生チートタイム。
俺は少し考え、答えた。
「じゃあ……【鑑定】でお願いします」
最強の攻撃スキルや無敵の防御スキルも魅力的だが、【鑑定】があれば様々な場面で役立つはずだ。敵の弱点も分かるし、アイテムの価値も見極められる。汎用性の高さを考えれば、これ以上のスキルはない。
そう判断しての選択だった。
「【鑑定】ですね。承りました」
女神エリシアが指先をこちらに向ける。淡い光が俺の胸に吸い込まれていった。
「これであなたに【鑑定】スキルが付与されました。使い方は簡単です。対象を見て鑑定と念じるだけで──」
その瞬間、俺の脳裏に情報が流れ込んできた。
何も念じていないのに。
ただ女神を見ていただけなのに。
勝手に【鑑定】が発動した。
【鑑定結果】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【基本情報】
名前:エリシア
年齢:不明(外見年齢23歳相当)
種族:神族
身長:168cm
体重:52kg
スリーサイズ:B92/W58/H89
処女:Yes
経験人数:0
【バスト情報】
カップサイズ:Gカップ(推定)
乳房の形状:釣鐘型(理想的な形状)
乳首の形状:やや小ぶりな突起型
乳首の色:淡いさくら色
乳輪:直径2.8cm
乳首感度:S(超敏感)
乳首開発度:未開発(触れられた経験なし)
【外性器情報】
陰毛:薄い銀色の細毛、整った逆三角形
大陰唇:ふっくらとした理想形
小陰唇:薄ピンク色の可憐な花弁型
クリトリス:小ぶりだが感度極高、包皮半被り
クリトリス感度:S(未開発ながら超敏感)
【膣情報】
処女膜:完全
膣口:未使用のため極めてキツい
膣深度:14cm
Gスポット:入口から4cm(開発可能性:極大)
締め付け力:10/10(予測値)
現在の濡れ具合:しっとり
愛液粘度:サラサラ
愛液の匂い:ほのかに甘い花の香り
【子宮・卵巣情報】
子宮位置:正常
ポルチオ感度:A(開発可能性:極大)
排卵状態:常時安定(神族特性)
妊娠可能性:本日0%(未経験のため)
【発情・ホルモン状態】
現在の発情度:微発情
性欲レベル:35/100
オナニー頻度:月1~2回
最後のオナニーからの経過時間:8日
フェロモン分泌量:低(意図的に抑制中)
【心の声】
(あら、この人類の男性、なかなか素敵な魂をしているわね……)
(久しぶりにドキドキするわ。いけない、私は女神なのに……)
【性的嗜好・弱点】
隠している性癖:M気質(自覚なし)
性感帯ランキング:
1位:うなじ(感度S)
2位:耳たぶ(感度S)
3位:乳首(感度S)
弱点部位:首筋を吐息で撫でられると抵抗力激減
イキやすさ:イキやすい(予測値)
【攻略ヒント】
優しく丁寧に扱いながらも、ここぞという場面で
強引にリードすると落ちやすい。褒められることに弱い。
長い間異性との接触がないため、肌の触れ合いに飢えている。
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「は?」
俺の口から間の抜けた声が漏れた。
いや、待て。待ってくれ。
何だこれは。
名前とか種族とかスキルが見えるんじゃなかったのか? なんでGカップとか乳首の色とか、クリトリスの感度とか、オナニー頻度とか──
(久しぶりにドキドキするわ。いけない、私は女神なのに……)
心の声まで聞こえてるんですけど!?
「どうかしましたか?」
女神エリシアが首を傾げる。その仕草さえ美しい……じゃなくて!
「い、いえ、なんでもないです」
必死で平静を装う。だが、脳内ではパニックが起きていた。
これ、絶対おかしいだろ!?
【鑑定】ってこういうスキルじゃないはずだ! 敵のステータスとか、アイテムの性能とか、そういうのを見るスキルのはずだ!
なんでエロ特化になってんだよ!!
「それでは、異世界への転生を開始します。あなたの新たな人生に、祝福がありますように」
女神エリシアの言葉と共に、俺の身体が光に包まれていく。
待ってくれ、この【鑑定】絶対バグってる! 取り替えてくれ! いや、せめて説明を──!
そんな悲痛な叫びは、転移の光に飲み込まれて消えていった。
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次に意識を取り戻したとき、俺は深い森の中にいた。
見上げれば、巨大な木々が空を覆い隠すように枝を伸ばしている。木漏れ日がちらちらと差し込む、幻想的な光景だ。
だが、そんな景色を楽しむ余裕はなかった。
「マジかよ……」
俺は頭を抱えてうずくまった。
異世界に来たのはいい。転生チートを貰えたのもいい。
だが、そのチートが「女性のエロステータスが見える【鑑定】」って何だよ。
しかも常時発動っぽいし。女神を見た瞬間、勝手に発動してたじゃないか。
鑑定と念じなきゃ見えないはずじゃなかったのか?
ガバガバじゃねぇか……。
だけど……。ということは、この異世界で女性に会うたびにあの情報が見えてしまう。乳首の色とか、クリトリスの感度とか、オナニー頻度とか──
「うわあああぁぁ……」
絶望で頭がおかしくなりそうだった。
いや待て、冷静になれ。
まだ希望はある。もしかしたら、女神以外には普通の鑑定が使えるのかもしれない。
俺は立ち上がり、近くの木に向かって【鑑定】を念じた。
「……」
何も起きない。
うん、木には反応しないらしい。
じゃあ、あの辺を飛んでる蝶は?
「……」
無反応。
そこに落ちてる石は?
「……」
やっぱり無反応。
つまりこの【鑑定】、女性──いや、メス──にしか反応しないのか?
試しに、森をウロウロしていた小さなリスのような生き物を【鑑定】してみる。
【鑑定結果】━━━━━━━━━━━━━━━━
種族:森リス(メス)
発情期:なし
交尾経験:2回
妊娠状態:なし
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「リスのエロステータス見てどうすんだよおおおお!!」
俺の絶叫が森に響き渡った。
ダメだ。このスキル、完全にエロ特化の欠陥品だ。
戦闘では何の役にも立たない。アイテムの鑑定もできない。
ただ女性(と動物のメス)のエロい情報だけが見えるという、どうしようもないスキル。
俺は深いため息をついて、木の根元にもたれかかった。
「……どうすりゃいいんだよ」
異世界転生したのに、貰ったチートが役立たず。
しかもここは見知らぬ森の中。方角も分からなければ、街がどこにあるかも分からない。
所持品は……転生時の服だけ。現代日本の地味な私服姿のまま、中世ファンタジーっぽい世界に放り込まれた。
どうする。どうすればいい。
そのとき、ガサガサと茂みが揺れる音が聞こえた。
「誰かいるの?」
凛とした、だがどこか憂いを帯びた声。
茂みをかき分けて現れたのは──
思わず息を呑むほど、美しい女性だった。
長く流れる金髪は、陽の光を受けて蜂蜜色に輝いている。
切れ長の碧眼は、深い森の泉を思わせる神秘的な色合い。
そして何より目を引くのは、その長く尖った耳。
エルフだ。
ファンタジーの定番種族、エルフ。
彼女は質素だが丁寧に仕立てられた緑色のワンピースを纏い、手には薬草を入れたらしい籠を持っていた。
そして、俺の視界に例の情報が流れ込んでくる──
【鑑定結果】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【基本情報】
名前:リーネ・フォレストリア
年齢:342歳(外見年齢27歳相当)
種族:エルフ
身長:165cm
体重:48kg
スリーサイズ:B88/W56/H87
処女:No
経験人数:1人(亡夫のみ)
最後のセックスからの経過日数:2,557日(約7年)
【バスト情報】
カップサイズ:Fカップ
乳房の形状:美しい釣鐘型(エルフ特有の張りを維持)
乳首の形状:可憐な突起型
乳首の色:桜色
乳輪:直径2.5cm
乳首感度:A(やや敏感)
授乳経験:なし
乳首開発度:開発中途(夫との行為で開発開始も、未完)
【外性器情報】
陰毛:薄い金色の細毛、自然な逆三角形
大陰唇:ふっくらとして瑞々しい
小陰唇:淡いピンク色、控えめな花弁型
クリトリス:小ぶり、包皮半被り
クリトリス感度:A(敏感だが未開発要素あり)
【膣情報】
処女膜:消失
膣口:長期未使用のためかなりキツい
膣深度:15cm
Gスポット:入口から5cm(ほぼ未開発)
締め付け力:8/10
現在の濡れ具合:乾燥
愛液粘度:普通
愛液の匂い:ほのかに森の香り
【子宮・卵巣情報】
子宮位置:正常
ポルチオ感度:B(未開発、開発可能性:大)
現在の卵子状態:成熟卵子あり
排卵までの日数:3日
本日の妊娠確率:12%
生理周期:エルフ特有の長周期(約90日)
【発情・ホルモン状態】
現在の発情度:なし
性欲レベル:45/100(長期の禁欲でやや上昇傾向)
オナニー頻度:月1回程度
最後のオナニーからの経過時間:12日
フェロモン分泌量:中程度
興奮時の身体反応:耳の先が赤くなる、瞳が潤む
【心の声】
(あら……見慣れない服を着た人間の男性……怪我でもしているのかしら?)
(この森に迷い込んだのね。放っておけないわ……)
【性的嗜好・弱点】
性癖:ノーマル寄りだが、内心では少しM気質
隠している願望:甘えたい、包まれたい
性感帯ランキング:
1位:耳の先端(感度S)←エルフの最大弱点
2位:うなじ(感度A)
3位:内もも(感度A)
弱点部位:長い耳を優しく撫でられると理性崩壊
イキやすさ:普通(開発次第で向上余地大)
【経験・履歴】
初体験の年齢:187歳(エルフとしては早婚)
歴代パートナー:亡夫のみ
経験プレイ:正常位/後背位/フェラチオ(控えめ)
未経験プレイ:クンニ、アナル、野外、複数回戦
夫との最後の夜:穏やかで優しいセックス、途中で夫が咳き込んで中断
【特殊ステータス】
孕みやすさ:普通
中出し願望:隠れ願望あり(子供が欲しかったが叶わなかった)
NTR耐性:一途(しかし夫への義理はすでに全う)
調教適性:高(本人無自覚)
堕ち属性:愛情堕ち、快楽堕ち
【攻略ヒント】
亡夫への愛情は昇華済み。新しい恋に対して心理的障壁は低い。
ただし7年間の禁欲で、男性の扱いに不慣れになっている。
優しく丁寧に接しつつ、徐々に心を開かせるのが吉。
耳への愛撫は最終兵器。使うなら覚悟を決めてから。
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──見ちゃった……。